地域包括ケアシステム推進事業業務委託仕様書 1 事業の目的 本市における、地区毎の地域包括ケアシステムの構築に向けた方法論を確立するため、推進地 区3地区の調査を行って、システム構築の手順を明確化するとともに、他地区にも活用できるマ ニュアルを作成し、他地区でマニュアルを使ってシステム構築を行うもの 2 事業内容 地域包括ケアシステム構築に向けた、方法論の確立をめざし、推進地区3地区の調査を行うと ともに、システム構築の手順を明確化し、運用に向けたマニュアル作りを行うもの 3 委託期間 契約の日から平成29年3月31日 4 見積り上限額 4,270,000円 5 業務概要 ⑴ 業務内容 内容 基盤構築 【勉強会】 ねらい 方法 地域包括ケアシステムについ 講義(2回程 「安心して暮し続けていくこと」とは何かを事 て理解できる。 度) 例等を通じて学び、地域包括ケアシステムの理 解を深める。 【目標の検討】 地区の目指す姿を明らかにで ワークショッ 地区診断 ワークショップ等で、目標(地区の目指すべ きる。 プ(3回程度) き姿)の検討 【目標達成のための情報整理】 地区の課題や状況整理ができ ヒ ア リ ン グ 地区でできていること、できていないことの る。 整理 (3機関程 度) 基 礎 調 査 ・ 基 盤 調査 【地域でできないことを補完する資源・サービ 地 域 の 資 源 や 活 動 を 洗 い 出 同上 スの洗い出し】 す。 行政、医療・介護、民間等 【洗い出した資源・サービスの精査】 実施する活動とその役割を明 ワークショッ 活用できるのか検討し、役割分担する。 らかにする。 プ(3回程度) 設計・共有 【地域包括ケアシステムを稼働するためのル 地区の目標や課題解決に向け ワークショッ ールづくり】 た活動内容を示す。 支援やサービスを誰が、どのように提供するか を明確化する。 【地区住民との共有】 活動のルールを住民同士が共 活動のルールを共有する。 有する。 プ(3回程度) ア 「基盤構築」の講師については、信州大学経法学部教授にすること。 イ 本事業への参加者については、地区により異なるため、その都度発注者と協議確認をする こと。 ウ 本事業の詳細設計を地区ごとの状況を踏まえたうえで行うこと。また、その設計内容につ いて発注者と協議をすること。 エ 本事業の設計及び実施に当たっては松本市第3期地域福祉計画の実践と一体的にすすめ ること。 ⑵ 成果品 ア 地域包括ケアシステムの構築のための手順と以下に定めた項目の進め方を明確にした書 類、またそのデータ (ア)地区目標の設定方法 (イ)地域課題、状況整理 (ウ)地域の資源や活動の洗い出し (エ)実施する活動及びその役割等を検討 (オ)地区の活動内容 イ 納期 平成29年3月31日 ウ 納入場所 松本市 ⑶ 福祉計画課(地域福祉担当) その他 ア 松本市が保有する資料(データ含む)等について、本事業充実のために必要な場合は、発 注者との協議確認を得ながら有効活用を図るものとする。 イ 6 著作権等、成果物の一切の権利は、松本市に帰属するものとする。 方法 ⑴ 平成28年度は推進地区の3地区を設定し、1地区は「基盤構築」 「地区診断」 「基礎調査・ 基盤調査」「設計・共有」を行い、2地区は「基盤構築」「地区診断」を行う。 ただし、現在の地区状況を把握し、実状に合わせた内容にすること。 ⑵ 推進地区の実情(時間、場所、参加者並びに活動や資源等)に合わせた、講義やワークショ ップを開催すること。 7 地区の選定について 発注者が地区を選定する。 8 委託料の支払い 成果品の納入後、一括払いとします。 9 その他 ⑴ 前述のすべての項目の詳細については、発注者との綿密な打ち合わせのうえ進めること。 ⑵ 業務履行にあたり疑義が生じた事項やこの仕様書に定めのない事項については、発注者と受 注者との協議により決定することとする。 ⑶ 業務上知りえた個人情報などは、他へ漏れぬよう厳重に注意する。 10 問い合わせ 松本市 健康福祉部 隆、大島 福祉計画課 担当 勝家 みゆき 電話 0263−34−3227 FAX 0263−34−3204 地域福祉担当
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