仕様書(PDF 117.2 KB)

こども1日職業体験イベント運営業務委託仕様書
1 委託業務名称
こども1日職業体験イベント運営業務委託
2 委託期間
契約締結日∼平成 28 年 11 月 30 日
3 業務趣旨等
⑴ 業務概要
小・中学生(市内・市外)を対象に、ボートレースを支える様々なスタッフに扮してもらい、
遊びではなく本物に触れるリアルな職業体験を通じて、働くということの意味、華やかなレース
を裏で支える様々な仕事の存在、そして一つの目標に向けたチームワークの大切さを学んでもら
う。
⑵ コンセプト
「ボートレースで学ぶ、本物で学ぶ」
4 事業費
1,900,000 円(消費税込み・提案上限額)
5 委託業務の内容
⑴ 職業体験プログラムの作成業務
ア 基本的条件
ボートレースの運営を支える様々な仕事の中から、子供たちの好奇心を刺激し、リアルな体
験として真剣に取り組めるようなものを選定し、オリジナルの職業体験プログラムを作成する。
プログラムの中身については、以下の条件を満たすものであればその内容を問わない。
(ア) 小学生又は中学生向けのプログラムであること。ただし、年齢層に応じた魅力的な体験内
容により更なる事業効果や教育的効果があると判断する場合は、高校生を対象とした提案も
認める。
(イ) 選手をはじめレースの運営関係者の協力や指導が得られる実現可能なものであること。
(ウ) こどもが大人になることの夢を持ち続け、今後の健全な成長に結び付くような教育的配慮
のある内容であること。
(エ) 対象年齢の能力(体力や理解力)に見合う、安全かつ適切な実施レベルであること。
(オ) 体験プログラムは、事前講習等も含め数時間∼1日で終了するものであること。
(参考) ボートレースの運営に関わる主な業務(あくまでも例示であり、実施可能かどうかは提案
内容による。また、例示以外の業務の提案も可)
。
a スポーツ報道記者
b カメラマン
c 映像制作スタッフ
d 番組MC
e 実況アナウンサー
f 場内コンシェルジュ(インフォメーション、指定席)
イ 提案を求める職業体験数
2種類以上のプログラムを提案すること。
ウ 実施回数
契約期間中に1プログラム当たり2回(2日)以上実施すること。各プログラムを同一日に
実施する場合は、2種類を限度とする。
なお、実体験の趣旨からレース開催日に実施すること。
エ 留意事項
(ア) 実際の機器操作や制服の着用など、出来る限り本物の体験ができるような工夫をすること。
(イ) 小学校低学年から中学生まで幅広い年齢層の子ども達が一度に参加することも考えられ
るため、同じプログラムでもそれぞれの成長年齢に応じた内容を工夫すること。
(ウ) 体験時の様子の写真等、当日の成果物を思い出の品ととして参加者にプレゼントすること。
(エ) 各体験の内容に関わらず、体験日に現役のボートレーサー(兵庫支部)と直接交流出来る
機会を設けること。
当日参加するボートレーサーへは、33,411 円(交通費込み・源泉所得税込み)の謝礼を受
託者から支払うこと。
⑵ 職業体験プログラムの実施業務
ア 参加者募集業務
各種媒体を活用した募集告知及び募集受付(受付・抽選・当落の連絡等)業務。募集に当た
っては、効果的な方法を工夫し、応募数が募集人数を下回るような事態は絶対に避けること。
また、ボートレース事業の社会貢献をPRする目的もあるため、ボートレースに興味のない
児童や、公営ギャンブル場で開催される事業に不安等を抱いている保護者でも、体験内容の魅
力を感じて気軽に申し込めるような募集内容とすること。なお、ボートレース尼崎公式ホーム
ページやフェイスブック及び市報あまがさきによる募集告知については本市で行う。
イ 当日の事業実施業務
上記⑴で企画した内容について、事前の運営準備及び当日の受付から事業実施まで責任を持っ
て行う。なお、実施に当たっては、次の業務を付加する。
(ア) 場内における児童の安全確保及び観客(酔客等)とのトラブルの防止
(イ) 当日は、ボートレースに精通している進行役をたてること。
(ウ) 冒頭の講義で利用する、ボートレースの目的や仕組み、競技のルールなどが簡単に理解でき
るテキスト類の作成
(エ) 職業体験中、別室で待機(レース観戦)することとなる保護者へのボートレースのPR及び
初心者に対するルール等の説明
6 業務報告
各々の委託業務において業務完了後は実績報告書を提出すること。
7 著作権
本委託業務の実施にあたって作製される成果物等の著作権は、すべて発注者に帰属するものとす
る。
8 遵守事項
⑴
業務上知り得た秘密を他に漏らしてはならない。
⑵
本仕様書に記載されているものの他、法令を遵守して業務を実施すること。
⑶
児童・生徒を対象とした事業であるため、特に安全には万全の配慮を行うこと。また、すべて
の事業内容を通じて、教育的な配慮(※)を怠らないこと。
※ 児童・生徒やその保護者が本事業に安心して参加できるよう、
「煙草のポイ捨ての場面を見た」
、
「酔っぱらった大人に声をかけられて怖かった」
、
「舟券の買い方などの講義を受けた」など、
子ども達にとって不健全な場面に遭遇することのないよう配慮すること。
9 その他
⑴
契約金額には、選手や講師への謝礼を含め、本仕様書の業務を実施するための一切の経費(但
し、本仕様書中、特別の定めがあるものを除く。
)を含む。
⑵
台風や積雪等の天候被害等の理由により、レースが開催中止となった場合は、代替日を設定し、
対応することとする。
⑶ 受託業務の執行に起因する事故については、受託者が責任を負うものとする。
⑷ その他、事業実施に関して必要な事項は、受託者及び発注者の両者にて別途協議の上決定する。
⑸ この仕様書に定めのない事項については法令(尼崎市条例等も含む。
)に定めのあるもののほ
か、受託者と発注者にて別途協議の上決定する。
10 支払方法
業務実施後、適法な請求を受けてから(実績報告書の提出を含む)30 日以内に年2回均等分割払
いとする。端数が生じた場合は、初回の支払いに加算して支払う。
平成 28 年9月末日までの業務実施分
平成 28 年 11 月末日までの業務実施分
以 上