教師について

教師は何をする人か
忙しすぎる教職?
前回学校論からのつながり
• 教育機能を分散・再編するなら、教師の機能
も再検討の必要
• 日本の教師の機能・役割(ヨーロッパの一例)
– 知識を教える(教師)
– 技術的領域(音楽・図工・体育)(専科・地域)
– 価値観(家庭・教会)
– ルール・規律(学校固有は学校・他は家庭)
–他
教職は危機?
• 忙しすぎる教師
– 燃え尽き・精神疾患で退職する教師の増加
– 授業準備や子ども対応が不十分な状況
– 指導の難しい子どもの増加(発達障害・アレル
ギー)
• 結果としての教室の荒れ(初任と大ベテラン)
– 待遇の悪化と管理の強化
– 超過勤務・手当て・職務領域の拡大
• 背景としての親の期待の増大
従来あまりなかった仕事
• 普通学級の発達障害児の指導
– 多様な障害
– 適切な指導のための研修は不十分
• アレルギーの子どもの給食指導
• アナフィラキシー(2011年71名死亡食物5)
– アドレナリン注射の訓練
• 宿泊行事における24時間勤務
– 夜中のトイレ指導
教師論の多様性
• 教師は権力者か 諏訪的教師と金八先生
– 諏訪 教師と生徒は非対称・権力関係
– 金八先生 教師は子ども目線で・ともに悩む
• 教師は聖職か労働者か
– 24時間教師として
– 教師にもプライバシー
• 教師の待遇
– 優秀な教師は優遇
– 基本は平等・格差化は困難
次のことは、教師の仕事か
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給食指導
部活指導
補習指導
補導された子どもの受け取り(警察で)
休日の地域見回り
宿泊研修での就寝時の子どもの世話
忙しさをどう克服するか
• 個人 仕事をテキパキこなせる能力向上
• 体制
– 学校の機能削減 何を
– 教師の専門化 教科担任・勤務形態を柔軟
– 教師定員の増加・学級定数の削減
• 教師は暇だという意見もある
教師の成長
• 教師の成長とはどういうことか
• 教師の成長が可能になる条件は何か
(教え方でこれほど違う 島の授業
自転車の乗り方)