宜野湾市「内部情報系システム再構築業務」に係る 情報提供依頼書

宜野湾市「内部情報系システム再構築業務」に係る
情報提供依頼書
2016 年(平成 28 年)7 月
宜野湾市総務部 IT 推進室
宜野湾市「内部情報系システム再構築業務」に係る情報提供依頼書
1.
目的
宜野湾市では平成29年度末で事業期限を迎える現行の「第2次包括的 IT アウトソーシ
ング事業」に関して、継承発展的事業となる「第3次包括的 IT アウトソーシング事業(以
下、第3次 ITOS)
」の調査・検討を進めているところです。
第3次 ITOS においては、現行機能の維持はもちろんのこと、機能の拡充や操作性の向上
により、一層の情報の共有化、業務の効率化を推進するとともに、システム・業務最適化
による運用・管理コストの更なる削減を図ることを目的としています。
そのため、システム導入に際し、カスタマイズは法改正対応時などの真にやむを得ない
場合のみを想定しています。原課の要望に対しては、EUC 機能などの活用を強化・推進し、
各自の運用でカバーできるようになれば、初期構築費や SE のサポート工数の削減にもつな
がり、結果としてコスト削減を実現できると考えています。
今回の情報提供依頼(RFI)は、この第3次 ITOS に含まれる「内部情報系システム」に
ついて、専門的な知見と豊富な経験を有する情報システム構築事業者から、上記目的を達
成するための「最適な方針の整理」および「調達仕様の検討」を行うために各種情報を求
めるものです。
以上のことをご理解の上、後述する内容について情報提供にご協力のほどよろしくお願
い致します。
なお、本件で提供された情報につきましては、具体的な検討をする際の参考情報として
活用させていただきますが、ご提供のあった事業者について将来の調達をお約束するもの
ではないことをご了承ください。
2.
システム要件
(ア) 提案範囲
第3次 ITOS における「内部情報系システム」の調達における情報提供依頼(RFI)
の範囲は次の①~⑥とする。
① 財務会計システム
② 人事給与システム(臨時職員管理含む)
③ 文書管理システム
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④ 庶務管理システム
⑤ 共通基盤システム(職員登録情報・認証情報を各システムと連携するシステ
ム)
⑥ グループウェア
(イ) 利用状況
システム最大登録者数:1312 名(内、正職員登録数:709 名)
(ウ) 導入方法に関する提案
導入方法は下記のとおりとする。複数システムの導入を提案する場合は、①~③の
導入方法のそれぞれで提案する事とする。
① 「一括導入方式」
② 「上記システム③~⑥(①及び②を除いた)一括導入方式」
③ 「①~⑥それぞれ個別に導入する方式」
なお、①及び②の導入方式において、該当する全てのシステムについて提案でき
ない場合であっても、複数システムの導入が提案可能である場合は①および②の方
式に則って提案する事。
(エ) 情報提供において考慮すべき事項
① 拡張性など
セキュリティ対策や個人情報の保護、稼働の安定性、コストパフォーマンス
などを考慮しつつ、法改正等に伴う機能の変更やハードウェアの拡張性など
にも十分配慮したものであること。
② 使用期間
情報提供を求める情報システムを構成する機器・ソフトウェア等の製品につ
いては、生産終了時期及びサポート終了時期を考慮し、サポート期間を記述
する。
(オ) 提案システムの説明
① 提案するシステムの概要、特徴、特定を記述する。
② 提案するシステムの動作環境を記述する。
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③ 参考となる画面、帳票のイメージサンプルを提示する。
④ 操作性に関する事項について記述する。
⑤ 提案するシステムの導入実績について記述する。
⑥ 提案するシステムの機能項目一覧を記述する。
(カ) システム機器構成
システムを構成する機器について、機器構成、選定基準、特徴、性能、機能関連
図を記述する。
(キ) 安定稼働
冗長構成、障害監視手法、ウィルス対策、データバックアップ手法などについて
記述する。
(ク) データセンター
① クラウド方式を提案する場合に、利用予定のデータセンターや通信手段、耐
震、耐火、セキュリティ設備などの環境整備について記述する。
② クラウド方式の運用形態(プライベート、パブリックなど)
、他自治体や民間
企業などとのサーバー機器類の共有の有無などを記述する。
③ 通信網は LG-WAN などの専用回線または IP-VPN とし、IDC-市庁舎間にお
いて 100Mbps の帯域を保証する事。
④ データセンター利用料、通信費用およびクラウドサービス利用料などについ
ては、60 か月の賃貸借・利用を基本とする。ただし期間について増減が発生
する場合は別で記述する。
(ケ) システムの運用・保守業務
稼働監視、性能監視、障害管理、ハードウェア・ソフトウェア、オペレーション
業務などについて記述する。
(コ) 現行システムのデータ移行
① 本市の現行システムに登録されているデータの移行を安全・確実に実施する
ための手順、手法、支援ツールなどについて記述する。
② 移行対象外データについて、
EUC 機能等による活用の提案があれば記述する。
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(サ) 構築スケジュール
① 稼働日を平成 30 年 4 月 1 日としたスケジュールを記述する。
② 構築期間については各システムの特性を踏まえたスケジュールを記述する。
③ 構築に伴うスケジュールにおいて、現行システムの並行稼働が必要である場
合は必要期間を記述する。
(シ) 運用サポート体制
① ユーザーからの問い合わせや不具合などが発生した場合のサポート体制につ
いて記述する。
② 人事異動年次処理に係る運用提案について記述する。その際、市および事業
者に係る作業範囲についても記述する。
(ス) 業務機能要件仕様(判定)書との機能比較
① 本市が提供する業務機能要件仕様(判定)書に対して、提案するシステムの
対応状況を記述する。
② 業務機能要件仕様(判定)書に記載された機能のほか、追加が必要と思われ
る機能がある場合には、追加したことを明示したうえで提案する。
(セ) 費用
① 本市が提供する内部情報系システム再構築費用内訳表に対して、提案するシ
ステムの再構築に係る費用内訳を記述する。
② クラウド方式を提案する際に、ハードウェアに係る費用が発生しない場合は、
利用料などをソフトウェア保守費に合算して記述する。
3.
配布資料 (IT 推進室にて配布します。事前連絡のうえご来庁ください。
)
(ア) 指定様式① 業務機能要件仕様(判定)書
(イ) 指定様式② 内部情報系システム再構築費用内訳表
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4.
依頼内容(提出書類)
(ア) 業務機能要件仕様(判定)書・・・・・・・【 指 定 様 式 ① 】
(イ) 内部情報系システム再構築費用内訳表・・・【 指 定 様 式 ② 】
(ウ) 「2. システム要件」に係る提案書・・・・ 【 自 由 様 式 】
5.
提出期日
平成 28 年 7 月 29 日(金)
(期日の調整が必要な際は下記の担当者までご連絡ください。)
6.
提出先 および 配布資料 交付場所
宜野湾市 総務部 IT 推進室(宜野湾市役所本庁2階)
担 当 者 :平敷、仲村
住 所
:〒901-2710 宜野湾市野嵩一丁目1番1号
T E L :098-893-4411(内線 240)
F A X :098-892-7022
E - m a i l :[email protected]
7.
提出方法 (部数)
(ア) 「電子媒体(CD-ROM、一般の PC で扱えるファイル形式)
」を1部
※パッケージシステムのパンフレットについては紙媒体でも可能
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8.
情報提供依頼に関する質問方法
本情報提供依頼への質問については、メールにて担当者あてに送付してください。メ
ール件名については「内部情報系システム情報提供依頼質問(事業者名)
」としてくだ
さい。
9.
その他特記事項
(ア) ご提供のあった事業者について、将来の調達を保証するものではありません。ま
た、ご提供いただけなかった事業者について、不利益に扱うこともありません。
(イ) ご提供いただいた資料等については、当該目的のために本市組織内で利用させて
いただきますが、御社に断りなく組織外への提供はいたしません。
(ウ) ご提供いただいた情報・資料等は返却いたしません。
(エ) ご提供いただく資料等の作成および提出に必要な費用は、各事業者の負担としま
す。
(オ) ご提供いただいた情報・資料に関して、後日問合せをさせていただく場合があり
ます。
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