カンボジアにおける 小学校支援の活動 高橋正弘 大正大学人間学部人間環境学科 人間環境学科・環境コースの沿革 •2009年 アーバン福祉学科 • まち環境福祉プロダクトコース •2010年 アーバン福祉学科 • 環境コミュニティ専攻環境コミュニティコース •2011年 人間環境学科 • 環境コミュニティコース •2014年 人間環境学科 • 環境政策コース 2 今日の環境状況を知った学生は… • 絶望感?無力感?シニカル?今が楽しけれ ばもうそれでいいや・・・・ ↓ • そうでなく「持続可能な社会」を築けるように ↓ • 若者の希望を「体験的な教育活動」でつなぐ ことが必要!!! 3 カンボジア・シェムリアップでの活動 • 国際的な課題についてケーススタディをする ために、毎年5日間程度、カンボジア・シェム リアップで有志によるスタディツアーを実施中。 4 大正小学校とは • 大正大学が同窓会組織とともに1995年にカン ボジア・シェムリアップの農村地域に建設・寄 贈した小学校。シェムリアップ国際空港から 約5キロ。 • 電気無 • 水道無 5 カンボジアスタディ・ツアーの行程 1日目:東京発~シェムリアップ着 2日目:大正小学校訪問・トンレサップ湖見学 3日目:大正小学校訪問・周辺マーケット散策 4日目:織物工場・アンコール遺跡群見学 5日目:アンコール遺跡群見学 REP出発 6日目:東京着 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 経験と教訓① • どのような経験を準備・提供することができる かにかかっている部分と、アクシデント的なも のから学ぶ機会の部分もあるので、あらかじ め全てをプログラム化しておくことはできない (?)。 • 安全面については一定程度配慮が必要だが、 いったいどこまで踏み込んでおくべきか? 23 経験と教訓② • 参加者のバックグラウンドや期待はさまざま。 そして研修に参加したひとりひとりの受け止 め方は当然異なる。 • スタディツアー終了後、主催者側でその成果 を把握するには、参加者に何かを書いても らって提出してもらい、それを確認する以外 の方法は、なかなか見つからない。 24 経験と教訓③ • スタディツアーに参加した学生が学んだことを 活かす場は、大学教育の現場やカリキュラム の中には案外ない。 • そのため、何らかの形でNGOなどの外部の 活動と連携することが必要。 25 課題 • フィールドの維持・管理をどうしているか? • フィールドとの連携を構築し、それを維持して いくには労力が必要で、担当者にかかる負担 が極めて大きいのだが。。。 • 訪問側と受け入れ側双方のメリットがあらか じめ明らかでないと、スタディツアー受け入れ を継続してもらうことは難しい。 26 END 大正大学人間学部人間環境学科 高橋正弘 27
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