2010年度活動報告 知財キャリア分科会

Smips(知的財産マネジメント研究会)内の分科
会として、2004年度より7年間継続開催。毎回、
知的財産・産学連携・起業などの分野で活躍さ
れている方の講演と参加者を交えたディスカッ
ションを行っている。
前身は知財エデュケーター分科会。
理工系大学院生、大学生や、第二新卒の社会
人、転職希望の社会人などで、知的財産分野へ
のキャリアパスを検討するための分科会として、
2004年~2010年度まで毎年開催。
これまでのご講演者数は45名ほど。
今年度のテーマ
「人と人とのつながり,ネットワークの
重要性、絆の大切さ」
今回の未曽有の震災を通して、物や形あるものは失われ
てしまった一方で、人と人との助け合いの輪や被災者の
方々を助けたい、力になりたい、という世界中の方々の思
いの連鎖が大きな力となり、それが具体的な動きや成果
に繋がっていくことを目の当たりにし、改めて、目に見えな
い人の「想い」、人と人との「信頼」や「絆」の重要性を感じ、
そういった繋がりこそが、具体的なアイデアや活動成果を
生み出し、大きな力を発揮していくものだと実感。
人々の叡智が創り出す目に見えない価値あるもの、即ち、
広い意味で「知的財産」の重要性をあらためて感じた
今年度の具体的な活動内容
従来の人と人との繋がりを 大切にしていきながら、
さらに強い想いをもっていらっしゃる各方面の多く
の方々との繋がりを深め、輪を広げていくために、
大学、NPO、企業など、様々な場で活動をされて
いる団体や組織の方々を分科会にお呼びし、コラ
ボレーションの中で、分科会を開催していく予定。
自分たちとして、「この時代に何をしていくべきな
のか?何をすることができるのか?」改めて問い
かけながら、力強いネットワークや絆作りに貢献
をしていきたい
<4月16日(本日)の予定>
ゲスト
大森裕貴(Yuki Omori)さん
慶應義塾大学環境情報学部 KBC実行委員 会第6期実行委員長
中村知繁(Tomoshige Nakamura)さん
慶應義塾大学理工学部 KBC実行委員会Strategy & Management
ご講演テーマ
「Pray For Japanから、Act For Japanへ」
大森さん、中村さんからの参加者の皆様へのメッセージ
普段お話しできないような皆様と、今回の震災を受けて、日本をより 良い国にしていくために、
「今やらなければいけない ことは何か?」「い ま僕たちにできることは何か?」を一緒に考えて
いければと思います。また、KBC実行委員会の活動内容をご紹介させて頂 きますので、KBC
実行委員会の活動に対するアドバイスも頂ければ幸いです
KBC実行委員会
KBC実行委員会は、慶應義塾から未来への先導する新事業を創出することを使命とし、それ
に必要な人・知識・リソースが創発を起こすプラットフォームの構築活動を行っております。具体
的にはアントレプレナー精神の醸成を達成するために、時代のシフトを体感するためのカンファ
レンスであるKBC Value Creation Linkと、勉強会形式のKBC Study Workshopを開催し、ま た、
新事業を創出するために、革新的な構想・技術を持つビジネスを表彰するKBC Business
Contest、デザインシンキングというシンキングプロセスを通し、社会に役立つ商品・サービスの
作成を目指すKBC Brand-New Challengeの企画運 営を行っております。これらの活動を通して、
これまで10余りの新事業が社会へ創出され、現在も活躍をしております。さらに、KBC実行委
員会の活動にご関心のある方は、是非以下のサイトをご参照頂ければ幸いです。
http://www.keio-contest.org/jp/
4月
知財キャリア分科会×KBC実行委員会
5月
知財キャリア分科会×東京MOT会
6月以降も多彩なゲストをお呼びする
予定です。
是非皆様のご参加をお待ちしております。
知財キャリア分科会オーガナイザー 一同