第55回 東大谷万灯会について

第55回 東大谷万灯会について
東大谷万灯会は、真夏の暑い時期、涼しい夜にもお参りができるよう、境内に参拝
者の足元を照らす提灯をともしたことからはじまりました。以来、お参りされる方々
が亡き人を縁とされ、あらためて親鸞聖人が顕かにされた本願念仏の教えに出遇う場
となることを願いとして開催され、今年で第55回を迎えます。
大切な亡き人を縁にお参りされる方をはじめ、提灯の献灯をいただく方、運営の協
力いただく方等、多くの方々のご協力と願いによって、東大谷万灯会は毎年開かれて
います。
夜間参拝を照らす提灯の明かり
提灯点灯:午後6時/消灯・閉門:午後9時
■ 小提灯(大谷祖廟境内、東大谷墓地全域)
大谷祖廟の御廟(親鸞聖人墓所)へ納骨された方、東大谷墓地使用者等、大谷祖廟と東大谷
墓地にご縁を結ばれる多くの方々の献灯によるものです。
■ 大提灯(参道、大谷祖廟境内、東大谷墓地全域)
真宗大谷派と大谷祖廟を支えてくださる業者からの献灯によるものです。
■ 法語提灯(大谷祖廟境内)
お参りされる方々に、仏教の言葉(法語)に触れていただきたいとの願いから点灯しています。
■ こども提灯(本堂横から大谷祖廟事務所周辺)
大谷保育協会京都支部加盟園の子どもたちが描いた提灯です。
教えに出遇う聴聞の場
環境にやさしく
お参りを縁に、あらためて本願念仏の教え
に出遇っていただく場を開いています。
大谷祖廟は、ゴミ排出量、電気使用量の削減等、
環境保護に配慮した取り組みを推進しています。
東大谷万灯会も環境にやさしい事業となるよう、
様々な工夫を凝らしています。
■ 東大谷万灯会お盆法要
期間中毎日19:00から本堂で勤まります。
法要の後には法話が行われます。
講師:松井憲一氏
(元大谷大学非常勤講師
道光舎 舎主)
■ 電気自動車・ガス発電機
電気自動車に蓄電した電気と、ガス発電機
から供給する電気により大提灯を点灯して
います。
■ リサイクルキャンドル
■ 紙芝居
子どもたちや若い方にも仏さまの教えに触
れていただきたいとの願いから、紙芝居を
上演します。
もちろん大人の方も参加いただけます。
場 所:茶所仏間
御廟で使用したロウソクを
再加工した材料でキャンド
ルを制作しています。
■ 花文字伝道
御廟に供えられた仏花を
用いて仏教の言葉を紹介
しています。
主
催 : 真宗大谷派(東本願寺) 大谷祖廟
運営協力 : 東大谷会(大谷祖廟を支えてこられた業者で構成された賛助団体です)
大谷祖廟は、京都市が取組む「DO YOU KYOTO?」プロジェクトに賛同しています。