ppt - 早稲田大学

電子投票班
早稲田大学・後藤滋樹研究室
電子投票の定義
無記名投票
有権者確認は必須
有権者確認を行った人が、投票内容を把握できない
インターネット上で実現可能な システム
投票所などの物理的な仮定は設けない
現在のネットワーク同様に、匿名性が保証
されていないネットワークを仮定
電子投票の流れ
投票者は投票内容を作成する
投票者は投票内容に対して、選挙管理委員会
からブラインド署名による署名を受け取る
投票者は匿名通信路を用いて投票を行う
集計者は選挙管理委員の署名を確認し
た上で、集計を行う
電子投票に用いられる技術
公開鍵暗号
投票内容の暗号化に利用
ブラインド署名
投票内容を見る事なく有権者確認を行う
匿名通信路
送信者を特定できないネットワーク
秘密分散法
結託による不正を防ぐ
公開鍵暗号
素因数分解の困難さを利用する
容易
p,q (互いに
素)
n (=p×q)
難解
ブラインド署名
署名者に文書内容を知られずに署名を受ける
匿名通信路
受信者はどの送信者から受け取ったのか把握で
きない
秘密分散法とは?
秘密を分散させる事で、数人が結託しない限り、秘密
にしたい情報が守られる
秘密分散法の一例
秘密情報をmとし、秘密情報をn人で分散して持つとした場合
f x   m  ax  bx   t  1x
2
n人がそれぞれに次の情報を持つ
f 1  , f  2  ,  , f  n 
t 1
を予め用意
1   2    n 
mを知るためには、少なくとも t 個の情報が必要
電子投票の一例
AMFO (開発:NTT研究所)