不正改造を排除する取り組みの実施結果 - NALTEC 独立行政法人

プレスリリース
平成28 年7月12
年
12日
不正改造車を排除する取り組みの実施結果(平成 2 7 年度)
[ カスタムカーショーで26
カスタムカーショーで26台の
26台の出展
台の出展車に文書による注意喚起
出展車に文書による注意喚起 ]
[ 自動車用品店で39
自動車用品店で39件の自動車部品・カー用品に注意喚起
39件の自動車部品・カー用品に注意喚起 ]
独立行政法人自動車技術総合機構(略称:自動車機構)は、不正改造車の排除を目的と
独立行政法人自動車技術総合機構(略称:自動車機構)は、不正改造車の排除を目的と
して、平成18年から自動車用品店で
自動車部品・カー用品の実態調査並びに
並びにカスタム
して、平成18年から自動車用品店での
自動車用品店での自動車部品・カー用品の実態調査
並びにカスタム
カーショーにおける不正改造防止の啓発活動
カーショーにおける不正改造防止の啓発活動に
の啓発活動に取り組んでおります
取り組んでおります。
おります。
平成27
平成27年度におけるこれら取り組みの結果をお知らせします。
年度におけるこれら取り組みの結果をお知らせします。
◇カスタムカーショーにおける不正改造防止の啓発活動◇
本年1月から3月にかけて
1月から3月にかけて、
にかけて、全国主要都市で
開催された4ヵ所
開催された4ヵ所のカスタムカー
4ヵ所のカスタムカーショー
のカスタムカーショー(東京
ショー(東京
オートサロン、大
オートサロン、大阪オートメッセ、名古屋オー
トトレンド、福岡カスタムカーショー
レンド、福岡カスタムカーショー)におい
、福岡カスタムカーショー)におい
て、自動車検査官延べ37
て、自動車検査官延べ37名を派遣
37名を派遣し、
名を派遣し、展示さ
し、展示さ
れた改造
れた改造車両
改造車両2,
車両2,266台
266台(昨年2,205台。
グラフ1参照)を
グラフ1参照)を検査しました。その結果、保
検査しました。その結果、保
安基準に適合していないにもかかわらず
安基準に適合していないにもかかわらず公道走
かかわらず公道走
行できない旨を明示していなかった展示
行できない旨を明示していなかった展示車両
展示車両の
車両の
出展者に対し
出展者に対し、文書
者に対し、文書(26
、文書(26台)
(26台)又は
台)又は口頭(
又は口頭(53
口頭(53
台)により
台)により注意喚起
により注意喚起を行いました
注意喚起を行いました。
を行いました。
装置毎の基準不適合箇所数は
装置毎の基準不適合箇所数
は昨年の306
306件
昨年の306件
から101
から101件と
101件とな
件となり、大幅に減少しており、内
大幅に減少しており、内
訳は窓ガラス
訳は窓ガラスへの
窓ガラスへの貼付
への貼付物
貼付物とタイヤ・ホイールの
突出等で全体の
(グラフ2
突出等で全体の81
等で全体の81%を占めました。
81%を占めました。
参照)
この啓発活動も11
この啓発活動も11年目を迎え、主催者及び
も11年目を迎え、主催者及び
出展者の方々の協力と
出展者の方々の協力と不正改造に対する
方々の協力と不正改造に対する理解
不正改造に対する理解が
理解が
回を追うごとに深まってきているところですが、
引き続き主催者等と
引き続き主催者等との連携を深め、
主催者等との連携を深め、不正改造車
の連携を深め、不正改造車
の撲滅に向けて強力に取り組んで参ります
の撲滅に向けて強力に取り組んで参ります。
に向けて強力に取り組んで参ります。
◇自動車用品店での自動車部品・カー用品の実態調査◇
平成27
(一社)自動車用品小売業協会(APARA)の協力を得て、
平成27年度に、
年度に、
(一社)自動車用品小売業協会(APARA)の協力を得て、全国
自動車用品小売業協会(APARA)の協力を得て、全国各地
全国各地
のカー用品ショップの2
カー用品ショップの20店舗に
店舗に自動車検査官を派遣し、陳列されている自動車部品及び
自動車検査官を派遣し、陳列されている自動車部品及び
カー用品の基準適合性について、特に「車検対応品」等の表示がされている自動車部品及
カー用品の基準適合性について、特に「車検対応品」等の表示がされている自動車部品及
びカー用品を重点に調査を実施しました。
調査をした
調査をした結果、取付位置や取付方法によっては基準に適合しなくなるおそれの
をした結果、取付位置や取付方法によっては基準に適合しなくなるおそれのあ
結果、取付位置や取付方法によっては基準に適合しなくなるおそれのある自
動車部品・カー用品が全体で3
動車部品・カー用品が全体で39件(昨年61件)
昨年61件)見受けられたため、
見受けられたため、当該
けられたため、当該店舗に
当該店舗に対して
店舗に対して
購入者への適
(内訳はグラフ3
(内訳はグラフ3及び表1
購入者への適切
者への適切なアドバイスを行うよう注意喚起を行いました。
(内訳は
グラフ3及び表1
参照)
注意喚起を行った自動車部品・カー用品の
注意喚起を行った自動車部品・カー用品の39件の内訳では、
件の内訳では、部品・用品の種類
部品・用品の種類が
種類が6種
類、製造業者別
業者別が25社あり、その中
、その中で最も多かった部品・用品として
かった部品・用品としては、
としては、ス
は、ステッカー、
吸盤式の
吸盤式のミニミラー
ミニミラー及び
ラー及びス
及びスマホスタンド等
スタンド等の窓ガラス貼付物等が
窓ガラス貼付物等が13件ありました。
りました。
グラフ3
グラフ3 基準に適合しなくなるおそれのある部品
等の内訳
表1 基準に適合しなくなるおそれの具体的事例
部品・用品種別
・ライト・LED等
(反射材含む)
・窓ガラス貼付物等
・内装品等
・外装品等
・シフトノブ
・走行装置等
基準に適合しなくなるおそれの内容
装備が義務付けられている灯火以外で
点滅する灯火、赤色灯火又は後面に白色
灯火の取付、前面に赤色反射器の取付
前面ガラス、運転者席又は助手席のガラ
スに貼付すると運転者の視野を妨げる
なるおそれがある吸盤式ミニミラー・ス
テッカー・フイルムの貼付(窓用フイル
ム等は透過率の基準あり)
難燃材の基準に適合しないおそれがあ
る装飾品の取付
車体外装基準に適合しない自動車部品
及び装飾品の取付
交換することにより運転者の見やすい
位置にシフトパターンの表示がなくな
るおそれがある
ホイールスペーサ等を装着した場合に
タイヤがフェンダから突出するおそれ
がある
自動車機構で
自動車機構では、今後
は、今後も
今後も関係団体と協力し不正改造防止の啓発活動に取組み、自動車の
関係団体と協力し不正改造防止の啓発活動に取組み、自動車の
安全性の確
安全性の確保及び環境
保及び環境の保全に
環境の保全に努
の保全に努めて参ります。
お問い合わせ先
〒 1 6 0 - 0 0 0 3 東 京 都 新 宿 区 本 塩 町 8-2 住 友 生 命 四 谷 ビ ル
自動車機構本部 検査部検査課 森下、高橋
電話03-5363-3441(代表)
FAX03-5363-3347