AD Children 塚原 香西 奥田 菅野 始まりのエコツアー ~エコへ踏み出す~ 卓也 真梨乃 匡 揚祐 1.はじめに・・・ 2.エコツーリズムの効果 3.現行エコツアーの問題点 4.改善策として 5.エコツアーの提案 6.ツアー全体像とスケジュール、総費用 7.エコプロダクツ展とは? 8.エコプロダクツ展への参加 9.おわりに・・・ 参考文献 目次 1.はじめに・・・ エコツーリズムとは? 従来のエコツーリズムは豊かな生態系や原生林の残る自然 の魅力を堪能し、土地の文化や歴史を学ぶという狭義の「田 舎」を対象としたエコツーリズムが一般的である。 私たちの考えるエコツーリズムとは・・・ 環境保全や持続可能なライフスタイルに関心を持つ、非 ロハス層を対象にした都市型エコツーリズムが実現可能 であることを私たちは提案し、差別化を図りたいと思いま す。 2.エコツーリズムの効果 エコツーリズムの効果として次の3つがあげられます 1. 対象地域の自然環境・文化資源の価値が 維持されるように保全され、または向上させ る 2. 観光業に対して、新たなニーズに的確に 対応し、新たな観光需要を起こすことが 出来る 3. 地域社会に対して、住民が地域に誇りを持つこ となどにより地域振興につながる 3.1現行エコツアーの問題点 環境意識の低い人も顧客にするには・・・? 気軽に参加できないイメージがある エコツアーに関する一般市民の認識が薄い 地域振興につながらない場合が多い 3.2現行エコツアーの問題点 3.3現行エコツアーの問題点 10~20代の男女191名の学生(近畿大学生)にアンケー トをとりました エコに対して興味を持っています か? 自主的にエコに関する活動を 行ったことがありますか? 18% 26% 74% はい はい いいえ いいえ 82% 3.4現行エコツアーの問題点 10~20代の近畿大学の男女191名の学生にアンケート をとりました エコツアーについてあなたはどのよ うなイメージを持ってますか? エコツアーにかけることのできる 料金 4% 楽しそう 34% ~\10000 17% 38% ~\20000 つまらなさそう 参加しづらい 28% 79% \20001~ 4.そこで!! このツアーでは若年層を中心に、これからの地球環 境に関わってくる学生に関心を高めてもらう事を目 的とする。 自然の多い土地でのツアーではなく、あえてエコに 関わりがなさそうな都心のエコに関心を高めてもら う。 5.1エコツアーの提案 人々が集中する都心にも環境が配慮されている事を知ってもらう 関西の学生を対象 目的地を東京に設定 移動手段は夜行バス 東京ミッドタウンのように緑化事業を行っている場所を巡 る 5.2エコツアーの提案 人々が集中する都心にも環境が配慮されている事を知ってもらう 食事は地産地消の食材や無農薬野菜を使用 宿泊施設についてもISO14001を取得している エコプロダクツ展に参加してもらう 6.1ツアー全体像 6.2ツアースケジュール 日程 場所 イベント 1日目 夜 大阪発 2日目 朝 東京着 2日目 朝・昼 ミッドタウン&周辺ツアー ショッピング等 自由行動 2日目 夜 ホテル 宿泊 3日目 朝 エコプロダクツ展 学生による発表会 3日目 昼 エコプロダクツ展 ファッションショー 3日目 夜 東京発 4日目 朝 大阪着 6.3費用 項目 往復高速バス代(カーボンオフセット費 用を含む) 2日目 朝食・昼食 費用(個人) 費用(団体) \7,100 ¥6,100 各自 各自 宿泊 ¥6,000 ¥5,000 夕食代(ホテルで) ¥1,000 ¥1,000 朝食代(ホテルで) ¥500 ¥500 バス代 不明 不明 3日目 昼食 各自 各自 ¥14,600 ¥12,100 一人当たりの総費用 7.1 エコプロダクツ展とは? 「グリーン&グリーン革命!命をつなぐ力を世界へ」 日本を代表する企業や団体が集結し、生物多様性保全 の問題や資源の枯渇なども重要な話題として取り上げ、 展示・紹介する 環境に関わるビジネスパーソンや、一般消費者、環境教 育を目的とした学生などが集う展覧会(入場料無料) 学生も参加するエコ活動の発表の場 左の図は 会場内全体のものです。 持続可能な社会を実現するため に今何ができるのか、次の10年で 何をしなければならないのかを考 え、実践する場として構成してい きます。 約180000人!! 右の図はエコグッズが 購入できるブースです。 エコロジカル、フェア、安全 などのイメージを持つ「グ リーン」をテーマにした、作り 手と買い手の距離が近く、 賑やかなマルシェが広がる エリアです。 7.2エコプロダクツ展とは? エコファッション 80年代に一度流行しており、現在では高級ファッション となっており、ロンドン・ミラノなどのファッションの中心地 で特別のショーが行われるほどです 再生ペットボトルを使用した服や有害な化学物質、農薬 を使わない有機綿を素材とした服飾雑貨などがある これらの服飾雑貨を販売するPeople Treeなどがある エコファッションの紹介 8.1エコプロダクツ展への参加 学生→環境活動(研究)等の発表会 教育効果が期待される 環境就職情報の提供 8.2エコプロダクツ展への参加 エコファッションショー! 現地のエコに興味のある学生をモデルに起用し、 学生の交流の場とする オーガニック・コットンの素材や廃棄ペットボトルなどを再 生利用したエコ・ファッションショーは、フェアトレードに携 わるデザイナーや衣料メーカーにも協力してもらう 人気タレントを起用しファッションショーの最中にタレント とのエコについてのトークライブを行う エコファッションショーのイメージ図 8.3エコプロダクツ展への参加 エコファッションショーのブースを設ける 原材料などの詳しい紹介をする 学生の取り組みを紹介をする ファッションショーで紹介された服の一部を購入できる その場で携帯電話からWeb上で購入できる 9.おわりに・・・・ 以上のエコツーリズムの提案により、「田舎」以外の都会 でもエコを楽しみ、非ロハス層の若者でも環境を学ぶこと が出来ると確信します。 現在、地球環境への学習がこれまで以上に重要視される ようになり、学校などの学習機関だけでなく、肌で感じる ことの出来る学習ツールであるエコツアーはさらに重要 視され、消費需要も伸びていくと私たちは考えています。 参考文献・資料 ・吉田春生『エコツーリズムとマス・ツーリズム~現代観光の実像と課題~』 環境省編集 エコツーリズム;八重山諸島におけるツーリズム問題; http://homepage2.nifty.com/mmatu/papers/tour_problem.html ・NPOローハスクラブ『日本をロハスに変える30の方法』 講談社、2006年 (株)イースクエア『サステナブル・ブランド調査2009』2009年。 ・エコツーリズム、エコビジネスネットワーク編『新・地球環境 ビジネス』産学社、2009年、386 ~387頁。 「環境保全型ツーリズムの台頭」、足立辰雄『環境経営を学ぶ』日科技連出版社、2006年、 第7章、91~98頁。 ・オーガニックコットン レディースファッションの通販ピープル・ツリー http://www.peopletree.co.jp/ ・日本最大級の環境展示会 エコプロダクツ展2010 http://eco-pro.com/eco2010/
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