特別支援教育の充実について

学校教育部特別支援教育課
(指導担当 内線5280)
(管理担当 内線5272)
特別支援教育の充実について
1 特別支援教育充実事業
(1)事業目的
幼稚園,小中学校,高等学校及び特別支援学校等に,大学教授等の専門家を派遣することに
より,障害のある子供への指導や支援の充実及び管理職や特別支援教育コーディネーター等の
特別支援教育に関する専門性の向上に努め,校内支援体制の強化を図る。
(2)事業内容
特別な教育的支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する学校
指導上の困難な事例
指導の円滑化
子供の成長
・対象:私立を含む保育園,幼・小・中学校,高等学校,特別支援学校等
・障害:視覚障害,聴覚障害,知的障害,肢体不自由,発達障害等
・指導
・支援
・教職員の指導力向上
・校内支援体制の強化
◎特別支援教育専門家派遣
◎小中学校等自立活動指導力向上研修(新規)
特別支援教育巡回相談
○幼稚園,小・中学校等の要請により,特別
支援学校の特別支援教育巡回相談員による
相談を実施。
内容
・障害による学習上又は生活上の困難を主体
的に改善・克服するための自立活動の指導
<研修会>講義及び実践発表
<個別相談>教員の指導法改善に係る助言
<その他>障害に応じた教材展示等
対象
・小・中学校特別支援学級担当教員,通級指
導教室担当教員等
専門家派遣
○大学教授,臨床心理士等の専門家を派遣
○派 遣 回 数:年 1,000 回(H27:132 回)
○計画派遣型(拡充)
・実施校へ計画的に派遣
・専門家 3 回,巡回相談員 6 回程度
・133 校:幼保 18,小 81,中 26,高 8
(H27:モデル校 44 校)
○随時派遣型(新規)
・必要に応じて各学校や市町村教育委員会
等へ派遣
◎職務に応じた特別支援教育に関する研修
・特別支援教育管理職研修会
・特別支援教育リーダー養成研修会
・発達障害等に関する特別支援教育コーディ
ネーター研修会
(3)今後の予定(小中学校自立活動指導力向上研修)
地域
期日
全県
H29.1. 5
県央
県北
会場
地域
期日
会場
茨城県教育研修センター
県東
H28. 8.30
行 方 市 文 化 会 館
H28.8.17
茨城県民文化センター
県南
H28.12.26
茨城県立医療大学
H28.8. 3
茨城県国民宿舎鵜の岬
県西
H28. 8. 9
県西生涯学習センター
2 特別支援学校スクールバス運行事業
(1)事業目的
スクールバスを利用する県立特別支援学校の児童生徒が,より安全・安心に通学できるよう,
運行台数を増加して,通学時間の短縮を図るとともに,介助員の増員やAEDの整備を実施す
る。
(2)事業内容
①運行台数の増加
乗車時間短縮による児童生徒の負担軽減を図る。増車により,全てのコースにおいて最大乗
車時間 80 分以内となり,平均乗車時間も短縮できる見込み。
(登校時 H27:67.7 分 ⇒ H28:
63.9 分)
○スクールバス9台増車
H27:105 コース ⇒ H28:114 コース
・乗車時間短縮対応
8コース(9月から実施予定)
・児童生徒増加対応
1コース
【参考】
バス利用人数
運行コース数
運行時間
(平均)
登校時
下校時
H23
2,510 人
89 コース
70.5 分
64.0 分
H27
2,726 人
105 コース
67.7 分
58.9 分
H28.4~
2,788 人
106 コース
66.3 分
57.2 分
H28.9~
2,788 人
114 コース
63.9 分
56.2 分
②介助員の増員
乗車中及び乗降時の事故防止のため実施。
○複数配置を2コース増加
H27:31 コース ⇒ H28:33 コース
・介助員数
H27:136 人 ⇒ H28:147 人
※複数配置コースは,配慮を要する児童生徒が多く乗車するコースに2名を配置する。
③AEDの整備
整備済みの肢体不自由特別支援学校に加えて,知的障害特別支援学校においても,心疾患の
ある児童生徒が乗車する全てのコースに整備。
○整備コースを 21 コース増加
H27:24 コース ⇒ H28:45 コース