プレゼンターとしての基本要素 黒部 五郎(Goro Kurobe) 13990789 富山大学自然資源学部 目 次 1. 言語表現(Verbal Expression) 2. 音声表現(Voice Expression) 3. 非言語表現(Nonverbal Expression) 1.言語表現(Verbal Expression) • 独りよがりな言葉の定義を避けましょう – 専門用語(Technical Term)は聞き手に合わせて使いましょう • 略語は確認して使いましょう – ATM = Automated Teller Machine (現金自動預払機) – ATM = Asynchronous Transfer Mode (非同期通信モード),など • 具体例や例え話を適切に使いましょう • 話し言葉と書き言葉の違いに留意しましょう – 科学scienceか,化学chemistryか,など • 敬語を正しく使いましょう 2.音声表現 • 全員に聞こえる声で話しましょう – 第一声が最後列の席で聞こえるように声を出します – 多人数の場合はマイクを使用します • 適度な速度で話します – 早口に注意し,ゆっくり話します – 大きい声を出そうとする時は,ゆっくりになります • 声に緩急(メリハリ)をつけましょう 2-2.音声表現(2) • 明瞭に発音しましょう – 口を大きく開けて発音しましょう – 特に語尾を明瞭に発音しましょう • します,しません,など • 間(ま)を入れるようにしましょう – 話の区切り目(句点(.)の部分)に,間を入れます – 立て板に水では理解できません – キーワードの前に,アイ・コンタクト(Eye Contact)と間を入れましょう – 不要な間は入れないようにしましょう 3.非言語表現(Nonverbal Expression) • コミュニケーションの要素と重要性を表した「メラビアンの法則」 • アルバート・メラビアン博士の調査では,相手に何かを伝えようと するとき,伝わる度合いは,言葉(内容),話し方(声の調子や抑 揚),態度や表情の,3つの要素で • 言葉=7%,話し方=38%,態度や表情=55%の割合 • 実にコミュニケーションの93%は非言語表現(Nonverbal Expression) • 残り7%が言語表現(Verbal Expression)であるというもの • 非言語表現には,姿勢,ポイント動作,アイ・コンタクト,ゼスャー, 表情などがある 3-1.姿勢 • • • • 聞き手に正対し,両足を軽く開き,体重を均等にかけます 肩の力を抜き,リラックスします 両手は両脇に置くか,前で軽く組みます 体や首を揺らさないようにし,「歩き」を入れます 3-2.ポイント動作 • 話している箇所がわかるように,聞き手の視界を遮らないようにポ イントします • ポイントしたら,1~2秒間静止します • ポインターを振り回さないようにして下さい • レーザー・ポインターは動きすぎるので,可能な限り「指し棒」を使 います • 指し棒がないときは手を使い,指を揃えてポイントします • ポイントしたまま,画面を見ながら話さないようにして下さい • あくまでも聴衆を見て,話をして下さい 3-3.アイ・コンタクト(Eye Contact) • アイ・コンタクトの目的は,聞き手に熱を伝え,聞き手に刺激を 与えて飽きさせず,聞き手の反応を見ることです • 聞き手を引きつけるためにも,多くの聞き手に視線を合わせ ます • 1対1で,話している気持ちで視線を向け • 流すのではなく,何秒か留めます • 凝視せず,柔らかい視線・表情で見るようにします 3-4.ゼスチャー • ゼスチャーの目的は,強調点を明確にし,視覚化を促進させ, 聞き手を引きつけることです • 聞き手は一般的に飽きっぽく,聞くよりも見ています • 特に動いているものを見ています • まして,事実をみているとは限らず,自分流に解釈しています • ゼスチャーは,手の先だけでなく,腕全体を大きく使い,声の 調子と合わせて,堂々と行います • ただし,ゼスチャーの使いすぎには注意しましょう 3-5.表情 • • • • • 常に豊かな表情 笑顔 内容に合わせた表情 好感の持てる表情を心がけ 自分で鏡やビデオ等で練習しておくことも必要です ご清聴ありがとうございました. Thank you for your attention! 黒部 五郎(Goro Kurobe) 13990789 富山大学自然資源学部
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