平成28年度愛媛県地域自殺対策強化事業募集要領 1 目的 自殺は本人にとってもこの上ない悲劇であるだけでなく、周囲の人々に大きな 悲しみと生活上の困難をもたらし、社会全体にとっても大きな損失である。 愛媛県の自殺者数は全国を上回る状況が続いていることから、自殺を考えてい る人が個々のニーズに応じて相談しやすい休日や夜間の電話(メール)相談や効 果的な相談支援のため、相談対応従事者の質の向上に関する人材養成を図る。 また、自殺予防週間(9月10日~16日)や自殺対策強化月間(3月)には 自殺予防についての普及啓発を図り、一人でも多くの自殺を防ぐことを目的に、 県が国の地域自殺対策強化交付金を活用し、民間のノウハウを生かした効果的な 自殺対策事業を行おうとする団体を広く公募し、応募のあった団体の中から採用 した団体に地域自殺対策強化事業を委託して実施する。 2 対象団体 応募することができる団体は、県内に事業所を有し、県内において1年以上活 動している公益法人、社会福祉法人及びNPO法人その他の法人(法人格を有す るものに限る。)であって、営利を目的としないものとする。 ただし、宗教活動又は政治活動を主たる目的とする団体を除く。 3 事業内容 地域自殺対策緊急強化事業は、次に掲げるいずれかの事業に該当するものとし、 各事業の内容は、平成28年度地域自殺対策強化事業実施要領のとおりとする。 (1)電話相談事業(2事業) (2)人材養成事業(2事業) (3)普及啓発事業(1事業) 4 事業実施期間 事業実施期間は、委託契約締結の日から平成29年3月31日までとする。 5 委託金額 委託金額は、1団体当たり50万円(消費税額及び地方消費税額を含む)以内 とする。 6 対象経費 委託金額の対象経費は、別表「対象経費」のとおりとする。 7 採用団体数 地域自殺対策緊急強化事業を委託する団体として採用する団体数は、原則とし て5団体以内とする。 8 採用団体の決定 県は、応募団体から提出のあった地域自殺対策緊急強化事業計画の内容等につ いて、次の評価項目に基づいて審査し、採用団体を決定するものとし、審査結果 は応募のあった団体に文書で通知する。 〔評価項目〕 (1)事業の実施目的及び期待する成果が明確であり、地域の実情に応じた 事業であること。 (2)先駆性があり、県の自殺対策をサポートする事業内容であること。 (3)実施体制が十分整備され、確実な実行が見込まれるとともに、実効性 が認められること。 (4)事業内容に即した所要額見積であること。 (5)応募団体がうけている他の補助金事業の内容と重複していないこと。 9 提出書類 提出書類は次のとおりとし、募集期間の間に県に提出するものとする。 なお、県は必要に応じて説明及び追加資料を求めるほか、ヒアリングを実施す るものとする。 ① 平成28年度愛媛県地域自殺対策強化事業計画書の提出について(別紙1) ② 団体概要(別紙2) ③ 事業計画書(別紙3) ④ 所要経費内訳書(別紙4) ⑤ 事業実施スケジュール表(別紙5) ⑥ 団体の定款、規約又は会則等 ⑦ 役員名簿 ⑧ 前年度活動報告書及び収支決算書 ⑨ 今年度事業計画書及び収支予算書 ※提出書類の様式(別紙1~別紙5)は、県のホームページからダウンロード できるものとする。 10 募集期間 募集期間は、平成28年7月6日(水)から7月13日(水)までとする(必着)。 11 提出先 県の提出先は下記のとおりとする。 〒790-8570 松山市一番町四丁目4番地2 愛媛県保健福祉部健康衛生局健康増進課精神保健係 Tel 089-912-2403(係直通) Fax 089-912-2399 E-mail [email protected] (別表) 対 ◎ 象 経 費 応募団体が実施する地域自殺対策緊急強化事業に直接必要とする次の経費とし ます。 経 賃 費 金 経費の具体例 事業の実施に必要な一時的な労働の対価として支払う金銭 報 償 費 事業の実施に協力した者等に支払う経費 旅 事業の実施に必要な交通費や宿泊費等 費 需 用 費 消耗品費、燃料費、印刷製本費、光熱水費、修繕料、図書購入費 役 務 費 通信運搬費、電話料 等 使用料及び 賃 借 料 会場使用料、レンタル料、リース料 備品購入費 事業の実施に必要な器具、機械類等の購入費 負担金 (人材養成事業のみ) 等 研修にかかる参加負担金 ・上記にかかわらず、以下の経費は、対象経費から除きます。 ・役員報酬に要する経費 ・土地の購入に要する経費 ・資格の取得に要する経費 ・販売を目的としたものに係る経費 ・ 経費の具体例に示されているのはあくまでも例示です。 詳しくは、保健福祉部健康衛生局健康増進課精神保健係までお問い合わせくださ い。 等
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