三原城築城 450 年記念「三原市公式観光ガイドブック」制作業務委託

三原城築城 450 年記念「三原市公式観光ガイドブック」制作業務委託仕様書
1 要旨
瀬戸内三原 築城 450 年事業推進協議会(以下,
「発注者」という。
)では,平成 29 年に三原城が
築城して 450 年を迎え,
「瀬戸内三原 築城 450 年事業」
(以下,
「築城 450 年事業」という。
)を実
施することから,本市に訪れる観光客に対する「おもてなし」や誘客の促進を目的として,フリー
情報冊子「三原市公式観光ガイドブック」
(以下,
「観光ガイドブック」という。
)を制作する。
2 業務内容
(1) 方針・ねらい
平成 29 年 2 月から 11 月までをメイン期間として実施する,
「築城 450 年事業」をきっかけに,
築城 450 年事業基本計画の実行指針である「三原の光を観よう,魅せよう」をコンセプトとした,
「観光ガイドブック」を制作し,本市に訪れる観光客への「おもてなし」や観光ガイドブックを
活用した市外県外への情報発信により,本市への誘客促進を図り,
「観光のまち,三原」の実現を
めざす。
(2) 制作事項
ア 制作する観光ガイドブックの内容は,本市の観光素材(歴史・文化,観光スポット,食,イ
ベント等)の魅力をストーリー性のある文章で紹介するとともに,四季折々の情報,観光モデ
ルルート,アクセス方法といった観光客に役立つ情報についても掲載すること。なお,詳細に
ついては,発注者と協議のうえ,決定することとする。
イ 制作する観光ガイドブックのデザインは,本市の観光の魅力を視覚だけで伝えることができ
る洗練されたデザインであり,掲載する写真やイラスト等は,クオリティーの高いものを使用
すること。また,掲載する文章は,読む者に分かりやすく伝えるもので,本市に訪れたくなる
ような内容とすること。なお,詳細については,発注者と協議のうえ,決定することとする。
ウ 観光ガイドブックの制作にあたり,必要な取材・撮影等は,受注者において行うものとする。
エ 使用する写真については,発注者が写真の二次使用を行うに際し,著作権法上の問題や別途
費用等が発生しないよう,著作権・著作者人格権などに十分に留意したものを手配すること。
オ 観光ガイドブックの原稿案・デザイン案等を作成したときは,随時発注者の校正を受けるこ
と。
(3) 印刷事項
フリー情報冊子「三原市公式観光ガイドブック」の印刷
ア 体裁
B5版冊子 両面印刷オールカラー 52 ページ以上(表紙及び裏表紙を除く。
)
イ 紙質・厚さ
表紙・裏表紙 マットコート紙 135k程度,本文ページ コート紙 90k程度
ウ 印刷部数
30,000 部
エ 発行日
平成 29 年1月 31 日(水)
3 実施期間
契約締結日から平成 29 年1月 31 日までとする。
4 制作費
委託料上限額 4,500 千円(消費税及び地方消費税額を含む。
)
5 成果物・納品期限・納品場所
(1) 成果物は,印刷物によるほか電子データで納品すること。なお,ファイル形式は,AI(アウト
ライン有り・無し)及び PDF とする。
(2) 成果物の納品場所は,発注者と受注者が協議して別に定める納品場所とする。
(3) 印刷物の納品は,発注者がその都度指定した場所に,指示した部数を納品し,全ての納品が終
了するまで受注者で保管する。
6 その他
(1) 受注者は,発注者と連絡調整を充分に行い,円滑に業務を実施すること。
(2) 受注者は,
当該委託業務実施過程で疑義が生じた場合は,
速やかに発注者に報告し協議を行い,
その指示を受けること。
(3) 受注者は当該委託業務上発生した障害や事故については,大小にかかわらず発注者に報告し,
指示を仰ぐとともに,早急に対応を行うものとする。
(4) 受注者は,当該委託業務で知り得た機密,個人情報等について,秘密保持を厳守すること。
(5) 受注者から引き渡しを受けた成果物に係る著作権(著作権法第 27 条及び 28 条に規定する権利
を含む。
)は,発注者に帰属するものとする。ただし,受注者が権利を有する著作で,あらかじめ
受注者が明らかにするものを除く。
(6) 契約終了後,発注者又は受注者が当該成果物を修正,増刷,使用等をする場合は,相互に相手
方の承諾を得るものとする。
(7) 納入される成果物について,第三者が権利を有する著作物(以下「既存著作物等」という。
)が
含まれている場合には,受注者は,当該既存著作物等の使用に必要な費用の負担及び使用許諾契
約等に関わる一切の手続を行うこととする。また,受注者の責に帰す事由により著作権関係の紛
争が生じた場合は,受注者の責任において処理するものとする。
(8) 現地調査に際し,受注者は,事前に該当施設の許可を得たうえで取材を行うこと。また,現地
調査の際に映り込んだ施設見学者や施設関係者の画像の掲載許諾についても,受注者において行
うこと。
(9) 本人の承諾を得ることのできない人物の画像については,識別が不可能な程度の修正を行うこ
と。また,掲載後,肖像権又は個人情報に関する問題が発生した場合は,受注者においてその責
を負い,対応を行うこと。
(10) 成果物に誤字や脱字,写真の掲載誤り等があった場合,受注者の責任において,正誤表を作成
し,成果物に添付する等の対応について,発注者の指示を仰ぐとともに,早急に対応を行うもの
とする。
(11) 業務の一部の再委託をする場合は,あらかじめ発注者の承諾を得るものとする。