○一般競争入札の告示 さいたま市告示第1007号 さいたま市の発注する「(仮称)岩槻人形博物館整備事業」の総合評価方式一般競争入札について、 次のとおり公告する。 平成28年7月13日 さいたま市長 1 清 水 勇 人 競争入札に付する事項 ⑴ 契約整理番号 28−4554−1 ⑵ 事業名 (仮称)岩槻人形博物館整備事業 ⑶ 履行場所 さいたま市岩槻区本町6丁目220番1外 ⑷ 事業期間 契約確定の日から平成31年6月30日まで ⑸ 事業概要 ア 事業の目的 さいたま市では、 「盆栽」、 「漫画」、 「人形」、 「鉄道」を魅力ある資源として位置付け、これら の資源を活かした取り組みを展開している。 岩槻は、日本有数の人形生産地として知られており、その職人技術は、江戸時代に花開いた 衣装人形や木目込み人形の伝統を受け継ぐものであり、日々の生活の中に、人形が身近なもの として根付いている。 このように「人形のまち」として知られる岩槻で、育まれ受け継がれてきた伝統ある人形文 化の振興を図るため、(仮称)岩槻人形博物館を整備する。 イ 構造・規模等 (ア) 新規に整備する施設 (仮称)岩槻人形博物館 (イ) エ 敷地面積 9,005.02㎡ 解体撤去する施設 岩槻区役所第2別館 ウ 延べ面積2,095.00㎡ 軽量鉄骨造地上2階建て 延べ面積322.96㎡ 外 内容 (ア) 実施設計一式 (イ) 建築工事一式、電気設備工事一式、機械設備工事一式、解体工事一式 その他関連業務 事業方式 本事業は、民間事業者の新技術の活用、創意工夫や多様な技術提案によって、博物館として の品質確保と工期遵守を図ることを目的に、受注者が実施設計と建設工事を一括して実施する 基本設計先行型DB(Design-Build)方式とする。 ⑹ 予定価格 1,730,357,640円(消費税及び地方消費税を含む。) ⑺ 調査基準価格 1 設定する(失格基準なし) 2 開札の場所及び日時 ⑴ 場所 さいたま市浦和区常盤6−4−4 ⑵ さいたま市役所西会議棟1階第1入札室 日時 平成28年11月15日(火)午前10時00分 3 入札方法等 ⑴ 入札方式 本件入札は技術提案型総合評価方式により行うため、別に定める「(仮称)岩槻人形博物館整備 事業落札者決定基準」に基づき、技術評価点及び入札書に記載された金額を総合的に評価した評 価値の高い者を落札者とする。 ⑵ 入札手続きの方法等 本件入札に係る入札手続きの方法等については、本告示の他、別に定める「(仮称)岩槻人形博 物館整備事業入札説明書」等による。 4 入札参加形態 ⑴ 2者又は3者による特定共同企業体とする。ただし、設計業務のみを担当するものを構成員と するときは、建設工事を担当するもの2者のほか、設計業務のみを担当するもの1者を加えた3 者による特定共同企業体による場合のみとする。 ⑵ 特定共同企業体により参加しようとする各構成員は、1者が複数の特定共同企業体の構成員と なることはできない。 5 入札参加資格 本件入札に参加できる特定共同企業体は、次に掲げる⑴から⑾までの要件を満たす構成員により 結成されたものとし、その結成方法は、⑿によるものとする。 ⑴ 本告示日において、平成27・28年度のさいたま市競争入札参加資格者名簿(以下「資格者 名簿」という。)に登載され、かつ、資格者名簿に登載されている事項が別に定める参加資格の要 件を満たす者であること。 ⑵ 本告示日から開札日までの間、さいたま市建設工事等請負業者入札参加停止要綱(平成13年 さいたま市制定)に基づく入札参加停止の措置又はさいたま市の締結する契約からの暴力団排除 措置に関する要綱(平成13年さいたま市制定)に基づく入札参加除外の措置を受けていないこ と。 ⑶ 開札日において、会社更生法(平成14年法律第154号)に基づき更生手続開始の申立てを していない者若しくは更生手続開始の決定がされた者又は民事再生法(平成11年法律第225 号)に基づき再生手続開始の申立てをしていない者若しくは再生手続開始の決定がされた者であ ること。ただし、会社更生法の規定による更生手続開始の決定をされた者又は民事再生法の規定 による再生手続開始の決定をされた者については、開札日において、別に定める競争入札参加資 格の再審査を受け、当該再審査の結果、資格者名簿に登載されている者に限る。 ⑷ 本告示日において、健康保険法(大正11年法律第70号)に基づく健康保険、厚生年金保険 法(昭和29年法律第115号)に基づく厚生年金及び雇用保険法(昭和49年法律第116号) に基づく雇用保険(以下「社会保険等」という。)に、事業主として加入している者であること。 2 ただし、当該保険の全部又は一部について法令で適用が除外されている者はこの限りでない。 ⑸ 本市発注の建築工事について、本告示日以前3箇月において、通知した「工事完成検査結果及 び工事成績評定結果通知書」の「評定点合計」が65点を下回っていないこと。なお、期間の算 定に当たっては、当該通知書の通知日を基準とする。 ⑹ 本告示日から入札書提出期間の末日までの期間において、同一入札に参加しようとする者の間 に資本関係又は人的関係がないこと。 ⑺ 本告示日から落札決定までの期間において、国、都道府県及び埼玉県内市町村から工事成績不 良の事由による入札参加停止の措置を2回以上受けていない者であること。 ⑻ 本事業に係るアドバイザリー業務を受託している者、当該アドバイザリー業務において提携関 係にある者及びこれらの者との間に資本関係又は人的関係がある者でないこと。 なお、本事業に係るアドバイザリー業務を受託している者及び当該アドバイザリー業務にお いて提携関係にある者は以下のとおりとする。 ア PwCアドバイザリー合同会社 イ 株式会社東畑建築事務所東京事務所 ウ 株式会社丹青社 エ アンダーソン・毛利・友常法律事務所 ⑼ 東京都中央区銀座8−21−1 東京都千代田区永田町2−4−3 東京都港区港南1−2−70 東京都港区赤坂1−2−7 赤坂Kタワー 代表構成員となる者は、次のアからキの要件を全て満たす者であること。 ア 本告示日において、資格者名簿に「建築工事業 S級」として登載されている者であること。 イ 本告示日において、さいたま市内に本店、支店又は営業所を有する者として、資格者名簿に 登載された者であること。 ウ 入札参加資格の確認申請の日において、資格者名簿に登載の資格審査数値(経営規模等評価 結果通知書・総合評定値通知書の総合評定値に発注者別評価点を加算したもの)が、建築一式 工事について1,200点以上であること。 エ 入札参加資格の確認申請の日において、建築一式工事に係る建設業法(昭和24年法律第1 00号)に規定する特定建設業の許可を受けている者であること。 オ 延べ面積1,000㎡以上の博物館又は美術館の新築工事(複合施設の場合は、博物館又は 美術館の用途に供する部分が延べ面積1,000㎡以上であること。)を元請として完成させた 実績を有すること。 (ただし、共同企業体の構成員としての実績の場合は、出資比率が20%以 上のものに限る。) カ 次の条件を満たす監理技術者を専任で施工現場に配置することができること。 (ア) 一級建築施工管理技士又はこれと同等以上の資格を有するものと国土交通大臣が認定して いること。 (イ) キ 入札参加資格の確認申請の日以前に恒常的に3箇月以上の雇用関係にあること。 代表構成員となる者が設計業務を併せて行う場合にあっては、⑼アからカに加え、次の要件 を満たすものであること。 (ア) 建築士法(昭和25年法律第202号)第23条の規定に基づく一級建築士事務所の登録 を行っていること。 (イ) 管理技術者及び照査技術者(照査技術者にあっては、設計図書等に定めのある場合に限る。) を配置できること。なお、配置する技術者は、直接的かつ恒常的な雇用関係にある者とし、 3 管理技術者と照査技術者の兼任はできないものとする。 ⑽ 代表構成員以外の構成員となる者で建設工事を行う者は、次のアからエの要件を全て満たす者 であること。 ア 本告示日において、資格者名簿に「建築工事業 S級又はA級」として登載されている者で あること。 イ 本告示日において、さいたま市内に本店を有するものとして、資格者名簿に登載された者で あること。 ウ 入札参加資格の確認申請の日において、建築一式工事に係る建設業法(昭和24年法律第1 00号)に規定する特定建設業の許可を受けている者であること。 エ 次の条件を満たす主任技術者を専任で施工現場に配置することができること。 (ア) 一級建築施工管理技士又はこれと同等以上の資格を有するものと国土交通大臣が認定して いること。 (イ) ⑾ 入札参加資格の確認申請の日以前に恒常的に3箇月以上の雇用関係にあること。 代表構成員以外の構成員となる者で設計業務を行う者は、次の要件を全て満たす者であること。 ア 本告示日において、資格者名簿に「建築関連コンサルタント」として登載されている者であ ること。(ただし、⑽の要件を全て満たす者が設計業務を併せて行う場合は除く。) イ 建築士法(昭和25年法律第202号)第23条の規定に基づく一級建築士事務所の登録を 行っていること。 ウ 管理技術者及び照査技術者(照査技術者にあっては、設計図書等に定めのある場合に限る。) を配置できること。なお、配置する技術者は、直接的かつ恒常的な雇用関係にある者とし、管 理技術者と照査技術者の兼任はできないものとする。 ⑿ 特定共同企業体の結成方法 ア 2者又は3者による自主結成とする。ただし、設計業務のみを担当するものを構成員とする ときは、建設工事を担当するもの2者のほか、設計業務のみを担当するもの1者を加えた3者 による特定共同企業体による場合のみとする。 イ 構成員の出資比率は、2者による特定共同企業体の場合は30%以上、3者による特定共同 企業体の場合は20%以上とし、代表構成員の出資比率は、構成員中最大とする。 ウ 事業協同組合とその組合員は、同一の特定共同企業体の構成員として本件入札に参加するこ とはできない。 6 入札説明書の交付等 ⑴ 入札説明書は、平成28年7月13日(水)から市のホームページに掲載する。 ⑵ 入札説明書別添資料は、平成28年7月15日(金)から市のホームページに掲載する。 http://www.city.saitama.jp/004/005/002/002/005/index.html 7 入札説明書等に関する質問及び回答 入札説明書等に関する質問がある場合は、入札説明書等に関する質問書に必要事項を記入のうえ、 E−mailにより提出すること。電話やFAX、口頭による質問は受け付けない。 なお、文書形式は、Microsoft Excel(Windows版)とすること。 また、 E−mailを送付した後は、必ず7⑴に記載の番号へ電話し、受信確認を行うこと。 ⑴ 提出先 4 さいたま市浦和区常盤6−4−4 さいたま市スポーツ文化局文化部文化振興課文化施設建設 準備室 E−mail 電話 ⑵ [email protected] 048−829−1221 提出期間 ア 第1回 平成28年7月29日(金)から平成28年8月2日(火)まで(さいたま市の休日を定め る条例(平成13年さいたま市条例第2号)第1条第1項に規定する休日(以下「休日」とい う。)を除く午前9時から正午まで及び午後1時から午後4時まで) イ 第2回 平成28年9月5日(月)から平成28年9月7日(水)まで(午前9時から正午まで及び 午後1時から午後4時まで) なお、第2回の質問については、8の入札参加資格確認を受け、参加資格があると認められ た入札参加者のみ質問書を提出することができるものとする。 ⑶ 質問に対する回答 質問に対する回答は、市のホームページに掲載する。ただし、回答の内容によっては書面のみ により行う場合がある。 ア 第1回 平成28年8月22日(月) イ 第2回 平成28年9月21日(水) 8 入札参加資格の確認 入札に参加を希望する者は、次に掲げる一般競争入札参加資格等確認申請書類を持参により提出 して、入札参加資格の有無の確認を受けなければならない。 ⑴ 提出書類 ア 一般競争入札参加資格等確認申請書 イ 一般競争入札参加資格等確認資料 ウ 共同企業体入札参加資格審査申請書 エ 共同企業体協定書(共同企業体協定書第8条に基づく協定書を含む。) オ 委任状 カ 工事に配置予定の技術者に係る一級建築施工管理技士合格証明書の写し又は一級建築施工管 理技士と同等以上の資格を有する者と国土交通大臣が認定したことを証明する書類及び監理技 術者においては監理技術者資格証の表面と裏面の写し(交付年月日が平成16年3月1日以降 のものにあっては、監理技術者講習修了証の写しも添付すること。) キ 工事及び業務に配置予定の技術者の雇用関係を証する書類の写し(入札参加資格の確認申請 の日以前に恒常的に3箇月以上の雇用関係を証明できること。なお、8⑴カに掲げる監理技術 者資格証の写しをもって確認できる場合は、これを省略できる。) ク 5⑼ウに規定する「経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書」の写し ケ 5⑼オに規定する工事の契約書の写し及び工事概要の記載された仕様書の写し又は財団法人 5 日本建設情報総合センターが提供する「工事実績情報システム(CORINS)」の竣工時工事 カルテ受領書(工事概要の記載されているもの)の写し。なお、共同企業体(乙型)としての 実績の場合は、自社の施工実績が分かる資料の写しも添付すること。 コ 社会保険等の加入に関する誓約書(社会保険等に全て加入している場合)又は社会保険等の 適用除外に関する誓約書(社会保険等の全部又は一部について法令で適用が除外されている場 合)。なお、「経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書」に記載の社会保険等の加入状況 について、本告示日時点で変更が生じている場合は別紙「健康保険、厚生年金保険及び雇用保 険の加入確認の提出書類」の該当する状況の書類を併せて提出すること。 サ 資本関係又は人的関係確認書 シ 入札参加停止措置に関する誓約書 ※ エ及びオについては、袋とじにして各構成員の割印を押すこと。 ⑵ 一般競争入札参加資格等確認申請書等の交付等 8⑴に掲げる各種様式は、市のホームページに掲載する。 ⑶ 一般競争入札参加資格等確認申請書類の提出 ア 提出先 7⑴に同じ イ 提出期間 平成28年8月25日(木)から平成28年8月29日(月)まで(休日を除く午前9時か ら正午まで及び午後1時から午後4時まで) ウ 提出部数 1部 ⑷ 一般競争入札参加資格等確認申請書類の受理 明らかに入札参加資格がないと認められるときは、一般競争入札参加資格等確認申請書類を受 理しない。また、受理した一般競争入札参加資格等確認申請書類の返却は行わない。 ⑸ 入札参加資格の確認通知 ア 通知場所 7⑴に同じ イ 通知日時 平成28年8月31日(水)午前9時から正午まで及び午後1時から午後4時まで ウ 当該申請者に通知するので来庁すること。 エ 入札参加資格がある旨の確認通知には、提案者番号等を併せて通知するため、提案書の作成 に用いること。 オ 入札参加資格がない旨の確認通知には、その理由を示す。 カ 入札参加資格がない旨の確認通知を受けた者は、その理由について、平成28年8月31日 (水)から平成28年9月1日(木)(午前9時から正午まで及び午後1時から午後5時まで) までに7⑴に掲げる部課に書面(様式自由。ただし代表企業の代表者印を要する。)で説明を求 めることができる。この場合、説明を求めた者に対し、平成28年9月5日(月)午後5時ま でに書面により回答する。 9 入札書等の提出方法 6 入札書の提出方法については次のとおりとする。なお、変更する場合は、別途通知する。 ⑴ 入札書等の提出方法 持参 ⑵ 入札書等提出期間 平成28年9月30日(金)午前9時から正午まで及び午後1時から午後4時まで ⑶ 入札書提出先 7⑴に同じ 10 入札に関する注意事項 ⑴ 入札参加資格者の確認 ア 入札参加資格がある旨の確認通知書を持参すること。 イ 入札参加資格がある旨の通知を受けた者であっても、入札時点において参加資格がない者は、 入札に参加できない。 ウ ⑵ 入札に参加する者の数が1者であるときは、入札を執行しない。 入札書に記載する金額 落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の100分の8に相当する額を加 算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)をもっ て落札価格とするので、入札者は、消費税及び地方消費税に係る課税業者であるか免税業者であ るかを問わず、見積もった金額の108分の100に相当する金額を入札書に記載すること。 ⑶ 提出書類 ア 入札時に入札金額見積内訳書を提出すること。 イ 代理人をして入札する場合は、委任状を提出すること。 ウ ア及びイに掲げるもののほか、「(仮称)岩槻人形博物館整備事業様式集」に定める入札に関 する提出書類を併せて提出すること。 ⑷ 入札の回数は、1回とする。 ⑸ 入札の辞退 入札参加資格がある旨の確認通知を受けた後であっても、入札を辞退することができる。 ⑹ 独占禁止法等関係法令の遵守 入札に当たっては、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54 号)等に違反する行為を行ってはならない。 ⑺ 11 一度提出した入札書の書換え、引換え又は撤回をすることはできない。 入札の無効 次のいずれかに該当する入札は、無効とする。 ⑴ 入札者の押印のない入札書による入札 ⑵ 記載事項を訂正した場合においては、その箇所に押印のない入札書による入札 ⑶ 押印された印影が明らかでない入札書による入札 ⑷ 入札参加資格のない者のした入札 ⑸ 記載すべき事項の記入のない入札書又は記入した事項が明らかでない入札書による入札 ⑹ 代理人で委任状を提出しない者がした入札 ⑺ 他人の代理を兼ねた者がした入札 7 ⑻ 2通以上の入札書を提出した者がした入札又は2以上の者の代理をした者がした入札 ⑼ 電報、電話又はファクシミリによる入札 ⑽ 明らかに連合によると認められる入札 ⑾ 虚偽の一般競争入札参加資格等確認申請書類を提出した者がした入札 ⑿ 金額を訂正した入札書による入札 ⒀ 予定価格を超えた金額による入札 ⒁ 技術資料等の提出をしない者が行った入札 ⒂ その他公告事項に反した者がした入札 12 技術資料等の提出及び審査 ⑴ 入札に参加しようとする者は、9に定める入札書の提出に併せ、「(仮称)岩槻人形博物館整備 事業落札者決定基準」に基づき提案書及び提案書に関する提出書類(以下「提案書等」という。) を作成し、提出すること。 ⑵ 提案書等の提出方法及び提出期間は、入札説明書に明記する。 ⑶ 提案書等の審査及び技術評価点の算出は、「(仮称)岩槻人形博物館整備事業落札者決定基準」 に基づき行う。 13 落札の決定 ⑴ 落札者は、12⑶により算出した技術評価点及び入札書に記載された金額を総合的に評価した 評価値が最も高い者とする。 ⑵ 予定価格の108分の100の価格(以下「入札書比較価格」という。)の制限の範囲を超えた 価格をもって入札を行った者については、総合評価は行わない。また、14に規定する低入札価 格調査の結果、契約の内容に適合した履行がされないおそれがあると認められた者については、 総合評価は行わない。 ⑶ 評価値が最も高い者が2以上あるときは、くじにより落札者を決定する。 14 低入札価格調査の実施 ⑴ 開札の結果、入札書比較価格の制限の範囲内で入札を行った者の入札価格が調査基準価格の1 08分の100の価格を下回る価格であった場合は、落札を保留し、当該入札を行った者(以下 「低価格入札者」という。)について、さいたま市建設工事低入札価格取扱要綱(以下、「要綱」 という。)(平成13年さいたま市制定)に基づく低入札価格調査を行う。 ⑵ 低入札価格調査により落札を保留とした場合、低価格入札者は、落札を保留とした日の翌日(そ の日が休日に当たる場合は、その翌日)の午後3時までに次に掲げる書類を契約課に提出しなけ ればならない。 ア 低入札価格調査に係る書類の提出について(要綱様式第1号) イ 当該価格で入札した理由(要綱様式第2号) ウ 直接工事費に係る内訳書(要綱様式第3号) エ 共通仮設費に係る内訳書(要綱様式第4号) オ 下請予定業者等一覧表(要綱様式第5号) カ 配置予定技術者名簿(要綱様式第6号) キ 手持ち工事の状況(対象工事現場付近)(要綱様式第7号) ク 手持ち工事の状況(対象工事関連)(要綱様式第8号) 8 ケ 契約対象工事箇所と入札者の事務所、倉庫等との関係(要綱様式第9号) コ 手持ち資材の状況(要綱様式第10号) サ 資材購入予定先一覧(要綱様式第11号) シ 手持ち機械の状況(要綱様式第12号) ス 機械リース元一覧(要綱様式第13号) セ 過去に施工した同種の公共工事名及び発注者(要綱様式第14号) ソ 誓約書(要綱様式第15号) タ 社会保険等への加入状況届(要綱様式第16号) ⑶ 落札の決定は、落札を保留とした日の翌日から起算して21日以内に、14⑵において提出さ れた書類に基づく低入札価格調査を経て行う。低入札価格調査において、当該契約の内容に適合 した履行がされないおそれがあると認められた場合は、その者がした入札を失格とし、総合評価 は行わない。 ⑷ 開札後、落札を決定するまでの間に、特定共同企業体のいずれかの構成員が、さいたま市建設 工事等請負業者入札参加停止要綱に基づく入札参加停止の措置を受けた場合、さいたま市の締結 する契約からの暴力団排除措置に関する要綱に基づく入札参加除外の措置を受けた場合又は会社 更生法(平成14年法律第154号)に基づき更生手続開始の申立て若しくは民事再生法(平成 11年法律第225号)に基づき再生手続開始の申立てを行った場合は、その構成員を含む特定 共同企業体を落札者としない。 15 入札保証金 免除する。 16 契約保証金 ⑴ 落札者は、契約金額の100分の10以上(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端 数金額を切り上げた金額)の契約保証金を納付又は次に掲げる有価証券等を担保として提出しな ければならない。 ア 政府の保証のある債券 イ 銀行等(出資の受入れ、預かり金及び金利等の取締りに関する法律(昭和29年法律第19 5号)第3条の金融機関をいう。以下同じ。)が振り出し、又は支払い保証した小切手 ウ 銀行等の保証証書 エ 保証事業会社(公共工事の前払金保証事業に関する法律(昭和27年法律第184号)第2 条第4項の保証事業会社をいう。)の保証証書 ⑵ 次に掲げる者は、契約保証金の納付について免除する。 ア 保険会社との間に市を被保険者とする履行保証保険契約を締結し、その保険証券を提出した 者 イ ⑶ 委託を受けた保険会社と工事履行保証契約を締結し、その履行保証証券を提出した者 契約保証金は、契約の履行後、請負者から請求書の提出を受けることにより、還付する。ただ し、請負者がその責に帰すべき理由により契約上の義務を履行しないときの契約保証金は、還付 しない。 17 ⑴ 支払条件 前金払 9 当該会計年度における支払限度額の10分の4以内とし、当該会計年度につき2億円を限度と する。この場合において、1万円未満の端数は切り捨てるものとする。 ⑵ 中間前金払 契約締結時に中間前金払を選択することができる。中間前金払を選択したときの中間前払金の 額は、当該会計年度における支払限度額の10分の2以内とし、当該会計年度につき1億円を限度 とする。この場合において、1万円未満の端数は切り捨てるものとする。 ⑶ 部分払 3箇月ごとに出来形部分の10分の9に相当する額を限度とする。ただし、前記⑵の中間前金 払を選択した場合においては、当該会計年度末に部分払を請求する場合を除き、部分払を請求す ることはできない。 18 契約方法等 ⑴ 議決の要否 さいたま市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成13年条例 第48号)の定めるところにより、議会の議決に付さなければならない契約につき、建設工事請 負仮契約書を取りかわし、議会の議決後に本契約を締結する。 ⑵ 契約書作成の要否 要(ただし、仮契約書の作成にかかる費用は、落札者が負担するものとする。) 19 その他 ⑴ 本告示の写しは、市のホームページに掲載し、契約課にて閲覧に供する。 ⑵ 本告示に係る入札に用いる書類は、市のホームページからダウンロードして使用すること。 ⑶ 開札は市民に公開する。傍聴の申込者が多数の場合は、会場の規模に応じ申込順により人数制 限を行う。 ⑷ 入札の参加者は開札に立会うことができる。立会いを希望する参加者は、開札日時までに届出 書(さいたま市電子入札運用基準(平成18年さいたま市制定)様式第3号)を契約課に提出す ること。また、代理人が立会う場合は併せて委任状(さいたま市電子入札運用基準様式第4号) を提出すること。 ⑸ 技術資料等及び一般競争入札参加資格等確認資料に記載する配置予定技術者は同一の者とする。 ⑹ 落札者は、技術資料等及び一般競争入札参加資格等確認資料に記載した配置予定技術者を当該 工事に配置すること。 ⑺ 本告示に定めのない事項は、さいたま市建設工事等に係る競争入札参加者心得、さいたま市建 設工事低入札価格取扱要綱及びさいたま市競争入札参加資格業者実態調査実施要領の定めるとこ ろによる。 20 ⑴ 担当課(問い合わせ先) 工事を担当する課 さいたま市浦和区常盤6−4−4 電話 ⑵ スポーツ文化局文化部文化振興課文化施設建設準備室 048(829)1221 開札を担当する課 さいたま市浦和区常盤6−4−4 担当 工事契約第1係 電話 さいたま市財政局契約管理部契約課 048(829)1180 10
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