証券コード 5801 会社名 古河電気工業 レポート提出日 6/23 学部 商学部

5801
証券コード
会社名
古河電気工業
レポート提出日 6/23
学部
商学部
氏名
学年
3
土橋 諒太
賛成
第1号議案 剰余金の配当の件
○
第2号議案 株式併合の件
○
反対
棄権
第3号議案 定款一部変更の件
①
第6条
第8条
②
発行可能株式総数
および
○
単元株式数
第3章
優先株式
および
○
第4章
劣後株式
③ 第 37 条 買収防衛策
○
④
○
第 43 条
代表取締役
第4号議案 取締役 12 名選任の件
○
第5号議案 監査役2名選任の件
○
第6号議案 補欠監査役1名選任の件
○
第7号議案 取締役に対する業績連動型株
○
式報酬制度導入の件
上記の推奨をした理由、プロジェクトの感想
・第1号議案に関して、当期の業績および連結有利子負債残高削減の進捗などから、昨年比1円増配の1
株につき4円の配当を行うことは株主利益の観点からは望ましいと考える
・第2号議案に関して、全国証券取引所の「売買単位の集約に向けた行動計画」に基づき、普通株式の併
合によって、普通株式の売買単位及び単元株数を 100 株にすることは、株主管理コスト、株式流動性の
向上等の観点から、有益であると考える。端数株式に関して特定の株主の不利益となることが考えられ
留意する必要があるが、今回の株式併合は特定株主に対する甚大な利益・不利益は認められず、株式併
合全体としては株主の利益に適うものであると考える。
・第3号議案
① 第6条 発行可能株式総数および第8条単元株式数に関して、第2号議案に伴う定款変更であり、必
要であると考える
② 第3章 優先株式および第4章劣後株式に関して、優先株式および劣後株式を現在発行しておらず、
また現時点において発行する予定もないことから、現行定款第6条において規定する優先株式および
劣後株式の発行可能株式総数に関する規定を削除することが提案された。しかし、優先株や劣後株の
発行により一層の資本充実が可能であるため、一定の必要性が認められ、提案に反対する。
③ 第 37 条 買収防衛策に関して、取締役会決議に基づき、買収防衛策の廃止が提案された。買収防衛
策の廃止は、会社経営を市場の株主に向けより積極的に開放することであり、会社の持続的な成長と
中長期的な企業価値の向上に繋がると考える。
④ 第 43 条 代表取締役に関して、取締役でない社長の選任を可能とするという提案である。会社経営
の舵をとる代表取締役の選定に際して、より多様な候補者から適切な人物を選べるため、賛成する。
・第4号議案に関して、基本的に賛成する。ISS の日本向け議決権行使助言基準に書いてある、反対を
推奨する項目に当てはまるものがなかった。新任を除きいずれの役員も取締役会の出席率は100%に
近い。財務諸表情報から現行体制下で安定した利益が上がっていることも、現体制を支持する理由とな
る。しかしながら、経営陣が生え抜きの男性社員で固められているため、社外から取締役を招聘するこ
と、外国人の取締役を置くこと、女性取締役を置くことなどにより、取締役会内部の多様性を確保する
ことが、会社の長期的な企業価値の向上に結びつくと考える。よって、段階的に取締役会の多様性を確
保していくよう強く求める。
・第5号議案に関して、基本的に賛成する。ISS の日本向け議決権行使助言基準に書いてある、反対を
推奨する項目に当てはまるものがなかった。
・第6号議案に関して、適切な人選である
・第7号議案に関して、社外取締役および監査役以外の役員等への報酬について、業績への連動性をよ
り高めることは、中長期的な企業価値の向上に資する。よって支持する。
感想
会計士試験で勉強している企業法という科目が現実の世界でダイナミックに活動しているのか伺えたの
で、とても刺激になった。