鹿児島県屋久島電気自動車普及促進支援事業補助金交付要綱 (趣旨) 第1条 知事は,屋久島において温室効果ガスの発生が抑制された先進的な地域づくり を促進するため,予算の定めるところにより屋久島において電気自動車の導入を行う 者に対し予算の範囲内において補助金を交付するものとし,その交付については,鹿 児島県補助金等交付規則(昭和63年鹿児島県規則第1号。以下「規則」という。)に 定めるほか,この要綱に定めるところによる。 (定義) 第2条 この要綱における用語の定義は,次の各号に掲げるとおりとする。 (1) 「補助事業者」とは,鹿児島県屋久島電気自動車普及促進支援事業を行う者をい う。 (2) 「電気自動車」とは,搭載された電池によって駆動される電動機のみを原動機とし 内燃機関を併用しない検査済自動車(道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第60 条第1項の規定による自動車検査証の交付を受けた道路運送車両法第2条第2項に規 定する自動車をいう。)をいう。 (補助対象者) 第3条 この要綱に基づく補助の申請をすることができる者は,次の各号に掲げる者と する。 (1) 屋久島町に居住している個人 (2) 屋久島町に事業所を有している法人及び個人事業者 (3) (1),(2)に該当する者に電気自動車を貸与するリース事業者 2 前項の規定にかかわらず,次の各号に掲げる者は,補助の申請をすることができない。 (1) 県税を滞納している者 (2) 鹿児島県暴力団排除条例(平成26年鹿児島県条例第22号)第2条に規定する「暴力 団」,「暴力団員」,「暴力団員等」及び「暴力団関係者」 (補助対象経費及び要件) 第4条 補助金の交付の対象経費(以下「補助対象経費」という。)及び要件は,別表 1のとおりとする。 (補助金の額) 第5条 県が交付する補助金の額は,別表2のとおりとする。 (補助金の交付申請) 第6条 規則第3条の補助金等交付申請書は,別記第1号様式によるものとする。 2 規則第3条の規定により補助金等交付申請書に添付すべき書類は,次のとおりとす る。 (1) 事業計画書(別記第2号様式) (2) 見積書の写し (3) 住民票(申請者が個人の場合に限る。) (4) 履歴事項全部証明書(申請者が法人の場合に限る。) (5) 県税の納税証明書(申請者がリース事業者であって,県内に事業所を有しない場合 を除く。) (6) 貸与料金の算定根拠明細書(別記第3号様式)(申請者がリース事業者の場合に限 る。) (7) 誓約書(別記第4号様式) (8) その他知事が必要と認めるもの 3 補助金等交付申請書の提出期限及び提出部数は,別に定める。 (補助金の交付の条件) 第7条 規則第5条第1項の規定による条件は,次に定めるとおりとする。 当該補助を受けた電気自動車は,屋久島に使用の本拠を設定し,島内でのみ使用す ること。 (決定の通知) 第8条 規則第6条の規定による補助金等の交付の決定の通知は,補助金交付決定通知 書(別記第5号様式)により行うものとする。 (補助事業の内容等の変更) 第9条 規則第7条第1項の補助事業の内容等の変更事由は,次に定めるとおりとする。 (1) 導入する電気自動車の車種又は使用の本拠とする場所を変更するとき。 (2) 補助金交付申請額に変更があったとき。 2 規則第7条第1項の補助金等変更申請書は別記第6号様式によるものとし,同項の 規定により当該申請書に添付すべき書類は変更後の事業計画書及び当該変更に係る挙 証書類とする。 3 規則第7条第3項において準用する規則第6条の規定による通知は,変更承認のみ を行う場合は変更承認通知書(別記第7号様式)により,変更承認に併せて変更交付 決定を行う場合は変更交付決定通知書(別記第8号様式)により行うものとする。 (申請の取下げ) 第10条 規則第8条第1項の規定により申請の取下げをすることのできる期間は,交付 の決定の通知を受けた日から起算して30日を経過した日までとする。 (状況報告) 第11条 補助事業者は,当該補助事業が完了した日の属する県の会計年度から当該補助事 業により導入した電気自動車を処分した日又は電気自動車ごとに別に定める減価償却資 産としての耐用年数を経過した日のいずれか早い日の属する県の会計年度まで,毎年度 別記第9号様式により当該補助事業により導入した電気自動車の利用状況について記録 し,当該年度の翌年度の4月30日までに知事に提出するものとする。 2 規則第11条第1項の規定により,やむを得ない事由により補助事業を中止するとき は,別記第10号様式を提出し,知事の承認を得なければならない。 (実績報告) 第12条 規則第13条の補助事業等実績報告書は,別記第11号様式によるものとする。 2 規則第13条の規定により補助事業等実績報告書に添付すべき書類は,次に掲げると おりとする。 (1) 事業報告書(別記第12号様式) (2) 補助対象車両の自動車検査証の写し (3) 注文書の写し又は契約書の写し(捺印のあるものに限る。) (4) 領収書の写し又は金融機関発行の振込証明書の写し (5) 補助事業の実施を示す写真(完成写真) (6) 補助事業に係る賃貸借契約書の写し(申請者がリース事業者の場合に限る。) (7) その他知事が必要と認めるもの 3 第1項の補助事業実績報告書の提出期限は,事業完了日(購入代金の支払完了日, 電気自動車にあっては車両登録日とする。)から起算して30日以内又は別に定める日の うち最も早い日とし,その提出部数は,1部とする。 (補助金の額の確定) 第13条 規則第14条の規定による補助金等の額の確定の通知は,補助金交付確定通知書 (別記第13号様式)により行うものとする。 (補助金の交付) 第14条 規則第16条第1項の補助金等交付請求書は,別記第14号様式のとおりとする。 (財産の処分の制限及び補助金の返納) 第15条 補助事業者は,規則第21条の規定に基づき,補助事業により取得した財産の処 分について承認を得ようとするときは,別記第15号様式により知事に承認の申請をし なければならない。 2 知事は,前項の承認をしようとする場合において,当該交付した補助金のうち,財 産の処分を制限する期間に対する,財産の処分を承認した日の属する月の翌月から財 産の処分を制限する期間が経過するまでの期間の割合に相当する額を返納させること とする。 3 前項の規定にかかわらず,財産の処分が以下の事由による場合は補助金の返納を求 めない。 (1) 天災等により,補助対象車両が走行不能になり道路運送車両法第15条に規定する 永久抹消登録された場合 (2) その他知事がやむを得ないと認める場合 (その他) 第16条 この要綱に定めるもののほか,必要な事項は別に定める。 附 則 この要綱は,平成22年4月19日から施行する。 附 則 この要綱は,平成23年5月12日から施行する。 1 2 附 則 この要綱は,平成25年8月12日から施行する。 改正後の鹿児島県屋久島電気自動車普及促進支援事業補助金交付要綱の規定は, 平成25年8月12日以後に交付の決定がなされる補助金について適用し,同日前に交 付の決定がなされた補助金については,なお従前の例による。 附 則 この要綱は,平成26年7月7日から施行する。 1 2 附 則 この要綱は,平成26年10月9日から施行する。 改正後の鹿児島県屋久島電気自動車普及促進支援事業補助金交付要綱の規定は,平 成26年10月9日以後に交付の決定がなされる補助金について適用し,同日前に交付の 決定がなされた補助金については,なお従前の例による。 附 則 この要綱は,平成27年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は,平成28年7月4日から施行する。 別表1 補助対象経費及び要件 補助対象経費 電気自動車の 搭載された蓄電池容量(ク 導入に要する リーンエネルギー自動車 経費 導入促進対策費補助金業 務実施細則で定められて いる車両ごとのバッテリ ー容量)に1kWh当たりの 補助単価30千円を乗じた 額 要件 次の要件の全てに適合すること。 (1) 四輪以上の電気自動車で,搭載する電池 がリチウムイオン電池であること。 (2) 初度登録前のものであること。 (3) 自動車検査証に記載される所有者又は使 用者の氏名若しくは名称が補助事業者であ ること。 (4) 屋久島内に使用の本拠を設定し,屋久島 でのみ使用するものであること。 (5) リース事業者にあっては,県からの補助 金相当額分を反映した貸与料金の設定がな されていること。 別表2 補助金の額 補 助 金 額 別表1に規定する補助対象経費の1/1以内 ただし,1台当たり1,000千円を上限とし,算出した額に1,000円未満の端数が生じた 場合は,これを切り捨てるものとする。
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