L10翻譯後半

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しかし、「これを限りに受験勉強から解放される。思い切り羽を伸
ばして、青春をおう歌するぞ」という住友君を待っていたのは、
無気力としか言いようのない日々を送る学生たちだった。中には、
人生に情熱を失って自殺する学生さえいた。
但是,「原本以為是最後一次考試,能盡情的展翅高飛歌
頌青春」的住友等待他的卻是,每天過著沒有幹勁的生活
的學生們,而這當中,甚至有對人生失去熱忱而自殺的學
生。
そんな連中を見るにつけ、受験地獄と呼ばれる、あの険しいい
ばらの道をくぐり抜けてきたのは、こんな世界に来るためだった
のだろうかと考えさせられた。
但每當看這些學生,就會想到走過被稱為考試地獄的艱苦
道路,難道就是要來到這樣的世界嗎?
大学の実態を目の前にして模索を続ける住友君に「あの経験を
抜きには、今の自分の事は語れません」と言わせる機会が訪れ
た。民間ボランティア団体が主催するE市でのインターンシャプ
プログラムに参加したのだ。
看到眼前真實的大學的情況且持續摸索的住友,終於有個機
會讓他可以說:「沒有這個經驗就沒有現在的我。」他參加了
民間團體在E市舉辦的企業實習計畫。
フィリピンでのボランティア活動は彼に大きな影響を与えた。住
友君がE市で学んだことは、「みんながみんな同じ事をしなくても
いいんだ」ということだったと言う。一人ひとりがそれぞれの役割
を担い、その大切さを認識し、したたかに生きていく。
在菲律賓的志工活動帶給他很大的影響。住友在E市所學
到的是「大家不必做相同的事。」。每個人扮演好各自的
角色,體認這個的重要性,堅強的活下去。
「義務教育どころか、実質的には幼稚園から延々と続く受験地獄
に巻き込まれ、他人に、それも点数で評価される生活を余儀なくさ
れている社会」で生きてきた住友君には、新鮮な体験だった。
對於生活在「豈只是義務教育,實際上從幼稚園開始不斷持
續被捲入考試的地獄,不得不活在被別人用分數來評價的社
會」的住友而言,這是很新鮮的體驗。
卒業を控え、一応就職も考えたが、結局、両親とも相談した上で
二年間だけという条件でE市に戻ってきた。せっかく一流大学に
入学したのにという私の言葉に、「自分が費やしてきたこれまでの
時間、決して無駄だったとは思いません」と、さわやかな顔で答え
る住友君。
面臨即將畢業,暫時也考慮過就職,結果和父母討論後,
以只能兩年為條件,回到E城市了。對於明明好不容易進入
一流大學的我的一番話,住友爽朗的回答「我不認為至今為
止所花的時間是浪費的。」
もちろん、ボランティアで一生生きられるわけではないが、できる
ものなら、自分で自分のやったことを評価できる今の生活が続け
られれば、それに越したことはないと言う。
當然,並非能靠做志工過一輩子,但如果可以持續過著自
己可以評斷自己所做的事情這樣生活的話,就再好不過了。
「ここに来てから、数々の経験をしてきました。でも、今はまだ、地
元の人たちに助けてもらいながら、少しずつ自分の生活を築き
つつあるといったところですが...」と言う住友君は、「今は、い
わば青春のやり直し」と、E市の陽光に負けないような明るい顔で
語ってくれた。
住友說「來到這裡之後,有了很多的經驗。但是,雖然現
在還一邊受當地人的幫助,一邊慢慢的建立自己的生活。」
住友以不輸給E城市陽光般的開朗表情回答「現在可說是重
拾青春。」