罹災証明書及び施設の建替等の基本的考え方 [PDFファイル/54KB]

中小企業等グループ施設等復旧整備事業に伴う被災状況確認のため
の「罹災証明書」及び施設の建替等の取扱いについて
各事業者の被災状況を確認するため、復興事業計画の認定申請において、「罹災証明書」を提出し
ていただきますが、次の取り扱いを参考に、必要な資料を添付してください。
1 「罹災証明書」について
◎原則として、市町村が発行する罹災証明書が必要となります。
ただし罹災証明書の発行ができない場合については、以下の取り扱いとします。
【例外】
※1)既に施設・設備が修繕済みの場合は、罹災証明書が添付できない理由書(様式任意)と
被災状況等が分かる写真、資料(修繕契約書、見積書、領収書、修繕業者の申立書等)等
を提出して下さい。
※2)設備については、市町村の罹災証明において被害の程度の記載ができない場合は、第
三者(設備メーカー等)による被災状況の証明書(様式任意)の提出をお願いします。
※3)罹災証明書の取得に時間が掛かり、復興事業計画認定申請の締切までに、提出できる見
込みが立たない場合は、被災状況等が分かる写真、資料(罹災証明申請受付証明書、罹
災状況が分かる建築士の申立書等)等を準備の上、提出先まで個別にご相談下さい。
2 施設の場合
◎修繕による復旧を原則とし、罹災証明書の被害の程度が「全壊」又は「大規模半壊」の場合に限り、
建替にかかる費用を補助対象とします。
ただし、下記より確認できる場合は例外とします。
※1)罹災証明書において、「全壊」又は「大規模半壊」ではないが、建築士が確認したところ建替
を要するとい う判断がなされた場合には、建替を認め建替に要する経費を補助対象とすることが
できます。なお、その場合には、罹災証明書の他に、建築士が建替を要すると判断したことが分か
る書類を提出して下さい。
※2)従前と同等の施設であり修繕費よりも建替費用の方が安価であると証明できる場合には、修
繕にかわり建替とすることができます。
3 設備の場合
◎修繕による復旧を原則とし、第三者(設備メーカー等)による証明書において、修繕不能であること
が確認できる場合に限り、入替にかかる費用を補助対象とします。
◎設備の入替については「同等」の性能の設備への復旧が原則となります。
ただし、下記より確認できる場合は例外とします。
※1)被災した設備が入手不可の場合は、現在入手できる設備の最低限の性能(被災前と同等でな
くても可)の場合に限り、当該設備を補助対象として認める(補助対象経費は当該設備の価格)。
※2)従前と同等の設備であり修繕費よりも入替費用の方が安価であると証明できる場合には、修
繕にかわり入替とすることができます。
上記はあくまで基本的な考え方であり、個別の事案については事前にご相談ください。