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4.定年制
定年制・・・従業員が一定年齢に到達した時に自動的かつ
無差別的に雇用関係を終了させる仕組み。
*戦後⇒50歳や55歳が一般的。
「終身雇用」の用語が当てはまる。
しかし、平均寿命の伸長を背景に、定年退職が職
業生活からの引退ではなく第2の職業生活への出
発となる
80年代に定年延長が加速
法律による定年制の延長
・1986年 高齢者雇用安定法(60歳定年が努力義務)
・1998年 改正高齢者雇用安定法(60歳定年が義務化)
2006年4月に改正
65歳までの継続雇用制度が義務化
(対象者を限定することができた)
2013年4月からは希望者全員を65歳まで継続雇用する
ことが企業の義務へ
60歳への定年延長による雇用管理、処遇制度
への影響
①定年年齢が「点」から「ゾーン」へ
②役職定年制と役職任期制へ
→「複線型雇用管理」の誕生
③賃金カーブの傾きが緩やかに
退職金制度の見直し
④継続雇用制度の導入率の大幅減少