「これくらい大丈夫 」 という気の緩み

井ノ崎 敦子(いのさき あつこ)
正行為も「これくらい大丈夫」と
カンニング行為や研究における不
す。さらには定期試験等における
による健康上の問題行為と言えま
から薬物に手を出し、続けること
れくらい大丈夫」という気の緩み
康を取り戻すことは可能です。自
からでも気の緩みを正して心の健
と確認することが大切です。いつ
ち 止 ま り「 本 当 に 大 丈 夫 な の か 」
う気持ちがよぎったときに少し立
ま す。「 こ れ く ら い 大 丈 夫 」 と い
問題を自主的に解決できなくなり
ます。
り戻すお手伝いをさせていただき
にご相談ください。心の健康を取
軽に保健管理・総合相談センター
どんなことでも結構ですので、気
の で は 」 と 違 和 感 を も た れ た ら、
分の判断や行為に「これはまずい
丈夫」という心の緩みを心の不健
を理由に「これくらい大丈夫」と
識していたにも関わらず人員不足
会社が運転手の運転技術不足を認
解明が続けられていますが、バス
ました。現在も専門家による原因
その深刻さに応じて自己や他者の
ら い 大 丈 夫 」 と い う 気 の 緩 み は、
れ と 考 え ら れ て い ま す。「 こ れ く
行為ができない心理状態のあらわ
力が十分機能せず、正しい判断と
す。規律を守るなど自己を律する
害者の人生設計や安全を壊します。
今回は、「寺子屋式インターン
シップ」の導入に向けて、その課
プ」の試行が開始されています。
た「実践力養成型インターンシッ
の成長に繋げることができます。
ン”を完遂することにより、自分
ンシップを行い、その”ミッショ
に挑戦する か月程度のインター
価と企業評価を行い、それらを基
ンターンシップ終了時には自己評
した日報を作成するとともに、イ
に「短期インターンシップ」の担
③ 実際の現場に触れることで自
高めることができる。
とによって、就職後の適応能力を
② 職場や社会のルールを知るこ
える契機が生まれる。
が集まって報告会を開催
推進コーディネーター等
生、教員、COCプラス
には、協力企業や参加学
「実践力養成型イン
ターンシップ」の終了後
当教員が内容を判定し、単位 (
●﹁実践力養成型インターン
分の欠点を自覚し、学習へのモチ
し、情報共有を図ります。
今年4月の入学生から、教養教
育科目に 科目設定されている
単位以上の選択履修を義務
「地域科学教育科目群」の中か
ら
位の付与はできません。)
育機関との連携事業、雇
よって、世代間コミュニケーショ
単 位 )」 の 検 討 や 、 教 員 が 少 人 数
COCプラス推進コーディネー
ターは、受入企業と連携しなが
用創出等の諸事業を行っ
用して実施します。 (他の学年や学
の学生を担当し、受入先企業のメ
県内約10社の協力企業と
COCプラス推進コーディネー
ら”ミッション”の進捗状況を確
ていきます。皆様方のご
ムの改善や、県内高等教
ます。
(よしだ かずふみ)
徳島大学理事
(地域・産官学連携担当)
副学長
徳島大学地域連携戦略室長
吉田 和文
いう心の緩みから起こる学問上の
問題行為です。
私が拠って立つ精神分析理論
年明け早々にスキーバス事故が
康さの指標の1つととらえていま
「これくらい大
(自我心理学)では、
人の若者の命が奪われ
いう気の緩みから運転させていた
安全や幸福を奪うことにつながり
起こり、
ことがわかっています。
ス会社の気の緩みが、多くの人間
薬物乱用は行為者の心身の健康を
ます。ハラスメントは加害者と被
の命を奪うことになったことは大
奪います。カンニング行為や不正
「これくらい大丈夫」というバ
変 許 し が た い こ と で す。 し か し、
行為は、行為者の学問的成長を奪
し、次第に問題性を軽視すること
振 り 返 っ て 考 え て み れ ば、「 こ れ
例 え ば、 ハ ラ ス メ ン ト 行 為 は、
で問題行動を止めることができな
くらい大丈夫」という気の緩みに
教職員や学生が、立場を悪用して
くなります。これを精神分析では
います。 「これくらい大丈夫」という気
「これくらい言っても (行っても)
自我親和的になると言います。自
よって生じる問題は日常的に存在
大丈夫」という心の緩みから起こ
我親和的になると、問題を問題と
の緩みは、繰り返すことで習慣化
す 人 権 上 の 問 題 行 為 と 言 え ま す。
して認識できなくなるので、その
するのではないでしょうか。
また、最近話題の薬物乱用も、
「こ
プラス)
「とくしま元気印イノベーション人材育成プログラム」
や雇用創出等の各種事業を行って
題や問題点、ノウハウを得る目的
︻期待できる効果︼
単 位 )が 付 与 さ れ る こ と に な り ま
実践力養成型インターンシップの試行
県内就職率の増加を目指す、地
で試行を開始している「実践力養
① 組織や仕事のやり方を学び、
す。
による日々の出来事や感想を記載
(知)の拠点大学による地方創生
成型インターンシップ」について
自己の適性や職業選択について考
県内の産業界、自治体、高等教
育機関が連携し、インターンシッ
推 進 事 業 ( C O C + )「 と く し ま
説明したいと思います。
プ等の教育カリキュラムの見直し
元気印イノベーション人材育成プ
「実践力養成型インターンシッ
プ」は、現在、正規科目として総
シップ﹂の概要
年生を対象
ベーションが高まる。
ロ グ ラ ム 」 ( H ~ 年 度 事 業 )が
に実施している「短期インターン
④ 年齢の異なる人々との交流に
スタートしました。
づける『地域理解のための教育
シ ッ プ ( 単 位 )」 の 枠 組 み を 活
合科学部と工学部の
単 位 )』 が 開 始 さ れ る と と も
(
に、来年度から希望者を対象に実
ンター(指導者・助言者)と連携
ターは、連携して実践力養成型イ
認するとともに、インターンシッ
理解とご協力をお願いし
に向けて県内の産官学が
して事前学習からインターンシッ
ンターンシップの課題 (ミッショ
プを行う上での日々の相談等に対
ンが学べる。
プ、事後の振り返りまで「課題・
ン)を策定します。参加学生は、
応します。
部の学生も自由に参加できますが、単
レポート・ディスカッション」を
夏休みや休日等の期間を活用しな
参加学生は、インターンシップ
連携し、教育カリキュラ
繰り返す「寺子屋式インターン
がら、関心のある”ミッション”
2
1
面談室
13
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(
保健管理・総合相談センター総合相談部門 講師
COCプラス事業では、
地域で活躍する人材育成
31
施する「専門教育プログラム (
3
27
シ ッ プ ( 単 位 )」 の 導 入 に 向 け
16
2
14
2
19
20
C
O
C
「これくらい大丈夫」
という気の緩み
地域貢献
2
2