認知症のことを知っていますか?(4~6ページ) (1239キロバイト)

認知症のことを
知っていますか?
認知症には様々な種類があります。
認知症には様々な種類があり、その種類によって、現れる症状や特徴は大きく異なります。また、
ものわすれの症状を示す治療が可能な「認知症と間違われやすい病気jや
、 65
歳未満で発症する f
若年性
認知症jなどもあります。
アルツハイマー型認知症
血管性認知症
特徴
暢徹
ゆっくり進行していきます。
記憶障害が著しく、特に最近
の記憶(短期記憶)が不得意
になります。
脳梗塞や脳出血などによって
脳が障害を受けた部位の症状
が現れます。脳血管障害の再発
のたびに階段状に進行します。
症状
症状
料理の手順を間違えたり、趣味への関心がうすら
ぎますが、初期はそれらをとりつくろう様子が見ら
れます。進行すると、もの盗られ妄想や俳個、道に
迷うなどの症状が現れます。
ものわすれ以外に現れる症状は、身体の麻痩や
離手旨雀、言語障害などです。記憶障害がある
わりには、しっかりしている部分も多い(まだら認
知症)。
まひ
レピー小体型認知症
前頭側頭型認知症(ピック病)
骨偏
椅観
レピー小体というたんぱくが大
脳皮質に蓄積されて発症します。
筋肉のこわばりや手のふるえ、
歩行障害などが特徴です。
ものわすれの症状は軽く、我
慢をしたり、人を思いやるこ
人格変
とが難しくなるなど f
が起こる認知症で、す。
化J
症状
症状
初期には、ものわすれの症状が目立たないことがあります。
知らない子供がいる、虫がはっているなど、いるはずのない
ものが見えると主張する幻視を認めることがあります。
状況に関係なく、同じ行動や言葉を繰り返す症状
が見られます。暴言や暴力、万引きなどの行動を
起こすこともあります。
l
一時的~:現キ1.~
認知症のよう拡
症杖~~泊る
,ります.
4
.κ
必
.
“
…
症状から、認知症と『聞追われやすい」病気もあります日
ω
2
ト寸3
劫
引
カ駅
恥 …
ω
も の
τ
.最近
、'
脂
E
んで頭を打つ から、ものわすれが出てきた
.身近な人の死などの心 理 飽 な 霊 化の後に、ものわすれが
増えた
1t~、l},I;ぅiIl":lすい とう しようまんせい こうま〈か付っしゅ
などの場合は、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、甲状腺ホルモンの異常、うつ病など
の可能性もあります。適切な治療により、ものわすれが治る場合もありますので、
早めに受診してください。
働き盛りを襲う若年性認知症
認知症は一般的に高齢者に多い病気ですが、 65
歳未満で発症した場合「若年性認知症jとされます。
社会や家庭に与える影響が大きいばかりか、まだ若いということで、診断までに時聞がかかり、うつ病
などの精神疾患と診断されていることも少なくありません。
.宵貴や住宅
ローンなどの
纏績的な困窮
•
.
.
.
,
_
-
w
.
.
"
,
.
,
.
.
"
.
.
.
打ち合わせの
鈎束を忘れる
若年性認知症の人が利用できる主な制度
FITIT14.EJZ=神~~
幽幽曜蕗麺
E
J
I
L
L
Iτ
三
薗
目 "ld~ç孟II
65歳未満の人でも、認知症と診断され、要介護認定を受けた場合は、『介護
を利用することができます。
保険サービスJ
級から3級までの手帳が交付されます。
申請により、その程度によって 1
O市営駐輪場の利用料金減免 O所得税、市・県民税等の障害者控除
ONHK
放送受信料の減免
。自動車税等の減免
0各種公営施設の利用料金の減免
などのサービスが手帳の等級などに応じて受けられます。
,
精神疾患のために、継続した通院治療を受ける必要がある場合、指定医療
機関で公費による医療費の支給を受けることができます。ただし、原則として
割が自己負担となります。
医療費の 1
雪
門T聖
明
病気やケガによって障害を受けたときに支給されます。受給には障害の程度の
ほか、保険料の納付状況など一定の要件があります。
回品占届邑
日常生活において常時特別の介護を必要とする 2
0歳以上の在宅の重度重複
障害者等に対して支給されます。
~主~
被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受け
られない場合に、 1
年6カ月を最長に支給されます。
.:
:
:
J
y
苦
l
ι
E
土
呈
耳
志
;l
弓 ,.
1
ι
E
L
i[J)'
[
陀
‘
も
•
-
若年性毘知症コールセンター
T
E
L
:
0
8
0
0・100・2707(月 土 1
0
:
0
0
.
.
.
.
.
.
.
15
:
0
0
)※無料
若年性認知症の人の声や役立つ情報を知ることができます。
h
t
t
p
:
/
/
y
n
i
n
c
h
i
s
y
o
t
e.
ln
e
t
/
v
o
i
c
e
/
g
o
h
o
n
n
i
n
.
h
t
m
l
5
認知症かもしれないという不安を抱えている人八
下記は認知症の症状やその特徴を記載しています。認知症は早めの対応が、進行を遅らせたり、症状を
軽減したりすることにつながります。医学的な診断基準ではありませんので、該当する項目がある場合は、
かかりつけ医や地域包括支援センター (20
ページ参照)などに相談しましょう。
家族力『つくった事坊:Iffi苦品目E
Z25同
(公益社団法人認知症の人と家族の会)
口 今切ったばかりなのに、電話の相手の名
前を忘れる
口 同じことを何度も言う・問う・する
口 しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し
物をしている
口 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
口 料理・片付け・計算・運転などのミスが多く
なった
口 新しいことが覚えられない
口 話のつじつまが合わない
ロ テレビ、番組の内容が理解できなくなった
ζc
口 約束の日時や場所を間違えるようになった
口 慣れた道でも迷うことがある
口 些細なことで怒りっぽくなった
口 周りへの気づかいがなくなり頑固に
なった
口 自分の失敗を人のせいにする
口 「このごろ様子がおかしい J
と周囲
から言われた
口 ひとりになると怖がったり寂しがったりする
口 外出時、持ち物を何度も確かめる
口 「頭が変になったjと本人が訴える
口 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
口 趣昧や好きなテレビ番組に興味を示さな
くなった
口 ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる
6
. 円.....
,.J