基幹教育科目「九大インターンシップ」募集要項 1.対象学生:学部2年生以上の本学学生 (大学院生も参加可能ですが,基幹教育・全学教育科目の総合科目とし ての単位認定は学部生のみ) 2.募集人数:15名程度 3.科目名及び担当教員等:九大インターンシップ(基幹教育科目・総合科目) 担当教員:小湊卓夫 ※ 単位数:2単位 当該科目は,「事前講習」,2週間の「実習」,「事後講習」により構成され, いずれも受講する必要があります。 4.実施日:事前講習 平成28年8月31日(水)10:00~17:00 ・実習のための心構え ・大学の組織,運営,事務組織について ・就業規則・採用試験について ・ビジネスマナー講習会 実 習 平成28年9月5日(月)~ (土日を除く 9月16日(金) 8:30~ 17:15 間 の 原 則 と し て 平 日 各 6 時 間 ) ※ そ の 他 ,受 入 部 署 に よ り 実 習 時 間 が 変 更 に な る こ と が あ り ま す 。 実習内容は実習初日にお伝えしますが,各部署の業務を実体験で きるプログラムを準備しています。 事後講習 平成28年9月28日(水)13:30~17:00 5.受入部署: 部署名 所在地区 ① 企画部、研究推進部 伊都・百道 ② 総 務 部( 総 務 課 、法 令 審 議 室 、同 窓 生 ・ 基 伊都 金課) ③ 総 務 部( 人 事 課 、人 事 給 与 室 、職 場 環 境 室 ) 伊 都 ④ 国際部 伊都 ⑤ 財務部 伊都・箱崎 ⑥ 学務部学務企画課 伊都 ⑦ 学務部学生支援課 伊都・箱崎 ⑧ 学務部基幹教育課 伊都 ⑨ 学務部留学生課 伊都 ⑩ 施設部 伊都 ⑪ 伊都共通事務部 伊都 ⑫ 附属図書館事務部 箱崎・伊都 ※各部署の所在地区において実習が行われますが,その内容により実施地区が変 更になることがあります。インターンシップ実習の参加のため 箱崎から伊都, 伊都から箱崎地区への移動については,地区間連絡バス(無料)を利用できる ようにします。 1 6 . 応 募 方 法 :「 九 大 イ ン タ ー ン シ ッ プ 申 請 書 」 に 必 要 事 項 の 記 入 , 写 真 貼 付 (デ ジ カ メ 写 真 可 )の う え , 次 の い ず れ か に よ り 提 出 す る こ と 。 ①電子メールにより提出する場合 【 送 信 先 】 [email protected] 件名は「九大インターンシップ申請」とし,申請書類は添付ファイルにて送 信してください。 ②窓口に直接提出する場合 伊 都 地 区 : 基 幹 教 育 課 基 幹 教 育 教 務 係 ( センターゾーン1 号 館 2 階 ) ③郵送により提出する場合 【郵送先】〒819-0395 九州大学学務部 福岡市西区元岡744 基幹教育課基幹教育教務係 宛 (封筒表面に「九大インターンシップ申請書在中」と記載すること) 7.応募〆切: 平成28年7月29日(金)必着 ※定員に達した時点で受付を終了することがありますので,希望者は早 めの申込みを行ってください。 8.応募条件: 9.選 考: 一 般 的 な パ ソ コ ン ス キ ル (W o r d , E x c e l 操 作 等 )を 有 す る こ と 選考結果は,「九大インターンシップ申請書」に記載された電子メー ル ア ド レ ス に よ り 通 知 し ま す 。通 知 の 時 期 は 8 月 上 旬 を 予 定 し て い ま す 。 ※ 実 習 部 署 の 配 属 に つ い て は ,必 ず し も 申 請 時 の 希 望 の と お り と は 限 り ま せ ん 。 10. 保 険 加 入 : インターンシップ参加に際し,学生教育研究災害傷害保険及び附帯の 賠償責任保険(Aコース)又は同種の保険に加入する必要があります。 11. そ の 他 : ・受入決定後は,受講生本人の誓約書を必要とします。誓約書は,選考 通知の際に送信します。 ・実習労働に対する対価・報酬の類は支給しません。 ・必要経費(食費・保険料・交通費等)は各自で負担してください。 ・実習参加のため,箱崎~伊都間のキャンパス間連絡バスを利用できる ようにします。 ・学部生については,当該科目の成績は,基幹教育・全学教育科目の総 合科目として,平成28年度後期に認定されます。(大学院生は単位 化の対象ではありません。) 12. 問 い 合 わ せ 先 : 学務部基幹教育課基幹教育教務係 電話:092-802-5943 e-mail: [email protected] 2 受 入 部 署 の 紹 介 と メ ッ セ ー ジ ①企画部 実習場所:伊都地区 企画部は,主に,大学の将来構想に関する企画・立案をはじめ,大学の理念や長期的 な目標を実現するため,6年間に達成すべき業務目標である中期目標,その中期目標を 達成するための具体的な計画としての中期計画等の作成,及び大学評価の企画・立案等 に関する事務をつかさどる「企画課」と,主に,伊都新キャンパスへの統合移転事業に ついての企画・立案・渉外に関すること及び箱崎キャンパス等跡地の利用計画に関する ことをつかさどる「統合移転推進課」の2課から構成されています,学生の皆さんと直 接 お 会 い す る 機 会 は 少 な く ,イ メ ー ジ し に く い 部 署 か と 思 い ま す が ,文 部 科 学 省 の 動 向 , 総長・理事の意向等を即座に知ることができ,また,それらを踏まえて,早急に対応策 を講じることが求められる非常に重要な役割を担っています。 短 い 実 習 期 間 で は あ り ま す が ,大 学 の 中 枢 で あ る 企 画 部 門 の 業 務 が 体 験 で き る 良 い 機 会 か と 思 い ま す 。こ こ で イ ン タ ー ン を す る こ と で ,学 生 生 活 の 中 で は 知 る こ と の で き な か っ た 九 州 大 学 の 新 し い 一 面 を 経 験 し て く だ さ い 。実 習 中 は ,学 生 の 視 点 か ら 見 て ,普 段 大 学 に対して感じている疑問や改善点等の忌憚のない意見・指摘を期待しています。 ○研究推進部 実習場所:伊都地区及び百道地区 研究推進部は,基盤的経費が削減する中で今後益々重要となってくる競争的資金等の 獲 得 や 国 の 学 術 研 究 の 施 策 等 に 速 や か に 対 応 す る た め の 組 織 で あ る「 学 術 研 究 推 進 課 」, 今後益々増加する民間等との共同研究や受託研究等の契約手続き,社会連携事業への対 応及び高度化・複雑化する知的財産関係業務を関係部署と連携して対応するための組織 である「産学・社会連携課」,特定大型研究プロジェクトの研究の支援業務を行う「特 定大型研究支援センター」から構成されています。 短い実習期間ではありますが,ここでインターンをすることで,学生生活の中では知 ることのできなかった九州大学の新しい一面を経験してください。実習中は,学生の視 点から見て,普段大学に対して感じている疑問や改善点等の忌憚のない意見・指摘を期 待しています。 ②総務部(総務課、法令審議室、同窓生・基金課) 実習場所:伊都地区 「総務課」では,大学の業務の中で総括的な業務を行っています。開学記念式典など の式典・行事に関する様々な企画・運営や経営協議会や教育研究評議会などの大学の重 要事項を審議する会議の運営のほか,大学全般に幅広く関わる業務を担っています。役 員(総長,理事)の秘書業務を行う秘書室,ホームページの管理や広報誌の作成,様々 なイベント等の取材など,大学の広報業務を行う広報室も総務課です。 「同窓生・基金課」では,次代を担う若者を育てるために創設した「九州大学基金」 の更なる充実と,基金により学生・教職員を支援する「支援助成事業」を展開していま す。また,同窓生・同窓会等との連携強化のため,生涯メールアドレス,ホームカミン グデー,校友会活動等の様々な取り組みを行っています。 「法令審議室」では,新たな学部・学科や学府専攻の設置,審査への対応,教員養成 課程など各種学校認定の手続き,大学の法務に関する事務の総括,学則その他の規則の 制定等を行っています。 大学の窓口として中心的な役割を果たしている部署ですので,この機会に是非体験し てみてください。 3 ③総務部(人事課・人事給与室・職場環境室) 実習場所:伊都地区 「 採 用 か ら 退 職 ま で 」人 事 関 係 の 業 務 を 表 す 際 に よ く 使 わ れ る 言 葉 で す が ,実 際 に 人 事 課 ・ 人 事 給 与 室 ・ 職 場 環 境 室 は ,職 員 の「 採 用 か ら 退 職 ま で 」に 関 す る 幅 広 い 業 務 を 行 っ て い ま す 。例 え ば ,人 事 課 で は ,勤 務 時 間 管 理 ,研 修 ,人 事 異 動 ,人 事 関 係 規 則 等 の 制 定 改 廃 等 に 関 す る 業 務 を ,人 事 給 与 室 で は ,給 与 ,退 職 金 ,諸 手 当 ,税 金 ,共 済 組 合 等 に 関 す る 業 務 を ,職 場 環 境 室 で は ,男 女 共 同 参 画 ,安 全 衛 生 等 の 業 務 を そ れ ぞ れ 行 っ て い ま す 。 い わ ゆ る 一 般 企 業 に お け る 管 理 部 門 と い う こ と に な り ,人 的 な 面 で 大 学 を 支 え る 部 門 と 言 っ て も い い の か も し れ ま せ ん が ,ど の 企 業 に も 同 様 の 組 織 が あ り ,こ れ ら の 業 務 を 体 験 す る こ と に よ り ,今 後 ,社 会 人 と し て 活 躍 す る 皆 さ ん に と っ て 参 考 に な る も の と 思 い ま す 。 また,今回初めて人事関係の業務を体験する皆さんからの素朴な疑問や意見等を,今 後の業務の参考にしたいと考えていますので,積極的な発言等を期待しています。 ④国際部 実習場所:伊都地区 国際部は,大学の国際交流に関する業務を担っています。具体的には,教育・研究の 国際戦略の策定,国際交流について審議する委員会の運営,国際交流協定の締結,国際 協力,外国の諸機関との連絡等の業務を行っています。また,平成26年度に採択され た大学の研究・教育の国際競争力の強化と国際通用性のある体制づくりを目指す「スー パーグローバル大学創成支援」事業の運営をSHAREオフィス支援室で支援していま す。 今回の様々な業務体験を通して,大学における国際部の役割を理解すると伴に,海外に も興味をもっていただければと思います。 ⑤財務部 実習場所:伊都地区及び箱崎地区 大 学 に 勤 め る 教 職 員 や 大 学 に 通 う 学 生 の 方 々 が 研 究 や 実 験 ,学 習 を す る と き は ,大 き な 実 験 用 設 備 か ら 鉛 筆 1 本 ま で 金 額 の 大 小 は 様 々 で す が ,必 ず お 金 が 必 要 に な り ま す 。大 学 の 業 務 の 中 で も お 金 に 関 わ る 業 務( 大 学 全 体 の 予 算 作 成 ,契 約 な ど の 執 行 業 務 ,財 務 諸 表 の 作 成 ・ 公 表 な ど )を 行 っ て い る の が 財 務 部 で す 。な か な か 学 生 の み な さ ん に は 馴 染 み が な く イ メ ー ジ し づ ら い 部 署 だ と 思 い ま す が ,こ の 研 修 を 通 じ て み な さ ん が 普 段 使 っ て い る 実 験 用 具 や 机 な ど が ど の よ う に し て 買 わ れ て い る の か ,予 算 の 要 求 か ら 決 算 の 公 表 ま で 一 連の業務の流れを体験しながらそれを実感していただけたらと思います。 短い期間での研修となりますが,大学での業務を体験することによりこれから社会人 として生活するうえで糧となるよう充実したものにしてください。また,みなさんから 業務に関する意見や質問をいただくことが財務部ひいては大学を発展させることにつな がりますので,積極的な意見等をいだだけることを期待しています。 ⑥学務部(学務企画課) 実習場所:伊都地区 大 学 職 員 の 業 務 も 多 岐 に 及 び ま す が ,こ の 研 修 を 受 け 持 つ 学 務 企 画 課 は ,全 学 の 教 育 に 関 す る プ ラ ン ニ ン グ ,マ ネ ジ メ ン ト ,事 務 手 続 き 等 の 幅 広 い 任 務 を 担 っ て い ま す 。こ の 研 修 中 は ,学 生 と 先 生 の 関 係 性 の 中 だ け で は 捉 え て に く い ,大 学 の 教 育 マ ネ ジ メ ン ト と は ど のようなものかについて実務的な側面から学んでいきます。 こ の 研 修 で は「 大 学 で 働 く 」一 つ の か た ち を 体 験 す る こ と で ,学 生 側 か ら で は な く「 大 学で働く人」の立場から新たな大学像を発見してもらえたら,今後の大学生活や将来の キャリアにとって有意義なことと思います。 4 ⑦学務部(学生支援課) 実習場所:伊都地区 学務部は,学生の皆さん方が有意義な学生生活を送っていただくために設置された部 署です。その中で,学生支援課は,箱崎地区に1係,伊都地区に7係を設置して,皆さ んが充実した学生生活を過ごすことができるよう,入学式後の新入生学生生活ガイダン ス ,経 済 支 援 (奨 学 金 ,授 業 料 免 除 な ど ),課 外 活 動 指 導 ,福 利 厚 生 施 設( 食 堂 ,寮 な ど ) の整備など,学生生活に係る様々な支援を行っています。また,皆さんの就職活動をサ ポートするために,就職情報室の運営,就職相談の実施,就職支援イベントの開催等, 全学的な就職支援も行っています。この様々な支援の中には,学生からの要望・希望が 反映されるものもあります。今回のインターンシップを受けて,学生としての立場と職 員としての立場の両面から,学生支援課の業務のあり方への新しい意見等をいただける ことを期待しています。 ⑧学務部(基幹教育課) 実習場所:伊都地区 学 務 部 は ,学 生 の 皆 さ ん 方 が 有 意 義 な 学 生 生 活 を 送 っ て い た だ く た め に 設 置 さ れ た 部 署 で す 。 そ の 中 で も ,「 基 幹 教 育 課 」 は , 皆 さ ん も よ く 知 っ て い る 部 署 だ と 思 い ま す 。 セ ン タ ー 1 号 館 2 階 に あ る 基 幹 教 育 課 の 窓 口 に は ,皆 さ ん も 履 修 の 相 談 や 登 録 で 来 た こ と が あ り ま す よ ね ? こ こ は ,学 部 生 が 入 学 し て 初 め て 訪 れ る 窓 口 で あ る た め ,学 生 に と っ て い ち ば ん 身 近 な 部 署 で あ り ,ま た「 大 学 事 務 」と い う 仕 事 を イ メ ー ジ し や す い 部 署 で は な い で しょうか。 実 は ,こ こ で は ,み な さ ん が イ メ ー ジ し や す い 履 修 や 成 績 に 関 す る こ と ,基 幹 教 育 ・ 全 学 教 育 の 授 業 の こ と ,2 1 世 紀 プ ロ グ ラ ム 全 般 の こ と ,留 学 生 の 受 け 入 れ に 関 す る こ と だ け で な く ,普 段 は み な さ ん に は 見 え な い 基 幹 教 育 ・ 全 学 教 育 の 運 営 に 関 す る こ と( た く さ ん の 会 議 や 委 員 会 が あ り ま す 。),皆 さ ん を 教 え る 教 員 の 総 務・人 事・会 計・学 術 研 究 支 援 等 , 多 岐 に 渡 る 業 務 を 行 っ て い ま す 。 こ う い っ た 裏 方 の 業 務 も 含 め ,「 大 学 で 働 く 」 一 つ の か た ち を 体 験 す る こ と で ,学 生 側 か ら で は な く「 大 学 で 働 く 人 」の 立 場 か ら 新 た な 大 学 像 を 発 見 し て も ら え た ら ,今 後 の 大 学 生 活 や 将 来 の キ ャ リ ア に と っ て 有 意 義 な こ と と 思 います。 ま た ,私 た ち に と っ て も ,こ の イ ン タ ー ン シ ッ プ は ,学 生 の 視 点 か ら 私 た ち の 仕 事 が ど う 見 え る か ,ど う い っ た 疑 問 を 持 っ て い る か ,率 直 な 意 見 や 質 問 を い た だ け る 貴 重 な 機 会 で す 。短 い 期 間 で す が ,こ の 機 会 に ぜ ひ ,一 緒 に 働 い て お 互 い に 有 意 義 な 経 験 を 分 か ち 合 いましょう! ⑨学務部(留学生課) 実習場所:伊都地区 学 務 部 留 学 生 課 は ,学 生 の 海 外 留 学 ,外 国 人 留 学 生 の 受 入 ,そ れ ら に 必 要 な 教 育 プ ロ グ ラムの実施に関する業務を行っています。 留 学 生 と 海 外 留 学 に 興 味 が あ る 学 生 以 外 の 方 は ,な か な か 訪 れ る 機 会 が な い 場 所 で す の で,是非この機会に留学生課の業務を体験されてみてはいかがでしょうか。 留 学 生 課 の 業 務 は 多 岐 に 渡 り ,こ こ 数 年 の 間 に ,外 国 人 留 学 生 ・ 研 究 者 サ ポ ー ト セ ン タ - が 設 置 や 体 制 変 更 を 行 っ た り ,グ ロ ー バ ル 学 生 交 流 セ ン タ ー を 設 置 す る な ど ,年 々 変 化 しています。 短 い 期 間 で は あ り ま す が ,今 回 の イ ン タ ー ン シ ッ プ を 通 じ て ,学 務 部 留 学 生 課 の 業 務 に 触 れ ,大 学 運 営 へ の 理 解 を 深 め ,在 籍 し て い る 大 学 や 海 外 留 学 に つ い て 関 心 を 持 っ て い た だけたらと思っています。 5 ⑩施設部 実習場所:箱崎地区 学 生 の み な さ ん は ,「 施 設 」 と 聞 い て 何 を イ メ ー ジ し ま す か , 殆 ど の 人 が 講 義 棟 や 学 生 寮 な ど 完 成 し た 「 建 物 」 を イ メ ー ジ さ れ る と 思 い ま す が ,「 建 物 」 を 建 築 す る た め の プ ロ セス,完成した「建物」の維持管理や老朽化した「建物」の修繕などが,CO2 の削減に も寄与していることをご存じですか? 施 設 部 で は ,上 述 し た 業 務 を 一 貫 し て 担 当 し ,マ ネ ジ メ ン ト す る こ と で 大 学 経 営 に も 寄 与しています。 九 州 大 学 の「 施 設 」が ,い か な る 場 面 で ,「 人 」と ど の よ う に 関 わ っ て い る の か を 体 験 し て も ら う こ と で ,社 会 人 と し て 巣 立 つ 学 生 の み な さ ん に ,社 会 生 活 に 欠 か せ な い「 施 設 」 を別の視点から観察できるスキルを身につけてもらいます。 ⑪伊 都 共 通 事 務 部 実習場所:伊都地区 伊 都 共 通 事 務 部 は ,本 部 が 箱 崎 か ら 移 転 す る 前 の 伊 都 キ ャ ン パ ス で ,本 部 機 能 を 持 つ 部 署 を 伊 都 キ ャ ン パ ス へ 設 置 す る た め に ,平 成 2 1 年 1 0 月 に 設 置 さ れ た 新 し い 部 署 で ,本 部 部 署 の 多 数 が 伊 都 に 移 転 し た 現 在 で は ,そ の 移 転 部 署 と 連 携 し て 行 う 業 務 や 伊 都 キ ャ ン パ スに特化した業務を広範囲にわたり行っています。 具 体 的 に は 伊 都 キ ャ ン パ ス に お け る 共 通 の 運 営 事 項 に つ い て 協 議 す る 会 議 の 運 営 や ,水 素 ,有 機 E L 等 の 大 型 研 究 施 設 の 総 務 ・ 人 事 ・ 学 術 ・ 会 計 等 の 事 務 業 務 ,伊 都 祭 な ど の イ ベ ン ト の 主 催 ,キ ャ ン パ ス 周 辺 の 交 通 対 策 ,地 元 対 応 等 を は じ め と し た 伊 都 キ ャ ン パ ス 全 体 に 係 わ る 問 題 の 調 査 ・ 解 決 及 び ,椎 木 講 堂 や 伊 都 ゲ ス ト ハ ウ ス ,共 進 化 社 会 シ ス テ ム イ ノ ベ ー シ ョ ン 施 設 な ど の 施 設 ,セ ン タ ー ゾ ー ン 建 物 等 の 維 持 保 全 等 管 理 等 々 ,こ れ ま で 経 験したことのない新キャンパスならではの様々な業務を含め,業務内容は多岐に渡りま す。 今 回 の イ ン タ ー ン シ ッ プ で は ,大 学 職 員 と し て の 視 点 で 大 学 を 見 て い た だ き ,皆 さ ん の 将来のキャリア形成において有意義な経験になればと思っています。 ⑫附属図書館事務部 実習場所:箱崎地区及び伊都地区 突 然 で す が ,み な さ ん が よ く 使 っ て い る 図 書 館 に は ,何 人 く ら い の 人 が 働 い て い る と 思 い ま す か 。カ ウ ン タ ー の 人 ,ガ イ ダ ン ス で 説 明 し て い た 人・・・? 実 は ,普 段 学 生 の み な さ ん が 接 し て い る 図 書 館 員 は ,ご く ご く 一 部 な の で す 。見 え な い と こ ろ で ,多 く の 職 員 が , み な さ ん へ の サ ー ビ ス を 考 え な が ら 働 い て い ま す 。図 書 ・ 雑 誌 の 選 定 ・ 購 入 ・ デ ー タ 登 録 ・装 備 ,電 子 的 資 料 の 整 備 ,シ ス テ ム の 構 築・運 用 ,施 設 の 維 持 管 理 ,各 種 事 業 の 企 画 ・ 調 整 , な ど な ど , カ ウ ン タ ー の 向 こ う 側 に も , そ し て 便 利 な Web サ ー ビ ス の 向 こ う 側 に も,たくさんの「人」がいるのです。 今 回 の 研 修 を 通 じ て ,図 書 館 の 裏 側 を 経 験 し て も ら い ,図 書 館 が ど の よ う に し て ,学 生 や 研 究 者 の 学 習 ・ 教 育 ・ 研 究 を 支 援 し て い る の か ,ま た ,ど の よ う な 仕 事 で も 縁 の 下 の 力 持ちがいるからこそ,成り立っているのだということを体感してほしいと思います。 図書館は,常に利用者のみなさんの声を知り,より使いやすい図書館にしていきたい と考えています。どのようにすれば,もっと行きたくなる,使いたくなるのかも,研修 を通じて一緒に考えてみてください。また,研修後も,学生と図書館とのパイプ役とし て,「行きたくなる,使いたくなる図書館づくり」に力を貸してください。 6
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