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OSAKA UNIVERSITY
TEC2016 & G-TEC 2016事前説明会
(G-TEC: Global Technology Entrepreneurship
• マスタ テキストの書式設定
and Commercialization)
– 第 2 レベル
• 第 3 レベル
– 第 4 レベル
» 第 5 レベル
University-Industry Collaboration office
Osaka University
内容
I.
II.
III.
IV.
TEC & G-TEC開催の背景
TECとは?
G-TECとは?
G-TEC2014コンテンツ
Copyright (C) Osaka University 2013
TEC & G-TEC 開催の背景
日本の強み:
論文レベルでは、日本の科学技術レベルは、高い。
順位
世界順位 機関名
被引用数
論文数
平均被引用数
1
17
東京大学
1,190,750
78,420
15.18
2
35
京都大学
829,201
57,581
14.40
3
47
大阪大学
685,095
47,523
14.42
4
59
(独)科学技術振興機構
601,105
28,424
21.15
5
77
東北大学
543,629
46,469
11.70
6
114
(独)理化学研究所
423,587
21,767
19.46
7
133
名古屋大学
388,409
30,071
12.92
8
146
九州大学
359,697
31,530
11.41
9
150
(独)産業技術総合研究所
347,738
27,699
12.55
出所:大学ランキング2013(トムソンロイター社)
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TEC & G-TEC 開催の背景
日本の弱み:
新たなイノベーションを起こせる事業化能力に欠けている可能性がある。
日本の部品を用いて、新製品を成功させた事例
社名
製品
内容
Apple Inc(米)
スマートフォン
「iphone4」
日本製部品:34%
ドイツ製部品:17%
韓国製部品:13%
Intuitive
Surgical,Inc(米)
手術ロボット
「da Vinci(ダヴィンチ)」
主要部品は日本製
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TEC & G-TEC 開催の背景
課題
グローバルなマーケットを見据えて、科学技術をイノベーションに導く人材が必要ではないか?
TEC:
テクノロジー・アントレプレナーシップ
&コマーシャリゼーション
G-TEC:
Global Technology Entrepreneurship
and Commercialization
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TEC & G-TEC の差異
・TECは、高度なビジネス知識を要求するG-TECの導入的位置づけ
・G-TECは、TECの修了者を優先的に受け入れ。
TEC(日本語)
G-TEC(英語)
特徴
・大阪大学の技術をベースにし
たテクノロジーアセスメント、ベン
チャーアセスメントの基礎理解を
重視
・テクノロジーアセスメント
ベンチャーアセスメント
を、多様性のあるメンバーで構成され
るチームプロジェクトで実践
講義
・現役のVCをはじめとする実務 ・アシュレイ氏による講義(英語)
家等による最新事例を扱うゲスト ・ケース討議、主体
講義
・基礎理解のためのケース討議、
ワークショップ主体
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TEC とは?
■概要
対象者:研究成果の実用化を志す研究者、技術者、アントレプレナー
狙い:本プログラムのテーマは、「革新的な知を富に変える」ことです。
新規性、進歩性に富む大学発技術を、商業化プロセスを加速・向上することで、
事業化、ベンチャー化するための知識、ツールを学びます。基本的な知識、
ワークを主体とすることで、これまでビジネスに関する知識がない方にも、受講
できる内容としています。
プログラムの内容:
・テクノロジーアセスメント、ベンチャーアセスメントの2つのツール
・全般的な技術商業化プロセスの理解
・起業に必要な知識・スキルの取得
・E-learning を用いた基本知識に関する事前研修
本学が実施してきたG-TECの日本語版ともなります。高度なビジネス知識を要求す
るG-TECを受講するための導入的な位置付けにもなります。
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TEC2016 スケジュール
■TEC 2016
•日程:2016年5月21日~7月29日(全6回)
•第1回:2016/5/21(土)10:00~2016/5/22(日)17:00
•場所:コスモスクエア国際交流センター
•第2~6回
2016/6/3(金)、2016/6/17(金)、2016/7/1(金)、2016/7/15(金)、
2016/7/29(金)(隔週金曜日の18時~21時)
•場所:大阪大学 吹田キャンパス テクノアライアンス棟
セミナー室
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TEC2016 進め方
■クラスの進め方
1. 討議主体
• できるだけ、記憶するのでなく考える時間を増やす。
2. チームプロジェクト主体
•
できるだけ、座学でなく、チームで検討する時間を増やす。
3. 実際主義
• 頭で理解することだけでなく、実際に行ってみる機会を増やす。
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TEC2016 テクノロジーアセスメント
■プログラムの内容(前半)
回
1
月日
事前研修(分)
(e-learning)
テクノロジー
マーケティング
5月21日
(60)
テクノロジーアセスメントを学ぶ。
プログラム内容(分)
メソトロジー、外部インタビュー等
・イントロダクション
(30)
・テクノロジーアセスメント (90)
・発明者インタビュー
(120)
・外部インタビューWS
(60)
・ブレーンストーミングWS (60)
テクノロジーアセスメント各論
1 5月22日
2
医療法規制
(60)
6月17日
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ゴール
テクノロジーアセスメント全体の手法を理
解するとともに、インタビュースキル、ア
イデエーションスキルを獲得する。
・障害分析
(60)
・業界分析
(60)
・テクノロジーデベロップメント(60)
・先行技術調査
(60)
・チームプロジェクト
(180)
テクノロジーアセスメントを構成する要素
である、障害/業界分析、先行技術調査、
テクノロジーデベロップメントの手法を理
解する。
チームプロジェクト
テクノロジーアセスメント結果の中間発
表を行う。
・アサインメント中間発表
・チームプロジェクト
(60)
(120)
TEC2016ベンチャーアセスメント
■プログラムの内容(後半) ベンチャーアセスメントを学ぶ。
回
月日
事前研修(分)
(e-learning)
プログラム内容(分)
ゴール
3
ロ ジ カ ル シ ン キ ン グ メソトロジー・ビジネスモデル等 ベンチャーアセスメント全体の手
・イントロダクション
(30)
(60)
法を理解するとともに、ロジカル
・ベンチャーアセスメント
(60)
6月3日
に考え、ビジネスモデルを作成で
・ロジカルシンキングWS
(45)
きるスキルを獲得する。
・ビジネスモデル
(45)
4
損益計算書.貸借対
7月1日 照 表 . キ ャ ッ シ ュ フ
ロー計算書 (90)
プロジェクション作成基礎
・アサインメント中間発表
・売上、原価、販管費
・プロジェクションWS
(30)
(90)
(60)
アントレプレナーファイナンス等
5
6
7月15日
経営チーム (60)
7月29日
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・アサインメント中間発表
・資本政策
:トーマツ監査法人
・プロジェクションWS
(30)
(90)
(60)
ベンチャーデューデリジェンス
橋本瑞彦
(90)
・アセスメント最終発表
(90)
プロジェクションを作成する基礎
知識を獲得する。
アントレプレナーのためのファイ
ナンス、を理解するとともに、知
財調査スキルを獲得する。
現役のベンチャーキャピタリスト
からデューデリジェンス、を学ぶ。
アセスメントの最終発表を行う。
TEC2016 評価
•成績は、以下で相対評価する。
•チームプロジェクト(60%)
•チームプレゼンテーションの質を評価する。
•評価者:講師、及び受講者
•チームパーテイシペイション(20%)
•個人のチームへの寄与度を評価する。
•評価者:自分を除くチーム参加者
•クラスコントリビューション(20%)
•クラスへの貢献度を評価する。(クラスでの発言回数)
•評価者:講師
※エキストラクレジット:
•自ら調査・分析を行ったものを授業で発表を行った場合、質の高いものであれば、エキス
トラクレジットをもらえる。
•評価者:講師
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G-TECとは?
■本トレーニングコースの特長と概要①
なぜ、優れた技術であっても、新事業・起業・技術移転の成功には結びつかない
のか?
•競合技術に対して実用面での優位性がなかった
•知財として守れていなかった
•市場創出可能性の分析が適切でなかった、、、、、、
本コースでは、これらの課題を研究開発の初期段階で効果的に把握し、戦略的
に解決する2つのツールを提供
① First Look Technology Assessment (FLTA)
② First Look Venture Assessment (FLVA)
実在のアーリーステージ技術(大阪大学特許 等)を題材として、2つのツール
を用いて、事業化/起業化ポテンシャルを評価。推奨プランを導き出す過程で、実
践的なスキルを獲得する。
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G-TECとは?
■本トレーニングコースの特長と概要②
さらに、以下の機会を提供する。
座学(講義)を通じて、科学技術に基づくアイディアを商業化に導くための、汎
用的なプロセスを理解。
異業種によるチームを組み、国内外の企業、専門家、潜在顧客への直接イ
ンタビューを行う、プライマリーリサーチをベースとした演習の過程で、チーム
ワークの有効性を学ぶ。
ハーバード・ビジネス・スクールが提供する、成功事例・失敗事例のケース・
スタディを通じて、科学技術をイノベーションに導くためのキーポイントを理解。
備考:
日本人メンターによるサポートのもと、本場アメリカのビジネススクールと同様に、講師に
よる講義・指導は英語で行われます。
昨年度のシラバスおよび過去の講義動画を、以下のWEBサイトに公開していますので、
ぜひ参照ください。
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G-TEC の企画概要




大阪大学で開発中の科学技術を、産学連携本部が研究代表者の了承を得た上で、受講者に演習の題材として提供。
ボストン大学ビジネススクールのStevens講師の指導の元、受講者らのチームが技術/ベンチャーアセスメントを実践。
受講者らが演習の成果をレポートにまとめ、外部有識者ら(ベンチャーキャピタル等)の前で口頭発表を行う。
演習の成果物は、産学連携本部の担当者が引き継いで、その後の事業化支援に活用する。
・研究代表者に協力依頼
・案件担当者およびメンターが受講者の演習実践をサポート
・演習の成果を案件担当者が引き継ぎ、事業化支援に活用
科学技術A
科学技術C
科学技術D
科学技術B
ボストン大学
Stevens講師
科学技術E
指導
チーム1
チーム2
チーム3
チーム4
チーム5
・第1週:First Look Technology Assessmentプロジェクト
・第2週:First Look Venture Assessmentプロジェクト
外部有識者ら
審査・
コメント
・技術アセスメント結果のレポート作成及び口頭発表
・ベンチャーアセスメント結果のレポート作成及び口頭発表
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First Look Technology Assessment とは?
 インタビューによる情報収集をコアとした以下のプロセスを実施し、大阪大学で開発中の科学技術の事業化ポテ
ンシャルを評価。
 英文2000-4000語で、研究開発チーム(研究代表者、大阪大学産学連携本部、およびベンチャーキャピタリス
ト)に対する推奨プランを立案。
手順
目的・マイルストン
方法・ツール
STEP1
技術概要を理解したうえで、有望と思われる想定用途
(製品・サービス)を抽出し、その製品・サービスの特
徴、顧客にもたらしうる価値を分析する。
特許明細に記載された内容の理解、及び発
明者・関係者との意見交換。
STEP2
競合する特許および先行技術を調査する。
IPDL・USPTO等を適宜活用する。
STEP3
想定用途毎に、業界のプレーヤーを調査し、業界構
造(バリューチェーン)を描き出す。
・インターネット、業界誌、調査会社のデータ
ベース等を適宜活用して、2次情報を得る。
STEP4
想定用途毎に、バリューチェーン上の各ステークホル
ダーのニーズを調査する。
・発明者、業界の専門家、提携候補企業、エ
ンドユーザ等に対してインタビュー(直接や
電話)を行って1次情報を得る。各チーム概
ね30~40社程度にインタビュー調査を実施。
STEP5
想定用途毎に、法規制等の参入障壁を調査する。
STEP6
STEP1~5を必要に応じて反復することで、仮説の構
築・検証を繰り返し、分析の精度を高める。
STEP7
以上を基に、事業化ポテンシャル(市場規模+市場成熟度+技術開発の進度+競合優位性・知財)を評
価。推奨案(技術開発戦略+推奨パートナー+必要な資金等)を提案する。
Copyright (C) Osaka University 2013
First Look Venture Assessment とは?
 First Look Technology Assessmentに続いて以下のプロセスを実施し、大阪大学で開発中の科学技術の起業化
ポテンシャルを評価。
 英文3000-6000語で、研究開発チーム(研究代表者、大阪大学産学連携本部、およびベンチャーキャピタリス
ト)に対する推奨プランを立案。
手順
目的・マイルストン
STEP1
大阪大学で開発中の科学技術を基に起業しようとする企業(以下、企業)のビジネスモデルを構築。
STEP2
企業が製品販売を開始するまでに必要なステップを明らかにする。
STEP3
製品の売上見込みを算出する。
STEP4
企業が製品を生産・販売するためにかかるコストを算出する。
STEP5
企業のオペレーションにかかるコストを算出する。
STEP6
損益分岐点を算出する。
STEP7
損益分岐に至るまでの期間に必要となる資金の調達計画を立てる。
STEP8
上記を実行するために必要な経営チームを計画する。
STEP9
以上を基にベンチャー起業ポテンシャル(FLTAの項目+必要資本+損益分岐にかかる時間+財力+収益
の長期継続性+経営者を引き込む魅力)を評価し、推奨プランを提案する。
Copyright (C) Osaka University 2013
外部有識者による研修成果物の審査(G-TEC2013の場合)
 研修成果物は、4名(前半FTA)、6名(後半FVA)の外部有識者(ベンチャーキャピタリスト等)が審査を行った。
 アセスメント手法は、VCが行う手法と比べ妥当性があり、受講者の調査の質にも肯定的な意見が多かった。
■外部有識者(審査員)
会社名
名前
得意分野
ブリッジブックグローバル(合)
橋本 瑞彦
ナノテク、創薬、医療機器、バイオ
有限責任監査法人トーマツ
池畑 憲二郎
事業監査・コンサル
有限責任監査法人トーマツ
板倉 寛之
事業監査・コンサル、バイオ
伊藤忠商事(株)
松見 芳男
IT,ナノテク、バイオ、環境・エネ
テクノロジーシードインキュベーション(株)
佐々木 博
環境・エネ
テクノロジーシードインキュベーション(株)
成田 牧子
バイオ
(株)東京大学TLO
山本 貴史
バイオ
■主なコメント
•短時間のリサーチにも関わらず、幅広いリサーチが出来ていた。
(トーマツ:池畑)
•技術評価は、どのグループも十分にヒアリングできていたと思われる。
(東大TLO:山本)
•アセスメントに必要な項目はほぼ網羅されていた。(BG:橋本)
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受講者の属性
 参加者:延べ71人(昨年度61人)、演習参加者:延べ49人(昨年度34人)となり、共に大
幅に増加。
 テクノロジーアセスメント演習は、実務者18人、阪大教職員2人、阪大生12人という理
想的な内訳。6~7人×5チームによる活発なグループワークを展開。
テクノロジー・
アセスメント
講義聴講者
ベンチャー・
アセスメント
講義聴講者
43人
テクノロジー・
アセスメント
演習参加者
28人
テクノロジーアセスメント演習受講者の内訳
阪大生
12人
阪大
教職員
2人
民間企業
4人
TLO
3人
Copyright (C) Osaka University 2013
大学or国立
系研究所の
産学連携実
務者
7人
ベンチャー・
アセスメント
演習参加者
32人
17人
ベンチャーアセスメント演習受講者の内訳
民間
企業
2人
特許
事務所
4人
阪大生
10人
特許
事務所
1人
大学または
国立系研究
所の産学連
携実務者
2人
阪大
教職員
2人
受講者からのフィードバック
①満足度および成果の活用可能性
 受講者の満足度は高く、 受講者の88%が、「たいへん満足」または「ある程度満足」と回答した。
 研修成果の活用可能性も高く、受講者の90%が、「全体をほぼそのまま活用できる」または「部分的に活用できる」と
回答した。
受講者の満足度(回答数=43)
どちらでも
ない
12%
ある程度
満足
56%
たいへん
満足
32%
研修成果の活用可能性(回答数=34)
あまり活
用でき
ない
10%
全体をそ
のまま活
用できる
16%
部分的に活用で
きる
74%
【「全体をほぼそのまま活用できる」と回答した理由】
・まさしくそのようなビジネスフローで業務を行っているので。(企業30代・新事業企画担当者)
・本業知財業務の技術アセスメントの面からの視点を獲得できたと思う。(特許事務所40代・弁理士)
・まさに私の仕事であるため、First Look Technology Assessmentはそのまま持ち帰って自分の大学で試してみたい。
(大学20代・技術移転実務者)
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受講者からのフィードバック
②多くを学んだこと(受講者アンケート抜粋)
 グループワーク(演習)を評価する声が高く、特に阪大生が社会人から多くの学びを得ている。
 マーケットリサーチで有益なインタビューの仕方を学べたことが、良い経験につながっている。
 Strategyが理論的で明確で実務に応用できると思った、という意見もある。
所属
多くを学んだこと
公的機関40代産学連携実務者
•グループワークを集中的にやってFLTA(テクノロジーアセスメント)を論理的に行
うプロジェクトマネジメントは大変だったけど有意義だった。
TLO30代ライセンスアソシエイト
•マーケットリサーチで有益なインタビューの仕方を学べたこと。
民間企業20代R&D部門
•Strategyが理論的で明確で実務に応用できると思った。時間の無い中でのグ
ループワークが知識のブラッシュアップにつながった。ケーススタディから研究に
おける考え方について自分なりの気づきを得た。
特許事務所40代弁理士
•全体のプロセスすべて有益でした。プログラムを離れても同じことが出来るよう
になると感じています。
学生20代
•演習時に様々なバックグラウンドのメンバーと議論できたこと。
学生20代
•社会人の方とのグループワーク有益だった。仕事の姿勢や知識を間近で感じら
れたことが良かった。
学生20代
•発明者との信頼関係が非常に重要で、研究者が技術の詳細を話すことが出来
る環境を整える努力や技術評価に求められると学んだ。
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受講者からのフィードバック
③今後の行動の変化(受講者アンケート抜粋)




技術アセスメントの各ステップで何を気をつけるか、又、チームワークの最適化を意識したい、との意見がある。
弁理士からは、よりビジネスオリエンテッドな知財戦略を提示できるようになったと感じているとの意見がある。
技術移転実務者からは、市場に重きをおいた技術評価の重要性を指摘する意見がある。
阪大生からは、キャリアとして、起業することをより積極的に考えるようになった等の意見が複数見られた。
所属
今後の行動の変化
民間企業30代新事業企画
・このような技術アセスメントの進め方、特にどのステップで何に気をつけるべき
か考えること。
大学20代技術移転担当
•講義は数々の企業、関わった方々のストーリーでいっぱいで、生き生きとした
ストーリーに引き込まれるにつれ、ハーバードなどアメリカの大学でケーススタ
ディを学びビジネスを学びたいと好奇心がわいてきた。
TLO30代ライセンスアソシエイト
•これまでの仕事では、特許性や技術の段階に重きをおいた技術評価をしてい
たように思った。より市場に重きをおいて技術評価をしないと、技術移転にはつ
ながらない。
特許事務所40代弁理士
•本業においてより、ビジネスオリエンテッドな知財戦略を提示できると思う。特
に米国のライセンス関係のデータベースを活用できる範囲が広い事に驚きを感
じた。技術アセスメントのエレメントを明確に習得でき今後に活かせそうです。
大学40代企画室職員
•職場に応用できるようなチームワークの構築や、チームが最も良い環境で最
適なものを生み出すような自分を考えることができた。
学生20代
•市場のニーズにより注意を払うようになった。起業することをより積極的に考え
るようになった。自分の足りないところがはっきり見えた。
学生20代
•社会に出て製品開発のチームにコミットする予定ですが、行動・思考の幅が広
がったと思います。特に新しい知識としてIP(知的財産)の存在が大きいです。
Copyright (C) Osaka University 2013