宮城県公立高等学校 入試制度保護者説明会

平成29年度
宮城県公立高等学校
入試制度保護者説明会
○公立高等学校入試の仕組み
1 前期選抜
2 後期選抜
○選抜一覧表の見方
○宮城県公立高等学校入学者選抜検査について
1 学力検査問題について
2 「学校独自検査」について
○留意事項について
1 入学願書及び写真票の記入について
2 検査当日の所持品について
○入学願書
前期選抜用(案)及び後期選抜用(案)
○志願理由書(例1),志願理由書(例2)
○地区別公立高校合同説明会実施日程及び会場
○宮城県公立高等学校入学者選抜に係るQ&A
平成28年6月
宮城県教育庁高校教育課
平成29年度
公立高等学校入試の仕組み
前期選抜 2月1日(水)
後期選抜 3月8日(水)
第 二 次 募 集
出願
志望する高等学校が事前に公表
する「出願できる条件」を満た
す生徒が出願できます。
前期選抜に合格していない生
徒が,出願できます。
前期選抜及び後
期選抜のいずれ
にも合格してい
ない生徒が出願
できます。
検査内容
・学力検査
( 国 ,数 ,英 の 3 教 科 )
・学校独自検査
(作文, 面接, 実技から1つ
以上実施,学校によって異
な り ま す 。)
・学力検査
( 国 ,社 ,数 ,理 ,英 の 5 教 科 )
・学校によっては面接や実技
も実施します。
・作文,面接,
実技,学力検査
のいずれか一つ
又は複数を実施
する場合があり
ます。
高
高 学力検査点 低
A 調査書点
(225点満点)
B 学力検査点
(学校で定める点数)
選抜方法
C 学校独自検査
(学校で定める点数)
調査書点
低
領域A
調査書のみ,ま
たは調査書に上
記の検査を加え
て総合的に選抜
します。
領域B
※調査書点と学力検査点の重
視の仕方が,学校ごとに異
なります。
募集人数
第1段階
A+B+Cの合計点上位の者
について,調査書の記載事項
も用いて選抜します。
第2段階
A+B+Cの合計点と調査書
の記載内容で総合的に選抜し
ます。
第1段階
調査書点と学力検査点の相
関図を用いて領域Aから調
査書の記載事項も用いて選
抜します。
第2段階
領域Bから調査書の記載事
項を用いて総合的に選抜し
ます。
普 通 科 : 募 集 定 員 の 10~ 30%
普通科コース制,専門学科(体
育 ・ 美 術 に 関 す る 学 科 以 外 ),
総合学科:
募 集 定 員 の 10~ 40%
体育・美術に関する学科:
募 集 定 員 の 10~ 70%
募集定員から前期選抜及び連
携型選抜による合格者数並び
に併設型中学校からの入学者
数を減じた人数
※募集定員に満
たない学校で実
施します。
宮城県教育委員会
問合せ先:宮城県教育庁高校教育課
入試制度及び県立高校の入試関係 TEL:022-211-3624
仙台市教育委員会
問合せ先:仙台市教育局学校教育部高校教育課
仙台市立高校の入試関係
TEL:022-214-8422
石巻市教育委員会
問合せ先:石巻市教育委員会学校教育課
石巻市立高校の入試関係
TEL:0225-95-1111
※関連情報については,宮城県教育庁高校教育課のホームページを御覧ください。
ホームページアドレス
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/koukyou/
公立高等学校入試の仕組み
1
前期選抜
(1) 各学科の募集割合について
普通科(コース制を除く)
10~30%
普通科コース制,農業・工業・商業・水産・家庭・看護・
福祉・理数・英語・災害科学に関する学科,総合学科
10~40%
体育・美術に関する学科
10~70%
(2) 「出願できる条件」について
各高等学校が事前に公表する「出願できる条件」を満たしている生徒が出願できます。
(3) 「出願できる条件」の例
A高校
次の1~3のすべての条件に該当していることを自己アピールできる生徒。
1 高校卒業後の進路について明確な目標を持ち,基本的な生活習慣が身に付いている生
徒
2 全教科において,基本的な学力が身に付いており,特に3教科(国語・数学・英語)
の基礎学力が優良である生徒
3 部活動等において,熱心に活動し,高校入学後も本校部活動において活動を継続しよ
うという意欲がある生徒
B高校
次の1~3のすべての条件に該当していることを自己アピールでき,さらに4の(1)又は
(2)のいずれかの条件を満たしていること。
1 基本的な学習習慣や生活習慣を確実に身に付け,生徒会活動・部活動・ボランティア
活動等において,積極的に活動した者
2 外国語に強い関心があって,入学後も語学力を生かし上級学校へ進学するという明確
な目標を持って積極的に学習活動に取り組む者
3 多様化する社会の変化に対応できる生きる力と創造力を伸ばし,将来は積極的に,社
会に貢献しようする強い意志を持って,意欲的に高校生活を送ろうとする者
4 (1) 中学校1~3年の英語の評定平均値が4.0以上である者 【調査書】
(2) 英検において3級以上の資格を取得した者
【添付書類又は調査書】
『自己アピールできる』 …… 志願理由書に記載します。
【調査書】 …… 調査書の記載事項を確認します。
【添付書類】 …… 志願理由書に,資格証書や賞状などのコピーを添付します。
(4) 選抜資料(検査)について
A 調査書について
次の方法で評定の合計点を算出し,調査書点とします。満点は225点となります。
(3年間の3教科(国語・数学・英語)の評定の合計)
+)2×(3年間の3教科以外の6教科についての評定の合計)
調査書点
B
45点
180点
225点
学力検査について
①
②
実施教科は,国語,数学及び英語とし,各教科の検査時間はそれぞれ50分です。
学力検査の内容は中学校学習指導要領の趣旨を踏まえ,基礎的・基本的なものを重視
するとともに,生徒の多様な能力・適性等が評価できる問題とします。
③ 検査問題は県共通問題とし,国語のいわゆる「作文」及び英語の「放送によるテスト」
はありません。
④ 各教科とも100点満点ですが,傾斜配点を行う高校では指定した教科(2教科まで)
の得点を1.5倍または2.0倍に換算して選抜に用います。
⑤ 各教科とも100点満点で採点したもの(傾斜配点を行う高校では④で換算したもの)
を,各教科の点数の換算点(0.25倍~1.0倍)の合計点が75点~300点になる
ようにしたものを学力検査点とし,選抜に用います。
C
学校独自検査について
各学校では作文,面接,実技のうち少なくとも1つ以上を実施します。
① 作文 …
題材,実施時間,字数等は各学校で異なります。
作文型,小論文型があります。
② 面接 …
実施形態等は各学校で異なります。
個人面接,集団面接,自己アピール
口頭試問を含む場合,英語による面接を実施する場合があります。
③ 実技 …
体育及び美術に関する学科で実施します。
(5) 選抜方法について
① 選抜の審査は,合計点の上位の者から,各学校で定めた募集人数の120%~150%の範
囲の者を対象として行う。
②
第1段階
あらかじめ各学校が公表している割合(各学校で定めた募集人数の70~90%)に基づき,
合計点が上位の者から審査し,選抜します。
審査は,あらかじめ公表している配点に基づき,調査書点,学力検査点及び学校独自検査の
得点を合算した合計点に調査書の記載内容を用いながら行います。
A 調査書点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 225点
B 学力検査点
3教科の合計点・・・・・・・
75点~300点の範囲
+)C 学校独自検査 作文・面接・実技の合計点・・
75点~300点の範囲
A,B,Cの合計点・・・・・・・・・・・・・・ 450点~675点の範囲
③
第2段階
第1段階の合格候補者を除いた者を対象に,A,B,Cの合計点と,調査書の記載内容とを
総合的に審査し,選抜します。
2
後期選抜
(1) 募集人数について
……
募集定員から前期選抜等の合格者を除いた人数です。
(2) 選抜資料について
A 調査書について
次の方法で評定の合計点を算出し,調査書点とします。満点は195点となります。
(3年間の5教科(国語・社会・数学・理科・英語)の評定の合計)75点
+)2×(3年間の4教科(音楽・美術・保体・技家)の評定の合計)
120点
調査書点
195点
B
学力検査について
①
実施教科は,国語,社会,数学,理科及び英語とし,各教科の検査時間はそれぞれ
50分です。
② 学力検査の内容は,中学校学習指導要領の趣旨を踏まえ,基礎的・基本的なものを重視
するとともに,生徒の多様な能力・適性等が評価できる問題とします。
③ 検査問題は県共通問題とし,国語のいわゆる「作文」及び英語の「放送によるテスト」
を含みます。
④ 各教科とも100点満点ですが,傾斜配点を行う高校では指定した教科(2教科まで)
の得点を1.5倍または2.0倍に換算して選抜に用います。
C
面接,実技について
各高校の必要に応じて,実施します。
ただし,実技は体育・美術に関する学科でのみ実施します。
(3) 選抜方法について
調査書点と学力検査点のどちらを重視するかについては,各高校の判断により次のA~Eの割
合の中から定めます。
調査書点重視の場合
調査書点:学力検査点
同等
学力検査点重視の場合
A
B
C
D
E
7:3
6:4
5:5
4:6
3:7
①
第1段階
各学校が定めた調査書点と学力検査点の割合(A~Eのいずれか)に基づき,調査書点と学
力検査点のそれぞれを軸とした相関図表と,調査書の記載内容を用いて総合的に審査し,募
集人数の約80%を選抜します。
②
第2段階
第1段階の合格候補者を除いた者から,募集人数の40%以内の人員を対象に,相関図表
と調査書の記載内容を用いて総合的に審査し,選抜します。
平成29年春までの日程
1
29
3
2
後期選抜
合格発表
3/22 第二次募集
3/16
後期選抜検査
第二次募集出願
3/8
前期選抜
合格発表
後期選抜出願
2/9
前期選抜出願
第2回予備調査
2/1 前期選抜検査
11
第1回予備調査
入学者選抜要項発表
『入学者選抜一覧』
89 10
オープンキャンパス
合同説明会
7/10 石巻会場
7/9 仙台会場
本吉会場
7/3 栗原会場
登米会場
大崎会場
仙南会場
容
学校独自検査の
出題形式等発表
内
28
7
7/2
年
月
※ 平成28年6月における予定です。詳しい日程はHPで公表します。
入 学 者 選 抜 一 覧 表 の 見 方
前期選抜
1
学
校
番
号
学
校
名
学科
(コース
・部)
募
集
定
員
(人)
募
集
割
合
募
集
人
数
(%) (人)
○ 青葉 工業科
120 40
48
5
「出願できる条件」
前期選抜における各高校の出願資格です。
調
査
書
6
点
学校独自検査
学力検査
作文
面接
実技
国語 数学 英語 小計 配点 時間 形式 配点 時間 形式 配点 時間 形式
225 100 100 100 300 75
1 中学校1~3年の英語または数学の評定平均値が4.0以上である者
【調査書】
2 英検または数学検定において3級以上の資格を取得した者
【添付書類又は調査書】
3 中学校体育連盟主催の大会で県大会に出場した者
【調査書】
4 文化的活動で全国大会で入賞した者
【添付書類又は調査書】
5 ボランティア活動や社会的な活動で中心的な役割を果たしたこと
を自己アピールできる者
4
50
分
小
論
文
文
章
読
取
型
)
工学に関する分野に強い興味を持ち,将来専門的知識と技能を生か
した就職や上級学校への進学を目指す者で,次の1~5のうち,1つ
以上の条件を満たしていること。
(
2
3
配
50
15
分
個
人
面
接
10
7
募
集
人
数
第1
段階
の
合計 割合
(%) (人)
小計
予定
125 650 約
80
72
後期選抜
選抜資料
傾斜配点
教科
倍率 面接 実技
数学 各
と 1.5
英語
8
面接・実技
11
備考
第2志望と
学 することが 社会人
調
力 できる学科 特別
査:
検
選抜
書
査
12
3:7
建築科
土木科
13
9
◆1~4は「資格確認の対象とする条件」である。
○基本情報
① 学科(コース・部)
高校によっては,複数の学科があります。学科(コース・部)などによって学ぶ内容も異なり,③に示す「出願できる条件」が違ってきます。
定時制課程では,学ぶ時間の違いにより部として区分けがあります。
◆普 通 科
学習の中心が共通教科におかれており,幅広い教養を身に付けることをねらいとしています。
◆専門学科
それぞれの学科に関する専門的な知識・技術を身に付けることをねらいとしています。これらの学科はさらに小学科に分かれていることがあります。
【農業・工業・商業・水産・家庭・看護・福祉に関する学科】
【理数・英語・体育・美術に関する学科】
★災害科学科<平成28年度開設>
全国で2番目となる防災系専門学科。普通科の学習内容とほぼ同じですが,専門科目では過去の災害や環境から見出される諸課題を学習教材とする学科です。
◆総合学科
普通科と専門学科の両方の性格を持ち,自分の進路や興味・関心に応じて多くの科目を選択できる学科です
○前期選抜
② 前期選抜の募集割合と募集人数
募集割合(%)の上限は学科によって異なります。
◆普通科
:10~30%
◆普通科コース制,専門学科(体育,美術を除く),総合学科
:10~40%
◆体育及び美術に関する学科
:10~70%
③ 出願できる条件
各高校が示す「出願できる条件」を満たす場合のみ出願できます。条件には【調査書】:「調査書に記載してもらうもの」,【添付書類又は調査書】:「成績・資格等を証明する
書類を添付又は調査書に記載してもらうもの」,【 】の記述なし:「志願理由書に自分で記載するもの」があります。条件に関しては「全ての条件を満たす」必要がある場合や,
例えば「1つ以上の条件を満たす」ことが必要な場合などがあります。
【
】の内容
【調査書】
【添付書類又は調査書】
【
】がついていないとき
【
】が示していること
中学校から高校へ出される調査書で確認を行う条件
資格や成績などの書類の写しを添付するか,中学校から出される調査書で確認を行う条件
志願理由書で満たしている項目について自己アピールする条件
④ 調査書
(3年間の3教科〔国・数・英〕の評定値の合計)+2×(3年間の3教科以外の評定値の合計)の225点満点です。
⑤ 学力検査
学力検査は国語,数学,英語の3教科。満点は学校毎に定め,75~300点になります。傾斜配点(ある教科の点数を1.5又は2.0倍に換算する)を行った場合にも学力検査の点数
は300点以内に換算します。
⑥ 学校独自検査
作文,面接,実技のうち少なくとも1つを実施します。学校独自検査の満点は学校毎に定め,75~300点になります。
225点
⑦ ④+⑤+⑥の点数の合計は450~675点の間で学校毎に異なります。 ・④調査書点
75~300点
・⑤学力検査点
75~300点
・⑥学校独自検査点
⑧ 第1段階の割合
前期選抜では2段階に分けて選抜します。⑧の表示は,第1段階で,合計点の上位の者から調査書記載事項も用いて審査し,総合的に合格候補者を決定する割合です。
第2段階では,第1段階の合格候補者を除いたものを対象に,合計点と調査書の記載内容とを総合的に審査し,選抜します。
○後期選抜
⑨ 後期選抜の募集人数(予定)
募集人数は募集定員から前期選抜等での合格者を引いた人数になります。前期選抜合格発表日に確定する人数です。
⑩ 選抜資料
学校,学科の特色を踏まえて,2教科まで傾斜配点をする学校があります。また,面接・実技を行う学校もあります。
⑪ (調査書):(学力検査)
調査書は(3年間の5教科〔国・社・数・理・英〕の評定値の合計)+2×(3年間の5教科以外の評定値の合計)の195点満点です。
調査書と学力検査の重視の仕方は各高校によって異なります。 ・調査書重視型 (7:3又は6:4)
・同等型(5:5)
・学力検査重視型(3:7又は4:6)
第1段階で約80%の合格候補者を相関図と調査書から総合的に決定し,残りの合格候補者は調査書記載事項をさらに詳しく検討する総合的な審査で決定します。
⑫ 第2志望とすることができる学科
複数の学科・コース・部を併置している高校にあっては,出願時に当該校の他の学科・コース・部を第2志望とすることを認めている学校があります。
○備考
⑬ 社会人特別選抜
定時制課程において実施する学校があります。
○第二次募集
第二次募集は,後期選抜の合格発表が終了した時点で,合格者数等の計が募集定員に満たない学科,コース・部で,3月22日に行われます。
検査内容等については,後期選抜合格発表後に公表します。
平成29年度
1
宮城県公立高等学校入学者選抜検査について
学力検査問題について
前期選抜
2
後期選抜
国語
○ (いわゆる「作文」はありません)
○ (いわゆる「作文」を含みます)
社会
なし
○
数学
○
○
理科
なし
○
英語
○(「放送によるテスト」はありません)
○ (「放送によるテスト」を含みます)
「学校独自検査」について
(1) 「入学者選抜一覧表」の記載例
○作文
ア
作 文 型
…
『題』を提示もしくは,簡単な文章を読んでの自由作文
イ
小論文型
…
提示された資料から,その内容を読み取り,筋道を立てて自分の考
えを述べる。
タイプ
内
容
文章読取型
提示された文章の内容を読み取り,筋道を立てて自分の考えを述べる
資料読取型
提示された図・表・グラフ等の内容を読み取り,筋道を立てて自分の
考えを述べる
情報読取型
提示された講義,映像,音声題材,実験・実演題材の内容を読み取り,
筋道を立てて自分の考えを述べる
※複数の種類の時は,例えば「文章読取,資料読取」と併記
○面接
ア
個人面接
イ
集団面接
ウ
自己アピール
(口頭試問,英語による面接を含む場合にはその旨を記載する)
○実技
ア
体育実技
イ
美術実技
(詳細は,実技を実施する学校のホームページ等で公表する)
(2) 作文の出題形式の例
『題』を提示もしくは,簡単な文章を読んでの自由作文
イ
小論文型(文章読取型)… 提示された文章の内容を読み取り,自分の考えを論理立てて
述べる。
…
例2
問一 あなたが好きな四字熟語を用い
て 単文を つくり なさい 。
作文型
例1
問
「あなたが中学校時代に努力したこと 」
について 、六〇〇字以内で書きなさい 。
問二 問一で取り上げた四字熟語が好
きな理由について、四〇〇字以内
で書き なさい 。
ア
例3
次 の文章 を読ん で、あと の問い に答えな さ
い。
◎◎の ことわざ の意味 を答え なさい。
○○ ○……
……
……
……
……
◎◎
……
……
… …●● ●。
△ △△… …
……
……
……
……
……
……
…… ▲▲▲ 。
□□□ ……
……
……
……
……
……
……
… …■■ ■。
(出典 ◇◇著 「××× 」より )
問一
問 二 この 文 章を2 00字 以内で要 約しな さ
い。
問 三 この 文章 を読ん で、あ なたの考 える◆
◆◆ につ いて 、筆者 と同じ立 場、あ るい
は 異な る立 場で あること を明確 にした上
で4 00字 以内で 書きな さい。
例4
次の英文を読んで,あとの問いに答えなさい。
○○○……
……
……
……
……
……
……
……●●●.
(出典 「 ××× 」より)
問1 この文章で作者が伝えたいことを200字以内の日本語で答えなさい。
問2 あなたがきれいだと思うことについて,200語程度の英文を書きなさ
い。
ウ
小論文型(資料読取型)… 提示された図,表,数式などを含むいろいろな資料から情報を
読み取り,自分の考えを論理立てて述べる。
例5
次の資料を見て,あとの問いに答えなさい。
図1は○○○を示すものである。これは……
……
……である。表1は●●●の変化を表したものであり,これ
をもとに考えると,2030年には……となる。
また,図2は△△△の様子を撮影した写真である。
表1
図2
図1
問1 表1をグラフに表しなさい。
問2 ●●●は2030年にはどれくらいになると予想できますか。計算過程
を含めて答えなさい。
問3 図2のような■■を見ることができる場所を答えなさい。
問4 資料で示されている□□について,どのような解決法があるとあなたは
考えますか,答えなさい。
エ
小論文型(情報読取型)…
例6
問1
問2
例7
(英語のスピーチ
講義,映像,音声題材,実験・実習題材で与えられた情報を読み
取り,自分の考えを論理立てて述べる。
2回流す)
スピーチの内容を200字以内で要約しなさい。
スピーチについて,あなたが考えたことを400字以内で書きなさい。
(実験の様子及び日常生活の一場面を撮影したビデオ)
問1 ビデオで映された現象を何といいますか。
問2 日常生活で見られた現象と実験で示されたことが,同じ原理に基づいて
起こっていると考えられる理由を簡単に説明しなさい。
問3 この現象が起こるしくみについて,説明しなさい。
問4 この現象が起こるしくみを利用して,現在人類がかかえている環境問題
やエネルギー問題を解決するヒントを示しなさい。
留意事項について
1
入学願書及び写真票の記入について
(1)
前期選抜願書及び写真票,後期選抜願書及び写真票は受験生1人に対して1枚の
配付を原則としています。
(2)
願書の記入ミスがないよう,願書のコピー等に練習し,下書きを写すなど工夫し
てください。記入する際,消えるボールペンの使用はできません。
(3)
書き間違った場合には,出願先の高校側で記載内容が分かる範囲であれば,二重
線を引いて訂正印を押し,改めて正しく記入してください。
(4)
入学願書の,次の(ア),(イ)及び(ウ)の欄に記入しない場合については,斜線を引き,
記入漏れではないことを示してください。
(例)
高
(ア)
(イ)
(ウ)
等
校
(
長
殿
校)
の欄
コース
)
部
(
の欄
後期選抜用入学願書
第2志望
(5)
学
コース
科
部
の欄
現住所欄の記載については,住民票通りの記載を基本としますが,番地等は略記
で構いません。ただし,アパート等の名称は略さずに記載してください。
(例)
(正式)
→(略記)
2
仙台市青葉区本町3丁目8番1号
仙台市青葉区本町3-8-1
むすび丸ハウス305号室
むすび丸ハウス305
検査当日の所持品について(※「当日持参するもの」は,実際の受験票裏に記載してあります。)
(1)
携帯電話,スマートフォン及び通信機能を有する機器の持込は禁止しています。
やむを得ず検査会場に持ち込む場合には,受験生本人が,受験番号と氏名を記入し
た封筒を持参し,電源を切ってから封筒に入れて封をし,会場の受付に預けてくだ
さい。
(2)
受験生が当日持参するものとして「腕時計」があります。その際,アラームや時
報等の音が鳴る機能や,通信機能を有する腕時計の持参は避けてください。やむを
得ず音が鳴る機能を有する腕時計を持参する場合は,事前にアラームを確実に切る
などして,音が鳴らないよう注意してください。
(3)
学力検査を受ける際,次の物の使用は認めていません。
計算,翻訳,辞書,その他,アラーム音を発するなど検査の公正を欠くおそれの
ある物も同様です。
分度器は,検査の公正を欠くおそれのある物に含まれます。分度器付き等の角度
を測る機能を有する三角定規や直線定規の使用も認められません。
写真票
全定の別
学科・コース名
写真欄
※
受験番号
・上半身正面,無帽
科
全・定
・最近3ヶ月以内に撮
影したもの
コース
)
部
(
氏
名
・縦4㎝,横3㎝
・カラー・白黒を問い
ません。
在 学 ( 出 身 )
中
学
校
中学校
・写真の裏に氏名と中
学校名を記入し,貼
付すること。
( 切 り 離 さ な い で 提 出 の こ と 。)
受験番号
県外からの出願者,海外帰国者等の出願者,過年度卒業生の出願者,岩手・福島との県境隣接協定に基づく出願者,
特別支援学級からの出願者,社会人特別選抜の出願者及び東日本大震災の被災に伴う区域外就学者の受験に係る措置
による出願者については,右の の中に,それぞれ県外,海外,過卒,県境,特支, 社会人及び区域外と朱書する。
※
入学者選抜手数料
県立高等学校出願者は宮城県収入証紙をここに貼付すること(消印・割印しないこと。)。
仙台市立高等学校出願者は納入通知書兼領収書を願書裏面に貼付すること。
石巻市立高等学校出願者は納入通知書兼領収証書を願書裏面に貼付すること。
入
※受付番号
学
願
書(前期選抜)
平成●●
高
等
学
校
(
長
校)
見 本
ふ
り
が
な
本
人
氏
名
〒(
本
住
「平成29年」以外は
使用不可
昭和
(
保護者(又は保証人)氏名
中
学
住
月
日生)
本人以外が記名する場合には押印が必要という意味
コース
)に
部
)科(
)
昭和
平成
校
〒(
現
( 男 ・女 )
所
(
(
)
-
電話番号(
)
-
年
月
卒業見込・卒業
)
所
)
又
は
保
証
人
日
「本人署名又は記名押印」とは本人が署名するか
(本人署名又は記名押印)
電話番号(県外の場合のみ記入)
保
護
者
年
平成
在学(出身)
人
月
(本人署名又は記名押印)
貴校(全日制・定時制)課程(
入学を志願いたします。
現
年
殿
割 印
( 切 り 離 さ な い で 提 出 の こ と 。)
平成●●年度宮城県公立高等学校入学者選抜
全定の別
学科・コース名
(
コース
)
部
在 学 ( 出 身 )
中
学
校
出願校名及び ※
受 験 場 所
(※の欄は記入しないこと。)
期
選
抜
受
験
票
※
科
全・定
前
受験
番号
氏
中学校
生年月日
名
昭和
平成
高
年
等
学
月
校
日生
写真票
全定の別
学科・コース名
写真欄
※
受験番号
・上半身正面,無帽
科
全・定
・最近3ヶ月以内に撮
影したもの
コース
)
部
(
氏
名
・縦4㎝,横3㎝
・カラー・白黒を問い
ません。
在 学 ( 出 身 )
中
学
校
中学校
・写真の裏に氏名と中
学校名を記入し,貼
付すること。
( 切 り 離 さ な い で 提 出 の こ と 。)
受験番号
県外からの出願者,海外帰国者等の出願者,過年度卒業生の出願者,岩手・福島との県境隣接協定に基づく出願者,
特別支援学級からの出願者及び東日本大震災の被災に伴う区域外就学者の受験に係る措置による出願者については,
右の の中に,それぞれ県外,海外,過卒,県境,特支及び区域外と朱書する。
入学者選抜手数料
※
県立高等学校出願者は宮城県収入証紙をここに貼付すること(消印・割印しないこと。)。
仙台市立高等学校出願者は納入通知書兼領収書を願書裏面に貼付すること。
石巻市立高等学校出願者は納入通知書兼領収証書を願書裏面に貼付すること。
入
学
願
書(後期選抜)
平成●●
高
等
学
校
(
長
本
り
が
な
人
氏
名
住
「平成29年」以外は
使用不可
(
保護者(又は保証人)氏名
昭和
平成
中
学
コース)に
部
)
昭和
平成
校
〒(
現
住
)
-
)
-
年
月
卒業見込・卒業
)
所
)
電話番号 (
第2志望
日生)
所
(
又
は
保
証
人
月
)科(
電話番号(県外の場合のみ記入) (
保
護
者
年
本人以外が記名する場合には押印が必要という意味
在学(出身)
人
( 男 ・女 )
「本人署名又は記名押印」とは本人が署名するか
(本人署名又は記名押印)
〒(
現
日
(本人署名又は記名押印)
貴校(全日制・定時制)課程(
入学を志願いたします。
本
月
殿
校 )ふ
見 本
年
コース
科
部
後期選抜では出願する高校(学科)によって,
学科の第2志望を記入することができる。
割 印
( 切 り 離 さ な い で 提 出 の こ と 。)
平成●●年度宮城県公立高等学校入学者選抜
全定の別
学科・コース名
(
コース
)
部
在 学 ( 出 身 )
中
学
校
出願校名及び ※
受 験 場 所
(※の欄は記入しないこと。)
期
選
抜
受
験
票
※
科
全・定
後
受験
番号
氏
中学校
生年月日
名
昭和
平成
高
年
等
学
月
校
日生
<志願理由書例1>
「資格確認の対象とする条件」がある場合の例
(平成29年度入学者選抜前期願書2)
志願理由書
※受付番号
宮城県青葉第四
高等学校長
殿
※
「平成29年度」の
記載があるものを
利用すること
平成●●年●●月●●日
中学校
平成●●年●●月
卒業見込
/
卒業
氏名
志願する課程,学科,コース・部:(
)課程(
)科 (
コース
部
)
満たしている条件(「選択」は1つ以上)の□にチェックをすること。
「資格確認の対象とする条件」
□
1~3年次の評定平均値が4.0以上である。
必須
1 つ以 上 選 択
□
選択
文化部もしくは運動部活動の県大会でベスト8以上の成績である。
□
選択
英語検定3級以上もしくは数学検定3級以上の資格を取得している。
□
選択
ボランティア活動を1年以上継続して行った。
志願理由
本学を志望するにあたり,入学後に特に力を入れて頑張りたいことを書くこと。
私は……
該当する条件の□を必ず
チェック(☑)すること
……。
志願理由欄は,満たしている条件の説明や,自己アピールで
きる点,志望する高校で頑張りたいことなどを書くことにな
ります。
志願理由書は,「地区別公立高等学校説明会」,「高校ご
との学校説明会・体験会(オープンキャンパス)」,「各高
校のHPからダウンロード」などで入手できます。
以上のことから貴校を志望します。
※志願理由書は,選抜資料としては用いませんが「出願できる条件」を満たしているかを確認する出願書類な
ので,きちんと記入すること。
<志願理由書例2>
「資格確認の対象とする条件」がない場合の例
(平成29年度入学者選抜前期願書2)
志願理由書
※受付番号
宮城県けやき
高等学校長
殿
※
「平成29年度」の
記載があるものを
利用すること
平成●●年●●月●●日
中学校
平成●●年●●月
卒業見込
/
卒業
氏名
志願する課程,学科,コース・部:(
)課程(
)科 (
コース
部
)
出願できる条件のうち特に自己アピールしたいことを下から2つ選び,志願理由に詳しく書くこと。
「出願できる条件」
□
選択
○○への興味・関心が高く,高校生活に意欲的に取り組む。
□
選択
高校に入学後,部活動や課外活動に積極的に取り組む。
□
選択
新しい時代を担う者として,国際的な視野を身に付ける。
□
選択
○○産業のスペシャリストを目指し,その実現に努力する。
志願理由
私は……
該当する条件の□を必ずチェック(☑)すること。
志願理由欄で,チェックした項目について,自身の文章で自己
……。
アピールすること。
【けやき高校の出願できる条件】
地域産業の担い手を目指し,その実現のために大学またはその他の上級学校等への
進学や関連産業への就職を通じて,夢を実現しようとする意欲があり,次の条件のう
ち2つ以上に該当していることを自己アピールできる者。
1 地域産業への興味・関心が高く,高校生活に意欲的に取り組む者。
2 部活動や課外活動等でリーダーシップを発揮して活動した実績を持ち,高校入学
後も積極的に取り組む者。
3 日本の産業構造の枠にとらわれず,将来を見据え,新しい時代を担う者として,
積極的に国際的な視野を身に付けようとする者。
4 地元に根ざした産業について理解を深め,スペシャリストになることを目指して
おり,その実現に向けて努力する者。
以上のことから貴校を志望します。
※志願理由書は,選抜資料としては用いませんが「出願できる条件」を満たしているかを確認する出願書類な
ので,きちんと記入すること。
平成28年度地区別公立高校合同説明会実施日程及び会場
1
趣
旨
中学生及び保護者等に,各高等学校の特色や教育内容,高校生活,入試に関する情報等を提供し,
中学生の主体的な進路選択の一助とする。
また,平成29年度公立高等学校入試の制度に関する説明及び質問の場を設定し,その概要の周
知を図る。
2
3
主
催
宮城県教育委員会,仙台市教育委員会,石巻市教育委員会
日時・会場
地 区
開 催 日
会
場
<事 務 局 と 連 絡 先 >
岩沼市民会館
仙 南 7月
2 日( 土 )
岩 沼 市 里 の 杜 一 丁 目 2- 45
<事 務 局 >宮 城 県 名 取 高 等 学 校
0 2 2 3 -2 2 - 3 1 51
大崎合同庁舎
大 崎 7月
2 日( 土 )
大 崎 市 古 川 旭 4-1-1
<事 務 局 >宮 城 県 古 川 高 等 学 校
0229-22-3034
宮城県佐沼高等学校
登 米 7月
2 日( 土 )
登米市迫町佐沼字末広1
<事 務 局 >宮 城 県 佐 沼 高 等 学 校
0220-22-2022
宮城県築館高等学校
栗 原 7月
3 日( 日 )
栗 原 市 築 館 字 下 宮 野 町 浦 22
<事 務 局 >宮 城 県 築 館 高 等 学 校
0 2 2 8 -2 2 - 3 1 26
宮城県気仙沼高等学校
本 吉 7月
3 日( 日 )
気 仙 沼 市 常 楽 130
<事 務 局 >宮 城 県 気 仙 沼 高 等 学 校
0226-24-3400
仙台市立仙台工業高等学校
仙 台 7月
9 日( 土 )
仙 台 市 宮 城 野 区 東 宮 城 野 3-1
<事 務 局 >宮 城 県 仙 台 第 二 高 等 学 校
高校教育課教育指導班
022-221-5626
022-211-3624
石巻専修大学
石 巻 7 月 1 0 日( 日 )
石巻市南境新水戸1
<事 務 局 >宮 城 県 石 巻 北 高 等 学 校
4
対
象
5
各地区の参加校
仙南地区
0225-74-2211
中学生,保護者及び中学校教員等(参加申込は不要)
白石高校,白石高校七ヶ宿校,蔵王高校,白石工業高校,村田高校,柴田農林高校,
柴田農林高校川崎校,大河原商業高校(全日制・定時制),柴田高校,角田高校,伊具
高校,名取高校(全日制・定時制),名取北高校,亘理高校,農業高校,多賀城高校
大崎地区
古川高校,古川黎明高校,岩出山高校,中新田高校,松山高校,加美農業高校,古川
工業高校(全日制・定時制),鹿島台商業高校,涌谷高校,小牛田農林高校,南郷高
校,田尻さくら高校,多賀城高校(個別相談のみ)
登米地区
佐沼高校(全日制・定時制),登米高校,登米総合産業高校,多賀城高校(個別相談
のみ)
栗原地区
築館高校,岩ケ崎高校,迫桜高校,一迫商業高校
本吉地区
気仙沼高校(全日制,定時制),気仙沼西高校,志津川高校,本吉響高校,気仙沼向
洋高校,多賀城高校(個別相談のみ)
仙台地区
仙台第一高校,仙台二華高校,仙台三桜高校,仙台向山高校,仙台南高校,仙台西高
校,仙台東高校,工業高校,仙台工業高校(全日制,定時制),仙台第二高校,仙台
第三高校,宮城第一高校,宮城広瀬高校,泉高校,泉松陵高校,泉館山高校,宮城野
高校,仙台高校,仙台商業高校,塩釜高校,多賀城高校,松島高校,利府高校,黒川
高校,富谷高校,第二工業高校,貞山高校,仙台大志高校,美田園高校
石巻地区
石巻高校,石巻好文館高校,石巻西高校,石巻北高校,石巻北高校飯野川校,水産高
校,石巻工業高校,石巻商業高校,東松島高校,石巻市立桜坂高校,多賀城高校(個
別相談のみ)
6
内
(1)
容
学校説明会(各校20分)
各校の特色や教育内容等について参加者全体へ説明し,その後,参加者から質問に応じます。
(2)
個別相談
参加校ごとに相談コーナーを設置し,資料配布や相談,質問などに応じます。
(3)
入試制度説明
各会場とも,平成29年度公立高校入試の制度に関する説明をする時間を設けるとともに,
特設ブースにおいて相談や質問に応じます。
(4)
就学支援相談
奨学金の貸与など,就学支援に関する専門のコーナーを設置して相談や質問に応じます。
7
その他
(1)
各会場とも駐車場に限りがありますので,公共交通機関の利用や自家用車の乗り合わせでの
来場に御協力ください。
また,仙台会場をはじめ,会場によっては駐車場がありませんので御注意ください。
(2)
会場によっては,上履きが必要となりますので,各自で御持参くださるようお願いします。
(3)
その他,詳細は地区ごとの実施要項を御参照ください。
8
問合せ先
宮城県教育庁高校教育課教育指導班
住所
仙台市青葉区本町3-8-1
電話
022-211-3624
FAX
022-211-3696
平成29年度
宮城県公立高等学校入学者選抜に係るQ&A(生徒,保護者用)
【入試全体に関すること】
Q1 入試の特徴はどんなところですか。
前期選抜は,高等学校が示す「出願できる条件」を満たす者が出願できます。
選抜の方法としては,前期選抜では,全県共通の3教科の学力検査と各高校が作成する「学
校独自検査」が課されます。募集人数は後期選抜に比べて,体育や美術に関する学科以外は少
なくなっています。
後期選抜は,全県共通の5教科の学力検査と,学校によって面接や実技が行われます。また,
学力検査点と調査書点のどちらをより重視して選抜するかは,高等学校ごとに定めます。
Q2
募集する学校名,学科名,定員は,いつ確定しますか。
平成29年度の正式な募集定員等については,平成28年の7月初旬に公表されます。
Q3
学力検査は,どのようになりますか。
前期選抜は国語,数学,英語の3教科です。ただし,国語のいわゆる「作文」と英語の「放
送によるテスト」はありません。
後期選抜は国語,社会,数学,理科,英語の5教科で,国語にはいわゆる「作文」が,英語
には「放送によるテスト」が含まれます。
どちらの学力検査も,全県共通問題で,中学校学習指導要領の趣旨を踏まえ,基礎的・基本
的なものを重視するとともに,生徒の多様な能力・適性等が評価できる問題を出題する予定で
す。
Q4
生徒会活動や部活動などは,各選抜でどのように評価されますか。
学習以外の中学校生活での成果についても,調査書により総合的に評価します。
Q5
出願期間中に,受理された出願を取り消し,異なる学校,学科,コースに再度出願し直すこと
はできますか。
一度受理された出願を辞退することはできますが,他の高校に出願し直すことはできません。
高校でいったん受理された出願書類は返還しませんので注意してください。
【前期選抜の制度に関すること】
Q6 前期選抜において,出願した高校の,他の学科やコースを第2志望とすることができますか。
前期選抜では,出願先が第1志望であることを想定していることから,第2志望を出願でき
る制度はありません。
Q7
前期選抜の合否はどのように決定されますか。
前期選抜では,あらかじめ公表している配点に基づき,調査書点(225点満点),学力検
査点(75~300点)及び学校独自検査の得点(75~300点)を合算した合計点と調査
書の記載内容とを総合的に審査し,選抜します。
Q8
前期選抜で合格した者が,後期選抜に出願することは可能ですか。
前期選抜は,志願先が第1志望であることを前提としているので,合格した場合はその学校
に入学することを前提としています。したがって,前期選抜の合格を確保しつつ,後期選抜で
他の学校へ出願することはできません。また,同じ理由で合格を辞退することも想定していま
せん。
Q9
前期選抜で不合格になった場合,後期選抜で同じ学校に出願することは可能ですか。また,不
合格になったことで不利なことはありますか。
前期選抜で受験した学校にも出願することは可能です。また,前期選抜で志願した学校とは
違う学校にも出願が可能です。
後期選抜では,前期選抜の検査結果を参考にすることはありません。また,前期選抜と後期
選抜では選抜の仕方が異なりますので,有利,不利は一切ありません。
【前期選抜・「出願できる条件」に関すること】
Q10 「出願できる条件」を満たさないことが高校側で確認された場合は,どのように知らされるの
ですか。
審査の結果,「出願できる条件」を満たさないことが高等学校で確認された場合は,高等学
校長が中学校長へ送付する「受験票送付一覧」により,どの条件を満たさなかったために受験
不可となったのかをお知らせします。
Q11
「出願できる条件」を満たさないことが高校側で確認された後で,改めて別の高校に出願する
ことは可能ですか。
出願書類の提出後は,別の高校への出願変更はできません。
志望する高校へ出願書類が提出され,「志願理由書」により,「出願できる条件」の資格審
査が行われた時点で前期選抜は始まっています。「出願できる条件」を満たしていない場合に
は,前期選抜の出願を締め切ったのち,「受験票送付一覧」で通知するので,当然出願変更は
できません。
Q12
平成29年度入試から「出願できる条件」が変更となることはありますか。
平成28年2月に公表した「入学者選抜一覧【平成28年度からの変更点】」から原則とし
て変更しない予定ですが,一部の高等学校で「出願できる条件」が緩和される場合があります。
平成28年7月に公表する「入学者選抜一覧」で必ず確認してください。
Q13
「出願できる条件」の評定平均はどのように算出するのですか。
評定平均は各教科の評定を全て合計し,教科数で割ったものを小数第1位まで算出します。
例えば,1年生から3年生の全教科の評定平均は次のようになります。
(1年生,2年生,3年生それぞれの教科の評定合計)
= 評定平均
27教科(9教科×3年)
(小数点以下第2位を四捨五入)
Q14 入学者選抜では,何年時の評定値を用いるのですか。また,前期選抜と後期選抜の調査書の合
計点(調査書点)が違うのはなぜですか。
入学者選抜の資料としては,1~3年の評定値全てを用い,中学校3年間の学習成果を評価
します。
また,調査書の合計については,学力検査を実施しない教科の評定値を2倍にすることから,
前期選抜の合計は225点…(国,数,英の評定合計)+(その他の6教科の評定合計)×2
後期選抜の合計は195点… (国,社,数,理,英の評定合計)+(その他の4教科の評定合計)×2
となります。
Q15
前期選抜の「出願できる条件」には,様々な条件が示されています。その中で学校外の活動状
況についても条件となっているのはどうしてですか。
学校内外の様々な活動を含む中学校時代の生活の様子や生徒の実情を的確に評価できるよ
うにすることをねらいとしているからです。これらの事項は,これまでの入試制度でも選抜
資料としていました。
高校によっては,校外での表彰,英語検定や数学検定の資格などを条件とすることで受験者
の出願機会を増やす工夫をしています。また,学校外の活動については,必ず満たさなければ
ならない条件とはしていません。
Q16
志願者が「出願できる条件」を満たしていることの証明は誰が行うのですか。
「出願できる条件」を満たしているかどうかは,志願者本人が判断します。そして,高等
学校では,志願者本人が作成した「志願理由書」を審査して出願資格の有無を確認します。
ただし,「資格確認の対象とする条件」のうち【調査書】と記載されている条件について
は,中学校が作成する調査書により確認します。(例えば,中総体県大会ベスト8など)。
また,【添付書類又は調査書】と記載されている条件で,調査書に記載されないものにつ
いては,証明する書類を志願者が準備し,調査書に添付して証明します(例えば,数学検定
3級など)。
基本的生活習慣が身に付いていることや,高校卒業後の進路希望などの「資格確認の対象
としない条件」については,志願者自らが条件にあてはまることを文章で「志願理由書」に
記載したものが審査の対象となりますので,「志願理由書」は丁寧に作成してください。
なお,記載例や注意事項は各高等学校から示されますので参考として下さい。
Q17
前期選抜において,志願理由書はどのように活用されますか。
志願理由書は「出願できる条件」を確認するための書類です。よって,志願理由書の表現を
点数化するなどして,選抜の資料とすることはありません。
ただし,記載内容について,面接で質問することがあります。
Q18
「出願できる条件」には優劣があるのですか。満たした条件によって合否に影響が出ますか。
「出願できる条件」はあくまで前期選抜の受験資格を示したもので,どの条件にかなってい
るかで優劣を付けることはありませんし,それにより合否に影響することもありません。
Q19
「出願できる条件」についての問い合わせや,相談は可能ですか。
具体的な条件への質問であれば,出願前に高等学校へ問い合わせることは可能です。説明会
やオープンキャンパスなどの機会を利用するなどして早目に相談されることを勧めます。
【前期選抜の学校独自検査に関すること】
Q20 前期選抜の学校独自検査のうち作文は,どのようなものですか。これまでの作文とはどこが異
なるのですか。
作文には,作文型と小論文型の2種類があります。
作文型は,『題』を提示もしくは,簡単な文章を読んでの自由作文,小論文は,提示された
資料から,その内容を読み取り,筋道を立てて自分の考えを述べるものです。
小論文型は「文章読取型」「資料読取型」「情報読取型」の3つの型に分けられます。
Q21
面接にはどのようなものがあるのですか。
「個人面接」「集団面接」「自己アピール」という3つの種類があります。学校によっては
これらを複数実施することもあります。面接の内容に「口頭による試問」や「英語による面接」
を含むこともあります。
【後期選抜,第二次募集に関すること】
Q22 後期選抜においても実技や面接を行う学校がありますが,どのような場合に行われるのですか。
また,面接や実技の評価は選考にどのように反映されるのですか。
美術に関する学科と体育に関する学科においては,実技を実施することがあります。
一部の高等学校においては,面接を実施することがあります。これらの結果については,点
数化して学力検査や調査書に加えるのではなく,総合的に審査する資料として用います。
Q23
後期選抜の合否はどのように決定されますか。
後期選抜では,各学校が定めた調査書点と学力検査点の割合に基づき,調査書点と学力検査
点をそれぞれ軸とした相関図表と調査書の記載内容を用いて総合的に審査し,選抜します。
Q24
第二次募集に出願できるのは,どのような条件を満たす場合ですか。
前期選抜・後期選抜において公立高校に合格していないことです。なお,私立高校の合格者
は,最終入学手続きを行っていない場合に限り出願が可能です。
Memo