会話群 15人です。

感じたストレスを他者に伝えることで生じるストレス緩和効果について
実験スケジュールは、前安静期8分、課題期6分、放置期3分、回復期4分で、
Finomater(FMS社製)により測定した。
課題は暗算課題を用い、最初の3分間は2378-17の減算、後半3分間は「難しそ
うなので、問題をかえましょう」と教示した後、2378-8の減算を行った。
課題開始と同時に「2378」と記された紙を提示した。
課題中は、実験参加者の目前(机を挟んで)約1m30cmに座り、「違います」「もう少
し頑張ってください」「もう少し速く答えてください」「頑張って正確に答えてくださ
い」「間違えないように注意してください」などの挑発を行った。
放置期は、何もさせずに部屋で1人にさせた。
実験者は、終始マスクと白衣を着用した。
友人には、廊下の椅子に座って待っていてもらった。
また、会話期のみ入室し、参加者の目の前に座って3分間会話をした。
バインダーの裏に問題用紙を貼り、シーツを荷物の上にかけておいた。
参加者30人分のグラフです。
放置群 15人、会話群 15人です。
放置群 n=15
会話群 n=15
収縮期血圧(SBP)
前安静期
(mmHg)
150
145
課題期
会話期
(放置)
後安静期
放置群
会話群
140
135
130
125
120
115
110
105
100
0
60
120 180 240 300 360 420 480 540 600 660 720 780 840 900 960 1020
(sec)
拡張期血圧(DBP)
(mmHg)
95
前安静期
課題期
会話期
(放置)
後安静期
放置群
会話群
90
85
80
75
70
65
60
0
60
120 180 240 300 360 420 480 540 600 660 720 780 840 900 960 1020
(sec)
心拍数(HR)
前安静期
(bpm)
95
課題期
会話期
(放置)
後安静期
放置群
会話群
90
85
80
75
70
0
60
120 180 240 300 360 420 480 540 600 660 720 780 840 900 960 1020
(sec)
心拍出量(CO)
(l/m)
6.5
前安静期
課題期
会話期
(放置)
後安静期
放置群
会話群
6
5.5
5
4.5
4
0
60
120 180 240 300 360 420 480 540 600 660 720 780 840 900 960 1020
(sec)
総末梢血管抵抗(TPR)
(Mu)
1.4
前安静期
課題期
会話期
(放置)
後安静期
放置群
会話群
1.3
1.2
1.1
1
0.9
0.8
0
60
120 180 240 300 360 420 480 540 600 660 720 780 840 900 960 1020
(sec)
PA
NA
CA
5
5
5
放置群
4
会話群
放置群
4
会話群
会話群
3
3
3
2
2
2
1
1
1
前安静
課題
後安静
放置群
4
前安静
課題
後安静
前安静
課題
後安静