AT HOME~私たちまだまだ働けます!

少子高齢化問題
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日本は人口減少局面に入り今後50年で、
少子高齢化が急速に進む。
2050年以降は、構成比は定常(年少
8%、生産年齢51%、老年41%)となり、
以後は、この比率のまま人口の減少が
続く。
人口における高齢者比率の増加
高齢者を働く力として再認識すべきでは?
=
高齢力の活用
老後の就労に関心があるか
ある
ない
未回答
8%
18%
74%
高齢力を活かせる場所
はどこだろうか・・・
今こそ保育の現場に高齢力
• なぜなら
①子育て経験があり教育のノウハウもある!
②人生経験も豊富!!
核家族化の進行で世代間の交流が少ない現代
社会において、高齢者のもつ経験や知識を活か
せる場所こそ保育の現場なのです!!
待機児童問題
2008年
19,550人
2009年
25,384人
3割増
待機児童問題
共働き世帯の増加により、認可保育園に入
れない待機児童が増加している。
最近では不況の影響を受け、専業主婦の就
業意欲が高まっているため、今後の更な
る増加も懸念されている。
保育園の比較
認可
許可
運営形態
料金
認可外
国や自治体の許可あり
国や自治体の許可なし
市区町村、社会福祉法人
個人や民間業者
収入に応じて変化
一律定額(やや高額)
一般的な保育全般
様々な保育形態
信頼度が高い
融通が利く
その他
潜在ニーズ
• 料金の安い認可保育園
に入りたくても入れない
人達が多くいる!!
『AT HOME』とは
高齢力を利用した保育園
• 高齢者の労働力を利用することで人件費
を削減し、認可外のネックである料金の高
さをある程度緩和できる。
• 高齢者と触れ合えるということで他の施設
との差別化がはかれる。
• 託児所を通じて、保護者を含めたファミ
リー層を呼び込み、商店街活性化も期待
できる。
AT HOMEの特徴
• 駅前商店街に設置
• 対象は1歳から未就学児
→高齢者と子供のふれあいを大切にする
• 無認可だが料金が比較的安い
→高齢力を活用し無認可ながらリーズナブ
ル
AT HOMEの概要
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運用形態:社会福祉法人
運営日:不定休
運営時間:8時~20時まで
収容人数:最大10人まで
従業員数:保育士(パート)8人
高齢者1日3人(有資格者ならなお良い)
※高齢者とは定年後で元気な人
子育て経験がある人(男女不問)
児童施設に高齢の従事者が
いることについてどう思うか
どうも思わない
賛成である
反対である
賛成意見
• 幼いころに様々な人と触れ合える
→人間関係構築
• 料金が安ければ良い
• 親にも教えてもらえないことも教えてもらえ
る
• 高齢者のためにもよいと思う
反対意見
①幼いころに触れ合う人なので、保育、教育
をしっかり持っている人がいい。
②高齢者にも色々な人がいるのでむずかし
いのではないか
高齢者は保育・教育経験が
あり、面接の通過者を採用!
• AT HOMEの理念は
未来を担う子供たち
子供を思う親たち
まだまだ働きたい高齢者の
方々
あらゆる世代を応援する施設で
あることです!
参考文献
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群馬県ホームページ http://www.pref.gunma.jp/
高崎市市役所ホームページ http://www.city.takasaki.gunma.jp/
バンビのおうち保育園 http://idea-ep.com/banbi/anshin.html
託児ルームゆうび http://nttbj.itp.ne.jp/0273241188/index.html
厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku01/index.html
東京都福祉保健所
– http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/hoiku/n.hoikusyo/syo
sai/index.html
– これでいいのか少子化対策 増田 雅暢 2008年2月 ミネルヴァ書房
– 教育が日本をひらく 安西 祐一郎著 2008年9月 慶應義塾大学出版会
– 保育所保育指針幼稚園教育要領 2008年5月 ミネルヴァ書房
– 少子化する高齢社会 金子 勇 2006年 NHKブックス
ご清聴ありがとう
ございました。
高崎経済大学加藤健太ゼミ チーム佐野一同