ライアーはシュタイナー教 育や、音楽療法でも用いられ ている楽器です。私はライア ーを演奏するミュージシャ ンというよりも、教育の中で ライアーを使ったり、ライア ーを教えたり広めたりする ことが主な仕事なので、京都 屋さんでも、ライアーについ てのいろいろとお話しとラ イアーの演奏を聴いていた だきたいと思います。ぜひ、 ライアーの響きに耳を澄ま しにいらしてください。 ライアーについて ライアーは膝の上で演奏する小さな ハープのような「竪琴」です。ギリシャ 神話のアポロンの竪琴などが、ライアー (リラ)の原型ですが、今回、私が演奏 するライアーは90年ほど前に作られた 新しい楽器です。ピアノのような弦の並 び方をしていて、ハープとは弾き方も構 造も響きも異なります。日本では映画「千 と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度 でも」を歌った木村弓さんが伴奏に使っ ていた楽器というと、知っている方も多 2016 いかと思います。 7 月18 日 大正浪漫の宿 19:30 より 京都屋 ロビーにて 無料 吉良 創 きらはじめ 1962年生まれ 自由学園卒。キリスト教保育の幼稚園に勤務後ドイツ留学。ヴァルドルフ幼稚園教員養成ゼミナール 修了。A ・ローリングのもとでライアー演奏を学ぶ。保育園に勤務後、1995年の開園から南沢シュタイナー子ども園 で12年間クラス担任。現在、滝山しおん保育園園長、南沢シュタイナー子ども園代表理事、日本シュタイナー幼児教育 協会理事、ライアー響会代表。国内外でシュタイナー教育、ライアーに関する講座、講演、コンサート、執筆も行う。
© Copyright 2024 ExpyDoc