薬局実習で学んだこと 1 ドラッグストアレモン大府半月店 愛知学院大学 5年 浅田奈美 学校薬剤師 2 学校薬剤師の仕事 ● 学校保健計画及び学校安全計画の立案に参与すること。 ● 環境衛生検査に従事すること。 ● 学校の環境衛生の維持及び改善に関し、必要な指導及び 助言を行うこと。 ● 健康相談に従事すること。 ● 保健指導に従事すること。 ● 学校において使用する医薬品、毒物、劇物並びに保健管 理に必要な用具及び材料の管理に関し必要な指導及び助 言を行い、及びこれらのものについて必要に応じ試験、 検査又は鑑定を行うこと。 ● その他、必要に応じて学校における保健管理に関する専 門的事項に関する技術及び指導に従事すること。 3 学校環境衛生 ①教室等の環境に係る学校環境衛生基準 (換気及び保温等、採光及び照明、騒音) ②飲料水等の水質及び施設・設備に係る学校環境衛生基準 (水質、施設・設備) ③学校の清潔、ネズミ、衛生害虫等及び教室等の備品の 管理に係る学校環境衛生基準 (学校の清潔、ネズミ・生害虫等、教室等の備品の管理) ④水泳プールに係る学校環境衛生基準 (水質、施設・設備の衛生状態) ⑤日常における衛生管理に係る学校環境衛生基準 (教室等の環境、飲料水等の水質及び施設・設備 学校の清潔及びネズミ・衛生害虫等、水泳プールの管理) ⑥雑則(臨時検査) 4 学校環境衛生 ①教室等の環境に係る学校環境衛生基準 (換気及び保温等、採光及び照明、騒音) ②飲料水等の水質及び施設・設備に係る学校環境衛生基準 (水質、施設・設備) ③学校の清潔、ネズミ、衛生害虫等及び教室等の備品の <目的> 管理に係る学校環境衛生基準 ●健康保持増進を図る ④水泳プールに係る学校環境衛生基準 ●学習能率の向上を図る (水質、施設・設備の衛生状態) ●情操の陶治を図る (学校の清潔、ネズミ・生害虫等、教室等の備品の管理) ⑤日常における衛生管理に係る学校環境衛生基準 (教室等の環境、飲料水等の水質及び施設・設備 学校の清潔及びネズミ・衛生害虫等、水泳プールの管理) ⑥雑則(臨時検査) 5 教室の環境衛生 <換気及び保温等> 換気(二酸化炭素) 温度 相対湿度 浮遊粉じん 気流 一酸化炭素 二酸化窒素 揮発性有機化合物 ダニ又はアレルゲン <彩光及び照明> 照度 まぶしさ <騒音> 騒音レベル 6 換気及び保温等の基準値 ●換気(二酸化炭素) →1500ppm以下 ●温度 →10度以上30度以下 ●相対湿度 →30%以上80%以下 ●浮遊粉塵 →0.10㎎/㎥以下 ●気流 →0.5m/秒以下 <影響> ◎集中力の低下 ◎眠気の誘発 ◎他の汚染物質の増加 ◎人体への生理的負担 (手足の冷えなど) ◎呼吸器への影響 など 対策 ●一酸化窒素 →10ppm以下 ・定期的に換気をする 7 彩光及び照明・騒音 ●照度(9か所で測定) <影響> ・教室、黒板;500ルクス (下限値300ルクス) ・最大照度と最少照度の比が 10:1を超えない ◎目への負担 (視力の低下) ◎黒板の字が見えにくい ◎授業の妨害 (講義の内容が聞こえない) ●まぶしさ ・光の反射 ●騒音 ・50デシベル以下 (窓閉鎖時) ・55デシベル以下 (窓開放時) など 対策 ・カーテンを閉める ・窓を閉める など 8 その他に行った検査 ●水質検査 ・味 ・臭気 ・色度 ・濁度 ・遊離残留塩素 ●学校給食の衛生管理 ・食器洗浄検査 (パプリカ法・ヨード法) 9 実習を通して学んだ・感じたこと ・地域における薬局薬剤師の役割 (学校薬剤師会、漢方薬局実習など) ・薬薬連携の重要性 (在宅医療、服薬指導など) ・情報収集の難しさと情報管理の重要性 (服薬指導、薬歴、アンケートなど) ・患者さんと触れ合うことの楽しさ (在宅医療、服薬指導、ドラッグ業務など) 10 理想の薬剤師像 ●地域の方に必要とされる存在である 何か困ったときや気になることがある時に、 “相談したい”“話したい”と思えるような存在でありたい。 ●思いやり気持ちを忘れない 相手の話をよく聞き、相手の気持ちや体調などを考えて 対応する。 ●常に向上心を忘れない 患者さんやお客様の求める情報を正確に的確に提供 できるように、様々なことにアンテナを張って、対応できる 準備をする。 11 謝辞 本実習に際し、熱心かつ丁寧な語指導を承りまし た加藤薬局長、小島先生をはじめとするレモン調剤 薬局の皆様、また、西知多薬剤師会の先生の皆様 に深く感謝いたします。今回の経験を活かし、今後 の進路、勉学での励みにしていきたいと思います。 大変お忙しい中、ありがとうございました。 12 ご清聴ありがとうございました。 13
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