2015年度法情報学演習 第4回 平成20年度新司法試験 公法系科目[第1問]問題の検討 2015年10月22日(木) 東北大学法学研究科 金谷吉成 <[email protected]> 2015年度法情報学演習 1 2015年10月22日 今回取り上げるテーマ 平成20年新司法試験 「論文式試験・公法系科目・第1問」 – 試験問題(平成20年新司法試験試験問題) http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/shiken_shinshihou_h2021jisshi.html – 論文式試験出題の趣旨(平成20年新司法試 験の結果について) http://www.moj.go.jp/content/000006426.pdf インターネットにおける表現行為に対して、フィルタ リング・ソフトを用いた表現内容規制の問題 仮想法令としてのフィルタリング・ソフト法 2015年10月22日 2 2015年度法情報学演習 表現の自由と青少年の保護 青少年をいかに保護するか? – インターネット上では、青少年にとって好ましくない とされる情報も大量に流通している モバイル・インターネットの普及が急速に進み、青少年 の携帯電話・スマートフォンの使用が一般的になった モバイル端末によるアクセスは大人の目が届きにくいた め、知らないうちに子どもが悪影響を受けるのではない かという不安をもつ保護者も多い – インターネット規制立法の議論も、青少年の保護 が中心のひとつとなっている 用語の確認 – 児童、青少年…18歳未満の者 – 未成年、少年…20歳未満の者 2015年10月22日 3 2015年度法情報学演習 閑話休題:成年年齢の引下げ 公職選挙法2015年改正(2015年8月5日公 布) – 選挙権の年齢を現在の「20歳以上」から「18歳 以上」に引き下げる 来年夏の参議院選挙から適用 民法や少年法は? – 引き続き検討中 – 飲酒や喫煙ができる年齢の引き下げは行わな い方針 2015年10月22日 4 2015年度法情報学演習 現実の制度 青少年が安全に安心してインターネットを利用で きる環境の整備等に関する法律(青少年インター ネット環境整備法)(平成20年法律第79号) – 2008年6月18日公布、2009年4月1日施行 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H20/H20HO079.html – 現実の法案は、おそらくできるだけ憲法上の問題がな いように作ってあって、問題文は憲法上の問題がある ように作ってあるはず – 成立の経緯 1999年以降長期間に渡り「青少年社会環境対策基本法」「青 少年健全育成基本法」の制定に向けた取り組みがなされてき たが、メディア規制につながるとして各方面から強い反対を受 け、包括的な青少年保護のための法律はなかなか整備され てこなかった 各地の地方公共団体では、青少年保護育成条例を制定し 「有害図書」を規制 2015年10月22日 5 2015年度法情報学演習 インターネットの有害情報 アダルトサイト(ポルノ画像や風俗情報) 出会い系サイト 暴力残虐画像を集めたサイト 他人の悪口や誹謗中傷を載せたサイト 犯罪を助長するようなサイト 毒物や麻薬情報を載せたサイト – アダルトサイトでは通常、「18歳未満の入場お ことわり」として入場制限を行っているが、確実 に年齢を確認する手段がないため、誰でも容 易に入場することができるのが現状 2015年10月22日 6 2015年度法情報学演習 有害ウェブサイトへの対応 ウェブサイトそのものの規制 – 情報発信者の表現の自由 フィルタリング – 情報を受け取る側で有害なウェブページの閲覧を拒否 する – 有害なウェブページを子どもや見たくない大人に見せ ないようにするためのソフトウェアが「フィルタリング・ソ フト」 パソコンにインストールするもの インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)が提供するフィルタ リング・サービス 日本語対応フィルタリング(財団法人インターネット協会) http://www.iajapan.org/rating/nihongo.html 2015年10月22日 7 2015年度法情報学演習 フィルタリングの仕組み レイティング方式 – ウェブページに対して一定基準で格付け(レイティングという)して おくことで、情報受信者がそのレイティング結果を利用して、受信 者の価値判断でフィルタリングを行う方式 – 情報発信者が自ら格付けする『セルフレイティング』と、第三者が 格付けする『第三者レイティング』がある ブラックリスト方式 – 有害なウェブページのリストを作り、これらのウェブページを見せ ないようにする方式 ホワイトリスト方式 – 子どもにとって安全で有益と思われるウェブページのリストを作り、 これらのウェブページ以外のページを見せないようにする方式 キーワード/フレーズ方式/全文検索方式 – 有害なキーワードやフレーズをあらかじめピックアップしておき、 ウェブページを表示する前にその内容とこれらのキーワードやフ レーズを照合することで、有害なウェブページを見られないように する方式 2015年10月22日 8 2015年度法情報学演習 フィルタリング・ソフトの問題点 フィルタリングは、有害なウェブサイトから 子どもたちを効率的に遠ざけることができ るが、万能ではない – フィルタリングの方式によっては、無害なペー ジや有益なページまで遮断してしまう – フィルタリング・ソフトによっては、遮断されない 有害ウェブサイトもある – 新たなサイトの立ち上げとのイタチごっこ – フィルタリング・ソフトによって、無理に子どもの 行動を制限したくないと考える保護者も(イン ターネットの利用の幅を狭くするデメリット) 2015年10月22日 9 2015年度法情報学演習 青少年インターネット環境整備法の内容 ケータイ事業者 – 保護者が申し出た場合を除き、青少年がネットを利用する際にコ ンテンツフィルタリングサービスを提供する 18歳未満の利用者が新規契約する場合、親権者の申し出がなければ フィルタリング・サービスが適用される 保護者の申し出があれば解除できる インターネット事業者 – コンテンツフィルタリングサービスの普及、および利用を促進する ための措置を取る サイト管理者 – 青少年にとって有害な情報が発信されていることを知ったときに、 青少年の閲覧を防ぐように努める(努力義務) その他 – 青少年の安全なネット利用に関する基本方針を決める「子ども・ 若者育成支援推進本部」を内閣府に設置 – フィルタリングの調査、開発、啓発を行なう団体を第三者機関とし て認定して、国や地方公共団体が支援 2015年10月22日 10 2015年度法情報学演習 有害情報とは? フィルタリング・ソフト法(事例の仮想法令) – 「インターネット上で流通している情報で、子どもに対し、 著しく性的感情を刺激し、著しく残虐性を助長し、又は 著しく自殺若しくは犯罪を誘発するものとして、内閣府 令で定める基準に該当し、子どもの健全な成長を阻害 するおそれがあると認められるもの」(2条2項) 基準については内閣府令に委任 青少年インターネット環境整備法 – 「インターネットを利用して公衆の閲覧に供されている 情報であって青少年の健全な成長を著しく阻害するも の」(2条3項) – たとえば、犯罪や自殺につながる情報、著しく性欲を 興奮・刺激する情報、著しく残虐な内容の情報(2条4 項) 有害情報については例示に留め、民間の自主的な対応を求 める 2015年10月22日 11 2015年度法情報学演習 「有害」の判断は誰が下すのか? フィルタリング・ソフト法(事例の仮想法令) – 内閣総理大臣が指定(5条) – 内閣府に、フィルタリング審議会を置く(13条) 国による情報統制や表現の自由の侵害などが懸念 青少年インターネット環境整備法 – フィルタリング推進機関 – 第三者機関、総務大臣及び経済産業大臣の登録を受 ける モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA) インターネットコンテンツ審査監視機構(I-ROI) – サイト開設者、ISP、国および地方公共団体が協力し て対応 – 罰則なし 2015年10月22日 12 2015年度法情報学演習 実効性の問題 青少年インターネット環境整備法に対して は、以下のようなさまざまな問題点が指摘 されている – 法規制により青少年の受ける犯罪被害を防ぐ 効果があるとは言いきれない – フィルタリングがかかったせいで普通のサイト まで見られなくなる不便さが生じる – フィルタリングや有害情報のチェック体制を用 意することで企業の負担が増える – SNSや「ケータイ小説」など、未成年者が関係 しているケータイ文化を萎縮させないか 2015年10月22日 13 2015年度法情報学演習 青少年インターネット環境整備法への反発 各方面からの反対 – 楽天、Yahoo!、DeNA、マイクロソフト、ネットスター は、青少年インターネット環境整備法に対して反 対の立場を表明 – インターネット先進ユーザーの会(MIAU)、WIDEプ ロジェクト、社団法人日本ネットワークインフォメー ションセンター(JPNIC)、日本新聞協会、日本民間 放送連盟などの団体も、反対を表明 青少年インターネット環境整備法は、3年以内 に見直すとされた – 2009年、子ども・若者育成支援推進法の施行に伴 い一部改正されたが、内容はほぼ公布時のまま 2015年10月22日 14 2015年度法情報学演習 問題の検討 フィルタリング・ソフト法の概要 ① 立法目的 ② 立法目的を達成する手段 – 「有害ウェブサイト」指定制度 ③ 立法事実(①・②の合理性を裏づけ支える一 般事実) – 国民のおよそ4分の3がインターネットを利用 – 有害情報による子どもへの悪影響の懸念 – フィルタリング・ソフトは有効な対応策ではあるが、 実際の普及率は低い 2015年10月22日 15 2015年度法情報学演習 問題の検討 Aの起訴にかかわる事実関係 – Aが運営するウェブサイト – フィルタリング・ソフト法施行による影響 – Aのとった対抗策 – 法令違反による起訴 Aのプログラム提供行為 Aが運営するウェブサイトに掲載されていた画像は、 本法が定める「有害情報」といえるか 2015年10月22日 16 2015年度法情報学演習 「有害ウェブサイト」指定制度の違憲性の主張適格 Aは「有害ウェブサイト」指定制度の違憲性 を主張し得るか? – Aは、法16条1項2号にいう「適合ソフトウェアの 使用目的に沿うべき動作をさせないプログラ ム」を提供した罪で起訴されている – 「有害ウェブサイト」指定制度(法5条)そのもの が、Aの表現の自由と衝突しているのではない 2015年10月22日 17 2015年度法情報学演習 表現の自由の制約にあたるか? Aは、フィルタリング・ソフト法施行後も本件サ イトで情報発信を行っている – 表現行為は制約されていない → サイト閲覧者の「知る権利」に基づく主張もあり得るが、 本問ではAの弁護人としての主張が求められているた め、Aの表現の自由の問題として考えるべき 表現の自由 – 情報を発信することだけでなく、 情報収集→情報提供→情報受領 の全過程が保障されなければならないと考える 受け手への伝達までが表現の自由に含まれる 2015年10月22日 18 2015年度法情報学演習 「検閲」にあたるか? 「検閲」とは – 「行政権が主体となって、思想内容等の表現物を対象 とし、その全部又は一部の発表の禁止を目的として、 対象とされる一定の表現物につき網羅的一般的に、 発表前にその内容を審査した上、不適当と認めるもの の発表を禁止すること」(札幌関税事件判決:最大判 昭和59年12月12日民集38巻12号1308頁) LEX/DBインターネット(法学部内限定) http://www.tkclex.ne.jp/lexbin/ACLogin.aspx フィルタリングによる規制 – 行政権が網羅的一般的に行っていない 閲覧者の機器において有害ウェブページが表示されないだけ – 発表そのものは禁止されていない 2015年10月22日 19 2015年度法情報学演習 「事前抑制」にあたるか? 「事前抑制」とは – 判例は、行政によって行われる事前の発表の禁 止を表現の憲法21条2項前段にいう「検閲」ととら え、その他の事前抑制と区別している 例)人の名誉を毀損する内容の出版物の出版を差し止 めるなど、その表現行為を認めると重大な損害が発生 する恐れがあるなどの例外的な場合のみ許容される – 事前抑制は、それが運用の濫用と発表者への萎 縮効果を伴うことから原則禁止であり、「厳格かつ 明確な要件」のもとでのみ許されると解される(北 方ジャーナル事件判決:最大判昭和61年6月11日 民集40巻4号872頁) 2015年10月22日 20 2015年度法情報学演習 「有害情報」の定義が明確か? 「有害情報」の定義(2条2号) – 「インターネット上で流通している情報で、子どもに 対し、著しく性的感情を刺激し、著しく残虐性を助 長し、又は著しく自殺若しくは犯罪を誘発するもの として、内閣府令で定める基準に該当し、子どもの 健全な成長を阻害するおそれがあると認められる もの」 弁護人側の主張:過度に広汎な表現規制 – 条文が不明確であるゆえに、本来許されるべき表現行為に まで規制が及んでいる(Aのウェブサイトは有害指定を受け るべきサイトではない) 検察官側の主張 – 法2条2号の定義が不明確であったとしても、内閣府令によっ て詳細な判断基準が示され、明確化されている 2015年10月22日 21 2015年度法情報学演習 法律の委任の範囲を越える内閣府令 「有害情報」の定義(2条2号) – 具体的基準について、内閣府令(資料2)に委 任している – 法が委任しているのは、「著しく性的感情を刺 激し、著しく残虐性を助長し、又は著しく自殺若 しくは犯罪を誘発するもの」の判断基準 – 内閣府令は、法律の定める定義よりも広い行 為を含み得る表現となっている? 単なる描写(1条1号イ、ロ) 一定の見解の表明(2号イ、3号イ) コンピュータ・ゲームの利用(1号ハ、2号ハ、3号ハ) 2015年10月22日 22 2015年度法情報学演習 違憲審査基準の選択 「有害ウェブサイト」指定制度の法令違憲を主 張するとして、違憲審査の基準をどう考えるべ きか? – 「厳格審査の基準」「厳格な合理性の基準」「合理 性の基準(明白性の原則)」 弁護人側の主張:厳格審査の基準 – フィルタリングは表現内容規制にあたることから、厳格な違 憲審査が行われるべきである – 「有害情報」が「子どもの健全な成長を阻害するおそれがあ る」ことについて、客観的根拠が示されていない 検察官側の主張:厳格な合理性の基準 – 子どもの保護のための表現規制には、厳格な審査基準は適 用されない – フィルタリングは、表現の自由の保障にも配慮したもので、 「有害情報」から子どもの保護を図る上で必要かつ合理的な 手段である 2015年10月22日 23 2015年度法情報学演習 合憲性の審査基準① 基本的人権制約立法の正当性審査 – 制約目的の合憲性 立法目的は何か、それは正当か、それはどのくらい重 要か(やむにやまれない政府利益、重要な政府利益、 合理的利益) – 制約手段の目的適合性 その手段は目的を達成できるものか – 制約手段の必要性 必要不可欠、必要最小限度ないし実質的関連性、合理 的関連性 – 制約の具体的適切性 制約により失われる利益と得られる利益を比較衡量し たとき、後者が上回っていると言えるか 2015年10月22日 24 2015年度法情報学演習 合憲性の審査基準② 二重の基準論 – 精神的自由と経済的自由とで、合憲性審査の基 準を使い分ける – 多くの学説は二重の基準論をとりながら、経済的 自由の制約に緩やかな合理性根拠テストの適用 に否定的であり、やや厳格な基準による審査を正 当とする。そのため、実質的には3つの基準を利 用している。 3つの基準 – 厳格審査の基準 – 厳格な合理性の基準 – 合理性の基準(明白性の原則) 2015年10月22日 25 2015年度法情報学演習 合憲性の審査基準③ 表現の自由に対する規制 – 表現内容の規制 厳格審査の基準を適用 規制を行う側が表現内容の当否を判断することに なるために危険性が高いと考えられるため – 表現の時・場所・方法の規制(表現内容中立 規制) 厳格な基準を緩和してよいと考えられている →中間的審査基準、厳格な合理性の基準 2015年10月22日 26 2015年度法情報学演習 合憲性の審査基準④ 青少年有害図書の販売を規制する条例 – 青少年に有害かどうかという内容に着目した 規制? – しかし、制度の目的としては、間接的に生じる 弊害(環境の悪化や犯罪の発生等)を抑止す るために、青少年の目の触れる時・場所・方法 でそのようなものを販売することを制限するこ とに重きを置いているのであり、特定の表現を 抑圧する目的ではない – 岐阜県青少年育成条例事件の判決も、このよ うな立場を前提としているものと考えられる 2015年10月22日 27 2015年度法情報学演習 岐阜県青少年保護育成条例事件① 最判平成元年9月19日刑集43巻8号785頁 – 青少年有害図書の自動販売機による販売を制限した条例 に対して表現の自由の不当な制約であるとして争われた事 例 – 「条例の定めるような有害図書が一般に思慮分別の未熟な 青少年の性に関する価値観に悪い影響を及ぼし、性的な 逸脱行為や残虐な行為を容認する風潮の助長につながる ものであって、青少年の健全な育成に有害であることは、 既に社会共通の認識になっているといってよい」として、規 制目的の正当性を是認 – 「有害図書の自動販売機への収納の禁止は、青少年に対 する関係において、憲法21条1項に違反しないことはもとよ り、成人に対する関係においても、有害図書の流通を幾分 制約することにはなるものの、青少年の健全な育成を阻害 する有害環境を浄化するための規制に伴う必要やむをえな い制約であるから、憲法21条1項に違反するものではない」 と判示 2015年10月22日 28 2015年度法情報学演習 岐阜県青少年保護育成条例事件② 伊藤正己裁判官の補足意見 – 「ある表現が受け手として青少年にむけられる場 合には,成人に対する表現の規制の場合のように、 その制約の憲法適合性について厳格な基準が適 用されないものと解するのが相当である。」 子どもの保護という目的が掲げられれば、表 現の自由制約を審査する際の基準がすべて 緩和されるとしてしまってよいのか? 青少年以外の者への影響は「付随的な効果」 にとどまるものといえるか? – 審査基準を緩やかにするという考え方はあらゆる 内容規制に拡散する危険があるとの批判もある 2015年10月22日 29 2015年度法情報学演習 法令違憲?適用違憲? フィルタリング制度自体は合憲であるとして も、Aが提供するプログラムは16条1項2号 には該当しないとの主張も可能 – A提供のプログラム=フィルタリングそのものを 無効化するものではなく、Aのウェブサイトを閲 覧できるようにするだけのもの 検察官側の反論 – Aのウェブサイトの閲覧のみを可能するもので あったとしても、フィルタリング制度の意義を没 却するものであって認容できない 2015年10月22日 30 2015年度法情報学演習 表現の自由と青少年の保護 表現の自由を制約する規制は慎重に行うべき と考える – 厳しい制約を課してから効果と弊害を確かめるよ うなことは非常に危険 フィルタリング・ソフト法(事例の仮想法令) – 青少年を保護するための規制は、成人に対する 情報発信も実質的に制約してしまう可能性が高い ことにも注意が必要 – 規制を導入した際に期待できる効果についても、 合理的な評価を行った上で規制の是非を検討す べき 「学校裏サイト」などの問題がフィルタリングを義務付け ることで解決するか? 2015年10月22日 31 2015年度法情報学演習 参考文献、Web 1. 高橋和之, 松井茂記編『インターネットと法』(有斐 閣, 第4版, 2010年) 2. 松井茂記『インターネットの憲法学』(岩波書店, 2002年) 3. 木下智史「公法系科目〔第1問〕の解説」新司法試 験の問題と解説2008・別冊法学セミナー30頁(2008 年) 4. 矢島基美「検証 第3回新司法試験 公法系科目(1) 〔憲法〕」ロースクール研究11号10頁(2008年) 5. 斎藤浩,木下智史,石井昇「新司法試験問題の検 討2008 公法系科目試験問題」法学セミナー644号 37頁(2008年) 6. 大石和彦「公法系科目〔第1問〕(憲法)」受験新報 2008年8月号42頁(2008年) 2015年10月22日 32 2015年度法情報学演習 おしまい この資料は、2015年度法情報学演習の ページからダウンロードすることができます。 http://www.law.tohoku.ac.jp/~kanaya/infosemi2015/ 2015年10月22日 33 2015年度法情報学演習
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