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安全報告書
平成 28 年 7 月
大阪シティバス株式会社
~
つなぎます
人・街・未来を
~
この安全報告書は、旅客自動車運送事業運輸規則第 47 条の 7 第一項、並びに大阪シ
ティバス株式会社の安全管理規程第 17 条に基づき公表するものです。
目 次
- はじめに - ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
1
輸送の安全に関する基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2
輸送の安全に関する重点施策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
3
事業の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
4
輸送の安全に関する組織体制、事故・災害等に関する報告連絡体制、
安全統括管理者
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
5
輸送の安全に関する平成 27 年度の目標及びその達成状況
・・・・・・・・・・・・
3
6
輸送の安全に関する平成 28 年度の目標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
7
平成 27 年度の取り組み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
8
平成 28 年度の取り組み計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
9
輸送の安全に関する投資
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
10
輸送の安全に関する内部監査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
別紙 1
安全管理規定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
別紙 2
輸送の安全に関する組織体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
別紙 3
事故・災害等に関する報告連絡体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12
別紙 4
平成 27 年度の安全に関する教育及び研修の実施状況等 ・・・・・・・・・・・・
13
別紙 5
平成 28 年度の安全に関する教育及び研修の実施等に関する計画
17
・・・・
- はじめに -
当社は昭和 63 年 6 月 20 日に、大阪市交通局が運営する地下鉄・ニュートラムの駅業務等
を受託する外郭団体としてスタートし、平成 14 年 4 月には市バス営業所の管理業務を受託
して(受託のために必要な自主事業として、USJ 直行バスを交通局より引き継ぎ、運行を開
始)、以降、14 年にわたり市バス運行の一翼を担い、市営バス事業の経営健全化に寄与してま
いりました。
大阪市では、将来にわたりバスサービスを持続的・安定的に維持するため、平成 24 年 12
月に「バス事業民営化基本方針(素案)
」が公表されて以降、市営バス事業の民営化議論が継
続的になされてきましたが、平成 28 年 3 月、当社への一括譲渡を軸とした「大阪市自動車運
送事業の引継ぎに関する基本方針案」が議会で可決されています。
このように経営環境が大きく変化している中、当社は、民間バス事業者に比肩し得るバス
事業者となり、市営バスの譲渡先にふさわしい会社となることを目指して、これまでに「安
全性向上・接客サービス向上」
、
「経営基盤の強化」、
「市バス民営化に向けた取り組み」の 3 本
柱の改革を進めてまいりました。
その中でも、バス事業の根幹である「安全性向上・接客サービス向上」について、弛まぬ努
力を続け、「安全は運輸業存立の基盤」であると認識し、「有責重大事故件数ゼロ」・「有責事
故件数の低減」を目標として、経営トップの主体的な関与のもと、運輸安全マネジメントを
着実に推進しています。
1 輸送の安全に関する基本方針
大阪シティバス株式会社では、輸送の安全を確保するため、安全最優先のもと、安全
方針等を定め、全役員・社員が一丸となって取り組んでいます。
【企業理念】
1
2
3
4
5
大阪シティバスは、安全を最優先に、サービス向上に努め、人・街・未来をつな
ぎ、地域に貢献する企業を目指します。
安全
私たちは、
「安全はすべてに優先する」と心に刻み、行動します。
サービス
私たちは、お客さまに満足いただける質の高いサービスを提供します。
誠実
私たちは、法令遵守はもとより誠実に行動し、信頼される企業を目指します。
挑戦
私たちは、未来に向けて、日々挑戦を続けます。
自立経営
私たちは、持続可能な自立経営に努め、株主や社員、家族の期待に応えます。
【輸送の安全に関する安全方針】
1
2
3
4
5
私たちは、
「安全はすべてに優先する」と心に刻み、行動します。
私たちは、法令・規則を遵守し、厳正に職務を遂行します。
私たちは、常に知識、技能の向上に努めます。
私たちは、互いに連携をとりあい、ミスやトラブルを防ぎます。
私たちは、万が一、事故や災害が発生した場合には、お客さまの救護を最優先に
行動します。
【安全管理規程】
別紙 1 のとおり(5 ページ)
‐1‐
【企業理念】や【輸送の安全に関する安全方針】は、様々な場所に掲出しています。
【企業理念】
【輸送の安全に関する安全方針】
安全管理手帳
社員名札
2 輸送の安全に関する重点施策
(1) 輸送の安全の確保が最も重要であるという認識を徹底し、関係法令及び本規程に
定められた事項を遵守すること。
(2) 輸送の安全に関する費用支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう努めること。
(3) 輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置又は予防措置を講じること。
(4) 輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝達、共
有すること。
(5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これを的確に
実施すること。
(6) 管理の受委託の実施にあたっては、委託者及び受託者は相互に協力、連携して、一
丸となって輸送の安全の向上に努める。
<安全管理規程 第 4 条より>
‐2‐
3 事業の内容
(1) 自主事業
○ 一般乗合旅客自動車運送事業
・ IKEA⇔梅田・大正 Express5 両【大型 4 両、中型 1 両の全 5 両】
・ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン○
R 行バス【大型 3 両】
平成 27 年度
輸送実績
路線キロ
64.93 km
走行キロ
177,984km
運行系統数
2 系統
一般貸切旅客自動車運送事業【中型 3 両】
平成 27 年度
走行キロ
1,681km
輸送実績
受託事業
大阪市営バスの運行を受託【大型 203 両、中型 16 両、小型 8 両の全 227 両】
○
(2)
平成 27 年度
輸送実績
走行キロ
系統数
8,281,654km
44 系統
4 輸送の安全に関する組織体制、事故・災害等に関する報告連絡体制、安全統括管理者
(1) 輸送の安全に関する組織体制
別紙 2 のとおり (11 ページ)
(2) 事故・災害等に関する報告連絡体制
別紙 3 のとおり (12 ページ)
(3) 安全統括管理者
取締役運輸部長
松岡 悦幸
5 輸送の安全に関する平成 27 年度の目標及び達成状況
(1)自主事業
・ 【目標】重大事故(※)を発生させない→【達成状況】発生させず、目標を達成
・ 【目標】有責事故を発生させない→【達成状況】発生させず、目標を達成
※ 自動車事故報告規則第2条に規定する事故
(2) 受託事業
・ 【目標】重大事故を発生させない→【達成状況】1 件発生
・ 【目標】有責事故を 70 件以下とする→【達成状況】72 件発生
自主事業では、重大事故及び有責事故を発生させず目標を達成しましたが、受託事業
では、様々な事故防止策を実施し効果をあげておりますものの、平成 27 年度は重大事
故が発生し、また、有責事故もわずかですが目標を 2 件オーバーしたことから、引き
続き対策を強化してまいります。
6 輸送の安全に関する平成 28 年度の目標
(1)自主事業
・ 【目標】重大事故を発生させない
・ 【目標】有責事故を発生させない
(2) 受託事業
・ 【目標】重大事故を発生させない
・ 【目標】有責事故を 70 件以下とする
‐3‐
7 平成 27 年度の安全に関する教育及び研修の実施状況等
別紙 4 のとおり(13 ページ)
8 平成 28 年度の安全に関する教育及び研修の実施等に関する計画
別紙 5 のとおり(17 ページ)
9 輸送の安全に関する投資
輸送の安全に関する車両購入や研修等に関し、必要な投資をしています。
(1) 平成 27 年度(決算)
2,600 万円
・ 車両購入等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1,123 万円
・ 研修、講習等
・・・・・・・・・・・・・・・・・
170 万円
計 3,893 万円
・ 施設改善等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2) 平成 28 年度(予算)
・ 車両購入等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1,000 万円
・ 研修、講習等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1,828 万円
計 2,828 万円
10
輸送の安全に関する内部監査
平成 27 年度には、大阪市交通局運輸課と本社運輸部により、点呼等に関する実務監
査、帳票に関する書類監査を各営業所において実施し、安全態勢の強化に努めています。
‐4‐
別紙 1
制定
平成 27 年 4 月 1 日
安全管理規程
目次
第1章 総則(第 1 条~第 2 条)
第2章 輸送の安全を確保するための事業の運営の方針等(第 3 条~第 6 条)
第3章 輸送の安全を確保するための事業の実施及びその管理の体制(第 7 条~第 10
条)
第4章 輸送の安全を確保するための事業の実施及びその管理の方法(第 11 条~第
18 条)
第1章
総則
(目的)
第1条
この規程(以下「本規程」という。)は、道路運送法(以下「法」という。)
第 22 条の 2 第 1 項及び第 2 項の規定に基づき、輸送の安全を確保するために遵守
すべき事項を定め、もって輸送の安全性の向上を図ることを目的とする。
(適用範囲)
第2条 本規程は、当社の一般乗合旅客自動車運送事業及び一般貸切旅客自動車運送
事業にかかる業務活動に適用する。
第2章
輸送の安全を確保するための事業の運営の方針等
(輸送の安全に関する基本的な方針)
第3条 社長は、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内
において輸送の安全の確保に主導的な役割を果たすとともに、安全に関する声に真
摯に耳を傾けるなど社内の状況を十分に踏まえつつ、企業理念等の浸透を図り、全
社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという認識を徹底させる。
2
輸送の安全に関する計画の策定、実行、チェック、改善(Plan Do Check Act)
を確実に実施するとともに、安全対策を不断に見直し、全社員が一丸となって業務
を遂行することにより、絶えず輸送の安全の向上に努める。
3
輸送の安全に関する情報については、積極的に公表する。
‐5‐
(輸送の安全に関する重点施策)
第4条 前条の輸送の安全に関する方針に基づき、次に掲げる事項を実施する。
⑴ 輸送の安全の確保が最も重要であるという認識を徹底し、関係法令及び本規程
に定められた事項を遵守すること。
⑵
輸送の安全に関する費用支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう努める
こと。
⑶ 輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置又は予防措置を講じるこ
と。
⑷ 輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝達、
共有すること。
⑸ 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これを的確
に実施すること。
2
管理の受委託の実施にあたっては、委託者及び受託者は相互に協力、連携して、
一丸となって輸送の安全の向上に努める。
(輸送の安全に関する目標)
第5条 第3条に掲げる方針に基づき、目標を策定する。
(輸送の安全に関する計画)
第6条 前条の掲げる目標を達成し、輸送の安全に関する重点施策に応じて、輸送の
安全を確保するために必要な計画を作成する。
第3章
輸送の安全を確保するための事業の実施及びその管理の体制
(社長等の責務)
第7条 社長は、輸送の安全の確保に関する最終的な責任を有する。
2
取締役会は、輸送の安全の確保に関し、予算の確保、体制の構築等必要な措置を
講じる。
3
取締役会は、輸送の安全の確保に関し、安全統括管理者の意見を尊重する。
4
取締役会は、輸送の安全を確保するための業務の実施及び管理の状況が適切かど
うかを常に確認し、必要な改善を行う。
‐6‐
(社内組織)
第8条 輸送の安全の確保について責任ある体制を構築するため、次に掲げる者を選
任し、輸送の安全を確保するための企業統治を的確に行う。
2
⑴
安全統括管理者
⑵
運行管理者
⑶
整備管理者
⑷
その他必要な責任者
経営企画室長(経営企画に関する事項を担当)、総務人事部長(連絡調整及び広報
に関する事項を担当、要員に関する事項を担当)は安全統括管理者を補佐し、総務
人事部長は安全統括管理者不在の場合、安全統括管理者の業務を代行する。
3
営業所長は、安全統括管理者の命を受け、輸送の安全の確保に関し、営業所を
統括し、指導監督を行う。
4
輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統については、重大な事故、災害
等に対応する場合も含め、別図1に定めるところによる。
(安全統括管理者の選任及び解任)
第9条 取締役のうち、旅客自動車運送事業運輸規則第 47 条の5に規定する要件を
満たす者の中から安全統括管理者を選任する。
2
安全統括管理者が次の各号のいずれかに該当することとなったときは、当該管理
者を解任する。
⑴ 国土交通大臣の解任命令が出されたとき。
⑵
身体の故障その他のやむを得ない事由により職務を引き続き行うことが困難
になったとき。
⑶ 関係法令等の違反又は輸送の安全の確保の状況に関する確認を怠る等により、
安全統括管理者がその職務を引き続き行うことが輸送の安全の確保に支障を及
ぼすおそれがあると認められるとき。
(安全統括管理者の責務)
第 10 条
安全統括管理者は、次に掲げる責務を有する。
⑴ 全社員に対し、関係法令等の遵守と輸送の安全の確保が最も重要であるという
意識を徹底すること。
⑵ 輸送の安全の確保に関し、その実施及び管理の体制を確立、維持すること。
‐7‐
⑶ 輸送の安全に関する方針、重点施策、目標及び計画を誠実に実施すること。
⑷ 輸送の安全に関する報告連絡体制を構築し、社員に対し周知を図ること。
⑸ 輸送の安全の確保の状況について、定期的に、かつ必要に応じて、随時、内部
監査を行い、取締役会に報告すること。
⑹ 取締役会等に対し、輸送の安全の確保に関し、必要な改善に関する意見を述べ
る等必要な改善の措置を講じること。
⑺ 運行管理が適正に行われるよう、運行管理者を統括管理すること。
⑻ 整備管理が適正に行われるよう、整備管理者を統括管理すること。
⑼ 輸送の安全を確保するため、社員に対して必要な教育又は研修を行うこと。
⑽ その他の輸送の安全の確保に関する統括管理を行うこと。
第4章
輸送の安全を確保するための事業の実施及びその管理の方法
(輸送の安全に関する重点施策の実施)
第 11 条 輸送の安全に関する基本的な方針に基づき、輸送の安全に関する目標を達
成すべく、輸送の安全に関する計画に従い、輸送の安全に関する重点施策を着実に
実施する。
(輸送の安全に関する情報の共有及び伝達)
第 12 条 取締役会と現場部門や運行管理者と運転手等との双方向の意思疎通を十分
に行うことにより、輸送の安全に関する情報が適時適切に社内において伝達され、
共有されるように努める。また、安全性を損なうような事態を発見した場合には、
看過したり、隠蔽したりせず、直ちに関係者に伝え、適切な対処策を講じる。
(事故、災害等に関する報告連絡体制)
第 13 条 事故、災害等が発生した場合における当該事故、災害等に関する報告連絡
体制は別図2に定めるところによる。
2
事故、災害等に関する報告が、安全統括管理者、取締役会又は社内の必要な部署
等に速やかに伝達されるように努める。
3
安全統括管理者は、社内において報告連絡体制の周知を図るとともに、第 1 項の
報告連絡体制が十分に機能し、事故、災害等が発生した後の対応が円滑に進むよう
必要な指示等を行う。
4
自動車事故報告規則(昭和 26 年運輸省令第 104 号)に定める事故、災害等があ
った場合は、報告規則の規定に基づき、国土交通大臣へ必要な報告又は届出を行う。
‐8‐
(輸送の安全に関する教育及び研修)
第 14 条 第5条の輸送の安全に関する目標を達成するため、必要となる人材育成の
ための教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、着実に実施する。
(輸送の安全に関する内部監査)
第 15 条 安全統括管理者は、自ら又は安全統括管理者が指名する者を実施責任者と
して、安全マネジメントの実施状況等を点検するため、少なくとも1年に1回以上、
適切な時期を定めて輸送の安全に関する内部監査を実施する。
また、重大な事故、災害等が発生した場合又は同種の事故、災害等が繰り返し発
生した場合その他特に必要と認められる場合には、緊急に輸送の安全に関する内部
監査を実施する。
2
安全統括管理者は、前項の内部監査が終了した場合はその結果を、改善すべき事
項が認められた場合はその内容を、速やかに、取締役会に報告するとともに、輸送
の安全の確保のために必要な方策を検討し、必要に応じ、当面必要となる緊急の是
正措置又は予防措置を講じる。
(輸送の安全に関する業務の改善)
第 16 条 安全統括管理者から事故、災害等に関する報告又は前条の内部監査の結果
や改善すべき事項の報告があった場合若しくは輸送の安全の確保のために必要と
認める場合には、輸送の安全の確保のために必要な改善に関する方策を検討し、是
正措置又は予防措置を講じる。
2
悪質な法令違反等により重大事故を起こした場合は、安全対策全般又は必要な事
項において現在よりも更に高度の安全の確保のための措置を講じる。
(情報の公開)
第 17 条
輸送の安全に関する取組みとして、次に掲げている項目について、毎年度、
外部に対し公表する。
(1) 輸送の安全に関する基本的な方針
(2) 輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況
(3) 自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計
(4) 輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統
(5) 輸送の安全に関する重点施策
‐9‐
(6) 輸送の安全に関する計画
(7) 輸送の安全に関する予算等実績額
(8) 事故、災害等に関する報告連絡体制
(9) 安全統括管理者、本規程
(10) 輸送の安全に関する教育及び研修の計画
(11) 輸送の安全に関する内部監査結果及びそれを踏まえた措置内容
2
事故発生後における再発防止策等、行政処分後に輸送の安全の確保のために講じ
た改善状況について国土交通省に報告した場合には、速やかに外部に対し公表す
る。
(輸送の安全に関する記録の管理等)
第 18 条
2
本規程は、業務の実態に応じ、定期的に及び適時適切に見直しを行う。
輸送の安全に関する事業運営上の方針の作成に当たっての会議の議事録、報告連
絡体制、事故、災害等の報告、安全統括管理者の指示、内部監査の結果、取締役会
に報告した是正措置又は予防措置等を記録し、これを適切に保存する。
3
前項に掲げる情報その他の輸送の安全に関する情報に関する記録及び保存の方
法は別に定める。
附 則
1 この規程は、平成 27 年 4 月 1 日から施行する。
2 大阪シティバス㈱運輸安全マネジメント実施要綱(平成 19 年7月 19 日制定)
は、廃止する。
‐10‐
別紙2
輸送の安全に関する組織体制
経 営 企 画 課 長
経 営 企 画 室 長
経
理
課
長
運
輸
課
長
安 全 管 理 課 長
営
社 長
(取締役会)
代表取締役社長
木田 俊郎
安全統括管理者
運
輸
部
業
課
長
長
住之江営業所長
取締役運輸部長
松岡 悦幸
鶴 町 営 業 所 長
酉 島 営 業 所 長
総 務 人 事 部 長
-11-
車
両
課
長
総
務
課
長
人
事
課
長
別紙3
事故・災害等に関する報告連絡体制
大阪シティバス
大阪市交通局
緊急事態発生
警察署 110
(乗務員、運行管理者)
消防署 119
代表取締役社長
経営企画室長
安全・運行
サービス担当
自動車運輸長
安全管理課長
運
輸
部
長
(運行指令)
総務人事部長
住之江営業所
鶴 町 営 業 所
酉 島 営 業 所
整
備
課
車
両
課
長
(第13条第1項関係)
-12-
別紙 4-1
平成 27 年度の安全に関する教育及び研修の実施状況等
【安全に関する教育及び研修】
項目
本
社
安全マネジメ
ント講習
対象
本社管理職及び所長
実施内容
本社管理職及び所長が、運輸安全マネジメントに関す
る研修を受講しました。
・
運
運行管理者研
所長、副所長、運行管
大阪市交通局が実施した、損害保険会社の講師による
行
修
理者
研修に参加しました。
管
理
者
安全運転研修
(指導員向け)
運行管理者
添乗や指導等、運行管理者に向けたカリキュラムを受
講しました。【クレフィール湖東】
等
新
新規採用者研
規
修
採
新規採用者フ
用
ォローアップ
者
研修
事
故
班別安全推進
会議
新規採用者
平成 26 年 8 月~平成
27 年 12 月の採用者
全運転手
安全運転研修
運転手
一
MKタクシー
般
社員研修
所長推薦運転手等
D
添
乗
指
導
採用後、一定期間が経過した運転手にバスを運転させ
ながら、採用時の研修を振り返らせるフォローアップ
を実施しました。
班長、副班長のもと、営業所の各班で、安全に関する
研修等を実施しました。
向けたカリキュラムを受講しました。
【クレフィール
湖東】
・
R
しました。
基本操作の再確認やお客さまの安全確保等、運転手に
惹
起
運転技能向上や安全意識徹底等に関する研修を実施
接遇研修
管理職による
添乗
外部事業者に
よる添乗
表
無事故表彰
彰
優良班表彰
全運転手
全運転手
効果的な注意喚起のスキルを学ぶため、発声手法等に
ついて、他社の研修を受講しました。
班別安全推進会議の際、外部講師による接遇研修で、
お客さまへの注意喚起も含めた研修を実施しました。
管理職により、安全運転宣言や謝辞、発車時の注意喚
起に特化した添乗指導を実施しました。
よりお客さまの目線に近い評価として、スキル向上に
全運転手
つながるよう、外部事業者に委託して添乗を実施しま
した。
3 年間、無事故の運転
3 年間、無事故の運転手を表彰し、安全運転への意識
手
高揚を図りました。
班単位
班単位での運輸安全マネジメントの取り組みを推進
するため、各営業所の上位の班を表彰しました。
‐13‐
別紙 4-2
平成 27 年度の安全に関する教育及び研修の実施状況等
【安全に関する教育及び研修】
新規採用者フォローアップ研修
班別安全推進会議
MK タクシー社員研修
接遇研修
‐14‐
別紙 4-3
平成 27 年度の安全に関する教育及び研修の実施状況等
【安全に関する巡視・活動・訓練等】
項目
巡
視
社長及び本社管理職が、営業所を巡視するとともに、
社長巡視
大正通
・バス専用レーン走行確認の立哨
・平成 23 年 5 月 31 日の重大事故を風化
全
させない取組み
年間を通じ、此花警察署と合同で安全講習会を実施
しました。
(酉島)
・バス専用レーンの走行を徹底させるため、管理職
が大正通で立哨しました。
・平成 23 年 5 月 31 日に発生させた重大事故を風
化させず、二度と同様のことを起さないよう、全営
業所内に事故内容を周知するポスターを掲示し、現
場付近での立哨を実施しました。
活
動
運行管理者や運転手等との意見交換等を実施しまし
た。
高齢者向け安全講習会
安
実施内容
無事故無違反チャレンジコンテストへの
参加
事故防止等に関する意識を高めるため、大阪市交通
安全協会主催の、無事故無違反チャレンジコンテス
トに参加しました。
小学生に向け、安全に関する啓発や地域交流を図る
社会見学会
ため、営業所内での社会見学を実施しました。(鶴
町)
津波避難誘導訓練
路上故障対応訓練
訓
酉島地区防災訓練
練
津波警報等による避難指示が出た場合の運転手が行
なうべき初期対応を確認しました。
運行中の路上故障発生時における対応について確認
しました。
此花区酉島地区(酉島小学校)で実施された、
「地震、
津波を想定した防災訓練」に参加しました。
バスジャック等、重大事態対応時の運転手の初期対
バスジャック等重大事態対応訓練
応と緊急連絡体制を確認しました。
(酉島営業所で実
施)
消火活動訓練
住之江営業所構内で、住之江消防署との合同により
消火活動訓練を実施しました。
健
康
管
SAS(睡眠時無呼吸症候群)検査
SAS(睡眠時無呼吸症候群)の検査を実施し、運転
手の健康管理に努めています。
理
‐15‐
別紙 4-4
平成 27 年度の安全に関する教育及び研修の実施状況等
【安全に関する巡視・活動・訓練等】
社長巡視
平成 23 年 5 月 31 日の重大事故を風化させない取組み
社会見学会
路上故障対応訓練
酉島地区防災訓練
バスジャック等重大事態対応訓練
‐16‐
別紙 5-1
平成 28 年度の安全に関する教育及び研修の実施等に関する計画
【安全に関する教育及び研修】
項目
実施内容
本
社
安全マネジメント講習
・
本社管理職や所長を対象に、運輸安全マネジメントに関
する研修を受講します。
運
行
管
理
安全運転研修(指導員向け)
添乗や指導等、運行管理者に向けたカリキュラムを受講
します。
【クレフィール湖東】
者
等
新
規
新規採用者研修
採
用
新規採用者フォローアップ研修
事
安全運転研修
MKタクシー社員研修
接遇研修
D
R
等を実施します。
けたカリキュラムを受講します。
【クレフィール湖東】
一
般
班長、副班長のもと、営業所の各班が、安全に関する研修
基本操作の再確認やお客さまの安全確保等、運転手に向
起
・
させながら、採用時研修を振り返らせるために実施しま
す。
班別安全推進会議
惹
ます。
採用後、一定期間経過した運転手に、実際にバスを運転
者
故
運転技能向上や安全意識徹底等のための研修を実施し
効果的な注意喚起のスキルを学ぶため、発声手法等につい
て、他社の研修を受講します。
班別安全推進会議の際、外部講師による接遇研修で、お客
さまへの注意喚起も含めた研修を実施します。
全てのお客さまに、より安心してバスにご乗車いただける
サービス介助士
よう、おもてなしの心と介助の技術を学ぶサービス介助士
(2 級)資格を持つ運転手等を増やしていきます。
添
乗
外部事業者による添乗
優良班表彰
表
善行表彰
彰
無事故表彰
よりお客さまの目線に近い評価として、スキル向上につな
がるよう、外部事業者に委託して添乗を実施します。
安全性向上・サービス性向上に特化し、各営業所の上位
の班を表彰します。
善行の申し出を受けた運転手を表彰し、サービス性向上
を図ります。
3 年間、無事故の運転手を表彰し、安全運転への意識高
揚を図ります。
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別紙 5-2
平成 28 年度の安全に関する教育及び研修の実施等に関する計画
【安全に関する巡視・活動・訓練等】
項目
巡
視
実施内容
社長及び本社管理職が、営業所を巡視すると
社長巡視
ともに、運行管理者や運転手等との意見交換
等を実施します。
警察署との合同により安全講習会を実施し
高齢者向け安全講習会
ます。
平成 23 年 5 月 31 日の重大事故について、全
安
平成 23 年 5 月 31 日,重大事故を風化させな
営業所内に事故内容を周知するポスターの
全
い取り組み
掲示とともに、大正区役所前停留所付近での
立哨を実施します。
活
動
無事故無違反チャレンジコンテストへの参
事故防止等に関する意識を高めるため、チ
加
ャレンジコンテストに参加します。
社会見学会
津波避難誘導訓練
各
種
訓
路上故障対応訓練
小中学生に向けた、営業所内での社会見学
を受け入れます。
津波警報等による避難指示が出た場合の運
転手が行なうべき初期対応を確認します。
運行中の路上故障発生時の対応を確認しま
す。
練
バスジャック等重大事態対応訓練
バスジャック等、重大事態対応時の運転手の
初期対応と緊急連絡体制を確認します。
健
康
管
SAS(睡眠時無呼吸症候群)検査
SAS(睡眠時無呼吸症候群)の検査を実施し、
運転手の健康管理に努めます。
理
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