北洋新聞

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北洋新聞
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同じ時期で過去5年と比べると、消費増税前の駆け込
み需要で受注が急増した平成25年に迫る勢いで、増税不
況となった26年、27年を大きく上回っている。
今年の活況は、10%への増税を前にした駆け込み需要
だったとの見方もあるが、3月頃から増税延期を予想す
平成28年7月12日(火)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
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る報道がされており、販売現場でも、増税を煽るような
セールストー
クは目立っていなかった。そのため、増税延期が確実と
なっ
た6月以降も、成約が落ち込んでいない。さらに、「次
の増税もまた延期だろう」と予想するユーザーも多く、
予算がやや上昇する傾向も見られている。
今のペースが続けば、3年ぶりに、年間着工数4千戸
に達する可能性も出てきており、札幌の住宅業界は、久
しぶりに明るさが戻ってきた。
ハウスメーカーの中には、来年に向けての宅地仕入れ
を積極化する動きもあり、土地価格の上昇が始まってい
る。一方、新築マンション業界は長期低迷が続いている
ことから、土地取得に消極的な姿勢。駅近くの好立地が
宅地になるケースも目立っている。
一方、新築マンションの回復の動きは鈍い。1-6月
の成約数計は63戸で、前年同期比プラス4戸にとどまっ
た。平成25年と比べると、4割以上落ち込んでいる。同
じ新築でも、戸建だけが回復した原因は不明だ。
新築MSと大違い
住宅流通研究所の調査によると、札幌市の5月の住宅
着工数は349戸で、前年同月比プラス79戸。1-5月計
は1,210戸で、前年同期比プラス219戸の大幅増だった。
個人住宅を対象とし建売住宅は含まれていない。
第791号
|経済
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平成28年7月12日(火)
北洋新聞
円山動物園
緊張のキリン移動
円山動物園では、13日に、マサイキリン「ユウマ」を移動する。
キリンをめぐっては、昨年8月に「ナナコ」が移動訓練期間に窒
息死する事故が発生。ユウマの移動が成功するか注目されている。
ユウマは、熱帯動物館から新設されたアフリカゾーン「キリン
館」へ移動予定。同園では、ユウマが慣れるまでの間、キリン館
を閉鎖する。
同園では、ナナコの他に、マレーグマ「ウッチー」がオスに襲
われて死亡するなど、事故が多発。外部アドバイザーとして、旭
山動物園前園長の小菅正夫氏を迎い入れるなど、改革が進められ
ている。
しかし、休園日をこれまでの年間3日から、2016年度は35日と
11倍以上に増やすなど、動物の安全管理に直接関係がない改善策
が目立っており、ユウマの移動を心配する声も出始めている。小
菅氏の真価が問われるイベントになりそうだ。
ていねプール
今期営業開始
ていねプール(手稲区前田1条5丁目)が、9日に今期の営業
を開始した。8月21日までの営業予定。
ていねプールは、道内最大級の屋外プール。期間中は約10万人
もの人々が利用する。中央の流水プールの他に、ビッグウェーブ、 3年前から入場料金を値上げしたうえで存続することになった。
ウォーターフォールなど、7種類のプールがある。施設内には、 大人1,000円、高校生500円は変わらないものの、小中学生は以前
レジャーシートや日よけ用のサンシェードテントの持ち込みが可 は無料だったものが390円となった。今シーズンは小中学生有料
能で、お弁当をひろげる親子連れの姿も見られる。
化4シ-ズン目となる。税金を投入しなければ経営を維持できな
い事業なら「公共性について」市民への説明が必要との指摘もあ
施設の老朽化などを理由として廃止も含めて議論されてきたが、 る。
|不動産
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平成28年7月12日(火)
北洋新聞
東日本不動産流通機構によると、
平成28年4~6月の札幌市内の中古
マンション成約数は591戸で、前年
同期比マイナス23戸のほぼ横ばいだっ
た。
中古物件は、個人が売主のケース
が多く、消費増税の影響を受けない
と見られていた。しかし、増税直後
の平成26年4月以降は成約数が減少。
その後も低迷が続いていたが、徐々
に回復している。
築年数で見ると、「築20年超」が
前年同期比4.44%増の353戸で最大。 始まる時期とも言われている。
築20年以内は、マイナス13.77%の2
38戸。全体の約6割が「築20年超」
一方、専有部分に汚れが目立って
で、古いマンションが売れ筋となっ も、現状で購入し、リノベーション
ている。
する層には魅力が高い。提案力があ
るリフォーム業者が増えた今、最も
一般的に「築15年超20年以内」の 人気が高いのが「築15年超20年以内」
マンションは大規模修繕工事後で、 のはずだ。
維持・管理の状況がわかりやすい。
問題があるマンションのスラム化が
それでもこの年代の物件が減少し
ているのは、売主側の事情もある。
新築の販売価格が高騰し、発売戸数
も減少していることから、住み替え
で売却するケースが減少しているの
だ。
また、リフォーム業者の提案力が
高度化しているので、売却せずにリ
フォームするケースも増加している
ようだ。
売主の事情も
中古マンション
築20年超のみ増加
|娯楽
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平成28年7月12日(火)
北洋新聞
り返しています。」と語っており、不器用でもどかし
くて、でも伝えたいことがあふれている少年少女たち
のせつない青春模様に、aikoの切なく心に響く歌声が
重なり、思わず心を揺さぶられてしまう予告編映像と
なっている。
aiko本人も「映画のCMを見ては泣き見ては泣きを繰
『聲の形』は「週刊少年マガジン」にて2013年~201
4年に連載された大今良時の漫画。「このマンガがすご
い!2015」オトコ編第1位、第19回「手塚治虫文化賞」
新生賞など数々の賞を受賞するなど幅広い層に支持さ
れ、全7巻の累計発行部数250万部を突破している大ヒッ
トコミックス。監督はTVアニメ「けいおん!」で初監
督を務め、「たまこラブストーリー」にて文化庁メディ
ア芸術祭アニメーション部門新人賞を獲得した山田尚
子。声優には、多数の作品で活躍する人気声優の入野
自由と早見沙織らが集結。追加キャストとして、悠木
碧、小野賢章、金子有希、石川由依、豊永利行、松岡
茉優の6名の起用も発表となり、メインビジュアルも
公開となった。
人気マンガの映画化
aikoの公式モバイルサイト「Team aiko」の会員向け
サービス“aikoメール”にて、9月17日に公開となる
アニメ映画『聲の形』の主題歌のタイトルが「恋をし
たのは」になることが発表され、主題歌をのせた映画
の予告編映像が解禁となった。
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