今回の講座及び見学・実習を通して、森だけでなく、川や海も

2016 年 7 月発行
第 52 号
編集・発行:西宮市立西宮高等学校グローバル・サイエンス委員会
4 月 27 日(水)、本年度 1 年生第 1 回目の特設科学講座は大阪大
学名誉教授の畑田耕一先生の授業でした。畑田先生は、高分子化
合物の研究がご専門で、具体的な物(自動車のホイールカバーや
コンパクトカメラの部品など)を見せてから生徒の関心を引き出
すような質問をするという方法で展開されていました。
そのため、
自分なりに考えた後に答えを聞くことができて、さらに高分子化
合物に対しての興味・関心をもち、知識も多く持つことができた
ようです。
1年生の特設科学講座「森と木と建築と’16」が 5 月 13 日(金)
の建築家・藤田宜紀先生の講演を皮切りに始まりました。14 日
(土)にはバスをチャーターし、宍粟市にて見学と実習を行いま
した。
はじめに、森林林業技術センターにて、木材の強度試験の見
学、電子顕微鏡での木材組織の検証などを行いました。木材が
破断される様子や外からの力に非常に強いこと(特に圧縮)を
実験で確かめることができました。その後、藤田先生が設計さ
れた学遊館アイビードームを見学し、大型木造建築に特有のハ
イブリット工法を学びました。昼食は地元の方の計らいで手料
理を頂き、チェーンソーを使った木の伐採も間近で見学しました。
今回の講座及び見学・実習を通して、森だけでなく、川や海も含めた地球環境における森の役割や、森の保全
のための木の活用法などを深く学習できたようです。
5 月 20 日(金)
、大阪教育大学名誉教授の菅野耕三先生の
1年生特設科学講座を行いました。まず最初に、菅野先生か
ら“山はどうしてできるのか?”という問いかけがありまし
た。生徒にとっては目の前に山があること自体が、当たり前
に思っていた自然現象に対しても疑問を持つことの大切さを
学ぶことができました。次に、災害時にはどのような対応が
必要か、普段からどのような心構えを持つべきか、について
教えていただき将来起こると予想されている南海大地震に備
えて今から準備することが必要だとわかりました。最後に、
実際に鉱物や珪藻などの微化石を見て鉱物の成り立ちや微化
石からわかる古代の地球環境に対して興味・関心を持つこと
ができました。
今回、菅野先生の授業を受けて地球の成立や人類の誕生など壮大な歴史や命の尊さを学びました。