うきは市空家等実態調査業務委託仕様書 1 業務名 うきは市空家等実態調査業務 2 業務の目的 うきは市では、 「空家等対策の推進に関する特別措置法」 (平成 26 年法律第 127 号) に基づいて、適切な管理が行われていない空家等が防災、衛生、景観等の地域住民の 生活環境に深刻な影響を及ぼしており、地域住民の生命、身体又は財産を保護すると ともに、その生活環境の保全を図り、あわせて空家等の活用を促進するため、「うき は市空家等対策計画」を策定することとしている。 本業務は、総合的かつ計画的な空家等対策を実施するため、市内に存する空家等の 実態を調査することを目的とする。 3 準拠する法令等 本業務は、本仕様書及び以下に掲げる法令等に準拠して実施すること。 (1) 地方自治法及び同法施行令 (2) 空家等対策の推進に関する特別措置法 (3) うきは市条例及び規則 (4) その他の関係法令等 4 調査の区域 うきは市内全域 5 委託期間 契約締結日の翌日から平成 29 年 2 月 28 日まで 6 業務内容 受託者は、効率的かつ合理的な手法で現地調査を行えるよう、空家等が推定可能な 情報を活用して調査対象となる空家候補リストを作成し、実態調査に係るすべての業 務を行うものとする。 必要に応じ、本市が保有する空家等情報(約 820 件)を参考資料として提供する。 (1) 空家調査対象建築物の抽出及び調査用資料の作成(任意) 市内全域において、本市が貸与する資料の活用及びそれを補完する現地実踏調査等 により、空家と思われる対象建築物について、住宅地図等に着色するなど、所在が分 かる調査用資料を作成する。 (2) 実態調査の実施 1 調査用資料に記載した空家調査対象建築物に対して、外観目視による現地確認実 態調査を実施、空家等を特定する。 その空家等に対して、本市と協議の上、特定空家等の判定材料となる調査項目を 定め、外観写真及び安全性が危惧される等の影響がある箇所の写真を撮影する等詳 細調査を行う。 (3) 実態調査情報の整理、及び電子図面等への情報入力 実態調査で得た情報を整理し、地図情報として所在の落とし込みを行う。地図情 報については、台帳管理機能を装備したシステムを使用し、住宅地図データ、現地 撮影画像とのリンクを行い空家等台帳及び空家等地図帳を作成する。 (4) 参考(うきは市の現況) 平成 25 年度住宅・土地統計調査によると住宅総数 11,080 戸のうち、 13.2%、 1,460 戸が空家総数で、このうち「二次的住宅等」を除いた「その他の住宅」は、760 戸 で、このうち「戸建て」は、740 戸と公表されている。 7 成果品 下記の成果品を電子媒体及び紙ベースで納入すること。 ア.空家等台帳(電子データ及び紙ベース1部) イ.空家等写真(電子データ) ウ.空家等地図帳(電子データ及び紙ベース1部) なお、成果品の著作権は本市に帰属するものとし、受託者は本市の承諾を得ずに これを使用してはならない。 2
© Copyright 2024 ExpyDoc