コンピュータ演習Ⅰ 8月7日(日) 2限目 文書修飾とHTML表現 2限目の課題 教科書に掲載されている「文字修飾」を一通 り施した文書を、「WEB掲載」用に作成しよう。 文書は、通常のWORD文書として保存し、ま た、HTML形式での保存を行う。 WEB掲載用では使えない「文書修飾」があり ます。それを確認し、WEB用のファイルを仕上 げてみよう。 HTMLのタグ • • • • <tag> 記述 </tag> タグと呼ばれるキーワードが並べられる。 タグは、必ず対応している必要がある。 単独で動作するタグの場合、<tag />と記述すると 開いてすぐに閉じる記述となる。 • <tag1> <tag2> 記述 </tag2> </tag1> • 入れ子構造になった場合、内側から閉じていく。 ヘッダ部 <head></head>で囲まれた部分がヘッダ部 ヘッダ部には、titleタグなどがくる。 <title></title> titleで指定された文字列が、ブラウザの「見出し」に なる。 <meta ・・・・(次ページ) <style id=”・・・”></style> 書式を「名前」で指定する記述 コンテンツの表現を 明記するための記述 • <meta http-equiv="content-type" content="text/html;charset=UTF-8" /> • <META http-equiv="content-style-type" content="text/css; charset=shift_jis"> • 漢字コードや、html/css種別の記載 マルチフレーム • <frame> </frame>で囲まれた部分が、それぞ れ独立したhtmlの形態になる。 • <frameset> </frameset>の中に、複数の <frame></frame>ブロックを記述する。 • <frameset border="0" cols=200,*> • cols=200,*は、画面左から200ピクセルの部分 で縦に(column方向に)分割することを示す。 フレームを左右に2分割する例 <html> <head> <title>わたしのブログ</title> <META NAME="description" CONTENT="ブログ,○×日記"> <META http-equiv="content-type" content="text/html"> </head> <a name="_top"></a> <frameset border="0" cols=200,*> <frame src="menu.htm" marginwidth=10 scrolling=yes name="menu"> <frame src="bodyTop.htm" marginheight=20 marginwidth=20 scrolling="auto" name="main"> </frameset> </html> 全体構成 <html> <!-- コメント --> <!-- 全体が、htmlのタグで囲まれる ーー> <head> <!-- headタグで囲まれているのがヘッダ部 --> </head> <body> <!-- bodyタグで囲まれている部分に、本体が入る --> </body> </html> bodyブロック • <body> </body>タグで囲まれた部分が – 画面本体の記述になる。 – http://www.tagindex.com/ – などを参照のこと • ブロック内で使われるタグ(一部抜粋) – table / th / tr / td 「表」の記述、行、列 – h1 / h2 / h3 ・・・ 見出し行 – br / hr 改行、横線 – b / i / u / del 太字など文字修飾 –a リンク – img 画像表示 table記載 • tableは「表」だが、画面全体を升目状に区切って 使う際のテクニックとしても利用される。 • 「表現方法」は、文法とは別に自習して下さい。 <table> 「表」の開始 <tr> 横方向「行」の始め <td> 各列の「データ」の始め </td> </tr> </table> tableによるレイアウト編集 • <table> ・・・ </table>でテーブル全体 – <tr> 行記述 </tr>で、行を区切る – <td>1枡</td>で、一つの枠を区切る – このtd に colspanやrowspanを組み合わせて、全体の枠を作る テクニックはよく使われる。 – align = “center” / “left”などで、「中央揃え」、「左揃え」などを指 定する。 – width=”200” height=”60” などで、幅、高さを指定 <td rowspan=”4”> 縦に4つ連結 <td colspan=”3”> 横に3つ連結 見出し行 / 改行 / 横線 • <h1>このページのタイトル</h1> • 数字が大きくなるほど見出しレベルが下がってくる。 • (どんどんと小さくなる。) • htmlでは、通常の制御文字(改行、タブなど)は意 味を持たない。 • 改行する時は、<br />タグを必ず入れる。 • 横線を引く時は、 <hr /> 文字サイズの変更 <font size=“+1”> 文字列 </font> 文字の大きさを変える。 10ポイント 12ポイント 16ポイント 22ポイント 32ポイント 40ポイント 54ポイント 72ポイント 表示位置の調整 • • <div align=“right”> 右寄せ </div> <div align=“center”> センタリング </div> 左寄せ センタリング 右寄せ 文字表示色の変更 <font color=“red”> 文字色(赤) </font> <font color=“green”> 文字色(緑) </font> 文字色(青) 文字色(赤) 文字色(緑) 「背景色」と「前景色」 フォントを変えるのは注意! 一般的に使えそうな気がするフォント・・・ HG-明朝L AR P丸ゴシック体 AR P勘亭流H AR P行書体H AR P隷書体M フォントを変える時の注意 フォントを変える場合の注意点 その文書を開く側のパソコンに、フォントがイン ストールされていない場合には、一番近いフォ ントに置き換えられてしまう。 フォントをインストールされていないPCでも、確 実にフォントを「フォント」として表示したい場合 には、PDFに変換する。 PDFへの変換は、フリーウェアが利用可能 文字修飾 • • • • • • <b> 太字 </b> bold <i> 斜体字 </i> italic <u> 下線 </u> underline <del> 取り消し線 </del> delete <font size=”+2” color=”RED”> 文字を”2”大きくし、色は赤にする </font> リンク • <a name=”zzzzz” /> • <a href=”xxx.htm”>ファイルへのリンク</a> • <a href=”#zzzzz” />ファイル内へのリンク</a> • <a href=”http://www.どこかのサイト/” target=”_blank”>どこかのサイトへのリンクを 新しいページで開く</a> 画像表示 • <img src=”ファイル名” /> • 画像タグ – src=”ファイル名”で表示する画像ファイルを指定 – height=”高さ” ピクセルで高さを表示 – width = “幅” ピクセルで幅を表示 段落ブロック • <div> </div> – 囲まれた内部が一つの「段落」として表示される。 – 通常、align= “left”, “center”などのそろえる位置 を記したり、さらに「様式」を定義したスタイルシー トを引用し、id=スタイルIDなどを記して記載する。 • 他に、段落を区切る機能があるタグ – <p> </p>, – <blockquote></blockquote> 様々な修飾は、どう表現されるか 表の挿入 クリップアート ワードアート 吹き出し・バルーン HTML形式での保存 様々な文書修飾を入力し、それぞれWORD で保存した後に、HTML形式で保存して、 HTML形式のファイルを、Explorerで開いて みよう 2限目の課題 各自の作成したWORD文書を題材に使います。 HTMLの基本構造を整理して下さい。 • • WORDに慣れている人は「吹き出し」で、 慣れていない人は、手書きで、「基本構造」の部分に赤を入れて 下さい。 さらに、HTMLの本体ファイルから表示を呼び出している部分、リ ンクを呼び出している部分を抜き出して、マークして下さい。(吹 き出し、または、手書) – 手書きの人は印刷して下さい。 – また、電子提出の人は、「学籍番号-CL3-2.docx」で保存し、講師あ てにメールで送信してください。 – 提出したら、各自休憩に入って下さい。
© Copyright 2024 ExpyDoc