先輩職員からのメッセージ

東京法務局民事行政部
供託第一課
法務事務官大島あかり
（平成２７年度入局）
◆現在の仕事内容は？
東京法務局民事行政部供託第一課法規係に在籍しており，供託
をしたいお客様の相談を受けたり，既に供託されている供託物の
閲覧や証明書の発行を行う業務を担当しています。
◆職場の雰囲気は？
常に新しいことを勉強して向上心のある方が多い職場です。分からないことがあればすぐに相談にのっ
てくださるので難しい内容も安心して挑戦することができます。その一方で明るく冗談も言い合える優し
い方々ばかりです。
◆今の仕事で心掛けていることは？
身近な例を挙げて説明したり，条文などの根拠を明らかにして説明
するなど，お客様の疑問をできるだけなくすことができるように心掛
けています。その一方で誤ったことを伝えてしまわないように，ちょ
っと不安に思うようなことがあれば必ず根拠を探したり先輩方に相談
したりしています。
◆仕事でやりがいを感じることは？
お客様が説明に対して「わかった」とうれしそうに言ってくださる
ときです。供託に来るお客様は裁判所から差押えを受けたり，大家さ
んに家賃を受け取ってもらえないなどの状況で不安そうに相談にくる
ことが多いように思われます。どうしたらいいのか納得すると，お
客様も穏やかそうな表情になることがあります。
◆仕事で大変だと感じることは？
今まで受けたことがないような複雑な案件や，新しい法律に基づく供託などに出会うことです。難解で
あるため自分で理解することも難しいですし，それをお客様に分かりやすく説明することも難しく感じる
ことが多いです。
◆今後やってみたい仕事は？
法務局には不動産登記，法人登記，国籍，戸籍，後見，債権譲渡
登記などたくさんの種類の業務があります。それらを一通り経験し
てみたいです。
◆リフレッシュ方法は？
職場の先輩方や後輩と御飯を食べに行ったり，読書したり，映画
を見たり，山に登ってみたりといろいろなことをしてリフレッシュ
しています。
◆法務局に興味を持っている方へのメッセージをお願いします
法務局は多種多様な業務がありとても勉強になる職場です。そして先輩方も助けてくださる方ばかりな
ので働きやすい職場でもあります。
皆さんと同じ職場で働けることを楽しみにしています。
東京法務局民事行政部
第一法人登記部門
法務事務官佐々木芽久美
（平成２６年度入局）
◆現在の仕事内容は？
東京法務局民事行政部法人登記部門法人ユニットに在籍しており，一
般社団法人，一般財団法人，ＮＰＯ法人，医療法人や農業協同組合など
様々な法人の登記に関する業務を担当しています。
◆職場の雰囲気は？
優しくて思いやりのある方が多く，困ったときに相談にのってくださ
る先輩がいるので，安心して働くことができています。
◆今の仕事で心掛けていることは？
法律，政令，規則等に則した適正な事務処理を迅速に行うこと，
また，お客様に満足していただけるように，親切かつ丁寧に応対
することを心掛けています。
◆仕事でやりがいを感じることは？
４月や７月などの繁忙期は，大量の登記申請があり大変忙しい
ですが，お客様に「ありがとうございました。助かりました。」な
どと感謝の言葉をかけていただいた時にやりがいを感じます。
◆仕事で大変だと思うことは？
私が担当している法人ユニットには，いろいろな法人の登記が申請されます。法人の種類，申請内容の
種類及び理事等の役員の数は全国一だと思います。そのような中で，各種法人の根拠法令を確認しながら，
適正かつ迅速な事務処理を行わなければならないことです。
◆今後やってみたい仕事は？
私は法律に関する仕事が好きなので，法務局の様々な業務に興味が
あります。今は法人登記業務を担当していますが，いずれは不動産登
記，人権擁護，供託，戸籍に関する業務なども経験してみたいと思っ
ています。
◆リフレッシュ方法は？
友人や同期と遊んだり飲みに行ったりしています。私の代は同期の
仲が良く，定期的に集まっていて，仕事の悩みを聞いてもらったり，
たわいもない話で盛り上がったりしてリフレッシュしています。
◆法務局に興味を持っている方へのメッセージをお願いします
法務局は，登記業務以外にも訟務，人権擁護，戸籍・国籍や供託など様々な業務を行っており，多くの
業務を経験できる点も法務局の大きな魅力だと感じています。また，育児休業等の制度など様々な配慮が
あり，仕事と家庭の両立がしやすい職場だと思います。最近は新規採用者が増え，同じ世代の職員も多く，
とても楽しいです。
皆さんと同じ職場で働けることを楽しみにしています。
東京法務局民事行政部
不動産登記部門
法務事務官大森幸子
（平成２６年度入局）
◆現在の仕事内容は？
東京法務局民事行政部不動産登記部門に平成２７年１０月から
所属しています。不動産登記の申請を登記情報に反映させる記入
係や，オンライン申請の受付業務をする周辺係等にいました。現
在は部門全体をサポートする業務を扱う総括係にいます。
◆職場の雰囲気は？
気さくで親切な方が多い職場だと感じています。困ったことや分からないことがあるときは，すぐに報
告・相談することができています。明るい職場だと思います。
◆今の仕事で心掛けていることは？
適正かつ迅速に処理をすることです。つまり，日々の業務の期限を守り，一定の速度を維持しつつも，
誤りを生じないよう，慎重に取り組むことを心掛けています。また，係の中で情報を共有できるように，
自分の仕事をオープンにするようにしています。
◆仕事でやりがいを感じることは？
電話や窓口での複雑な問合せがあったときに，自分で調べて，
回答を正確に伝えられたと思うときにやりがいを感じます。感謝
されることもあり，そのときはよりやりがいを感じます。
◆仕事で大変だと思うことは？
月末や年度末等，区切りや節目の時期に申請や業務が集中し，
処理すべき件数がたまっているときに大変だと思っています。
◆今後やってみたい仕事は？
法務局の業務は多岐にわたりますが，どの業務にも興味があります。
今までやったことのない登記業務や，戸籍や国籍等もやってみたいと思
っています。
◆リフレッシュ方法は？
部屋の掃除，おいしいものを食べること，ウィンドウショッピング等
でリフレッシュしています。また，休日は友人と観光地に出かけたりし
て気分転換をしています。
◆法務局に興味を持っている方へのメッセージをお願いします
法務局は，社会の様々な局面で法的サービスを提供する業務を扱って
います。
あらゆる業務を通して社会の動きを直接感じつつ，実践的な法律の勉
強もできて，世の中に役立っていることを実感できる職場だと思います。
東京法務局訟務部
行政訟務部門
訟務官菅野剛彦
（平成１４年度入局）
◆現在の仕事内容は？
東京法務局訟務部で，国が当事者となる争訟事件のうち行政訴訟を担
当しています。具体的には，国の指定代理人として，期日への出廷，関
係行政機関との打合せ，裁判所へ提出する書面の起案や準備などを行っ
ています。
◆職場の雰囲気は？
訟務部は，法務局の職員のみならず訟務部付（法曹有資格者）や他省庁からの出向者などの職員もおり，
法務局以外の職員と交流を図ることができ，多くの刺激に溢れています。また，訟務事務は，各訴訟担当
の職員がチーム一丸となって事件処理に当たることから，活気に溢れ，一体感を持った職場だと思います。
◆今の仕事で心掛けていることは？
訟務事務は，関係行政機関，法務本省などの多くの人たちと接し，
国の主張を作り上げていく仕事です。したがって，円滑なコミュ
ニケーションとスケジュール管理に注意しています。また，些細
なことが裁判の帰趨に影響を与えてしまうこともあるので，少し
でも疑問があるときは，常にチームの職員に確認するように心掛
けています。
◆仕事でやりがいを感じることは？
訟務には，裁判所に提出する書面の期限など，「訴訟上の約束
を守る」という伝統があります。時には極めてタイトな日程とな
り大変なこともありますが，これらを成し遂げたときに，その苦
労を分かち合った同志と味わう達成感にやりがいを感じます。
また，担当事件で判決言渡しに至った事件はまだありませんが，判決言渡しにおいて，国の主張が認めら
れたときには，きっとそれ以上の・・・，想像がつきません。
◆仕事で大変だと思うことは？
裁判では，国としてぶれることのない「澄みきった法律論」を展開し，国の主張を正しく裁判所に伝え
ることが大切です。そのためには，知識の下準備が大変ですが，多くの職員とともに書面を作り上げてい
く中で，法治国家の一端を担っていることを実感します。
◆新人時代はどうでしたか？
日々，やるべきことを着実に，習得すべきことを確実に積み上げ
ることで，新しい仕事を任されていく，当たり前のことですが，自
分の成長を実感し，うれしかったことを覚えています。また，よく
怒られ，たまには褒められながら，疑問には丁寧に答えてくれた「仕
事は真面目，５時以降は・・・！」な先輩方と楽しく過ごしました。
◆リフレッシュ方法は？
家族と過ごすたわいもない時間，友人や同僚と酌み交わす酒や筋
肉痛を生むフットサル，様々な思い出を作ってしまう旅行などを通
じて，リフレッシュしています。
◆法務局に興味を持っている方へのメッセージをお願いします
法務局では，多様な業務を扱っていますので，自分に合った活躍の場がきっと見つかると思います。み
なさんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

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