資料1 岩手県自殺対策普及啓発事業に係る企画提案実施要領 1 事業の目的 岩手県の自殺者は、厚生労働省の人口動態統計によると、平成 27 年は 297 人(対前年比 44 人減) で、人口 10 万人あたりの自殺者数(自殺死亡率)は 23.3 で全国2位となり、自殺者の減少が喫緊の 課題となっている。特にも、50 歳代の男性及び 70 歳以上の女性の自殺が多い状況にあり、自殺の多 い年代への支援が必要である。 また、平成 23 年3月 11 日に発生した東日本大震災津波では、多くの方の命と生活が奪われ、今後 自殺のリスクが増大することが懸念されており、震災後のこころのケアに、中長期にわたり取り組む 必要がある。 こうした自殺をめぐる情勢を踏まえ、岩手県においては、自殺に関する現状と課題を整理し、目標 を定め、目標達成のための具体的な取組を整理集約した自殺対策の計画(アクションプラン)を平成 27 年3月に策定し、一人でも多くの自殺を防ぐため、官民一体となった取組の推進に努めているもの である。 本事業では、命の大切さや自殺につながるサイン、ゲートキーパー(悩んでいる人に気づき、声を かけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のこと。)の基礎的な知識、悩んでいる人に気づ いた際の対応の仕方、相談機関等について、広く県民の方に周知、浸透を図ることにより、県民一人 ひとりが自殺予防の主役となるよう取り組んでいくことを目指している。 このため、様々な広報媒体を活用した効果的、効率的な普及啓発について、企画提案を募集すると ともに、企画競争を行い、委託候補者を選定するものである。 2 業務内容等 ⑴ 業務名及び数量 岩手県自殺対策普及啓発業務 一式 ⑵ 委託期間 契約を締結した日から平成 29 年3月 31 日(金)まで ⑶ 委託費 本事業に係る委託費の上限額は、金 4,320,000 円(税込)とする。 3 参加者の資格要件等 参加者は、下記に掲げる事項をすべて満たしている者であること。 ① 法人格を有する者であること。 ② 岩手県内に本社、支社、営業所又はこれらに類する事業拠点を有する者で、本業務の実施 について、県の要求に応じて即時に県庁に来庁し、対応できる体制を整えていること。 ③ 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない者であること。 ④ 民事再生法(平成11年法律第225号)に基づき再生手続開始の申立てをしている者若しく は再生手続開始の申立てをされている者(同法第33条第1項に規定する再生手続開始の決定 1 を受けた者を除く。 )又は会社更生法(平成14年法律第154号)に基づき更生手続開始の申立 てをしている者若しくは更生手続開始の申立てをされている者(同法第41条第1項に規定す る更生手続開始の決定を受けた者を除く。 )でないこと。 ⑤ 破産法(平成16年法律第75号)第18条又は第19条の規定による破産手続開始の申立てをさ れていない者であること。旧和議法(大正11年法律第72号)第12条の規定による和議開始の 申立てをされていない者であること。 ⑥ 公告から委託候補者を選定するまでの間に、県からの受注業務に関し、指名停止の措置を受 けていないこと。 ⑦ 岩手県税、法人税、消費税及び地方消費税を滞納していない者であること。 ⑧ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条 第2号に規定する暴力団をいう。以下この号において同じ。)又はその構成員(暴力団の構 成団体の構成員を含む。以下この号において同じ。)若しくは暴力団員の構成員でなくなっ た日から5年を経過しない者の統制のもとにある団体に該当しないものであること。 4 企画競争手続き等に関する事項 ⑴ 企画競争説明会について 説明会は開催しない。 ⑵ 企画競争参加の申込み 参加者は、別紙様式1「企画競争参加表明書」を、下記により提出するものとする。 ア 提出先 9に同じ イ 提出期限 平成 28 年7月 20 日(水) ウ 提出方法 持参又は郵送により提出すること。 (ア) 持参の場合は、午前9時から正午まで及び午後1時から午後5時までの間に持参のこと。 (イ) 郵送の場合は、上記提出期限までに必着のこと。 エ ⑶ 提出期限までに提出しない者は、企画競争に参加できないものとする。 実施要領等に関する質問の受付 実施要領等に関する質問は、別紙様式2「実施要領等に関する質問票」により受け付ける。 ア 受付期限 平成 28 年7月 15 日(金)午後5時 イ 受付場所 9に同じ ウ 提出方法 質問は書面によるものとし、FAX又は電子メールによる。 エ 回答方法 受け付けた質問については、質問事項と回答事項を取りまとめ、平成 28 年7月 19 日(火)までホームページにより随時回答する。 ⑷ 企画提案書の提出 参加者は、作成要領に定める書類(以下「企画提案書等」という。)を、下記により提出するも のとする。 ア 提出先 9に同じ 2 イ 提出期限 平成 28 年7月 29 日(金) ウ 提出方法 持参又は郵送により提出すること。 (ア) 持参の場合は、午前9時から正午まで及び午後1時から午後5時までの間に持参のこと。 (イ) 郵送の場合は、外封筒に企画提案書在中の旨を朱書きの上、配達証明付書留郵便にて郵送 のこと(上記提出期限までに必着) 。 エ 留意事項 (ア) 提案は1者につき1提案とし、複数提案を認めない。 (イ) 企画提案書等は、提出後の書換え、引換え、撤回又は再提出を認めない。 オ 提出期限までに提出しない者は、審査会に参加できないものとする。 ⑸ 企画提案の無効 ァ 提出期限を過ぎて書類が提出された場合 イ 提出した書類に虚偽の内容を記載した場合 ウ 審査の公平性に影響を与える行為があった場合 エ 本実施要領に違反すると認められる場合 5 委託候補者の選定方法等に関する事項 ⑴ 審査会の開催 委託候補者の選定は、別に定める「岩手県自殺対策普及啓発事業企画競争審査委員会」において、 審査し、選定する。 ア 開催期日(予定) 平成 28 年8月上旬 ※開催期日、開始時刻等は、別途、参加者あて通知する。 イ 開催場所(予定) 盛岡市 ※別途、参加者あて通知する。 ウ 開催方法等 (ア) 委員会の審査は、参加者から提出された企画提案書等の内容及び参加者が当日に実施するプ レゼンテーションの内容に基づき行う。 (イ) プレゼンテーションにおいて、参加者は、ノートパソコン等を使用して説明を行うことがで きるものとする。なお、プレゼンテーションで使用する機器等について、事前に県担当課に連 絡するものとする。 (ウ) 追加資料等の提出は認めない。 (エ) 1者当たりのプレゼンテーションの時間は 25 分(説明 15 分、質疑応答 10 分)とする。た だし、都合により、1者当たりのプレゼンテーションの時間を変更することがある。 ⑵ 審査事項 同審査委員会は、応募者の提出書類及び質疑応答説明について、別に定める「岩手県自殺対策普 及啓発事業に係る企画提案採用審査要領」より各委員が評価、得点化し、審査する。 3 ⑶ 審査結果の通知及び公表 審査結果は、委託候補者を選定・内定後、平成 28 年8月中旬以降に応募者に通知する予定であ る。 6 委託契約 ⑴ 契約書作成の要否 要 ⑵ 契約保証金 会計規則(平成4年岩手県規則第 21 号)に基づき判断する。 ⑶ 契約締結後の委託費の支払方法 原則精算払とする。ただし、事業の執行状況等に応じて、前金払の請求を認める場合がある。 ⑷ 契約者等の公表 県は、本契約について、関係事項を県の公式ホームページで公表する。 7 スケジュール(予定) 平成 28 年 平成 29 年 8 7月7日(木) 7月 15 日(金) 7月 19 日(火) 7月 20 日(水) 7月 29 日(金) 8月上旬 8月中 3月 31 日(金) 岩手県ホームページへの募集掲載 企画提案に係る質問の受付締切(午後5時まで) 質問への回答 企画競争参加の受付締切 企画提案書の提出締切(午後5時まで) 審査委員会開催 委託契約締結 業務完了 その他 ⑴ 本企画競争は、提案者の企画力等を判断するために行うこととし、委託内容、経費等については、 再度調整を行った上で委託契約を締結するもの。採択された提案内容は、契約締結時に修正・変更 が加えられる場合もあること。 ⑵ 本業務の実施により制作された成果物及び資料又はその利用に関する著作権、所有権等に関して は、原則として委託料の支払いの完了をもって受託者から県に移転することとするが、その詳細に ついては、県及び受託者間で協議の上、別途契約書により定めるものであること。 9 提出・問い合わせ先 〒020-8570 岩手県盛岡市内丸 10-1 岩手県保健福祉部障がい保健福祉課自殺総合対策担当(担当:小原) 電 話:019-629-5483 FAX:019-629-5454 E-mail:[email protected] 4
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