平成28年7月13日 報 道 発 表 資 料 川崎市人権施策推進協議会に諮問しました ∼ヘイトスピーチ対策は別途優先審議∼ 第2期川崎市人権施策推進協議会(会長:阿部浩己神奈川大学法科大学院教授。委員 13 人)に対して次のとおり諮問を行いました。また、ヘイトスピーチ対策に関しては、諮問 とは別に協議会での優先審議事項としました。 1 諮問日時(第2期第2回川崎市人権施策推進協議会) 平成28年7月13日(水)10時00分∼正午 2 場 所 3 諮問事項 明治安田生命ビル2階第2会議室 「差別や偏見のない社会を実現するための施策の強化」 【目的】東京オリンピック・パラリンピックを4年後に控える中、今般成立したヘイトスピーチ 対策法や性的マイノリティなどを含めた多様性尊重の要請、さらには、後を絶たないインターネ ット上の人権侵害への対応など、今日的な人権課題に対して、あらゆる差別を許さず、多様性を 認め受容する社会づくりに向けた人権施策の充実・強化を図る必要があるため。 ⇒答申予定:平成30年3月(第2期川崎市人権施策推進協議会任期末) 4 優先審議事項 ヘイトスピーチ対策に関すること 【趣旨】諮問においては、今日的な人権課題を幅広く取り扱うが、とりわけヘイトスピーチ対策 に関しては迅速に協議会の意見を伺うべく、「多文化共生社会推進指針に関する部会」での討議 も併せた優先審議事項とするもの。なお、集中討議の結果については、報告書としてのとりまと めを依頼した。 ⇒報告予定:平成28年12月 ・ 協 議 会 で は「 市 と し て で き る 権 限 や 限 界 」や「 規 制 や 相 談 、教 育 の ど こ に 力 点 を 置くか」などの意見が出ました。 ・ 今 後 の 課 題 ・ 論 点 と し て 、「 ヘ イ ト ス ピ ー チ の 被 害 を 生 じ さ せ な い た め 、ど の よ うな具体的な措置が可能か」を検討することになりました。 5 阿部浩己会長コメント 諮問及び優先審議の要請を重く受け止める。優先審議では、ヘイトスピーチの被害を生じさせ ないための対策について、部会とのやりとりを重ねながら、年内に提言したい。一人ひとりの人 間の尊厳を最優先する「川崎らしい」人権施策の推進に寄与するような討議を行っていきたい。 【問合せ先】:川崎市市民文化局人権・男女共同参画室 電話 044−200−2315(内線27201) 写 28川市人第173号 平成28年7月13日 川崎市人権施策推進協議会会長 様 川崎市長 福田 紀彦 第2期川崎市人権施策推進協議会への諮問について 川崎市附属機関設置条例(平成27年川崎市条例第1号)第3条の規定により、次の事 項について諮問します。 1 諮問事項 差別や偏見のない社会を実現するための施策の強化 2 諮問の理由 本市が平成27年3月に策定した川崎市人権施策推進基本計画「人権かわさきイニシ アチブ」の前文では、 「東京オリンピック・パラリンピックや市制100周年を見据え、 新たな時代状況に対応するため、∼(中略)∼平等と多様性を尊重しながら推進していく」 ことなどを明らかにしている。 東京オリンピック・パラリンピックを4年後に控える中、今般成立したヘイトスピー チ対策法や性的マイノリティなどを含めた多様性尊重の要請、さらには、後を絶たない インターネット上の人権侵害への対応など、今日的な人権課題に対して、あらゆる差別 を許さず、多様性を認め受容する社会づくりに向けた人権施策の充実・強化を図る必要 があるため。 (市民文化局人権・男女共同参画室担当) 電話 200−2316 内線27211
© Copyright 2024 ExpyDoc