地域再生計画 事後評価結果 地域再生計画の名称 地域再生

地域再生計画 事後評価結果
海・山・川の地域資源を活かした観光交流のまちづくり
地域再生計画の名称
地域再生計画の作成の名称 唐津市
計画期間 平成22年度∼平成26年度
唐津市は、海・山・川の変化に富んだ美しい自然と歴史や伝統に育まれた豊かな文化を活かした交流人口の拡大によるまちづくりを
掲げている。そのためには、広域交通網と地域交通網が一体となった道路ネットワークの構築が課題となっており、道整備交付金を活
用して道路整備を進め、観光施設のアクセス改善や交通の安全確保に取組む。また、市域の53%を占める森林の公益的機能の低下
計画概要
が危惧されており、林道整備を推進することで、森林の適正な整備・保全を図る。
地域の課題解決に積極的に取組むことで、「海・山・川の地域資源を活用した観光のまちづくり」を目指す。
事業の実施状況
目標の達成状況
道整備交付金事業(道路改良)
市道 10.14km(うち9.65km完了)
林道 3.14km
内容
目標1 交流人口の増加
875万人(H20年)から960万人(H26年)
目標2 アクセス改善、安全性の確保
アクセス時間10%短縮
歩道設置3箇所、袋小路解消1箇所
舗装5km
従前値
H20年
875万人
歩道0箇所
袋小路解消0箇
所
舗装0km
計画値
H26年
960万人
歩道3箇所
袋小路解消1
箇所
舗装5km
5年間(H22∼
5年間(H17∼
目標3 林道整備による間伐等森林整備事業の推進
H26)で1,900ha
H21)で1,480ha
平成22年度から26年度までの5年間で1,900ha(平
の間伐(陣の
の間伐(陣の山
成17年度から21年度までの5年間で約1,480ha)の間伐等
山線・向野線・
線・向野線・塩
を実施(うち、陣の山線・向野線・塩木線で約36ha)
塩木線で
木線で0ha)
36ha)
実績値
H26年
745万人
歩道3箇所
袋小路解消1
箇所
舗装9.65km
5年間(H22∼
H26)で
1,884haの間
伐(陣の山線・
向野線・塩木
線で36.2ha)
事後評価
×
所見
達成できな
かった
〇
計画どおり
達成できた
〇
計画どおり
達成できた
総合評価
交流人口の増加(観光客の増加)は目標を下回ったが、袋小路の解消や舗装によるアクセス改善と歩道の設置による交通安全の確
保と林道整備による間伐面積の増加など森林の適正な整備・保全は目標達成できた。交流人口の減少に歯止めがかけられなかった
が、道路の利便性と安全性の向上及び林業振興には効果があったと考えられる。
今後の方針、方策
目標達成できた歩道設置や林道整備を引き続き継続する。観光交流人口の増加については、観光交流軸を整理したうえで、事業効
果があるかどうか慎重に判断し事業を実施したい。継続事業である丸田線(歩道設置)、滝川桑原杉山線(観光交流軸:七山∼樫原湿
原∼佐賀市方面)、向野線(林道)を継続し、新規事業については、利便性・安全性の向上と観光交流軸の強化又は、林道整備に合致
するものを進めていきたい。