高度情報演習1A スクリーンセーバ作成 2016年4月13日 情報工学科 篠埜 功 内容 • スクリーンセーバ記述言語の設計 – このような特定用途の言語をdomain specific language (領域特化言語)という。スクリーンセーバ作成用に言語 を作る人はまずいないと思われるが、演習に適している と考え、これを題材とする。 • 各自が設計した言語のプログラムを読み込んでスク リーンセーバを実行するプログラムを作成 – 設計する言語は非常に単純なものでよいが、新しい言 語の設計を必須とする。構文解析プログラムは手書きで よいが、複雑な記述言語を設計する場合はlex, yaccの使 用を推奨する。 – 画像の描画にはOpenGL等を使用する。(他のライブラリ を使ってもよい) – コンパイル環境はMinGWを用いる。(他の環境を用いて もよい) 例 簡単なスクリーンセーバ記述言語のプログ ラム例: UUUUUUUUUUUUUUUUUUUURRRRRRRRR RRRRRRRRRRRDDDDDDDDDDDDDDDDDDD DLLLLLLLLLLDDDDDDDDDDLLLLLLLLLLUUUU UUUUUU Uは上、Dは下、Rは右、Lは左を表すものとし、 この方向に少しずつ正方形が動いていく。 デモ • 私が作成した例 • 昨年度の学生が作成した例 スケジュール • 第1回 --- スクリーンセーバ記述言語の簡単な具体 例およびその言語を読み取ってスクリーンセーバを 実行するプログラムの提示 • 第1回の残り時間〜第3回 --- 自分でスクリーンセー バ記述言語を設計し、その言語を読み取ってスク リーンセーバを実行するプログラムの作成 • 第4回 --- 第5回で発表できるようにスライド等を準備 • 第5回 --- 自分の設計した言語の説明およびその言 語で記述したスクリーンセーバプログラムの具体例 を1つ動作させるという発表を1人ずつPowerpoint等 を用いて行う。 評価 • 第5回の発表により評価を行う。(体調不良等 で第5回に出席できない場合は電子メールで のレポート提出で採点する。) • 私の提示した記述言語とは異なる言語(簡単 なものでよい)を設計し、何らかのスクリーン セーバが動作していれば6割の得点を確保す る。 注意事項 • 学情センターのパソコンでは、(システムポリ シーにより)スクリーンセーバを各自で設定で きないように制限がかけられているいるた め、.scrファイルを直接実行することによりスク リーンセーバを動作させることとする。
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