町田市未来づくり研究所講演会 オリンピック・パラリンピック の文化プログラムについて 五輪 文化 町田 ? 日時 2016 年7月 29 日(金)13 時 30 分開演 場所 生涯学習センターホール(109MACHIDA) 目前に迫るリオ五輪を楽しんだ後には、ついに東京五輪への序章がはじまります。ロンドン五輪では開催までの 4 年 間を「カルチュラル・オリンピアード(Cultural Olympiad) 」と位置づけ、ロンドンのみならずイギリス全土で 18 万件の文化プログラムを開催し、世界中から 4300 万人もの人が参加したそうです。ロンドンは五輪をきっかけに文 化や交流が活発な都市として世界の都市総合力ランキング(森記念財団)で NY を抜いて1位になりました。 町田市でも五輪をきっかけに、既に多様に展開されている文化芸術の取り組みやまちのカルチャーを活かした企画 やイベントを開催し、市内の文化芸術活動を一層発展させるとともに、大会終了後もその成果を継承し、文化芸術に よるまちづくりを続けていきたいと思っています。今回の講演会は五輪の文化プログラムの研究者として著名な吉 本光宏氏をお迎えし、文化プログラムとはそもそもどんなものなのか?町田市にとってどのような可能性を秘めて いるのか?などイメージを膨らませ、町田市の文化プログラムを考えていくためのスタートとしていきます。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 講演者紹介 吉本 光宏(よしもと ニッセイ基礎研究所 みつひろ)氏 研究理事・芸術文化プロジェクト室長 早稲田大学大学院(都市計画)修了後、設計事務所、社会工学研究所などを経て、89 年からニ ッセイ基礎研究所に所属。東京オペラシティ、国立新美術館等の文化施設開発、東京国際フォ ーラム等のアート計画のコンサルタントとして活躍する他、文化庁を始めとした数々の公官庁 の委員を歴任しながら文化政策やホールの運営・評価、オリンピックと文化、アート NPO、創 撮影:杉全泰 造都市、メセナなどアートマネジメント分野の幅広い調査研究に取り組んでいる。 講演者のことば 今では芸術は、美術館や劇場で鑑賞したり、趣味や娯楽で楽しんだりするだけの存在ではなくなりつつあります。例えば、芸術 の授業を受けた子どもたちの方が、国語や算数、理科の成績が高い、という調査結果があります。お年寄りが芸術活動に参加し て、リハビリでは上がらなかった腕が上がった、気がついたら車いすから立ち上がっていたなど、周囲が驚くようなこともしば しば起こります。過疎と高齢化に悩んできた徳島県の山村では、アーティスト・イン・レジデンス事業がきっかけとなり、創造 的過疎という考え方に基づいて人口の社会増が起こりました。教育や福祉、地域再生など、現代の日本社会が抱える様々な課題 に対し、芸術ならではの革新的なソリューションがもたらされる、そんな時代が到来しています。それを実現するため、従来の 文化政策をいかに強化し、他の政策領域との連携をどのように進めるべきかー。 2020 年の東京五輪はその絶好の機会となるでしょう。オリンピック憲章には「スポーツを文化と教育と融合させる」ことが明 記され、2012 年ロンドン大会の文化プログラムの成功を受けて、2020 年五輪でも文化の祭典への機運が高まっているからで す。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 日時 2016 年7月 29 日(金)13:30~15:30(開場 13:15) 場所 町田市生涯学習センター7階ホール(109 まちだ 町田市原町田 6-8-1) 内容 講演・講演者への質疑応答 申込 町田市イベントダイヤル TEL:042-724-5656(7 月 5 日(火)12 時から 21 日(木)まで) 問い 合せ 町田市未来づくり研究所(町田市役所企画政策課内) TEL:042-724-2103 JR 町田駅から徒歩約 3 分・小田急町田駅から徒歩約 5 分 ※公共交通機関でお越しください。
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