データベースを体験しよう データベース • データをまとめて管理する仕組み – データを整理整頓して管理すると、いろいろな目 的で活用できる • データベースの例 – 料理データベース – 座席予約 – 図書館の貸出 関係データベース • 表形式でデータを扱う。 • 表はテーブル • 1件ずつのデータはレコード、データの項目はフィールド テーブル レコード フィールド 関係データベースの演算 • 表から目的のデータを取り出す • 基本的な演算 – 射影 指定したフィールドを取り出す – 選択 指定したレコードを取り出す – 結合 2つ以上の表を結びつける サクセス(sAccess)の利用 • データベースの基本演算を体験します。 • サクセス http://saccess.eplang.jp/ データベースの選択 • プリセットDB選択で「コ ンビニ」を選ぶ • [プリセットDB選択]ボタ ンををクリックする 表(テーブル)について • プリセットのデータベースは、 複数のテーブルになっています。 • 「コンビニ」データの場合は次の2つです。 – 売上 • コンビニの売上げデータ – 商品データ • 商品の内容について 売上データ • コンビニの売上データ 商品データ • 商品に関するデータ 表(テーブル)を確認しよう • プリセットデータを読み 込んだときは、売上 テーブルのみが表示さ れています。 • また、テーブル表示の コマンドが、命令ブロッ クにあります。 開始画面 操作部分 • 命令を入れる部分 • 入力されたコマンドは、 コマンドブロックとして 追加されます。 • ブロックのコマンドを編 集することもできます。 他のデーブルの確認 (命令の修正) • 文字部分をクリックする と、コマンドを編集する ことができます。 • 『売上データ』を『商品 データ』に変更し、「変 更ボタンをクリックしま しょう。 テーブルの表示以外の命令 の修正もこの方法で行うこと ができます。 変更後の画面 • 画面の右側に、修正または入力された命 令を実行した演算の結果が表示されます。 データを検索してみましょう • 商品データを元にして、いろいろな条件で商 品を探してみよう。 命令を入力してみましょう • コマンド入力部分に 「選択」 と入力してみましょう • 入力をしたあと、 「追加」ボタンをクリック します。 • 命令を入力すると、操 作ブロックが、追加され ます データ処理画面 • 命令を入力すると、画面の右側に、命令 を実行した演算の結果が表示されます。 • 今回の「選択」という命令は、間違っているので、 エラーが表示されてます。 命令の訂正 • 命令を訂正するときは、 操作ブロックの文字の 部分をクリックします。 • 色が変化します。 • 操作ブロックの内容を 書き換えます。 • 変更ボタンをクリックし ましょう 命令の訂正 • 正しい命令になると、、データ処理の結果も変化 します。 注意!! • 「戻る」ボタンを押してはいけません。 • コマンドの入力を間違えたときは、先ほどの 要領で、訂正をしましょう。 コマンドの削除 • 演算を学ぶ前に、コマンドを削除しておきま しょう。 • コマンドの削除はチェックを入れて、削除ボタ ンをクリックします。 データ処理を体験しよう • 最初に、「選択」と「射影」の演算について、 学んでいきましょう。 例題1 選択をしましょう • 「やまと製茶園」の 商品を選ぶ • 図の黄色くなってい る商品を選びます。 選択の命令 • 選択の命令 • 「選択 フィールド名 キーワード」 • 内容量(フィールド)の 中の特定のキーワー ドを指定するときは、 空白をあけます 入力する命令 (1) • 入力欄に「選択 メー カー やまと製茶園」 を入力してみましょう。 • 追加ボタンをクリックし ます 命令入力後の画面 操作ブロックが追 加されます 左側に、データ処理後の状態が表示されます 確認しましょう • フィールドの数は ( ) • レコード数は ( ) • メーカーの表示に注目してみましょう レコード数が表示されている 確認しましょう • フィールドの数は ( 5 ) • レコード数は ( 6 ) • メーカーの表示に注目してみましょう メーカーは「やまと製茶園」になっています。 レコード数が表示されている 確認しましょう • フィールドの数は ( 6 ) • レコード数は ( 30 ) • 曜日の表示に注目してみましょう – 曜日は全部「日」になっています。 レコード数が表示されている 例題2 射影をしましょう • 続いて、「商品コード」、「時間帯」、「年齢層」 のフィールドだけを表示しましょう 射影の命令 • 射影の命令 • 「コマンド フィールド 名」 • フィールド名を複数並 べるときは、「、」で区 切ります。 入力する命令 2 • 入力する命令 • 「射影 商品コード、商 品名」 • 入力したら、追加ボタ ンをクリックします 確認してみましょう • 表示されているフィールド名を確認しましょう – 命令に入っているフィールドが取り出されています。 データ処理画面の確認 • 画面の一番右には、演算前の最初のテーブ ルの状態が表示されています。 • 最初の命令(選択)が追加されると、左に選 択のデータ処理の結果が、表示されます。 • 2つめの命令(射影)が追加されると、先ほど の結果の左側に、射影のデータ処理の結果 が表示されます。 • 右から左に画面を見ていくことで、データ処理 の変化を確認することができます。 命令が表示されている 射影 選択 入力した命令の確認 • 今回、入力した命令 – ステップ1 やまと製茶園 の商品を取り出す – ステップ2 商品コードと 商品名のフィールドを表 示する データ処理の結果 • 最後に表示されているデータはどんなデータ でしょうか? やまと製茶園の商 品について、 商品コードと商品名 が表示されている 練習問題をしてみましょう • 「選択」と「射影」について、練習問題をしてみ ましょう。 練習問題の前に • 今用意されている命 令を消しましょう • 入力した命令すべて にチェックをいれる。 • 「削除」ボタンをクリッ クする 練習問題の答え方 • 問題の指示にしたがって、目的のデータを表 示する、コマンドを考えて入力して行きましょ う。 • 解答欄に、問題の答えを記入しましょう • 何の命令を入力したか、プリントに書いておき ましょう。 – 命令は1つだけのときもあれば、いくつかの命令 を組み合わせるときもあります。 Q.1 • メ ー カ ー が 「ユウヒ飲料」の 商品を表示させま しょう • レコード数を記入 しましょう A.1 • 入力するコマンド 表示 商品データ 選択 メーカー ユウヒ飲料 • レコード数:2件 • メーカーのフィールドには 「銀河製菓」「ユウヒ飲料」「みずうみ製麺」 などがあります。 • この中から「ユウヒ飲料」だけを選ぶので、 レコードの数が減ります。 • このような操作をおこなうときは、「選択」 のコマンドを使います。 Q.2 • 商品名と価格のフィールドだけ表示しましょう 解答の前に、不要 な命令を削除して おきましょう A.2 • 入力するコマンド 表示 商品データ 射影 商品名、価格 • 最初のフィールドは 「商品コード」「商品名」 「内容量」「メーカー」 「価格」です。 • この中から、「商品名」 と「価格」を選ぶと、表 示されているフィールド が減ります。 • このような操作をおこな うときは、「射影」のコマ ンドを使います。 Q.3 • メーカーがやまと製茶園で、150円の商品を 表示しましょう。 150円は何のフィー ルドですか?。 キーワードはどうな りますか? A.3 • 入力するコマンド 表示 商品データ 選択 メーカー やまと製茶園 選択 価格 150 • 選択を2回行います。 • 問題には「150円」としか書いてありませんが、 「選択 150円」では、どこのフィールドか不明です。 • また、キーワードはデータにあわせて「150」にし ておく必要があります。 Q.4 • 価格が150円のデータを選び、 商品名、内容量、メーカーだけを表示しましょ う 商品名、内容量、メーカーは フィールド名です。 A.4 • 入力するコマンド 表示 商品データ 選択 価格 150 射影 商品名、内容量、メーカー • 選択と射影を行います。 • 「商品名」、「内容量」、「メーカー」 は、フィールド名ですから、射影を 使います。 例題3 結合をしましょう • 結合の使い方を学びましょう • 結合の命令を入力する前に、商品コードと商 品名を表示しておきましょう。 結合をしてみましょう • 売上日のデータを表示してみましょう • 「選択」と「射影」は、最初に表示されている 商品テーブルに対して、データ処理を行なっ ています。 • 商品テーブルには、売上日のフィールドはあ りません。 • 売上日のフィールドは、売上データテーブル にあります。 売上データテーブルの確認 「商品データ」は、商品 テーブルにもあります。 「売上日」は、商品デー タテーブルにしかありま せん。 結合の命令 • 結合の命令 結合 テーブル名 • 結合の相手先の テーブルの名前を 入力します。 入力する命令 3 • 結合の命令 結合 テーブル名 • 他のテーブルにあるデー タと結合するときは、相手 のテーブル名を入力しま す。 • 両方のテーブルにある、 フィールドでデータがつな がります。 確認してみましょう • フィールドの数 • レコード数 ( ( ) ) • 表示されているフィールドを確認してみましょ う 確認してみましょう • フィールドの数 ( 7 • レコード数 ( 163 ) ) • 表示されているフィールドの名前を確認してみま しょう – 売上データにあった、フィールドがふえています。 – レコードの数は売上テーブルの件数になっています。 入力した命令の確認 • 今回、入力した命令 – ステップ1 商品コードと 商品名を表示 – ステップ2 売上データと 結合する データ処理の結果 • 最後に表示されているデータはどんなデータ でしょうか? データ処理の結果 • 売上データの内容に、商品名が一緒に表示 されている 練習問題 • 結合を使う、練習問題をしましょう。 練習問題の前に • 今用意されている命 令を消しましょう • 命令すべてにチェッ クをいれる。 • 「削除」ボタンをクリッ クする Q.5 • 銀河製菓の商品について、売上の状況をみ てみましょう。 • レコード数を書きましょう 商品名のあるテーブルはどれでしょうか? A.5 • 入力するコマンド 選択 メーカー 銀河製菓 表示 商品データ 結合 売上データ • レコード数 31件 • 売上の状況は、売上データを 結合することでわかります。 Q.6 • 日曜日に売れている商品について、表示しま しょう。 A.6 • 入力するコマンド 表示 商品データ 結合 売上データ 選択 曜日 日 • 最初の段階で結合を行って おかないと、曜日での選択 ができません。 Q.7 • 売上データから、商品名とメーカーと時間帯 を表示しましょう A.7 • 入力するコマンド 表示 売上データ 結合 商品データ 射影 商品名、メーカー、時間帯 • 「時間帯」のフィールドは、商品 テーブルにはありません • 最初の段階で結合を行っておか ないと、時間帯を選ぶことができ ません。 Q.8 • 深夜に売れている商品について、 商品名とメーカーと年齢層を射影しましょう A.8 • 入力するコマンド 表示 選択 結合 射影 売上データ 時間帯 深夜 商品データ 商品名、メーカー、年齢層 • 「時間帯」のフィールドは、商品テーブルには ありません • 結合を行うことで、時間帯で絞り込んだ 商品の情報を表示できます
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