機械航空工学科航空宇宙工学コース

九州⼤学⼯学部機械航空⼯学科
沿⾰
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航空宇宙⼯学コース
前⾝である航空⼯学科は,昭和12年にわが国2番⽬の航空学系学科として設⽴されました.太平洋戦争終了後に⼀時航空の名称が消えましたが,
昭和31年に復活し,平成11年4⽉から機械航空⼯学科の航空宇宙⼯学コースになりました.本コースは,航空宇宙⼯学の基礎を教育し研究するコースであり,
数学と⼒学の応⽤による⼯学的な思考法の学修を重点的に⾏っています.
教育&研究
航空機は⼤気の中を,宇宙機は宇宙空間を⾶⾏し,ロケットや宇宙往還機は空気中から宇宙
空間までを⾶⾏します.これらはいずれも3次元空間を移動する⼈⼯物であり,共通の科学技術を基盤として発展して
きたものであり,航空宇宙⼯学に関わる技術者や研究者には総合性,数理的な理解,科学的⽅法論の尊重が求め
られています.
• 専⾨分野の深化を図るとともに,総合的な視点からシステム全体を考える素養を⾝につけます.
• 複雑な現象を数学と⼒学により構築した数理モデルもとに,数学的に,あるいはコンピュータを使って数値的に解析
し,新たな課題を探求し,その問題の解決を⽬指します.
• 極限環境の克服のために,広く⾃然科学の成果に基づいた仮説,実験による発⾒,理論的な解説・説明,実験
による検証,予測といった科学的⽅法論を習得します.
航空宇宙熱・流体力学講座
航空宇宙機構造強度講座
推進工学研究室
流体力学研究室
極限物理工学研究室
強度振動学研究室
軽構造システム工学研究室
工学部 機械航空工学科
航空宇宙工学コース
(伊都キャンパス)
航行ダイナミクス講座
宇宙システム工学講座
誘導・制御工学研究室
飛行力学研究室
宇宙機ダイナミクス研究室
宇宙輸送システム工学研究室
宇宙利用工学研究室
進路
過去10年間における⼤学院修⼠課程修了学⽣の就職先は
三菱重⼯業,トヨタ⾃動⾞,川崎重⼯業,IHI,本⽥技研⼯業,三菱電機,デンソー,マツダ,⽇産⾃動⾞,
新⽇鐵住⾦,⽇本航空 (JAL),宇宙航空研究開発機構 (JAXA),全⽇本空輸 (ANA),富⼠重⼯業,スズキ,
⽇⽴製作所,東芝,ブリヂストン,キヤノン,三菱⾃動⾞,等.
航空機エンジンに関する燃焼と騒音の実験装置群
本⽇の催し(ウェスト4号館816号室,セミナー室1)
• 部⾨⻑によるコース紹介 10:00,11:20,13:40
展⽰(ウェスト4号館816号室,セミナー室1,9:50~14:30)
• 推進⼯学研究室(航空機エンジンの騒⾳や燃焼についての研究紹介パネルを展⽰)
• 航空宇宙機構造強度講座(航空宇宙機構造の強度・振動特性と先進複合材料の研究紹介)
• ⾶⾏⼒学研究室(無⼈航空機UAVと搭載機器及び研究紹介パネルの展⽰)
• 宇宙利⽤⼯学研究室(808号室)(微少重⼒実験⽤の試験装置の展⽰及び実験の紹介)
• 宇宙機ダイナミクス研究室(安⼼・安全な宇宙活動の⻑期的持続に資する研究の紹介)
先進複合材料の力学特性評価
地球周回軌道上の宇宙ゴミ
羽ばたき型ドローンの研究
エアロゾル観測機器
回収用滑空無人機
ヨーロッパ宇宙機関協力 航空機微
小重力実験用 多機能透明伝熱部
実験施設の⾒学(9:50~14:30)
• 航空機模型を⽤いた⾵洞実験の実演(EN60 航空低騒⾳⾵洞実験棟)
微小デブリ環境モニタリング計画 IDEA
低騒音風洞での測定の様子
衛星追尾アンテナ