タフパッド導入事例 医療編 お客様名 業 種 採用機種 南モラヴィア地方救急医療サービス 様 救急医療 頑丈10.1型タブレット タフパッド FZ-G1 医療機関との連携で、 機動力の高い迅速な救助を行う タフな機能と高品質なIT技術、 そして高い信頼性が決め手 医療の現場では、 さまざまな先進技術が利用されており、今日で は、特にIT技術が適切な医療のカギを握っています。救急車も その一つで、人々の生命を救う上で大きな役割を担うため、頑 丈なモバイルパソコンを装備した車両が、近年増加しています。 モバイルパソコンは、個人の健康状態や既往歴を含む重要な データに瞬時にアクセスでき、治療の有効性を高めることがで きるため、特に救急搬送時においては非常に有益です。 チェコ 共和国の南モラヴィア地方救急医療サービス様の救急隊で は、 パナソニックの頑丈なタブレット、 タフパッド FZ-G1が採用さ れています。 導入の背景 タフパッド FZ-G1が変えた救急医療の現場 南モラヴィア地方救急医療サービス様は、 チェコ政府から資本提供を受けて、 南モラヴィア州が設立し た半官半民の組織です。 広さは7,195㎢で、 この地方に住んでいる120万人に対し、 地域の救急医療 としてサービスを提供しています。 この組織の本部はブルノ・ボフニツェに置かれており、 500人以上の 救急隊員が人命救助に携わっています。 南モラヴィア地方救急医療サービス様では、 93台の車両、 23ヶ所の救急ステーションを配備しています。 救急医療サービス用の車両に搭載されるデバイスには、 通常のオフィスのような平穏な環境とは異な り、 衝撃、 振動、 落下、 そして極端な温度変化などに対応できる耐久性が求められています。 加えて、 体 液、 薬品に対する耐久性も必要不可欠です。 これらはIT機器において非常に厳しい条件ですが、 パナ ソニックの頑丈なタフパッド FZ-G1であれば、 求められている耐久性をすべて兼ね備えているため、 救 急車両でも安心して使用することができます。 実は、 南モラヴィア地方救急医療サービス様に頑丈なタフパッド FZ-G1が導入されたのは、 つい最近 になってからのことでした。 2013年の半ばまで、 救急隊員はオペレーターによる音声情報に頼ってお り、 救急時に即時に、 患者の健康状態に関するデータを含む、 より幅広いデータにアクセスすることが できませんでした。 救急隊員は大抵、 救急ステーションと救助現場との行き帰りの間に、 揺れる救急車 両の中で手書きの書類を作成していたため、 事務処理はとても面倒でした。 また、 このような状況で作 成された書類には不備も多く、 非常に読みにくかったのです。 しかし、 南モラヴィア地方救急医療サービス様の救急隊にパナソニックのタフパッド FZ-G1が導入さ れてから、 このような状況はすぐに改善されました。 タフパッド FZ-G1は、 救急車両用のデバイスとして 必須の衝撃、 振動、 落下、 極端な温度変化、 体液、 薬品への耐久性はもちろん、 Wi-Fiコネクタ、 GPS モジュール、 直射日光の下でも問題なく使用できる視認性、 そして10.1インチのタッチ・スクリーンなど、 優れた特長をいくつも兼ね備えています。 さらに、 すべてのタフパッド FZ-G1にはSIMカードが挿入され ており、 連続した通信も可能です。 タフパッド FZ-G1は、 特定の救急隊員や車両に割り当てられました。 導入のメリット 専用アプリケーションで、 さらに救助 活動に役立つタフパッド FZ-G1 換機能との併用で、 医学用語の入力や文 ました。 タフパッド FZ-G1の導入によって、 章の作成が格段にスピードアップします。 さ 救急隊員の機動性を高め、現場での迅速 らに、 詳細な項目の記録やメインシステム な対応が可能となり、 ヴィントル氏は、 タフ への転送も自動的に行ってくれるので、 救 パッド FZ-G1の導入は 「正しい選択だっ 急隊員は救助車両が今どこにいるのか、 た」 と満足しています。 活動の状況 (出動、 現場、 患者との出発な 南モラヴィア地方救急医療サービス様の ど) はどの段階かなど、 ステータスレポートを 救助活動の現場では、 タフパッド FZ-G1 送信する手間から解放されるのです。 の導入によって、救急ステーションや病院 との相互ネットワーク、電子カルテ、 ステー タフパッド FZ-G1を活用したこれからの展望 タスレポートの自動転送などができるように 高品質なIT技術に支えられて、 機動性の高い、 迅速な救助を行いたい なりました。 この高品質なIT技術に支えら 提供しています。 このアプリケーションは、 タ タフパッド FZ-G1に対応するソフトウェア 追われることなく、患者に集中できるように フパッド FZ-G1から直接動かすことができ を選 ぶ 際、南モラヴィア 地 方 救 急 医 療 ます。 またオンライン時・オフライン時を問わ サービス様では組織内での要件に加えて、 ず使用することも可能で、 後から同期させる 別の地域で活動している救急サービスの こともできます。 事例も検討しました。南モラヴィア州に隣 救急隊員は、 南モラヴィア地方救急医療 接するヴィソチナ州の救急サービス様で サービス様のメインシステムにアクセスする も、2009年からパナソニックの 頑 丈な ことで、 救急ステーションから出動し、 患者 PC、 タフブックを救急車に搭載し始めまし をピックアップした後、 救急ステーションや た。 ヴィソチナ州の救急サービス様がタフ 病院へ搬送するまでのすべての過程で、 リ ブックを選んだ理由には、 タフブックの高い アルタイムで情報を利用することができま 信頼性と低い故障率に加え、5年間の長 す。 実際、 多くのデータの中に含まれている 期サポートも含まれていました。 患者の既往歴のデータは、 必要な処置を 救急サービスのスタッフの中でも、特にモ 即座に判断し、 正しい処置を行うため、 欠 バイル機器の使用経験がある進歩的な医 かすことができません。 患者の入院に対し 師たちは、 パナソニックの頑丈なPC、 タフ ても、 適切かつ状況に応じた準備を行うに パッド FZ-G1の導入を大歓迎しました。 は、 救急隊員と病院の間でのやり取りが非 南モラヴィア地方救急医療サービス様の 常に重要ですが、 タフパッド FZ-G1を使え ITC責任者であるインドリッヒ・ヴィントル氏 ば、 このやり取りも途切れることなく安定的 は、 デバイスの選定にあたって、求めている に通信することが可能です。 条件をすべて満たしているかどうかに強くこ また、 電子カードを使用することで、 IDデー だわっていました。慎重に協議を重ねた結 タの認証や、 取得したデータ内容の確認も 果、使い慣れたOSであるWindows 8.1 することができます。 ニュートン・テクノロジー を搭 載している、パナソニックの頑 丈な ズ社様が開発したラテン語辞書の予測変 PC、 タフパッド FZ-G1の導入が決定され メドソル社様は、 南モラヴィア地方救急医 療サービス様にタフパッド FZ-G1用のアプ リケーションとして、 患者用の電子カルテを れ、 より多くの命が救われています。 それは 救急隊員が、以前のように事務手続きに なったからです。 南モラヴィア地方救急医療サービス様は、 今後もタフパッド FZ-G1を使った救助活 動を行い、 1人でも多くの人命救助に携わ りたいと考えています。 採用機種:タフパッド FZ-G1 用途:救急隊員の救助活動サポート 法人向け案件別対応、 ご購入やデモ機お貸出等のお問い合わせ一次窓口 ダイレクトマーケティングチーム 0120-878655 受付時間9:30∼17:30 (土日、祝日、年末年始、 お盆除く) ITプロダクツ事業部 〒570-0021 大阪府守口市八雲東町1丁目10番12号 このチラシの記載内容は 事例取材当時のものです。
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