市川保健所 模擬店(食品関係)を出店される方へ 市川健康福祉センター(市川保健所) 生活衛生課(電話 047-377-1103) 通常、模擬店を行う場合は健康福祉センター(保健所)へ「模擬店 等の開設届」により届出が必要です。 いちかわ市民まつりに参加される方は、実行委員会からの指示に 従って書類を提出してください。 ★調理担当の方は、全員検便(O-157)を受けて、その検査結果を「模擬店開 設届」に添付し、提出してください。 ※検便結果と「模擬店開設届」は両方必要です。 ★市川保健所(℡047-377-1103)の検便受付は、毎月 2 回(月曜日)行っ ています。時間は午前9時から午前 10 時 30 分まで 詳細は3ページをご覧ください。 ★今年の 5 月以降に検便を受けている方は写しの提出でも受付可能です。 ★取扱品目については、保健所の指導を受けて下さい。 (個別の品目に対し、提供可能かどうか、事務局では判断できませんので、説 明会資料で確認してください。 ) 【重要】 食中毒は、実行委員会ではなく、テントの団体が責任を負うことに なります。衛生に関しては十分注意をお願いいたします。 2 模擬店(食品関係)を出店される方へ 市川健康福祉センター (市川保健所) 生活衛生課 (電話047-377-1103) [取り扱える食品の種類] ① 飲食店行為 (事前に仕込み、その場で加熱したもの) 煮物類 おでん、豚汁、けんちん汁 焼物類 焼鳥、いか焼 お好み焼き類 たこ焼き、お好み焼き むし物・蒸し物類 じゃがバター、蒸しシュウマイ めん類 焼きそば、うどん、そば ドック類 ホットドック(生野菜を使用しないもの) 喫茶類 かき氷、清涼飲料水、しるこ、甘酒、コーヒー ② 菓子製造行為 (事前に仕込み、その場で加熱または簡易な作業を行うもの) 焼菓子類 今川焼き、焼き餅 まんじゅう類 焼きまんじゅう、蒸しまんじゅう 団子類 焼き団子 あめ菓子類 べっこう飴、果実飴、かるめ焼、綿菓子 その他 バナナチョコ、ポップコーン ③ 食品販売行為 (野菜・果物以外は容器包装に入れられた物に限る) 野菜、果実、つくだ煮、漬物、魚介加工品、アイスクリーム(製品)、缶詰、 びん詰食品、菓子(洋生菓子を除く) ※ 弁当、おにぎり、寿司、カレーライス等の米飯類、ハンバーガー、サンドイッチ等の 調理パンは食品事故(食中毒)の危険性が高いので、取り扱わないようにしてくださ い。 また、菓子類への生クリーム類の使用も食品事故(食中毒)の危険性が高いので、 避けてください。 3 食品を取り扱う方の注意事項について 食中毒予防の三原則 ( つけない ・ ふやさない ・ やっつける ) <清潔>食中毒菌をつけない ○ 調理の前、トイレの後、生の食材や廃棄物をさわった後などは、その都度手指を十分に洗い ましょう(石けん、消毒用石けんを使用する)。手ふきはペーパータオルを使用しましょう。 ○ お金をさわる人は、そのまま調理をしないでください。 ○ 調理をするときは、指輪や腕時計は外し、爪を短く切りましょう。また、手指等に傷がある場合 には、調理をしないようにしてください。 ○ まな板、包丁等はよく洗浄殺菌して乾燥させましょう。食器は使い捨てのものを使用しましょ う。 ○ 生の食材をさわった手や箸等で調理済の食品をさわらないこと。 <迅速>食中毒菌を増やさない ○ 前日調理は、絶対禁止。 ○ 食材等は、冷蔵保存してください (物によっては冷凍保存) 。調理済品でも必要なものは 冷蔵保存。 <加熱>食中毒菌をやっつける ○ 中心まで充分加熱しましょう。 ○ 焼きそば、焼き鳥等の肉は、あらかじめ焼く前にボイルしておくと良いでしょう。 ○ノロウイルス 1年を通し発生がみられ、12月~翌年1月に発生がピークになる傾向があります。 開催日に嘔吐・下痢・発熱等の症状や体調が悪い場合には、調理等に従事するの はやめましょう。 ○カンピロバクター 鶏肉の生食や加熱不足が原因となるものが多く、食材に肉類を使用する場合には、 充分な加熱をしてください。 4 行事開催(イベント)等における食中毒事件例 1 カレーによる食中毒 ① 金沢市内の祭りでの事故 (H22.10.11) 複数の家庭で調理されたカレーライス (75人発症 ウエルシュ菌) ② 宮崎県内の農業祭りでの事故 (H20.11.22) カレールウを前日に仕込み会場で再加熱したが、加熱不足 (167人発症 ウエルシュ菌) ③ 山口県内駅伝大会での事故 (H10.12.8) 調理されたカレーを急冷せずに一晩放置 (118名発症 ウエルシュ菌) 2 もちつき大会による食中毒事例 ① 大阪市内の小学校での事故 (H22.12.22) 餅つき時の手洗い消毒の不備 (44名発症 ノロウイルス) ② 東京都内の幼稚園での事故 (H22.1.10) 製造時の手洗い消毒の不備 (136名発症 ノロウイルス) ③ 横浜市内小学校での事故 (H12.3.4) 手洗い不足 (83名発症 ノロウイルス) 3 夏祭り等による食中毒事例 ① 静岡市内の花火大会での事故(H26.7.26) 露天商が販売した冷やしキュウリを食べて食中毒。 (510名発症 O157) ② 栃木県ふるさと祭りでの事故 (H22.8.7) 当日の到着順に出店場所を決定するなど計画性を欠き、出店者氏名、出店場所 等の記録もなく原因施設等は特定できなかった。 (33名発症 O157) ③ 愛媛県内夏祭りでの事故 (H14.7.31) 婦人会が調理したちらしずし・卵焼きを長時間室温に放置。 (206名発症 サルモネ ラ) ④ 島根県内ふるさと祭りでの事故 (H12.8.16) イカ焼きのイカの下処理に2時間以上かかった。 (41名発症 ブドウ球菌) 4 弁当による食中毒事例 ① 山梨県内の仕出し弁当での事故 (H24.12.15) 435事業所 1445名発症 ② 広島市内の仕出し弁当での事故 (H24.12.18) 508事業所 1574名発症 5
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