2010年度基礎ゼミ:情報と法律 第3回 リーガル・リサーチ① 2010年5月10日(月) 東北大学法学研究科 金谷吉成 <[email protected]> 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 1 2010年5月10日 概要と目的 概要 – 「大学で学ぶ」ということは、高校までの受け身の授業 とは異なり、自ら主体的に計画を立て、調査を行い、 得られた情報を分析して考え、文章やプレゼンテー ションにまとめるという作業が必要になる。今回は、そ のうちの「調査」の部分に焦点を当て、インターネットを 使った法令や判例の検索を実際に体験してもらうとと もに、図書館を活用する際に必要となるOPAC等の使 い方について説明を行う。 目的 – インターネットを使った法令検索や判例検索ができる ようになる – 図書館を活用できるようになる 2010年5月10日 2 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 リーガル・リサーチとは レポート 報告書 答案 課題 問題 自分の考えのよりどころ 裏づけ 資料 文献 リーガル・リサーチの場合、 講義テキストの他、法令、判例、文献など 2010年5月10日 3 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 法令・判例・文献の関係 法令 法令が適用された 判例を探す 文献に 引用されている 法令条文を探す 適用された 法令を探す 法令の解釈、 解説を探す 判例の解説を探す 判例 文献 文献中の判例を探す 出典:いしかわまりこ他『リーガル・リサーチ』3頁(日本評論社,第3版,2008年) 2010年5月10日 4 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 リサーチの方法 1. 存在の調査…どんなものがあるか? 2. 所在の調査…どこにあるか? 3. 入手…どうしたらよいか? – 法令、判例、文献について – タイトル、著者(編者)、出版社、出版年月、 掲載誌、掲載ページ、URL 2010年5月10日 5 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 検索対象を明らかにする 資料の種類、媒体、内容 – 種類:図書・雑誌・新聞記事など – 媒体:印刷物、CD-ROM、インターネットなど – 内容:論文、教科書、コンメンタール(逐条解説 書)など それぞれに特徴がある – 課題・問題にあった資料を選ぶことが大事 2010年5月10日 6 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 索引と目録 索引(index) – 入手すべき資料を特定する 例) 『法律判例文献情報』 『法律時報』「文献月報」 「法律時報文献月報検索サービス」 目録(catalog) – 特定した資料の物理的所在を明らかにする 例) OPAC NACSIS-Webcat NDL-OPAC 2010年5月10日 7 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 入手 図書館 – 法学部図書室 – 東北大学附属図書館 – 他大学の大学図書館 – 公立図書館 – 国立国会図書館 オンラインデータベース CD-ROM/DVD(オフラインデータベース) ウェブサイト 2010年5月10日 8 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 資料の種類、媒体、内容 種類:図書・雑誌・新聞記事など 媒体:印刷体資料、デジタル資料 内容: – 法令集、判例集など、公の記録や文書 – 研究書、論文、教科書、コンメンタール(逐条解 説書)、新聞記事など – 辞典・事典、統計、白書、年表、年鑑などの参 考資料 – 探すためのツール(索引、目録) 2010年5月10日 9 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 図書 単行本 – 研究書、概説書・体系書、教科書、論文集 全集・選集 – 特定の分野やテーマについて編集された図書、個人 論文集 叢書・双書・講座もの – 一定のテーマのもと、シリーズとして編集され、継続し て刊行される出版物 差し替え式図書(加除式図書、ルーズリーフ式図書) – 追加・削除・書き換えがあったページを差し替えること で、最新の内容を保つようにされた図書 2010年5月10日 10 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 図書に関する注意点 奥付を確認する – 書名、著者名・編者名・訳者名、出版社、印刷 会社、発行年月日、版数、価格等 改訂版 – 改訂・改版:前の版に加筆や修正をして印刷 – 増刷:同じ内容で印刷。誤植が修正されること がある。原則として内容の改変はない。 – 引用する場合には、版(場合によっては刷も) を明らかにすることが重要 2010年5月10日 11 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 雑誌 商業誌 – 『ジュリスト』『法律時報』『法学教室』『法学セミナー』『法曹時報』 – 『判例時報』『判例タイムズ』 公的刊行物 – 最高裁判所の判例集 – 『時の法令』『法令全書』 大学紀要 – 『法学』(東北大学法学会) – 『法学論叢』『一橋論叢』『早稲田法学』『法学研究』『法学協会雑 誌』『国家学会雑誌』 学会誌 – 『公法研究』『私法』『刑法雑誌』 『情報ネットワーク・ローレビュー』『法とコンピュータ』 法学関係以外の雑誌 – 『文藝春秋』『中央公論』 – 『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』『日経ビジネス』 2010年5月10日 12 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 新聞 日刊紙 – 全国紙、ブロック紙、地方紙 – 同じ日付でも版数によって、内容・構成が異なっている 場合がある 国、各種団体、政党が発行する新聞、機関紙 – 『官報』『裁判所時報』 – 『日弁連新聞』 過去の新聞に関しては、省スペース化を図る目 的から、縮刷版を発行しているものもある – マイクロフィルム – CD-ROM/DVD 2010年5月10日 13 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 デジタル資料 オフラインデータベース(CD-ROM等) オンラインデータベース(TKC、有斐閣Vpass等) ウェブサイト 利点 – データの検索や取り出し、コピーが簡単 – 膨大なデータの中から、必要な部分を短時間に探し出 せる – リスト化、並べ替え、プリントアウト、編集加工も容易 欠点 – 過去のすべての資料がデジタル化されているわけで はない – データの更新頻度によっては、タイムラグができる – 内容の信頼性に問題がある場合もある 2010年5月10日 14 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 ウェブサイトの利用上の注意点 最新情報の収集に優れている しかし、その一方で、リーガル・リサーチが対象と する資料は紙媒体のものが大半であり、網羅的 な情報収集を行うには、インターネットと印刷体資 料の両方を検索する必要がある。 また、内容が確かでない情報、発信元や発信時 が不明な情報、更新がされず放置されたままの 情報もあり、利用に値するかどうかの吟味が必要。 – 政府機関、国会、裁判所、地方公共団体のウェブサイ トを利用する – ドメイン名に注意する ウェブ上の資料の引用方法については、後述 2010年5月10日 15 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 リサーチの目的 何のためにリーガル・リサーチをするのか – – – – – 講義の予習・復習をする レポートを書く ゼミ発表の準備をする 論文を書く 具体的な法律問題を解決する 目的によって、できるだけ詳しく調べたい、論点を理解 するために2~3冊程度の図書を読んでおきたい、最新 の資料だけ読みたいなどのレベルがそれぞれある リサーチの目的に応じて方法を使い分けることが大切 2010年4月23日 16 リーガル・リサーチ リサーチの方法 インターネットやデータベースを利用する – 手軽で便利。ただし、オールマイティではない。 研究書・体系書・教科書の注を利用する – 芋づる式 – 参考となる資料を効率よく知ることができる – ただし、あくまでも著者の視点で選ばれた資料に限定され、必ず しも網羅的ではない。 – 執筆時点以降に発表された新しい資料の情報は得られない。 図書館や書店の書棚で選ぶ – 書棚を見渡すことで、関連がありそうな資料がわかる – 目次を見ることで、資料の要・不要の判断ができる – ただし、貸出中、売切れ、絶版の本は見落としてしまう問題もある 索引を利用する 2010年5月10日 17 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 リサーチの手順 問題を整理する – ことばの意味を確認しておく – どのような資料を入手したいのか、明らかにしておく (法令なのか判例なのか文献なのか、図書なのか雑 誌なのか新聞なのか) 索引を用いて適切な資料を見つけ出し、資料リス トを作成する – 資料の検索・特定ができたら、資料の書誌情報をリス トにしておく 目録を用いてどこの図書館で入手できるかを調 べる – 大学の図書館にない場合でも、他大学の図書館や公 立図書館から、図書館間の相互協力によって、複写依 頼、貸出し依頼ができることもある 2010年5月10日 18 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 データベース検索 キーワード、日付、タイトル、著者名などを 用いて検索を行う – データベースによって、キーワードを収録デー タの全文から探すもの、見出しから探すもの、 抄録から探すもの、又は氏名の間に空白を入 れるもの入れないものなど、“癖”が存在する。 – 採録対象や更新頻度にも注意が必要 – 説明書やマニュアルを確認すること 2010年5月10日 19 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 and検索、or検索、not検索 and検索 – 複数のキーワードがすべて含まれる検索 – 対象を絞り込むための検索 or検索 – 複数のキーワードのいずれかが含まれる検索 – 対象を拡大するための検索 not検索 – 指定したキーワードが含まれないものにヒットする and検索 2010年5月10日 or検索 not検索 20 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 and検索、or検索、not検索の例 名誉毀損による不法行為の事例 “不法行為” and “名誉毀損” “不法行為” and “名誉毀損” and “ネットワーク” 自然災害と公害のいずれか “自然災害” or “公害” 製造物責任 “製造物責任” or “PL” or “プロダクトライアビリティ” さらに、“欠陥” “リコール” などのキーワードを追加 「自動車」または「オートバイ」と「歩行者」が関係 した「交通事故」で、「交差点」以外の場所で発生 した事件 ( “交通事故” and ( “自動車” or “オートバイ” ) and “歩行者” ) not “交差点” 2010年5月10日 21 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 キーワード入力 OR → AND ↓ NOT cf. 東北大学附属図書館オンライン目録 Google 検索オプション 2010年5月10日 22 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 部分一致検索、完全一致検索 andやorなどの条件による検索の他に重要なのが、部分 一致検索 – andやorなどの条件による検索の他に重要 – キーワードがあいまいだったり、キーワード入力を省略したりする ために利用できる – OPACは原則として完全一致検索なので注意 前方一致検索 – あるキーワードで始まる単語すべてを検索対象とする – 「時効*」→時効中断、時効期間などがヒット – 「最高裁*」→最高裁判所にも最高裁にもヒット 後方一致検索 – あるキーワードで終わる単語すべてを検索対象とする – 「*時効」→取得時効、消滅時効などがヒット 完全一致検索 – キーワードと完全に一致する単語のみを検索対象とする 2010年5月10日 23 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 うまく検索できないときは 検索結果が少ない、又はゼロの場合 – キーワードを単語に切り分けてみる 例) 「ごともの権利条約」 →「こども」and「権利」and「条約」 – 同義語をor検索に指定してみる 検索結果が多い場合 – 専門用語や複合語に変えてみる 例) 「損害」and「賠償」→「損害賠償」 適切なキーワードを思いつかない場合 – その事例を特徴づける最も個有な概念をまず1語だけ 指定してみる – 固有名詞をキーワードとすることが可能な場合は、固 有名詞を指定してみるのが有効 2010年5月10日 24 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 検索サイト Yahoo! JAPAN http://www.yahoo.co.jp/ – 検索の他、ニュースや天気予報など各種のサービスを 提供するサイト。検索では、カテゴリ検索が特徴的。 トップ > カテゴリ一覧 > 政治 > 法 トップ > カテゴリ一覧 > 社会科学 > 法学 Google http://www.google.co.jp/ – 現在、最も広く使われている検索サイト。インターネット 上にある膨大な情報を素早く検索することができる。リ ンク切れサイトであっても、「キャッシュ」機能によってリ ンク切れ前の情報を確認することができる。 goo http://www.goo.ne.jp/ – 一般的な検索サイト。国語・英和・和英・専門用語集な どの各種事典の検索サービスが利用できる。 2010年5月10日 25 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 その他の検索サイト(国内・海外) 国内の検索サイト – インフォシーク http://www.infoseek.co.jp/ – フレッシュアイ http://www.fresheye.com/ – Excite http://www.excite.co.jp/ 海外の検索サイト – – – – – Yahoo! http://www.yahoo.com/ AltaVista http://www.altavista.com/ Excite http://www.excite.com/ Lycos http://www.lycos.com/ Webcrawler http://www.webcrawler.com/ 2010年5月10日 26 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 ウィキペディア(Wikipedia) ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/ – インターネット上で無料で利用できる百科事典 – 誰もが参加して執筆、編集できる – 使い方 検索ボックスにキーワードを入力 ウィキポータル「社会科学-法学」 カテゴリ「社会-法」 – 新語の取り入れが速い – サブカルチャー、人物プロフィール、芸能、流行など ジャンルが限定されていない 2010年5月10日 27 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 ウィキペディア利用上の注意 ウィキペディアの問題点 – 項目の選定や内容が恣意的であったり、不正確だった りするものがある – 執筆者名が不明であることも多い – 項目の中には、時間をかけ練り直されて生成された記 事がある一方で、項目が作成されはじめたばかりで、 幅広い見地から書かれていないものもある – ウィキペディアの内容をそのままコピーして大学等の レポートを作成する例がしばしば問題となっている 必ず法令や判例、教科書や論文等の原点にあた ること 2010年5月10日 28 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 その他、役立つウェブサイト 韋駄天(名古屋大学) http://www.kl.i.is.nagoya-u.ac.jp/idaten/ – 大審院判例を読みやすくするソフト – カタカナをひらがなにし、濁点、句点・読点を付 け、旧字体を新字体にする 法律用語辞書(岡口裁判官) http://okaguchi.at.infoseek.co.jp/jisyo.htm – パソコンの漢字変換(IMEやATOK)に法律用 語をまとめて登録できる漢字変換辞書 2010年5月10日 29 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 法学部で利用できるオンラインデータベース LEX/DBインターネット(法学部内限定,同時アクセス10) http://www.tkclex.ne.jp/lexbin/ACLogin.aspx 法律時報文献月報検索サービス(法学部内限定,同時ア クセス5) http://www.horitsujiho.jp/hobsgateway/GatewayAuth.aspx?method=03 判例体系(要旨版)(法学部内限定,同時アクセス10) https://www.e-japanlaw.jp/LS/Loginform.aspx?D=1 法律判例文献情報[インターネット](法学部内限定,同時 アクセス5) https://www.d1-law.com/ip_login/ Hein-On-Line(法学部内限定) http://HeinOnline.org/ Westlaw International(学内限定又は要パスワード) http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/newdb/detail.php?id=17 Lexis.com(要パスワード) http://www.lexis.com/research/ 2010年5月10日 30 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 文献調査 1. 文献の存在の調査…どんなものがある か? 2. 文献の所在の調査…どこにあるか? 3. 文献の入手…どうしたらよいか? 2010年5月10日 31 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 文献調査の例 1. 課題・問題を整理する – ことばの意味を調べる – 法令、判例を探す必要があれば、法令の公布・施行 年月日、判決の言渡し日の確認 2. 3. 4. 5. 6. 7. 法令・判例を探す 図書を探す 雑誌を探す 新聞記事を探す インターネットで探す その他の情報を探す – 人物・団体を調べる – 白書・統計資料を調べる 2010年5月10日 32 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 文献の種類 種類:図書・雑誌・新聞記事など 媒体:印刷物、CD-ROM、インターネットな ど 内容:論文、教科書、コンメンタール(逐条 解説書)など 2010年5月10日 33 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 ことばの意味・概念を調べる 『法律学小辞典 第4版補訂版』(金子宏ほ か編、有斐閣) 2008年 『有斐閣法律用語辞典 第3版』(法令用語 研究会編、有斐閣) 2006年 『新法律学辞典 第3版』(竹内昭夫ほか編、 有斐閣) 1989年 『現代法律百科大辞典』(伊藤正己ほか編、 ぎょうせい) 2000年 『図解による法律用語辞典 補訂2版』(自由 国民社) 2006年 2010年5月10日 34 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 新しいことばを調べる現代用語集 『現代用語の基礎知識』(自由国民社)年刊 『知恵蔵』(朝日新聞社)休刊 『イミダス』(集英社)休刊 – 『知恵蔵』と『イミダス』は、2006年11月発行の 2007年版を最後に休刊となった。2007年以降 は、Webサイトとして存続している。 – 東北大学では、附属図書館の「データベース・ ツールインデックス」から『現代用語の基礎知 識』と『知恵蔵』の利用が可能(それぞれ、 「JapanKnowledge Classic」「朝日新聞データ ベース 聞蔵II」からアクセス) 2010年5月10日 35 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 読み方がわからない用語、難読語、法律用語 パソコンの「手書き文字入力」を利用する 例) 心神耗弱(刑法39条など) 囲繞地通行権(民法210条など) – 法令の現代語化が進んでいるので、読みの難 しいことばは少なくなってきている – しかし、判例などを読むときは、古い言い方に ついても知っておく必要がある 法律用語としての意味を知る 例) 「善意」「悪意」 「送付」「送達」「送致」 2010年5月10日 36 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 論文はどこに掲載される? 論文は雑誌や紀要などの定期刊行物、図 書である学術書や記念論文集に収録され るなどして公刊される。 論文を探して入手するためにはその論文 が掲載されている雑誌名・巻号、または図 書名を特定する必要がある。 2010年5月10日 37 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 法学総合雑誌 『ジュリスト』(有斐閣) 月2回刊 – 臨時増刊: 「平成○○年度重要判例解説」(年刊) 、「学説展望」 「判例展望」(適宜)など – 別冊ジュリスト: 「判例百選シリーズ」 『法律時報』(日本評論社) 月刊 – 12月号「○○年の学界回顧」 – 別冊: 「判例回顧と展望」「私法判例リマークス」 『法学教室』(有斐閣) 月刊 – 別冊: 「基本問題シリーズ」「基本判例シリーズ」 『法学セミナー』(日本評論社) 月刊 – 別冊: 「基本法コンメンタール」「基本判例シリーズ」 – 増刊: 「新司法試験の問題と解説○○年」 『法曹時報』(法曹会)月刊 – 最高裁判所調査官解説 2010年5月10日 38 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 判例雑誌 『判例時報』(判例時報社) 旬刊 『判例タイムズ』(判例タイムズ社) 月2回刊 – 判例タイムズ社ホームページ http://www.hanta.co.jp/ – 『判例タイムズDVD』 2010年5月10日 39 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 分野別法学雑誌 『民商法雑誌』(有斐閣) 月刊 『民事月報』(法務省民事局/法曹会)月刊 『刑事法ジャーナル』(イウス出版/成文堂)季刊 『現代刑事法』(現代法律出版発行、立花書房発 売) 月刊 → 2005年に廃刊 『警察学論集』(警察大学校編、立花書房) 月刊 『旬刊 商事法務』(商事法務) 月3回刊 『NBL』(商事法務) 月2回刊 2010年5月10日 40 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 大学紀要 『法学』(東北大学) 『法学論叢』(京都大学) 『一橋論叢』(一橋大学) 『早稲田法学』(早稲田大学) 『法学研究』(慶應義塾大学) 『法学協会雑誌』(法学協会) 『国家学会雑誌』(国家学会) 2010年5月10日 41 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 学会誌 『公法研究』(日本公法学会,有斐閣) 『私法』(日本私法学会,有斐閣) 『刑法雑誌』(日本刑法学会,有斐閣) 『情報ネットワーク・ローレビュー』(情報ネットワー ク法学会,商事法務) 『法とコンピュータ』(法とコンピュータ学会) – その他 日本医事法学会、金融法学会、日本家族<社会と法>学会、 企業法学会、日本経済法学会、日本公証法学会、 日本工業所有権法学会、日本交通法学会、国際法学会、 日本国際経済法学会、信託法学会、租税法学会、著作権学会、 比較法学会、日米法学会、日仏法学会、日独法学会、 日本教育法学会、農業法学会、法制史学会、日本法社会学会、 法と心理学会、法と精神医療学会、日本法哲学会、 日本労働法学会、民事訴訟学会、日本空法学会など 2010年5月10日 42 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 「記念論文集」に注意 論文が「記念論文集」に掲載されることもある – 個々の研究者の退職や長寿(還暦、古稀など)を記念 して発行する記念論文集 – 大学、学部、研究所、研修所などの研究機関の記念 論文集 – 特定のテーマの記念誌 藤田宙靖・高橋和之編『憲法論集――樋口陽一先生古稀記 念』(創文社、2004年) 稲葉馨・亘理格編『行政法の思考様式――藤田宙靖博士東 北大学退職記念』(青林書院、2008年) – 記念論文集に掲載されている論文は、雑誌論文の データベース、たとえば国立国会図書館の「雑誌記事 索引」には収録されていないので、注意が必要 2010年5月10日 43 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 論文をどのようなツールで探すか 『法律判例文献情報』(法律判例文献情報研究会 編、国立国会図書館専門資料部監修、第一法規 出版刊) 『法律時報』「文献月報」(日本評論社) 月刊 – 『戦後法学文献総目録』(法律時報編集部編、日本評 論社) – 『法学文献総目録』(法律時報編集部編、日本評論社) 『法律関係雑誌記事索引』(法務図書館) 休刊 – 法務図書館 検索ページ(蔵書・法律雑誌記事索引) http://moj.opac.jp/ 『最高裁判所図書館邦文法律雑誌記事索引』(最 高裁判所図書館) 休刊 – 最高裁判所図書館 蔵書検索システム http://www.opac8.com/user/courts/court.html 2010年5月10日 44 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 データベースを用いた文献検索 『法律時報文献月報検索サービス』(日本評論社) http://www.horitsujiho.jp/hobsgateway/GatewayAuth.aspx?method=03 『法律判例文献情報』(第一法規) https://www.d1-law.com/ip_login/ 雑誌記事索引(国立国会図書館)略称「雑索(ザッサク)」 http://opac.ndl.go.jp/ CiNii(サイニィ) http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/newdb/detail.php?id=8 MAGAZINEPLUS http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/newdb/detail.php?id=9 朝日新聞データベース 聞蔵II http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/newdb/detail.php?id=36 河北新報データベース KD http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/newdb/detail.php?id=36 日経テレコン21 http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/newdb/detail.php?id=83 JapanKnowledge Classic http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/newdb/detail.php?id=19 2010年5月10日 45 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 図書を探す 書名がわからない、どんな本を読んだらよいのか わからないときは、まず索引で探す – 『法律時報文献月報検索サービス』(日本評論社) – 『法律判例文献情報』(第一法規) – 『雑誌記事索引』(国立国会図書館) 書名がわかったら、目録で探す – – – – 東北大学法学部図書室文献目録 東北大学附属図書館蔵書検索 NACSIS Webcat 国立国会図書館 NDL-OPAC 書誌情報がわかったら、図書館や書店で入手す る 2010年5月10日 46 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 文献の所在の調査 … どこにあるか? 東北大学法学部図書室文献目録 http://www.law.tohoku.ac.jp/library/mokuroku.ht ml 東北大学附属図書館蔵書検索 http://www.library.tohoku.ac.jp/opac/expertquery NACSIS Webcat http://webcat.nii.ac.jp/ 大学図書館やその他研究教育機関の図書館 国立国会図書館 NDL-OPAC(国立国会図書館) http://opac.ndl.go.jp/ Books(日本書籍出版協会) http://www.books.or.jp/ 2010年5月10日 47 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 大学図書館やその他研究教育機関の図書館 日本の図書館(筑波大学附属図書館) http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/other/japan.html 日本国内の大学図書館関係WWWサーバ(東京 工業大学附属図書館) http://www.libra.titech.ac.jp/libraries_Japan.html 日本の図書館と目録サービスへジャンプ!!(農林 水産研究情報センター) http://ss.cc.affrc.go.jp/ric/opac/opac.html 図書館リンク集(日本図書館協会) http://www.jla.or.jp/link/ 2010年5月10日 48 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 東北大学附属図書館 My Library 東北大学附属図書館 My Library https://www.library.tohoku.ac.jp/mylibrary/ – 文献の「予約/取寄」「複写・借用申込」 – キャンパス間資料搬送サービス 2010年5月10日 49 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 文献の入手 … どうしたらよいか? 法学部図書室の利用 附属図書館の利用 他の図書館からの取り寄せ オンラインブックストアの利用 2010年5月10日 50 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 オンラインブックストア 東北大生協 http://www.coop.org.tohoku.ac.jp/ 丸善 http://www.maruzen.jp/ 紀伊國屋書店 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/ 三省堂書店 http://www.books-sanseido.co.jp/ ジュンク堂書店 http://www.junkudo.co.jp/ TRC図書館流通センター http://www.trc.co.jp/ 本やタウン http://www.honya-town.co.jp/ Amazon.co.jp http://www.amazon.co.jp/ オンライン書店ビーケーワン http://www.bk1.co.jp/ セブンアンドワイ http://www.7andy.jp/ 2010年5月10日 51 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 その他 新刊書籍のチェック – 有斐閣 http://www.yuhikaku.co.jp/ – 日本評論社 http://www.nippyo.co.jp/ – 判例タイムズ社 http://www.hanta.co.jp/ 分野毎に文献データベースが作成されているケースもある – 国際法文献検索システム(広島大学法学部西谷研究室) http://yamato.eco.hiroshima-u.ac.jp/illrs/ – 社会・労働関係論文データベース(法政大学大原社会問題研究所) http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/kensaku/ronbun.html 文献速報(神戸学院大学法学部資料室)→サービス終了 http://www.law.kobegakuin.ac.jp/~hogakubu/siryositu/bunk en/bunken.html 2010年5月10日 52 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 補論:出典の表示方法 法律編集者懇話会 「法律文献等の出典の表示方法」 http://www.law.kobe-u.ac.jp/citation/mokuji.htm 2010年5月10日 53 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 著作物の「引用」 「引用」とは – 著作権法32条1項「公表された著作物は、引用 して利用することができる。この場合において、 その引用は、公正な慣行に合致するものであ り、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目 的上正当な範囲内で行なわれるものでなけれ ばならない。 」 2010年5月10日 54 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 適法な「引用」とは 公正な慣行に合致するものであり、かつ引 用の目的上正当な範囲内で行われるもの であること(著32条1項) カギ括弧を付けるなど、自分の著作物と引 用部分を区別すること(明瞭区別性)* 自分の著作物が主で、引用される他人の 著作物が従であること(主従の関係)* 出所(出典)を明示すること(著48条) *最判昭和55年3月28日民集34巻3号244頁。 2010年5月10日 55 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 論文の構成 <例1> 章・節・款・項・目 <例2> はじめに 1. 問題意識 2. 本稿の構成 第1章 ○○○○ 第1節 ×××× 1. 2. 第2節 ×××× はじめに 第4節 小括 第2章 ○○○○ 4 ×××× Ⅱ ○○○○ 終章 **総括と今後の課題 Ⅴ 総括と課題 2010年5月10日 Ⅰ ○○○○ 1 ×××× (1) (2) 2 ×××× 56 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 注の付け方 頁毎 章毎 巻末 第2章 ○○○○ 1. 総説 ~~~~~~~~ ~~~~1)、~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~2)。 ~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~24)。 参考文献 1) ~~~~~~。 2) ~~~。 2010年5月10日 注 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) ~~~~~~。 ~~~~~~。 ~~~~~~。 ~~~~~~。 ~~~~~~。 ~~~~~~。 ~~~~~~。 ~~~~~~。 57 <第1章> ○○『××』(△、2007) ○○『××』(△、2007) ○○『××』(△、2007) ○○『××』(△、2007) <第2章> <第3章> 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(雑誌論文) 執筆者名「論文名」雑誌名 巻 号 頁(発行年) 執筆者名「論文名」雑誌名 巻 号(発行年) 頁 例: ① 横田喜三郎「条約の違憲審査権砂川事件判決を 中心として」国家73巻7=8号1頁以下(1960) ② 末弘厳太郎「物権的請求権理論の再検討」法時 11巻5号(1939)1頁以下〔民法雑記帳(上)(日本 評論社),1953)所収,238頁以下〕 2010年5月10日 58 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(単行本:単著) 執筆者名『書名』 頁(発行所,版表示,発行年) 執筆者名『書名』 (発行所,版表示,発行年) 頁 例: 三ヶ月章『民事訴訟法』125頁(弘文堂,第3版,1992) 三ヶ月章・民事訴訟法(弘文堂,第3版,1992)125頁 2010年5月10日 59 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(単行本:共著) 執筆者名「論文名」共著者名『書名』 頁(発行所,発行年) 共著者名『書名』 頁〔執筆者名〕(発行所,発行年) 例: ① 竹内昭夫「消費者保護」竹内昭夫ほか『現代の経 済構造と法』397頁(筑摩書房,1975) ②林良平ほか『債権総論』124頁以下〔林〕(青林書院, 1978) 2010年5月10日 60 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(単行本:講座もの) 執筆者名「論文名」編者名『書名』 頁(発行所,発行年) 例: ① 金沢良雄「独占禁止法の理論――構造(目的)」経 済法学会編『独占禁止法講座Ⅰ総論』159頁(商事 法務研究会,1974) ② 平野龍一「現代における刑法の権能」『岩波講座・ 現代法(11)』9頁(岩波書店,1965) 2010年5月10日 61 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典表示(単行本:コンメンタール) 編者名『書名』 頁〔執筆者名〕(発行所,版表示,発行年) 執筆者名『書名』 頁〔編者名〕(発行所,版表示,発行年) 例: ① 幾代通編『注釈民法(15)』205頁〔広中俊雄〕(有斐 閣,昭41) ② 広中俊雄『注釈民法(15)』205頁〔幾代通編〕(有斐 閣,昭41) 2010年5月10日 62 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典表示(単行本:記念論文集、翻訳書) 執筆者名「論文名」献呈名『書名』 頁(発行所,発行年) 例: 我妻栄「公共の福祉・信義則・権利濫用相互の関係」 末川先生古稀記念『権利の濫用(上)』46頁(有斐閣, 昭37) 〔民法研究Ⅱ所収,21頁以下(有斐閣,昭41) 所収〕 原著者名(訳者名)『書名』 頁(発行所,発行年) 例: ヴォン・メーレン編(日米法学会訳)『日本の法(上)』 153頁(東京大学出版会,昭53) 2010年5月10日 63 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(判例研究) 執筆者名「判批」雑誌名 巻 号 頁(発行年) 執筆者名「判批」雑誌名 巻 号(発行年) 頁 例: 大隅健一郎「判批」商事140号7頁(昭34) 執筆者名『書名』 事件(発行所,発行年) 執筆者名『書名』 頁(発行所,発行年) 例:鈴木竹雄・判例民事法昭41年度18事件評釈(有斐閣, 昭52) 2010年5月10日 64 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(座談会等) 出席者名「テーマ」雑誌名or書名 巻 号 頁〔○○ 発言〕(発行年) 出席者名「テーマ」雑誌名or書名 巻 号(発行年) 頁〔○○発言〕 例: 池原季雄ほか「法例改正をめぐる諸問題と今後の課 題」ジュリ943号19頁〔溜池発言〕(平1) 2010年5月10日 65 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(文中の表記) 前掲文献、注番号の扱い 例: 文中に次のような注が付されているとする。 (28) 三ヶ月章『民事訴訟法』125頁(弘文堂,第3版,1992)。 (30)我妻栄『近代法における債権の優越的地位』 50頁(有斐閣,1953) 。 (32) 高柳賢三「司法的憲法保障制(4)」国家45巻6号15頁(1931) 。 この場合、前掲注の表記は次のようになる。 三ヶ月・前掲注(28)126頁。 高柳・前掲注(32)「憲法保障(4)」15頁。 我妻・前掲注(30)優越的地位50頁。 2010年5月10日 66 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(判例、先例、通達) 判例 最判昭和58年10月7日民集37巻8号1282頁〔1285頁〕 東京地八王子支判昭37・11・28下民13・11・2395 大判大12・4・30刑集2巻378頁 先例、通達 昭41・6・8民甲1213号民事局長回答 昭45年9月7日付民事甲第3691号法務省民事局長通達 2010年5月10日 67 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(インターネット) The Bluebook: A Uniform System of Citation (Harvard Law Review Association in conjunction with the Columbia Law Review, the University of Pennsylvania Law Review, and the Yale Law Journal, 18th ed.) (2005). – 冊子体のものが存在しない、あるいは一般的 なデータベースにない場合だけ – 冊子体と同じ情報がインターネットにあり、アク セスの便利のために並行して引用する場合: available at ... として引用する。 2010年5月10日 68 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(インターネット) 著者名、タイトル、ページ番号(あれば) 、日付に 続いてURL(インターネット・アドレス)を示す。 スタイルは冊子体の表示に準じる。 William Henry Gates III, General Partnar, Micro-Soft, An Open Letter to Hobbyists (Feb. 3, 1976), http://www.blinkenlights.com/classiccmp/gateswhine.html. 日付のないものは、URLの後ろに括弧書きで (last visited date) のように表示する。 JusticeDaily.com, Weird and Dumb International Laws, http://www.justicedaily.com/weird/part2.html (last visited May 21, 2004). 2010年5月10日 69 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 出典の表示方法(インターネット) 著者名が不明のときは、タイトルのみを表示 Dunkin’ Donuts, http://www.dunkindonuts.com (last visited Dec. 18, 2003). タイトルが不明のときは説明を表示 Archive of Columns by William Safire, http://www.nytimes. com/top/opinion/editorialsandoped/oped/columnists/william safire/ (last visited Jan. 17, 2004). 日本語での出典表示方法は確立したものはない が、ブルーブックに準ずるのがよいと思われる。 2010年5月10日 70 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 参考文献 いしかわまりこ,藤井康子,村井のり子『リーガ ル・リサーチ(第3版)』(日本評論社,2008年) 西野喜一郎『法律文献学入門――法令・判例・文 献の調べ方』(成文堂,2002年) 加賀山茂,松山好治編『法情報学(第2版補訂 版)』(有斐閣,2006年) 吉田利宏『法律を読む技術・学ぶ技術(第2版)』 (ダイヤモンド社,2007年) 弥永真生『法律学習マニュアル(第2版補訂版)』 (有斐閣,2007年) 指宿信,米丸恒治編『インターネット法情報ガイ ド』(日本評論社,2004年) 2010年5月10日 71 2010年度基礎ゼミ:情報と法律 おしまい この資料は、2010年度基礎ゼミ:情報と法 律のページからダウンロードすることができ ます。 http://www.law.tohoku.ac.jp/~kanaya/kisosemi2010/ 2010年5月10日 72 2010年度基礎ゼミ:情報と法律
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