ニュースリリース 2016 年 7 月 5 日 メルク株式会社 ※本ニュースリリースはドイツ・ダルムシュタット 6 月 20 日発表英文ニュースリリースの抄訳・抜粋です。 メルク、次世代エフェクト顔料「Candurin® NXT Ruby Red」を発表 高光輝性、高彩度、高安定性を実現 コーシャ認証、ハラル認証にも対応 シリカフレークベースのエフェクト顔料で、彩度が高く、くすみのない赤色を実現 2016 年 6 月 20 日、ドイツ、ダルムシュタット発 - サイエンスとテクノロジーの分野における世界有数の企 業である Merck(以下メルク)は本日、次世代型パールエフェクト顔料の新製品「Candurin® (キャンドリン) NXT Ruby Red」を投入することを発表しました。Candurin® NXT Ruby Red は、ヨーロッパにて食品への 使用が認可されているシリカをベースとするエフェクト顔料です。鮮やかな赤色と力強いマストーンで安定 性に優れています。 ハラルやコーシャにも対応 新エフェクト顔料 Candurin® NXT Ruby Red は、シリカと酸化鉄の複合粉 体です。5~50 マイクロメートルの粒子径で、優れた光沢と彩度、そして高 い化学的安定性を備えています。メルクのコスメティクス・意匠性材料担 当グローバル・マーケティング・ディレクターのミリアム・ベッカーは、 「Candurin® NXT Ruby Red は優れた性質を持ち、商品の見た目を際立 たせる鮮やかな色合いと安定性に対する顧客からの強いニーズに応える ことができます」と述べています。メルクが長年培ってきたテクノロジーに より実現したシリカフレークベースの Candurin® NXT Ruby Red は、従来 のマイカ系赤色エフェクト顔料に比べて際立った彩度を持ち、他では見ら れない、より鮮やかな赤色を再現します。化粧品をはじめとする様々な製 品に使用でき、商品の見栄えを一層際立たせ、思わず手に取りたくなる 魅力を付加することができます。赤色の果実から抽出した成分や香りと組 み合わせることで、その効果を一段と高めることも可能です。 1/2 ニュースリリース さらに、この独特の輝きを持ったパール光沢の赤色の次世代型エフェクト顔料 Candurin® NXT Ruby Red は幅広く認められ、食品業界の国際的な安全基準を満たすとともに、コーシャとハラルの両方の認定を受 けているため、同製品を使い大きく差別化した商品は、国際的な成功も期待できます。 日本における食品利用については、関係当局における認可状況の確認を進めるとともに、マーケティング 活動を行う予定です。 メルクについて Merck(メルク)はヘルスケア、ライフサイエンス、パフォーマンスマテリアルズの分野における世界有数のサイエンスとテクノ ロジーの企業です。がんや多発性硬化症を治療するためのバイオ医薬品療法から、科学研究と生産に関する最先端システ ム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料にいたるまで、約 5 万人の従業員が人々の暮らしをより良くする技術の一 層の進歩を目指しています。2015 年は 66 カ国で 128 億ユーロの売上高を計上しました。 メルクは 1668 年に創業された世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社で、創業家が今でも、上場企業が率いるグループの 株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、ドイツのダルムシュタットに本社を置く メルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国では EMD セローノ、ミリポアシグマ、EMD パフォーマンスマテ リアルズとして事業を行っています。 メルク株式会社はメルクの日本法人として1968年に設立。液晶や顔料などの化学品の研究開発・製造・販売や、試薬・分析 機器などバイオサイエンス基礎研究や医薬品製造、創薬にかかわるライフサイエンス関連製品・サービスを手がけています。 2011年に日本ミリポア株式会社を吸収合併、2014年にはグループ傘下にAZエレクトロニックマテリアルズを統合。パフォー マンスマテリアルズとライフサイエンスの両分野で高付加価値製品とソリューションを幅広く提供しています。 メルク株式会社についての詳細は、www.merck.co.jpをご覧ください。 2/2
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