ひき逃げ 情10-33 稲垣 真太郎 ひき逃げとは • ひき逃げとは、車両等の運行中に人身事故があった 際に、道路交通法第72条に定められた必要な措置を 講ずることなく、事故現場から逃走する犯罪行為を 指す。なお、人の死傷を伴わない事故の場合は「当 て逃げ」とされる。また、死亡ひき逃げに関しては、 事故直後に被害者が即死していた場合、自動車運転 過失致死傷罪となり、いわゆる「ひき逃げ」に問う ことはできなくなる。 問題 ・解決の難航 有力な情報が得られない・あるいは証言があい まいであるため未解決になることが多い。 • 時効について 死亡ひき逃げ・・故意・過失の判断が難しい →法的には過失 死亡ひき逃げ・・・ 故意的な殺人・・・ 時効 時効達成率 7年 10% 25年 4% 解決 ・どうすればいいのか? より幅広く、正確な情報で事件を早期解決 する必要がある。 ・解決策 “被害者と目撃者をつなげるサイトを立ち上げる” ・手順 ①自動車にカメラを設置し走行中に録画する ②事故目撃後、このサイトで事故情報を検索 ③録画した動画を被害者に提供 ④事件解決、提供者は謝礼金をもらえる 詳細 • サイトに情報を需要する側が事故現場・発生時間・謝礼金 を掲示する。(謝礼金については弁護士を通す) 録画自由を自由にしても、謝礼金目当てに録画する人が出てくる 結果 メリット • 動画により正確な情報が見つかる • 多くの人が事件解決に貢献できる • 時には様々な事件の解決に役立つ デメリット • 撮られる人のプライバシーの問題 まとめ 現在、タクシーではカメラが設置されているもの があり、それらが事件・事故の解決に役立つこと いうことがあります。このタクシーの例を見習っ て多くの人が事故の解決に貢献すれば、自分が社 会の役に立っていると自信を得ることもできます。 そして個人の事故に対する関心が深まれば、日頃 の運転にも注意がいきわたり事故も減っていくと 思いました。 ご静聴ありがとうございました。
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