施 工 条 件 明 示 事 項 工 事 名 工事場所 ：平成２８年度 ：松本市 県第一雨水幹線新設工事 清水１丁目 松 本 市 工事の実施にあたっては、「土木工事共通仕様書」「長野県土木工事施工管理基準」 及び「特記仕様書」 その他指定された図書を参考とし、かつ別紙の事項について施工条件とする。 （１） 土木工事共通仕様書 （長野県建設部） （２） 長野県土木工事技術指針集 （長野県建設部） （３） 土木工事現場必携 （長野県） （４） 長野県土木工事施工管理基準（長野県土木部） （５） 下水道工事施工の手引き （㈶長野県下水道公社） （６） 下水道用設計積算要領 管路施設編 日本下水道協会 （７） 松本市下水道工事共通仕様書 （松本市上下水道局） 図面に記載のない事柄のうち、工事目的物の性能、品質に係るものは監督員と協議 のうえ、了解を得て施工するものとする。 個別工種の施工条件について、別紙のとおりさだめる。 特 記 仕 様 書 （施工条件明示事項） 明示事項 １ 明示内容及び制約条件 工 程 関 係 （１） 地元・関係機関及び他工事との工程調整の必要性 あり 県第一雨水幹線新設その１工事 県第一雨水幹線新設その４工事 （２） 近接公共施設及び民間施設との工程調整必要 あり ・近隣公共施設及び民間施設 隣接する施設の出入りについて調整・安全管理に努めること。 （３） 各施工者及び事業者との工程の調整を行うこと。 （４） 隣接する大型商業施設建設工事と調整を図り、速やかに施工を着手す ること。 （５） 作業に要するスペースを近隣施設建設敷地管理者より借地を計画して います。借地に範囲について調整を図り、円滑に施工をおこなうこと。 また、範囲・使用用途を事前に監督員と協議すること。 （６） 工期を厳守するように、速やかに関係者等との調整及び施工計画を行 い、工期内で工事完了検査を実施できるようにすること。 （７） 近隣大規模商業施設建設工事及び同施設開店等に、支障をきたさない よう施工を進めること。 ２ 施 工 計 画 （１） 支障物件等を試掘等により確認上、施工を進めること。 （２） 速やかに施工できるように材料調達等の段取りをすること。 （３） ８０％出来形（予想）図を竣工日より３０日前または、監督員の指定 する期日までに提出すること。 （４） 工期内での竣工検査を受検出来るように、努めること。 （５） 設計書及び設計図面に記載されている工法は、積算に用いた工法であ り、特定の施工方法を指定するものではない。施工工法については、 監督員の承認を得ること。 （６） 建設業法及び公共工事の入札契約の促進に関する法律に違反する一括 下請け、その他不適切な形態の下請け契約を締結しないこと （７） 下請計画がある場合は、下請負人通知書等を提出すること。 （下請負人の判断については、土木工事現場必携 K4-9 参照のこと） （８） 受注者は、下請金額に関らず全ての工事について、建設業法に定める 『施工体制台帳』とそれに係る書類及び『施工体系図』を作成し、工 事期間中工事現場に備え付けると共に監督員に提出すること （９） 『施工体系図』は工事関係者及び公衆の見やすい場所に掲示を行うこ と。 （10） 産業廃棄物の処理、警備員等の委託業種についても、 『施工体制台帳』 及び『施工体系図』に記載すること。 （11）施工計画書に変更が生じる場合は、「変更施工計画書」を作成し提出す ること。 ３ 用 地 関 係 （１） 着手前に必ず境界等を土地所有者立会いの上、確認すること。 （２） 測量用基準点が工事で支障となる場合は、支障にならない箇所に新た に基準点を設け、位置とデータを施工計画書に添付し提出すること。 （３） 工事支障物件の処置（地下埋設物・地上物件） 本工事区間 の支障物 件 について、 工事着手 前 に各管理者 に照会 す ると共に試掘等の調査を実施し処置方法について協議すること。 （４） 工事用借地 設計計上 して ある借 地 費用は次 の作業 に必 要 とする面 積及び 期間 分 である。 ・発生土搬出・埋戻工に関わる作業に必要とする範囲に係るもの ・函渠布設に際する重機据付に必要とする範囲に係るもの 以下に関わる費用は、共通仮設費率計上に含まれるものとする。 ・現場事務所、休憩所設置、資材仮置場に関わる費用 ・一時的に必要とする借地費用 ・その他、積算基準に明記されるもの。 借地計上箇所の詳細及び条件等は監督員に確認し、手続きをおこなう こと。 設計図書に明記されている位置及び範囲は、計画案であり、近隣施設 及び住宅等と調整を図り、監督員の承認を受けること。 特に、「農地の一時転用」については、事前に関係機関と協議・調整 をおこなうこと。 （５） 工 事 完 了 時 に は 原 則 と し て 境 界 を 復 元 し 土 地 所 有 者 の 確 認 を 得 る こ と。なお、杭の種類については監督員と協議の上決定すること。 ４ 公 害 対 策 ・周辺環境保全関係 （１） 建設機械・設備は、排出ガス対策型建設機械の使用を原則とする 『別 紙１』 （２） 周辺環境への配慮 周辺の環境を十分に考慮し、振動・騒音、地盤沈下等の公害対策を事前に 十分検討するとともに、問題が生じた場合には速やかに対処すること。また、 問題が生ずるおそれがある場合には速やかに監督員に報告し、対応につ いて協議すること。 （３） 現場発生残土等 各種資材の搬出時には、運搬車両等から付着土砂を確実に除去してか ら一般道に出ること。なお、一般道が当該工事による原因で破損及び汚 れた場合は、受注者の責任において処理すること。 （４） 過積載防止関係 ・過積載防止対策にそって必ず対策を行うこと。 ・取引メーカから購入する各種材料（生コン・ＡＳ・骨材等）や下請 負業者についても過積載防止対策の範囲とする。 ・対策について、施工計画書内に具体的に記載すること。 ・工事現場において過積載車両等が確認された場合、速やかに改善を 行うとともに発注者にその内容を報告すること。 ・実施した過積載防止対策については、点検記録・写真等を整理の上、 竣工時に提出すること。 （５） 湧水への対応 本工事施工に伴い、支障となる湧水の強制排水による周辺の井戸 等の湧水利用者へ影響及び状況を把握しつつ施工を進めること。 （６） 排水への対応 ・本工事施工に伴う排水は、沈殿処理･Ｐh 管理等の各法令を守り、 自然環境等へ悪影響を及ぼす事のないよう適正に処理し、特に指示の ある場合を除き近傍の公共用水域又は排水路等に排水する。また、排 水路等は、常に適切な維持管理を行い、従前の機能を損なわないよう にすること。 （６）第三者災害への対応 ・ 住宅近接地域での騒音･振動等及び水田や畑への排水の流出等につ いては、公 害防止対策を事前に十分検討すると共に、問題が生じ た場合は速やかに対処すること。 ・近接する掘削影響範囲内の建物等について、事前事後調査をおこな い、施工による影響の有無を確認し報告すること。 ・掘削影響範囲の判断基準としては、掘削底面より45度の影響線とす る。 ・調査は、家屋調査特記仕様書に基づき、おこなうこととする。 ただし、監督員と協議の上、概略調査とする場合は、この限りでな い。 ・施工は、周囲の構造物及び地表への影響が出ないよう掘削量等の施 工管理を適切に行い、沈下や陥没等が生じた場合は、公衆災害防止 処置を直ちに講じると共に速やかに監督員に報告し、施工者の責任 にて、その後の対応にあたること。 （７）その他 特定建設作業及び騒音規制等、松本市公害防止条例他規制等 に該当 する場合、速やかに届出をおこなうこと。 ５ 安全対策関係 (１) 安全教育・研修・訓練等の実施 工事現場においては、 長野県共通仕様書１－ １－３８に基づき、労 働災 害、公衆災害防止に努めるとともに、全作業員を対象に定期的に安全教育、 研修及び訓練を行うこと。 安全教育、研修及び訓 練については、工事期 間中、月一回（半日） 以上 実施し、この結果は工事日誌へ記録するほか工事写真 に整理して提出する こと。 （１） 交通安全施設 下記により実施することを原則とする。 １） 歩道を塞ぐときは、歩行者通路を設置すること。必要に応じて、 交通誘導員を配置すること。 ２） 円滑な交通を確保できるよう努めること。 ３） 降雪時安全対策のため、除雪及び塩カル散布を行うこと。 ４） 仮設ヤードまわりは、パネルフェンス等を単管等で固定し、公衆 の安全対策を講じること。 ５） 車道部分に接し、車などの飛び込みの恐れがある場合、ガードレ ール、視線誘導板、回転灯、投光器を設置する等、夜間の歩行者 を含めた交通の安全対策を十分に実施すること。 ６） 施工に際しては現地状況等を勘案して、受注者が交通処理計画を 立案し、監督職員と協議すること。 （３）交通管理 交通誘導業務をする場合は、警備業法第４条の規定により、公安委員会 から警備業の認定を受けた者であること。また、配置する者の、教育の実 施状況、受講者等の写し等確認出来る資料を監督職員に提出すること。 （４） 安全対策 降雨雪時の作業について、周辺への対策を含め、安全対策ついて検討す ること（施工計画書に、対策等について明記すること） （５）換気設備 既設函渠等内での作業を含め、有害ｶﾞｽ･酸素欠乏等の対策として、必要 な換気設備等の設置等の対策を講じること。 （５） 現地の状況、地元町会及び警察等との協議の結果または条件変更に伴 い、変更が生じた場合は別途協議する。 ６ 仮設工関係 （１）工事用道路関係 公道を工事用道路として使用する場合は、交通管理、安全管理を十分 に行い、事故・苦情が無いようにすること。また、道路及び付属施設を 破損した場合は、受注者の責任において速やかに原形復旧すること。 （２）仮設通路 駐車場の出入口及び進入路を施工により、閉塞する場合、 仮設侵入路及び迂回路を設定し、仮設路の周囲を囲い、路面の管理を 行うこと。 （３）仮設材 受注者に起因する工期延長等に伴う仮設材の費用は、原則として設 計変更しない。 （４）土留め工 受注者は、明示された条件に基づき、自主的に工法を選定し、構造 設計等必要な検討を行い施工するものとする。なお、明示した条件の変 更がない限り変更の対象としないものとする。 簡易土留工、親杭横矢板工、ライナープレート等を使用する場合は、 地山にゆるみを生じないよう、土留材の裏側に砂、モルタル等を十分充 填しなければならない。 受注者は土留工の施工において、周囲の状況を考慮し、掘削深さ、土 質、地下水位、作用する土圧、載荷重を十分検討し施工しなければなら ない。 （土留め構造計算書を作成提出し、監督員の承認を得ること。） 受注者は、土留工の施工にあたり、交通の状況、埋設物及び架空線の 位置、周辺の環境及び施工期間等を考慮するとともに、第三者に騒音、 振動、交通障害等の危険や迷惑を及ぼさないよう、工法及び作業時間を 定めなければならない。 受注者は、土留工に使用する材料について、割れ、腐食、断面欠損、 曲り等構造耐力上欠陥のないものを使用しなければならない。 受注者は、工事の進捗に伴う腹起し・切梁の取付け、取外し時期につ いては、施工計画において十分検討し施工しなければならない。なお切 梁の間隔は、掘削深さ、切ばりの段数及びその取付け高さ、構造物の敷 設作業の安全性を考慮して定める。 受注者は、工事を安全に行えるように作業中は常に点検し、異常のあ る時は、速やかに対策を講じなければならない。 ７ 残土・産業廃棄物 関係 (１) 工事の施工で生じる残土の処分については、受注者の責任においての任 意処分とする。 ア 特定建設資材及び産業廃棄物の処分については、 『別紙２』のとおり処 分先を想定して処分費、運搬費を計上している。 イ 受注者の都合による処分先の変更については、原則として設計 変更の対象とはしない。 (２) 建設副産物の運搬・処理について ア 建設副産物の運搬 を廃棄物処理業者に委 託する場合には、必ず 書面 による委託契約を締結すること。 イ 運搬及び処分を業とする許可証を確認し、添付すること。 ウ 下請負業者が建設 副産物を運搬・処理す る場合でも、下請契約 とは 別に委託契約を締結する。 エ マニュフェストに より、適切に運搬・処 理されているか確認を 行う とともに、マニュフェ ストの（写）及び再資 源化施設、最終処分場 と の関係を示す写真を竣 工書類に添付すること 。また、処分場（中間 処 理場含む）受入れの際、計量を行い、結果写しを竣工時提出すること。 なお、提出するマニフ ェスト写しについては 、土木工事現場必携に 準じ る。 (３) 施工計画書に下記書類を添付すること。 ア 処理先の許可書の 写し及び（収集運搬を 委託する場合）収集運 搬業 者の許可書の写し イ 受注者と処理又は運搬業者との契約の写し ウ 処理業者の所在地及び計画運搬ルート エ 残土処分先及び運搬ルート (４) 再生資源利用等計画書、実施書の提出 ア 施工計画書にあわ せて「再生資源利用計 画書」及び「再生資源 利用 促進計画書」を提出する。 イ 竣工時に「再生資 源利用実施書」及び「 再生資源利用促進実施 書」 を提出する。 ウ 作成は指定された システムにより行い、 データの入力されたＦ Ｄ 等 を添付する。 エ 対象は量の多少にかかわらず、全てとする。 ８ 工事支障物件等 (１) 道路内及び隣接地に架空・埋設物について、管理者等へ確認・立会い をおこない結果の報告をするとともに、十分な注意を払うこと。 (２) NTT 等の架空線の防護処置を必要とする場合、施工計画書に記載し、 監督員と協議すること。なお、防護処置に関わる事務手続き等については、 受注者が行うことする。 (１) ９ 排水工関係 （濁水処理を含む） 地下水等を排水する場合は、泥水等を直接流さないように、沈砂漕を 設置する等の対策を行うこと。 なし １０ 薬液注入関係 １１ 品質及び 技術管理関 係 （１） 建設資材の品質記録保存 土木構造物について建 設資材の品質記録を作 成し、工事完了時に提 出す ること。 １１ 係 品質及び 技術管理関 （２） 埋戻土及び路盤について ① 路盤以下の路床（路盤下 1.0m）に該当する部分については、修正 CBR ２０以上、路体部分は修正 CBR12 以上の埋戻土を用いること。 ② 埋戻土の締固め密度９０％以上を確保すること。 （締固め密度試験を行い、結果を提出すること。） 路盤以下については、路床（路盤下 1.0m）に該当する部分について は、管理基準の高値以上とし、確保すること。 （密度試験を管路延長 100ｍにつき１箇所行うこと。） なお、上記①②に関 わ る試験費用について は 、技術管理費に含ま れる ものとする。 （３） 現場発生材の使用について 既設路盤材の再使用について、指示がある場合、 粒度 50mm 以下のもの を使用することする。 左記に当てはまらない 場合及び既設路盤厚が 、設 計路盤厚と異なる場合 は、監督員と協議を行 い、指示を受けること とす る。 （４） 材料指定について ボックスカルバート及び人孔等については、下水道協会規格に準拠した 製品を用いることする。ただし、異なる製品（規格）を使用する場合は、 監督員と協議すること。 用いるボ ックス カルバ ートの構 造計算及 び必 要とする 支持力計 算書 を 監督員に提出し、承認を得ること。 （５） 地盤支持力の確認について 受注者は、函渠布設にあたり、必要とする地盤支持力の有無につい て床付け面での値の確認をおこなうこと。 試験方法は、平板載荷試験又はスウェーデン式サウンディング試験 等で、確認し報告すること。異なる方法を用いる場合は、監督員に協 議し承認を得ること。 据付に際して、（４）で提出された支持力以上を得られることの確認 し、結果を監督員に報告すること。 上記の結果、必要とする地盤支持力が不足する場合、監督員との協 議の上、施工をおこなうこと。 （６）工事カルテ作成、登録について ア 工事実績情報サービス（ＣＯＲＩＮＳ）入力システム（（財）日本建 設情報総合センター）に基づき、「工事カルテ」を作成し監督員の確認 を受けた後に直ちに登 録を行い、発行された 「工事カルテ受領書」 の 写しを監督員に提出すること。 イ 受注時登録の提出期限は、契約締結後１０日以内とする。 (７) 生コン納品書（伝票）の扱い ア 生コン納品書は竣工成果品として提出するものとする。 イ 納品書には工場発 時間、現場着時間及び 打設完了時間を記入す るも のとする。 (８）工事施工における検査（確認）及び立会 ア 段階確認ついて １） 床堀完了時 ２） 基礎工施工時 ３） 型枠組立完了時 ４） 鉄筋組立完了時 ５） 主要な工事施工段階の区切り目 ６） 管（函）布設時の中心偏移及び基準高（管（函）底高） ７） 特に指定された部分の施工時 ８） 共通仕様書 P-10 の「表－１」に記載されたもの １１ 品質及び 技術管理関 係 １２ その他 イ 確認の方法等 ・ 全種別の確認段階に関わる事前報告書（種別・細別・項目・実施予定 時期等記載）を別紙様式集の「段階確認項目一覧表」により施工計画 時に提出する。 監督員は上記の調整受けて、同表の（通知書）により確認時期予定 日を通知する。 ・ 確認時には事前に内部検査を行い、 「検査記録表」を提示しこれによ り実施するものとする。 ・ 臨場を机上とする場合は、上記「検査記録表」及び写真等の確認の できる資料を整備し、これらを提出し確認を受けるものとする。 ・ 確認後「段階確認表」の（確認書）により通知する。 ・ 確認後、検査結果及び状況が確認できるものを添付し、提出すること。 （１） （２） （３） （４） （５） （６） （７） （８） 建設現場における福祉改善や労働時間の改善、または地域住民に対す る工事現場の開放やＰＲなど、建設産業に対する理解の増進に資する 事業の実施等構造改善対策にも配慮されたい。 建設業退職金共済制度について、請負代金額が８００万円以上の場合 は、建設業退職共済組合が発行する掛金収納書を契約締結後一ヶ月以 内に提出すること。なお、その他の退職金制度を利用している場合や 期間内に収納書が提出できない場合は、あらかじめ理由を文書で提出 すること。 暴力団関係者等から工事妨害などの被害を受けた場合は、速やかに被 害届を警察に提出すること。 着手前には事前調査を必ず行い、必要に応じて地権者の立会を行うこ と。また、疑義が生じた際は速やかに監督員と協議し指示を受けるこ と。 現場状況等施工条件に差異が生じた場合は、速やかに監督員と打合せ をし、書面にて協議すること。 工事着手に先立ち、地元の町会長及び周辺住民及び事業所に工事の挨 拶と説明をし、必要ならば説明会を行うこと。 町会長に工事の挨拶後、速やかに工事の予告看板を掲示し、看板の管 理を行うこと。 営繕費に計上されている借地面積（設計計上面積）とは、共通仮設費率 及び現場管理費率に含まれるものに必要とする面積を除いた面積が対 象である。 注）明示事項が無い場合は、無しと記入する。 別紙１ 排出ガス対策型建設機械の原則使用について 本工事において以下に示す建設機械を使用する場合は、 「排出ガス対策型建設機械指定要領（平 成３年１０月８日付建設省経機発第２４９号）」に基づき指定された排出ガス対策型建設機械を使 用するものとする。排出ガス対策型建設機械を使用できない場合は、平成７年度建設技術評価制 度公募課題「建設機械の排出ガス浄化装置の開発」、またはこれと同等の開発目標で実施された民 間開発建設技術の技術審査・証明事業、あるいはこれと同等の開発目標で実施された建設技術審 査証明事業により評価された排出ガス浄化装置を装着することで、排出ガス対策型建設 機械と同 等とみなす。ただし、これにより難い場合は、監督員と協議するものとする。 排出ガス対策型建設機械あるいは排出ガス浄化装置を装着した建設機械を使用する場合、現場 代理人は施工現場において、使用する建設機械の写真撮影を行い、監督員に提出するものとする。 排出ガス対策型建設機械を原則使用とする機種 機 種 備 一般工事用建設機械 ・バックホウ ・トラクターショベル（車輪式） ・ブルドーザ ・発動発電機（可搬式） ・空気圧縮機（可搬式） ・油圧ユニット （以 下 に示 す 基礎 工 事 用機 械 のう ち 、ベ ー ス マシ ー ンと は 別に 、 独立 し た ディ ー ゼル エ ンジ ン 駆 動の 油 圧ユニットを搭載しているもの； 油圧 ハ ンマ 、 バイ ブ ロ ハン マ 、油 圧 式鋼 管 圧 入・ 引 抜機 、 油圧 式 杭圧 入 引 抜機 、 アー ス オー ガ ー 、オ ー ルケ ー シン グ 掘削 機 、 リバ ー スサ ー キュ レ ー ショ ン ドリ ル 、ア ー スド リ ル 、地 下 連続 壁 施工 機 、 前回 転 型オールケーシング掘削機、） ・ロードローラ、タイヤローラ、振動ローラ ・ホイールクレーン 7 考 ディーゼルエンジン（エンジン出力７．５ kw 以上２６０kw 以下）を搭載した建設機 械に限る。 別紙２ 発生土・特定建設資材・産業廃棄物関係 本工事の施工において生じる発生土・特定建設資材及び産業廃棄物の処分については、下記の処分 先を想定して処分費、運搬費を計上している 建設発生土 残土処理 □ 地区名 残土処理 □指定 地区名 条件１．指定の場合、場所地区及び運搬距離を明示する。 ２．距離指定の場合、運搬距離のみ記入し、設計変更の対象とする。 ３．任意処分の場合、未記入。 特定建設資材（建設リサイクル法） 種別 処分条件 ｱｽﾌｧﾙﾄｺﾝｸﾘｰﾄ塊 再利用 ﾌﾟﾗﾝﾄ名 再利用 清水口建設 直接工事費 処分費 ﾌﾟﾗﾝﾄ名 清水口建設 処分費 7.6km t 60,480 円 運搬費 64,658 円 運搬距離 80.1 直接工事費 焼却処分 運搬距離 50.4 数量 木材処理 km km 処分先・運搬距離・数量・金額等 数量 ｾﾒﾝﾄｺﾝｸﾘｰﾄ塊 運搬距離 運搬距離 7.6km t 207,900 円 運搬費 54,016 円 ﾌﾟﾗﾝﾄ名 数量 直接工事費 備考１．設計数量の処分費・運搬費を明示する。 ２．積算上の明示条件であり、処理施設を指定するものではない。 ３．上記条件明示より下回る場合は、変更の対象とする場合がありえる。 ４．現場条件や数量の変更等、受注者の責によるものではない事項については変更の対象とする。 産業廃棄物（建設廃棄物処理方針） 種別 処分条件 木くず 再利用 ﾌﾟﾗﾝﾄ名 (抜根･伐採材) 数量 処分先・運搬距離・数量・金額等 運搬距離 直接工事費 建設汚泥 ｔ 処分費 運搬費 運搬距離 数量 その他 (金属くず) 円 ﾌﾟﾗﾝﾄ名（見積先） 直接工事費 km 円 km ㎥ 処分費 円 ﾌﾟﾗﾝﾄ名 運搬費 円 運搬距離 km 運搬費 円 数量 直接工事費 備考１．備考欄については、２特定建設資材欄と同じ。 処分費 円 家屋調査（事業損失防止調査）特記仕様書 （適用範囲） 第1条 この特記仕様書は本工事の施工にあたり、家屋調査を実施する場合に適用する。 （目 的） 第2条 家屋調査は工事中の施工管理に活用し、工事に伴う第三者の被害を未然に防止することを目的 とし、もし被害があった場合にその因果関係の認定資料とするものである。 （調査の範囲） 第3条 請負者は工事規模、工法および付近の地盤等を勘案し、家屋調査の範囲を定めあらかじめ監督 員の承諾を得るものとする。 （調査の心得） 第4条 請負者は調査に際して親切を旨として所有者、占有者、その他関係人と十分協調を保ち摩擦等 生じないよう努めるものとする。 2 この調査は所有者等の財産に関するものであり、補償の基礎となるものであるから正確かつ良心的 に実施しなければならない。 また請負者は、この調査作業において知り得た事項について秘密を厳守し他に漏らしてはならない。 （立ち入り） 第5条 請負者は本調査を円滑に実施するために監督員と協議のうえ、調査付近の住民等を対象に説明 会を開く等必要な措置を講じなければならない。 2 調査のため第三者の施設へ立ち入る場合は事前に調査日時を調査対象物件の所有者に通知し承諾 を受けること。 3 前項の立ち入り調査にあたり、身分を示す証明、腕章等を常に携帯し、関係者の請求があった場合 は、これを提示するとともに不快感を与えないよう、服装や言動にも十分注意し、実施しなければな らない。 （調査方法） 第6条 調査は建築士法第5条第1項により登録された、建築士又は土地家屋調査士法第 6条により登録 された、土地家屋調査士が主任者として担当し、補助者には経験のある者をあてなければならない。 2 建物調査は、1 棟ごとに行うものとする。 3 調査時に可能な限り関係者の立ち会いを求めるとともに、所有者に調査結果の確認を求めておかな ければならない。 （実施調査事項） 第7条 請負者は、別表１の項目によって実施調査を行うものとする。 （建物平面図） 第8条 請負者は第7 条の実施調査に基づき、建物平面図を作成するものとする。 2 縮尺は原則として100 分の1 とする。 3 調査時において、既存の損壊部があるときは、平面図に番号を付し添付するカラー写真と付合する よう整理するものとする。 （写真撮影） 第9条 請負者は第7 条の調査箇所で既に損壊のある所等、事業損失に係る事後調査との照合上必要 と思われる箇所について写真撮影（カラー）を行い、整理整本するものとする。 2 既存の損壊部位の写真は損壊部位全体把握ができるもの１枚以上とし、部分拡大については損壊部 の形状、長さ、幅、深さ等の比較目測ができる目盛定規、箱尺等を当て撮影したものを添付すること。 （成 果 品） 第10条 請負者は調査結果として調査区域平面図（調査家屋番号記入）、家屋調査測定表、記録写真 集、調査対象工事概要、考察等必要資料を家屋調査報告書として提出すること 。 なお提出部数はA－４版に仕上げたもの正本1 部を監督員に提出し、その写しを１部,受注者が保持す ること。 （そ の 他） 第11条 この特記仕様書及び設計図書に記載のない事項又は疑義のある事項については監督員の指 示を受けるものとする。 （別表―2） 実地調査項目 実施調査は次の掲げる「実地調査項目」によって行う。 「実地調査項目」 調 査 項 目 （１）所有者の確認 （２）建物概要 （３）建物の傾斜測定 （４）建物各部分の 状況調査 （５）一般工作物 の状況調 査 （６）工場･店舗・ガソリ ン スタンド等の状況調査 （７）井戸の状況調査 調 査 内 容 立会者に物件所有者を 確認 する。 ① 方位、構造、面積、 階 数、用途、建築後の経 過年 数、増改築及び改装後 の経 過年 数、建物調査面積 ② やむを得ず未調査部 分 がある場合は理由を明 記す る。 ① 建物外壁面の傾斜測 定 外壁面の傾斜の度合を 測定 、原則として全面を測 定 ② 基礎天端の水平測定 基礎天端又は、外壁面 と基 礎の境で測定 ③ 柱の傾斜測定 柱の傾斜の度合を２方 向測 定、原則として全柱を 測定 ④ 各室床面の水平測定 原則として全室につい て四 箇所で床面の度合を測 定 和室にあっては、敷居 、畳 寄せで測定 ⑤ 土間コンクリートの 沈 下、亀裂の状態を測定 ⑥ 基礎の形式、柱脚の 納 り、仕上を調査し、基 礎に 生じている亀裂の状態 を測 定 ⑦ すべての建具の開閉 状 態と建物の沈下状況と の関 連性を含めて測定 ① 外壁面 外壁面の仕上及び亀裂 、浮 き、はらみの状況 ② 室内壁面 各室の内壁仕上及び亀 裂、 不陸、空き、浮き、は がれ の状況 ③ 内部床面 各室の床仕上及び亀裂 、不 陸、空き、浮き、はが れの 状況 ④ 天井面 各室の天井面の仕上及 びは がれ、しみの状況 ⑤ 建具 すべての建具の開閉具 合の 状況 ⑥ 屋根 屋根葺材の種類及びズ レ、 破損の状況 ⑦ 基礎 基礎の形式、柱脚の納 り、 仕上を確認し基礎に生 じて いる亀裂の状況 ⑧ その他床面（階段、 踊 り場、外廊下、ベラン ダ、 土間等） 床仕上及び亀裂、不陸 、空 き、浮き、はがれ等の 状況 ① 塀、門柱 鉛直面に対する傾斜の 度合 を2~3ｍ毎に1 箇所、最低 2 箇所以上測定工作 物の仕 上及び亀裂、目地切れ の状 態 原則として調査対象物 件の 敷地内のすべての塀、 門柱 を測定 ② 門 門扉の開閉具合の状況 ③ 外廻り土間、犬走り 土間、犬走りの仕上及 び亀 裂、はがれ、浮き、隙 間等 の状況 ④ 屋外給排水衛生電気 ガ ス設備 給排水管・電気管・ガ ス管 ・排水桝等の損傷状況 ⑤ 樹木 敷地内の主な樹木の本 数、 高さ、枝張りの状況 ⑥ 池 池の仕上及び亀裂、水 漏れ の状況 前記（３）から（５） の調 査項目に加えて、次の 項目 について調査する。 ① 工場では、場内機械 の 水平測定、配置、種類 及び 運転具合の状況 ② 店舗では、冷蔵庫、 冷 凍庫の仕様及び配管等 の状 況 ③ ガソリンスタンドで は 、 ア 地上設備、地下設備 の 配置、配管等の状況調 査事 前調査においては、所 轄消 防署 の定期検査済証で配管 等の 状況を確認、事後調査 にお いては、減圧テスト等 で確 認 イ ２ｍピッチで網目状 に レベル測定（TP） 使用目的、ポンプ種別 、使 用の実態、位置、水質 及び 揚水量
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