心理臨床に顕れる 絵とことば 2 描画を用いる臨床家にとって宿命的につきあわざるを得ない「ことばにする」という行為。それは,単 に絵をことばに変換するのでも,絵をことばで説明するのでもありません。ましてや,「解釈」ではあり えません。では,このとき我々臨床家は何をし,ケースとしては何が起こっているのでしょうか。 この問題について,臨床場面で描かれた絵を事例の流れの中で提示して「我々は絵をどうことばにする のか」ということをじっくりと検討することで取り組んでみようと思います。通常の事例検討会ではなく, 絵とことばを中心に据えた検討会です。このいささか変わった検討を,歴史ある建物の落ち着いた雰囲気 の中で行なっていきます。 いつもなかなかことばにできない絵のはなしをしっかりとした言葉にしていく機会にできればと思いま す。関心のある方はぜひご参加下さい。 事例発表者:金文子 (やすたけちえ心のクリニック) 指定討論者:佐々木玲仁 (九州大学) 穂苅千恵 (山王教育研究所) 司会者 :高石恭子 (甲南大学) 香月菜々子 (大妻女子大学) 開催日:2016 年 9 月 4 日(日) 時 間:18:15 ∼ 20:45 定 員:60 名 (臨床心理士,指定大学院の大学院生・修了生:先着順) 参加費:500 円 会 場:横浜市開港記念会館 1 号室 参加申し込み [email protected] に以下の要領でメールを送って下さい。 タイトル:エコトバ 2016 申し込み 記載内容:氏名,所属(勤務先または大学院),都道府県,臨床心理士・大学院生の別 主催:絵とことば研究会 佐々木玲仁(九州大学),高石恭子(甲南大学),穂苅千恵(山王教育研究所),香月菜々子(大妻女子大学)
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